土木学会論文集B3(海洋開発)
Online ISSN : 2185-4688
ISSN-L : 2185-4688
67 巻 , 1 号
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和文論文
  • 中村 友昭, 小竹 康夫, 松村 章子, 水谷 法美
    2011 年 67 巻 1 号 p. 1-11
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/12/20
    ジャーナル フリー
     流体・構造連成数値計算モデルにより起伏式天端を有する津波・高潮減災構造物の解析を行い,本モデルの妥当性と有用性の検討を行うとともに,起伏式天端の起伏メカニズムと波浪エネルギーの減衰メカニズムを考究した.その結果,構造物周辺の波浪場や起伏式天端の起伏挙動にとって,構造物天端の隙間における流体の出入りのしやすさと起伏式天端の起立角の関係が重要なパラメータであり,それを水理実験と数値計算で完全に一致させる必要があることを明らかにした.さらに,起伏式天端は遊水部に閉じ込められた空気とその後の水塊の作用により起立する現象が確認できたことから本構造物にとって空気が重要な役割を果たしていること,起伏式天端の周辺に生じる渦と起伏式天端の起伏運動により効率的なエネルギー消散が生じることを明らかにした.
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