場所的に不均一な強さをもつR.F.電場によって生じる準ポテンシャルに起因する駆動力 (Ponderomotive Force) を利用した陽光柱プラズマの集束に関する実験がおこなわれた。R.F.電場の広い周波数領域 (10KHz~10MHz) にわたってプラズマ柱が集束するのが, 光学的観測と探針測定の両方から確かめられた。プラズマ境界付近のイオン密度 (あるいは電子) がR.F.電場により約1/10に減少し, 中心部が約1.4倍に増加していることが判明した。これらの実験結果は計算から予測される集束と定性的に一致している。
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