巻号一覧
48 巻, 429 号
選択された号の論文の17件中1～17を表示しています
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棚沢 一郎1982 年 48 巻 429 号 p. 835-843
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (1236K) -
村田 暹, 三宅 裕, 板東 潔, 梶島 岳夫1982 年 48 巻 429 号 p. 844-851
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー遠心羽根車の羽根形状を,子午断面流路形状を定めたものとして準三次元流れとして決定する方法を示す.流面の曲り,部分羽根車の流路高さ,流体の圧縮性を同時に考慮する最も一般的な場合を扱い,羽根は薄いものとして羽根中心線上に線うず,線吹出しを置いて流れを表す方法を用いた.又,羽根形状に対する羽根面上速度分布,羽根面負荷の大きさ,流体の圧縮性の影響などを数値計算例によって示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (864K) -
大島 信徳1982 年 48 巻 429 号 p. 852-860
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー分散した球による,遅い流水の抵抗を理論的に算定した.多体問題の困難さはセルモデルの方法を用いて解決した.ここでは,自完形のセルモデルを用いた.セル表面での接続条件を吟味し,新しい接続条件を提案した.ただし,計算に必要な有効粘性係数は単純セルモデルを用いた.計算結果は極めて良好で,球充てん層の透水係数の実験値をほぼ完全に予測することができる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (946K) -
村田 暹, 三宅 裕, 津川 卓司1982 年 48 巻 429 号 p. 861-869
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー新しい形の低落差水力タービンとしての実用化を目的として高速形横流タービンの特性解析を行った.解析には二つの理論モデルを用いたが,いずれも妥当な結果が得られ,特性に対する羽根車の形状,寸法の影響のほか羽根取付け角,翼形,レイノルズ数の影響などがわかった.又,翼の流体力を調べて水力効率曲線の成り立ちを説明した.さらに,羽根車諸元の選定のためのチャートを作製し,設計資料を示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (970K) -
伊藤 英覚, 中島 俊一, 門野 浅雄, 新田 実1982 年 48 巻 429 号 p. 870-879
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー無限に広い静止流体中で回転するなめらかな円板について,境界層内の速度分布に対数法則を仮定して,乱流のモーメント係数の理論式を導いた.つぎに円板の厚み比を三とおりに変えて,モーメント係数を広範囲のレイノルズ数にわたって測定し,これを厚さ0の理想円板のモーメント係数に外挿することにより,乱流および遷移領域のモーメント係数の実験式を導いた.実験にはトリップタイヤを設けた場合も含まれている.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1173K) -
大坂 英雄, 山田 英巳, 中村 育雄, 影山 芳郎, 八幡 森作1982 年 48 巻 429 号 p. 880-887
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー壁面から数種の距離の位置に二次元円柱をそう入した場合の平面壁面噴流を取扱っている.かく乱の導入による平均流構造の変化と非かく乱の状態への回復,及び円柱に働く流体力を実験的に調べた.この結果,円柱そう入高さにより各平均流分布が受ける変化,非かく乱流への回復過程が異なることがわかった.yc/d=0.8のとき最大速度と半値幅の変化が最も大きく,回復は最も遅い.yc/d=1.2のとき抗力係数は最大,揚力係数は最小となる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (985K) -
大坂 英雄, 山田 英巳, 中村 育雄, 影山 芳郎, 八幡 森作, 石田 信之1982 年 48 巻 429 号 p. 888-895
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー前報に引き続き,円柱かく乱をそう入した場合の平面壁面噴流の乱流構造の変化と非かく乱流の状態への回復について,実験的に調べている.この結果,各乱れ強さ及びレイノルズ応力分布は円柱かく乱の影響を大きく受け,その分布の変化及び回復過程はyc/dの値により異なる.x/d=150断面では各乱流量の分布は相似となるが,非かく乱の結果とやや異なる.相関,スペクトル及び予測法のパラメータはかく乱の影響を受け変化する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (984K) -
菊山 功嗣, 村上 光清, 西堀 賢司, 吉本 篤司1982 年 48 巻 429 号 p. 896-903
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー軸回りに回転している直管内に未発達の流れを導き,境界層を速やかに遷移させた後の乱流境界層に対して時間平均速度およびレイノルズ応力を測定し,管回転の影響を明らかにした.管の回転により,入口直後では速度分布の急激な周方向ひずみが生じて乱れが増大するが,下流では旋回流にもとづく遠心力の作用で逆に乱れは静止管よりも抑制される.この乱れのめやすとなる混合距離はリチャードソン数を用いてよく表すことができる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1005K) -
長谷川 英治1982 年 48 巻 429 号 p. 904-910
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー水平な壁に囲まれた界面をなして接する2種類の液体層が鉛直方向に振動させられたとき界面に生ずる波について理論的に調べた.上の層は粘性流体とし,下の層は完全流体とした.波の振幅を支配する方程式はマシュー形となる.加振振動数の半分の振動数の波が励起されやすい.しかし,波を励起するには加振力が臨界値を超える必要がある.安定曲線,限界条件,波の成長率などを通じ,系に発生する波立ちの現象を明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (807K) -
鳥住 保博, 平山 直道, 前田 稔幸1982 年 48 巻 429 号 p. 911-918
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー規定外圧力比域におけるオリフィス高速流動特性を流量計測の立場から実験的に調べた.その結果をふまえ,理論を実際の工業上への使用に供するための方法を導いている.主な結果は(1)JIS,ASME規格値の適用圧力比限界とその精度について明らかにしたこと,(2)本理論によれば限界レイノルズ数域で臨海圧力比以下の流れも含め約±1%の精度で流量を予測できる,ことである.実際の計測に用いる資料として数表も提示している.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1011K) -
橋本 弘之, 松谷 保1982 年 48 巻 429 号 p. 919-926
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーうず室内の気液二相旋回流における環状液体領域の幅,分離効率,液体滞留時間などの気液遠心分離特性とうず室に供給される液体流量との関係を実験によって定量的に明らかにした.また,環状の気体排出口を上部壁に設置することによって,比較的小さい供給液体量で大きな旋回液流領域を形成することができ,うず室全効率も大きくなることを明らかにした,うず室の液体力学的性能を総合的に検討した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1055K) -
山口 惇, 高部 哲男1982 年 48 巻 429 号 p. 927-933
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー透明樹脂製のポンプのキャビテーション状況を観察し,シリンダ圧力を測定した.キャビテーションは閉じ込みに関連するのと,関連しないのとに分けられ,前者は弁板の設計により発生を避け得ること,後者では流路面積の縮小拡大部のはく離層中に生じるのが中心となること,衝撃圧発生に対応するシリンダ内最低圧は,10kPa以下となること,などを明らかにした.また,水・グリコール溶液についても実験した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1367K) -
斎藤 彬夫, 宇高 義郎, 槌尾 武久, 片山 功蔵1982 年 48 巻 429 号 p. 934-942
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー周期日射変動時の平板形集熱器の過渡特性を検討するため,熱容量分散形のモデルを提示し,基礎式を誘導した.差分法により,基礎式を数値計算した結果は,従来の計算法に比べて実験結果とより良好な一致を示し,モデルの有効性が確かめられた.次に,より一般的・広範囲な集熱器の特性を論じるため,基礎式を無次元化し,集熱器出口水温変動に影響を及ぼす11個の無次元量を明らかにし,その影響を論じ要約した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1020K) -
土方 邦夫, 森 康夫, 高橋 由起夫1982 年 48 巻 429 号 p. 943-951
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー水銀-窒素二相気ほう流中を伝ぱする衝撃波につき研究を行い,衝撃波が気液等速,気体の断熱変化の条件で伝ぱすること,その立ち上り時間は水-窒素二相流と同様気ほうの膨張収縮運動により定まることを明らかにした.さらに磁場を付与して同様の研究を行い,電気絶縁壁を用いた場合には磁場強さの影響を受けないが,導電壁を用いた場合磁束密度の増加とともに衝撃波速度が減少することを示し,その原因を理論的に明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1138K) -
青木 和夫, 片山 功蔵, 林 勇二郎1982 年 48 巻 429 号 p. 952-961
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー本論文は,霜層の成長過程(霜柱発生期,霜層成長期,霜層成熟期)の最終段階である霜層成熟期の過程を取扱ったものであり,水分の浸透・凝固をともなうこの過程は,浸透形式により二つの成長パターンに大別され,着霜速度の大小により関係づけられた.また,水分の浸透・凝固の位置は,表面での水分保持量と霜層内の熱流束とにより整理され,霜層はこの位置を境界として,多孔質層と氷層が存在する構造として把握された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1471K) -
矢野 利明, 伊藤 献一1982 年 48 巻 429 号 p. 962-971
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーホルムアルデヒドの生成におよぼすガス温度および滞留時間の影響を素反応速度論的に検討した.一定温度における未燃メタノールの酸化実験と対応させ,本スキームの妥当性を検証した.その結果,NOを含むN系の反応は,メタノールの酸化およびホルムアルデヒドの生成におよぼす影響の大きいことが示された.ホルムアルデヒドの生成は,900～950K,滞留時間が5～10msにおいて最大となることが明らかとなった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1212K) -
酒井 幸夫, 辻 廣1982 年 48 巻 429 号 p. 972-978
発行日: 1982/05/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー大気開放のもとで明らかになった拡散火炎形マトリックスバーナの良好な燃焼特性がどの程度の小さな燃焼室容積まで保持されるかその限界を明らかにすることを目的にして実験を行った.バーナ表面と熱交換器底面との間隔(L)を変化させることによって燃焼室容積をかえたが,Lが10mm程度あれば大気開放の場合とほぼ同じように良好な燃焼特性と排気特性が得られることが明らかになり,燃焼室容積を極めて小さくできることがわかった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1167K)
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