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作業療法の実践と科学
Online ISSN : 2433-8451
Print ISSN : 2434-5806
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巻号一覧
6 巻 (2024)
1 号 p. 1-
5 巻 (2023)
4 号 p. 79-
3 号 p. 45-
2 号 p. 24-
1 号 p. 1-
4 巻 (2022)
4 号 p. 61-
3 号 p. 39-
2 号 p. 24-
1 号 p. 1-
3 巻 (2021)
4 号 p. 74-
3 号 p. 47-
2 号 p. 21-
1 号 p. 1-
2 巻 (2020)
4 号 p. 61-
3 号 p. 40-
2 号 p. 23-
1 号 p. 1-
1 巻 (2019)
4 号 p. 57-
3 号 p. 44-
2 号 p. 23-
1 号 p. 1-
5 巻, 4 号
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作業療法士のウェルビーイング向上のために
秋山 美紀, 前野 隆司
2023 年 5 巻 4 号 p. 79-85
発行日: 2023/11/30
公開日: 2023/11/30
DOI
https://doi.org/10.32151/psot.5.4_79
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対人援助職である作業療法士は,支援の対象者のウェルビーイングを向上させるために日々,努力している.では自身のウェルビーイングはどうであろうか.本稿では,自身のウェルビーイング向上のための柱となる,幸せの4因子について解説し,4因子の培いやバーンアウト対応には,セルフ・コンパッションが必要であることを述べ,セルフ・コンパッションを高める技法についても言及する.作業療法士がセルフケアをすることが,対象者への質の高い支援につながると思われる.
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(650K)
医療機関におけるスプリント療法導入の現状と導入への問題点
2020年に行った岡山県・広島県での質問紙調査より
藤井 裕康, 坂本 暁良, 出羽 来以, 三田 隆之, 三宅 優紀
2023 年 5 巻 4 号 p. 86-97
発行日: 2023/11/30
公開日: 2023/11/30
DOI
https://doi.org/10.32151/psot.5.4_86
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スプリントは手外科,中枢性疾患や内科疾患など幅広く使用されるが,各施設の技術差や,採算性が合わない等の問題点が指摘されている.本調査目的はスプリント療法導入の現状と,導入に対する問題点を示すことである.調査方法は岡山・広島県医療機関253施設に,無記名の自己記入式質問紙による郵送調査法にて実施した.有効回答数117施設中,80施設が未導入であり,導入への問題点は人的資源や,採算性等の経済的評価,教育機会の少なさ,医師の影響や義肢装具士の介入,皮膚障害の医療安全の問題が示唆された.導入率向上へ技術指導等の研修会開催や費用を抑える方法,皮膚障害を予防するチェック体制の構築が必要と考えた.
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(1835K)
精神障害領域における作業療法士の役割に関する重要度評価の自職種・他職種の比較と関連因子の検討
大類 淳矢, 濵田 実瑠, 北田 有沙, 東江 薫, 藤田 周平, 大石 未来, 生水 智子
2023 年 5 巻 4 号 p. 98-110
発行日: 2023/11/30
公開日: 2023/11/30
DOI
https://doi.org/10.32151/psot.5.4_98
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多職種連携の実践のためには,他職種が自職種に対して持つ役割認識を知ることが必要である.本研究では作業療法士の役割に関する重要度評価の自職種と他職種の違いを明らかにし、関連する要因を検討することを目的とした.他職種が持つ作業療法士の役割に関する重要度評価は作業療法士自身の評価よりも有意に低く,作業療法士との交流時間との間に関連が認められ,自由記述内容からも作業療法士との交流の有無が影響していることが示唆された.よりよい連携のためには,専門性の背景の違いや臨床での交流機会が影響を与えている可能性を考慮し,フォーマルな場面のみならずインフォーマルな場面での交流も重要であると考えられた.
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(1516K)
作業療法を拒否するクライエントの作業の可能化
マズローの欲求段階の視点から
坂本 勇太, 齋藤 駿太
2023 年 5 巻 4 号 p. 111-117
発行日: 2023/11/30
公開日: 2023/11/30
DOI
https://doi.org/10.32151/psot.5.4_111
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クライエント(以下,CL)中心の作業療法(以下,OT)を実践するためにCLとの協業が必須であるが,CLがOTに拒否的な態度を示すこともある.今回,入院により主婦の役割を剥奪され,OTを拒否する高齢女性のA氏を担当した.A氏はマズローの欲求段階による評価から安全欲求が不足していたため,趣味である音楽鑑賞により欲求の充足を行い,CL中心の可能化のカナダモデル(以下,CMCE)を用いて介入した結果,A氏の必要な作業である「炊事」の可能化に至った.OTを拒否するCLの作業を可能化するためには,CLの欲求段階を踏まえた上でCMCEを用いた介入が有用であることが示唆された.
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