IATSS Review(国際交通安全学会誌)
Online ISSN : 2433-4537
Print ISSN : 0386-1104
43 巻 , 2 号
離島の生活を豊かにする交通
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
論壇
特集:離島の生活を豊かにする交通
特集にあたって
紹介
報告
  • 小林 誠
    2018 年 43 巻 2 号 p. 81-87
    発行日: 2018/10/31
    公開日: 2018/11/01
    ジャーナル フリー
    離島はわが国の領域、排他的経済水域等の保全、海洋資源の利用、多様な文化の継承、自然環境の保全等、重要な役割を担っている一方、四方を海等に囲まれ、人口減少が長期にわたり継続、生活に必要な物資等の輸送費用が他の地域に比べて多額となっているなど、他の地域と比較して厳しい自然的社会的条件にある。こうしたことを踏まえ、政府は離島振興法などの法律を制定するとともに、離島振興に必要となるさまざまな施策を講じている。資源エネルギー庁においては、離島における重要な移動手段となる自動車用燃料等、生活に必要不可欠な物資である石油製品の安定的な供給かつ低廉化を図る取り組みを行っている。
論説
  • 荒谷 太郎, 宮崎 恵子
    2018 年 43 巻 2 号 p. 88-95
    発行日: 2018/10/31
    公開日: 2018/11/01
    ジャーナル フリー
    離島の多くは高齢化が進んでおり、本土にある病院等に行く場合には、路線バスと船を乗り継いで行く利用者も多い。これまで離島航路利用者の移動負担感を、歩行速度や乗換行動等を調査することで、簡便かつ定量的に把握できる一般化時間による評価を行ってきた。しかし、取得した結果が調査した離島の特有の結果なのか、他の離島航路にも展開可能なのか、評価ができていなかった。そこで本研究では、一般化時間の算出に必要な「等価時間係数」「心理的負担時間」を他の離島で調査し、居住場所による違いがあるのかを明らかにした。
論説
報告
  • 鈴木 高宏
    2018 年 43 巻 2 号 p. 104-113
    発行日: 2018/10/31
    公開日: 2018/11/01
    ジャーナル フリー
    長崎県は、わが国で最も多くの離島を有する都道府県であるが、その主要な離島地域の一つである五島列島地域において、その活性化と地域新産業の創出とを目指し、EV(電気自動車)とITS(高度交通システム)とを導入、統合連携および実装を行う長崎EV&ITSプロジェクトが、2009年から5年間のプロジェクトとして実施された。本稿では、同プロジェクトの企画立案、推進の要点とそれによる成果の概要、その後の同地域における展開について述べるとともに、このような先進技術の社会実装と地域活性化に向けての方策について提言する。
報告
  • 中野 公彦
    2018 年 43 巻 2 号 p. 114-118
    発行日: 2018/10/31
    公開日: 2018/11/01
    ジャーナル フリー
    都市モノレールを除いて、鉄道輸送のない沖縄県においては、バスが公共交通の主体である。しかし、乗用車の利用も多く、バス事業者の経営は楽ではない。自動運転によるバス運行は、運営コストを下げることが可能であり、さらに安全性向上、高頻度化等によるバス輸送サービスの質の向上が期待できる。そのような背景から、2017年に沖縄本島および石垣島で自動運転バスの実証実験が行われた。本稿は、その中の沖縄本島で行われた実験2件(南城市および宜野湾市・北中城村)と石垣島で行われた1件を紹介する。
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