精密工学会学術講演会講演論文集
2005年度精密工学会秋季大会
選択された号の論文の638件中301~350を表示しています
モノづくりにおける最適化手法の活用(1)
モノづくりにおける最適化手法の活用(2)
生産システムのエンジニアリング(1)
生産システムのエンジニアリング(2)
生産システムのエンジニアリング(3)
作業者配慮型生産支援環境(1)
作業者配慮型生産支援環境(2)
  • 中村 尚史
    セッションID: H67
    発行日: 2005/09/15
    公開日: 2006/04/18
    会議録・要旨集 フリー
    マニピュレータは,今までは主に工場の溶接ロボットなどのように,周囲の環境が決まっており,また作業とそれを実現する軌道が決まっていた場合に用いられてきた.しかし,近年は深海探査や災害救助活動,原子炉解体作業に伴う放射能測定作業等,人が直接介在できないところや周囲の環境が動的に変化し,またそれに伴って作業や軌道が変化する状況下での作業でもマニピュレータの導入が進んでいる.しかし,現在は一般的にこれらマニピュレータを人がジョイスティック等を用いて直接操作しており,変化する環境に対応して干渉回避等の高度な作業をするためにはジョイスティック操作者の熟練が必要とされる.したがって,簡単な指示でマニピュレータに高度な作業をさせることができるシステムの開発が望まれている.そこで,本研究では非熟練操作者が障害物回避やマニピュレータの可動範囲等の高度な事柄を意識することなく,簡単な指示で目的の動作をさせることができるマニピュレータの動作計画を作成することを目的とする.
  • 北島 功朗, 小谷 慎二郎, 土田 裕之, 中崎 隆夫
    セッションID: H68
    発行日: 2005/09/15
    公開日: 2006/04/18
    会議録・要旨集 フリー
    製品の小型化/多様化/ローコスト化が進むなか、構造/工法/設備一体となったものづくりの取り組みがますます重要になってきている。今回の発表では、センサモジュール組立ライン構築で、自動化ネック工程の1つであったシールド組立工程の自動化について紹介する。従来のフレキシブル基板によるシールド構造を、絶縁電線を巻きつける構造とし、巻線とレーザ加工(被覆剥き/半田付)技術を用いて、効率的な自動化を実現した。
  • 押しボタンスイッチの検証
    山根 尚人, 木村 文彦
    セッションID: H69
    発行日: 2005/09/15
    公開日: 2006/04/18
    会議録・要旨集 フリー
    機構の設計において、設計期間の短縮や開発コストの低減のためには、設計の初期段階において計算機上で機構の挙動を予測することが重要である。しかしヒューマンインターフェースなどの設計において実際の感触が重要となるが、これを計算機上で確認する手法が現在確立していないない。本研究では機構の挙動を力覚で表示する手法の開発を行う。
循環生産のためのライフサイクルエンジニアリング(1)
循環生産のためのライフサイクルエンジニアリング(2)
設計とサービス工学
  • 下村 芳樹
    セッションID: I05
    発行日: 2005/09/15
    公開日: 2006/04/18
    会議録・要旨集 フリー
    Service Engineering is a new engineering idea which aims at increasing service and knowledge contents of added values generated in product life cycle. In this report, firstly, we clarify why service should be discussed and argue that intensifying service contents is crucial not only for arriving at environmentally conscious design and manufacturing but also for creating more added values in future advanced societies. Secondly, we introduce essential concepts of service engineering that is required to intensify service contents. Furthermore, we discuss about relation between service development and traditional design issues.
  • 李 忠星, 木村 文彦
    セッションID: I06
    発行日: 2005/09/15
    公開日: 2006/04/18
    会議録・要旨集 フリー
    プロダクトの機械運動を解析するために,部品間の幾何拘束にすきまがないノーマルの状態で機構解析を行う.しかし,実際のプロダクトを構成している部品には加工による形状の誤差がある.その誤差によって部品間の幾何拘束にすきまが存在し,プロダクトには不測の挙動が起こる.本研究では不測の挙動をズレ・ガタで前提しする.ズレ·ガタの挙動を定義し,幾何拘束の種類に対してズレ·ガタのモデルを設定する.設定したモデルを用いて,組立品のズレ·ガタの挙動を解析する手法を提案し,支援システムを構築する.
  • サービス設計手法によるサービス改善の実事例
    吉光 陽平, 下村 芳樹, 坂尾 知彦, 渡辺 健太郎, 原 辰則, 新井 民夫
    セッションID: I07
    発行日: 2005/09/15
    公開日: 2006/04/18
    会議録・要旨集 フリー
    著者らはサービスを工学的な観点から取り扱うサービス工学研究を行っており,これまでにサービスモデリングの手法,及びサービスの評価手法の提案を行ってきた。本報では、サービスCADのプロトタイプであるService Explorerを用い,実際にイタリア,Abruzzo地区のホテルサービスを題材とするケーススタディにより,著者らが提案するサービスのモデリング手法,及び評価手法の実用性を検証した事例を紹介する。加えて、事例検証を通じて明らかになった提案手法の有効性と今後の課題に関する議論を行う。
  • サービスCADシステムの具体構成案
    原 辰徳, 下村 芳樹, 新井 民夫
    セッションID: I08
    発行日: 2005/09/15
    公開日: 2006/04/18
    会議録・要旨集 フリー
     著者らは製品の高付加価化を実現する要素としてサービスに着目し、サービスの設計·開発·生産のための工学的な手法を提供するサービス工学研究を進めている。その中で、サービスの設計支援システムであるサービスCADシステムの構築を目指し、Service Explorerと呼ぶプロトタイプをこれまでに開発している。本報では、サービスCADシステムに対する要求仕様を設計支援の観点を中心に再度整理し、本プロトタイプの具体構成案を再考にするとともに、今後の開発展望について述べる。
  • 創造的サービス設計支援のための推論機構
    後藤 洋平, 森本 憲悟, 原 辰徳, 下村 芳樹, 新井 民夫
    セッションID: I09
    発行日: 2005/09/15
    公開日: 2006/04/18
    会議録・要旨集 フリー
    著者らはこれまでに、計算機によるサービスの設計支援ツールであるサービスCADの提案を行ってきた。本報では予め蓄積された設計知識に対して類推を行なうことにより、設計中のサービスを改善するための知識としての柔軟な再利用を実現し、設計者による新たな設計解の導出を支援する推論機構の仕様を整理する。このために、Universal Abduction Studioと呼ばれる知識操作の枠組みを利用するが、現行のサービスCADで用いている知識記述形式そのままではこの枠組みを適用するに十分な記述能力を有していないため、特に機能構造の記述形式に注目し、その記述能力の拡張を行う。
エコマシニング技術(1)
  • ピンポイント油剤供給法の効果
    神 雅彦, 杉原 芳和, 金井 秀生, 佐々木 政彰, 村川 正夫
    セッションID: I13
    発行日: 2005/09/15
    公開日: 2006/04/18
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では,切削油剤使用量を低減する切削法として,10ml/h程度の極微少量油剤を切削点のみに点滴供給する方法(PPL法)を検討した.超硬ボールエンドミルを用い被削材S50Cに対する切削実験を実施した結果,PPL法により,工具寿命が従来のミスト潤滑法と比較して向上するなどの効果を明らかにした.さらに,PPL法によると,周囲への切削油剤の飛散が少なく,従来のミスト潤滑法に比べてよりクリーンな加工が実現できることを明らかにした.
  • チュービングディスペンサの適用
    鈴木 康夫, 酒井 克彦, 脇田 裕之, 新牧 幸司
    セッションID: I14
    発行日: 2005/09/15
    公開日: 2006/04/18
    会議録・要旨集 フリー
    環境対応切削技術として霧状の油剤を大量の空気と共に切削点に噴霧するミスト潤滑が注目されている.しかしこの方式では切削点に供給される正味の油量が少なく大部分の油が飛散するため、工作機械内部の汚染や作業者の健康被害の原因になる可能性がある.そこで本研究では、切削の潤滑に必要な油剤を液のまま切削点に供給する極微量潤滑切削を提案している.本報告ではチュービングポンプを用いた油剤供給装置を作製し切削性能を実験的に検証した結果、油剤が従来と比較してより連続的に供給され、各種性能が向上することがわかった.
  • 静 弘生, 鈴木 康夫, 酒井 克彦
    セッションID: I15
    発行日: 2005/09/15
    公開日: 2006/04/18
    会議録・要旨集 フリー
    切削液をまったく使用しないドライ加工では冷却要素が欠如するために,工具寿命の著しい低下を招いてしまう.そこで,窒素ガスを用いた雰囲気下で加工を行うことによって,工具の発熱プロセスのひとつである酸化熱を抑制し温度低減,工具寿命の増加が期待できる.これまでの研究では切削条件が厳しくなるほど窒素による効果が確認出来ている.このことより,今回は高速領域となる切削条件での窒素切削に着目し研究を行った.
  • 穴あけへの適用
    鈴木 康夫, 酒井 克彦, 小宮山 哲司
    セッションID: I16
    発行日: 2005/09/15
    公開日: 2006/04/18
    会議録・要旨集 フリー
    環境対応切削法としてMQL法が注目されているが,現状でその大半を占めるミスト切削では供給した油剤の切削点に届く割合が低く,多くが工作機械の汚れや作業環境の悪化の原因となっている.そこで水に界面活性剤を添加し泡状にした切削液を考案し,これまでに旋削に使用した場合の有効性を確認した.今回は,泡状切削液の粘性に注目してドリルによる穴あけ加工に適用し,ウェット加工,ミスト加工と比較した結果を報告する.
エコマシニング技術(2)
エコマシニング技術(3)
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