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日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
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日本文化人類学会研究大会発表要旨集
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個人発表
生活保護ケースワーカーの仕事(その2)
ー健康で文化的な最低限度の生活とはー
常数 英昭
セッションID: J-12
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.305.0
会議録・要旨集
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発表者は本学会第41回大会(2007年度)にて「生活保護ケースワーカーの仕事-社会福祉分野と人類学の関係ー」の発表を行った。本発表はそれに引き続き、発表者自身の福祉事務所生活保護ケースワーカー及びスーパーバイザーとしての勤務歴から、「健康で文化的な最低限度の生活」の水準について論じる。
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(14K)
病い、苦悩、道徳
生命倫理の人類学的研究序論
岩佐 光広
セッションID: J-20
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.306.0
会議録・要旨集
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本発表は、医療人類学者アーサー・クラインマンの理論的変遷を追うことで、医療人類学における生命倫理研究の重要性を明らかにする。その重要性は、既存の生命倫理学に対する医療人類学的批判と、医療人類学の知見に根ざした新たな生命倫理の探求という二つの作業が対応する。クラインマンの理論的変遷を踏まえ、その中で試みられたこれらの作業を検討することで、生命倫理という医療人類学の新たなテーマを模索してみたい。
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医療者の抵抗、患者の抵抗
―北部タイ・HIV/AIDS感染者をめぐる治療/生活空間からの一考察―
日野 智豪
セッションID: J-21
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.307.0
会議録・要旨集
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本発表は近代医療に枠のなかで未だ解明されていないHIV/AIDSに光をあて、北部タイ・チェンマイ県周辺を事例に抗HIVウィルス薬(ARV)普及以降の治療空間、そして農村社会の生活空間双方における医療者―患者間関係を「抵抗」という視点から検討するものである。
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(15K)
生物医療のグローバリティを考える
インドにおける医師、患者、情報の移動を事例として
梅村 絢美
セッションID: J-22
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.308.0
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「第三世界」における生物医療の医療人類学的研究では、政治統治や資本主義との親密な関係性や、現地社会の解釈枠組みによる生物医療の土着化が指摘されてきた。 本発表は、生物医療を構成する医師、患者、情報が世界各地からインドに集結・拡散していく事例から、インドを生物医療のハブとして位置づけ、グローバルな規模の移動性の渦中に成立する生物医療の存在形態を提示する。また、生物医療をめぐる世界秩序におけるインドの位置づけも明らかにしていく。
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(15K)
医療人類学を学ぶこと/教えること
医療人類学を学ぶこと/教えること
池田 光穂, 奥野 克巳
セッションID: J-23
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.309.0
会議録・要旨集
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この分科会では、我が国の高等教育における医療人類学のあり方について考える。全国の大学における教育改革が「わかりやすい」と「役に立つ」という二大スローガンによって推進されるなかで、はたして人類学教育はブレイクスルーできるのか?日本において応用実学として見なされてきた(それゆえ期待と蔑みの眼差しが交錯する)医療人類学に、生き方と認識を大転換させる「毒」をどのように埋め込むことができるのか?
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(95K)
看護学生にとっての医療人類学の意味
福井 栄二郎
セッションID: J-24
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.310.0
会議録・要旨集
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本発表は、看護学生が医療人類学を学ぶ意味を考察する。 彼女たちは必ずしも文化人類学的な思考に同調せず、進化主義的な考えを持っていることも多い。では、近代医療の実務者としてトレーニングを積む彼女たちに、文化相対主義を基本姿勢とする医療人類学を教える意味はどこにあるのだろうか。 こうした問題をアンケート調査から考察し、文化相対主義と進化主義を架橋するような実践を探ってみたい。
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(80K)
看護教育におけるPBL医療人類学
倉田 誠
セッションID: J-25
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.311.0
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本発表では、1970年代から北米の医学教育のなかで発達し、2000年頃から日本の医学・看護教育でも急速に導入されつつあるPBL(Problem Based Learning:事例に基づいた学習)という学習方式と医療人類学授業の試みを検討することにより、現在の看護教育における医療人類学教育の1つのあり方を提示する。
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(15K)
看護実践と医療人類学の間
阿保 順子
セッションID: J-26
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.312.0
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看護実践には、合理的であれ、かつ感性的であれ、という相矛盾するテーゼを統合するという難題が根底にある。この矛盾を統合させる働きは、看護教育に医療人類学が必要な理由の一つであると考える。医療人類学がその本領を発揮しようとすれば、わかったと思っていた病む人間を徹底した相対化を通してわからないものへと変質させることにあると考える。
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(15K)
教育を通した人類学的デモクラシーの実践
池田 光穂
セッションID: J-27
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.313.0
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私たちがドクサを通して自然化しつつ生きるこの社会の成り立ちを、他者の社会生活に身を投じることから捉えなおすことが人類学者の仕事である。人類学的デモクラシーがめざすものは、多様な価値、多様な目的をもった人民が共存できる多元主義のプラットフォームの構築である。研究と教育という経験が車の両輪になって、人類学的デモクラシーについての内実を探究するために、考えられ得るいくつかの議論を提案したい。
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(82K)
医療人類学の原液
奥野 克巳
セッションID: J-28
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.314.0
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日本では、過去15年間に、看護・福祉系の大学が急増している。それは、医療人類学にとって、教育現場から社会へと、医療人類学の考えを流通させるチャンスである。しかし、医療人類学は、その<原液>を、医療教育の現場へと注入できていない。医療人類学は、注入すべき濃い<原液>をもたなくなったからである。医療人類学が求められる現状に対して、<原液>が薄まっているというジレンマ。どのような突破が可能かについて、文化人類学の現状と交差させながら考えてみたい。
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(15K)
個人発表
マニラにおいてモロ/ムスリム性を表象すること
フィリピンのマニラ首都圏における土地紛争の事例より
渡邉 暁子
セッションID: J-29
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.315.0
会議録・要旨集
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本報告は、フィリピンの首都マニラのムスリム・コミュニティにおいて発生した土地権をめぐる紛争を扱う。裁判闘争とそれを支援する街頭デモにおいて「モロ/ムスリム性」という概念がいかに使い分けられ、表象されたかを考察することによって、圧倒的マイノリティの状況であるマニラで自らの社会生活の基盤を構築しようとするムスリムの多様な戦略の一例を提供することである。
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(16K)
ニューカレドニアにみるモダンアリーナとしての文化顕示-チバウ文化センターにおけるモダンアートへの挑戦-
江戸 淳子
セッションID: J-30
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.316.0
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チバウ文化センターは、ニューカレドニアの先住民族メラネシア人のカナク・アイデンテイテイ回復闘争による文化的復権を最も有形に、そして文化が歴史的闘争の場であることを最も象徴的に明かしている。今年で開設10周年を迎えるセンターの活動の中からモダン・アートに焦点を合わせ、歴史的闘争の場から再編されたこのモダン・アリーナにおけるカナクの文化的顕示を考察する。
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(66K)
旭川におけるアイヌ儀礼の復興活動
2005年のクマ送り儀礼を中心に
百瀬 響
セッションID: J-31
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.317.0
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2005年から、旭川ではウタリ協会旭川支部の成員を中心に、かつての儀礼を復興する取組みが開始された。春と秋の豊壌儀礼、クマ送り、祖霊祭祀儀礼である。同時に、例年通り観光行事に組み込まれた儀式も執り行われたが、特に前者では他地域のアイヌ文化伝統保持者や研究者が協力している。同地区の文化復興のあり方を現在のアイヌ文化を取り巻く状況とともに報告する。
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(12K)
ネイティブ人類学の試み
-『境界性の人類学-重層する沖永良部島民のアイデンティティ』-
高橋 孝代
セッションID: J-32
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.318.0
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本報告では、自らの出身地である沖永良部島を研究してきた成果である『境界性の人類学』をもとに発表者がネイティブ人類学の試みについて発表する。同書は、一見曖昧で矛盾した沖永良部島民のアイデンティティをネイティブの視点で考察し、日本におけるエスニシティの再検討を試みたものである。沖永良部島を「境界域」の一つと捉え、外部社会との関係性の歴史の中から島民の重層するアイデンティティの実態と形成過程を考察した。
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(15K)
政治的アイデンティティとしての「マヤ(民族)」
太田 好信
セッションID: J-33
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.319.0
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本発表は、政治学者と文化人類学者の両者が関心を示してきたテーマとして、先住民運動における政治とアイデンティティとの関係をめぐる議論の整理を目指す。具体的には、グアテマラ共和国の「マヤ民族」というアイデンティティを政治的アイデンティティの一例として再解釈する。最後に、政治的アイデンティティという視点から文化人類学におけるアイデンティティをめぐる一連の議論、文化による政治(運動)の是非などについて再考する。
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(15K)
K会場
個人発表
テヘランゼルス:共同体におけるコンフリクト、コンフリクトの共同体
椿原 敦子
セッションID: K-1
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.320.0
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近年の共同体をめぐる議論では、共同体が排他的で一枚岩の集団であるという考え方に対する批判が高まり、共同体内部の差異や非同一性が強調される傾向にある。では差異を持つ人々が、一つの共同体に帰属しているとはどうしたら言えるのか。またそれはどのような形で人々の生活実践として現れるのか。本発表では一つの事例として、アメリカ・ロサンゼルスに居住するイラン出身者の「共同体」についての語りと生活実践を考察する。
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(76K)
イスラームの社会的承認と埋め込み
石川 真作
セッションID: K-2
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.321.0
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ドイツのトルコ系イスラーム団体は、トルコ人はじめムスリムたちの信仰や文化の結節点として、また、その可視化の母体として注目されてきたが、その存在に表立って社会的な意味が付与されることは少なかった。しかし、ドイツ社会の変化に伴って、一定の社会的役割を担おうとする状況が見られるようになった。本報告では、あるトルコ系イスラーム団体のモスク建設計画に見られる、イスラーム団体の社会的性質の変化を検討する。
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(92K)
「過去」への触れ方
ハーレムのアフリカ系アメリカ人ムスリムにおける歴史、証言、アーカイヴ
中村 寛
セッションID: K-3
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
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https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.322.0
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本発表では、一人のアフリカ系アメリカ人ムスリム男性が語る歴史に焦点を当て、それをより一般的なアフリカ系アメリカ人ムスリムの歴史と比較し分析する。また、彼らの歴史につきまとう米国連邦捜査局(FBI)のインテリジェンス活動を分析する。それぞれのアクターたちの「過去」そして「未来」への接し方にはどのような差異と共通性があるのかを、証言やアーカイヴといった概念を手がかりに、明らかにしたい。
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(93K)
通婚と訪問活動からみた民族間関係
ガボン南部バボンゴ・ピグミーと農耕民マサンゴの事例から
松浦 直毅
セッションID: K-4
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.323.0
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アフリカ熱帯林の狩猟採集民ピグミーは20世紀半ばに定住化し国家へと参入してきたが、その過程では近隣農耕民のピグミーに対する差別が顕在化しているといわれている。しかしながら、ガボン南部のバボンゴ・ピグミーと農耕民マサンゴとのあいだには差別的な関係がみられないことがわかっている。本発表では、通婚と訪問活動の分析を通してバボンゴとマサンゴにみられる民族間関係について検討する。
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(14K)
民族政策と中国朝鮮族の生成
在中・在満朝鮮人から中国朝鮮族への通時的考察
横田 浩一
セッションID: K-5
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.324.0
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本発表では中国の朝鮮族がいかにして「少数民族」となったのか、民族政策を中心に検討する。まず、中国の民族政策の中での「民族」の意味内容の変遷を確認し、そこにはどのような政治・社会的状況が存在したのか考察する。そして、在中・在満朝鮮人が、中華人民共和国という国民国家に編入されるということの意味を問い、朝鮮族である現在において遡及的に求められる民族のアイデンティティがいかにして選択されたのか考える。
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(13K)
タカリーとは誰なのか?
タカリー化、エスニシティの変容と展開
森田 剛光
セッションID: K-6
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.325.0
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タカリー(
Thakali
)の名称と対象集団の関係の理解については、
従来から研究者間だけでなく、現地の人々において見解の相違がある。
本発表では、各研究者によるタカリーについての同定を精査しながら、
現地の人々の語り、各集団間の歴史的経緯などをもとに、
タカリーの民族範疇にまつわる問題をエスニシティの視点の導入と
「民族」に関する概念の検討を通し考察を試みる。
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(96K)
生業におけるベトナム人・クメール人の補完的関係
Prey Veng州Peam Chor郡B村の事例から
松井 生子
セッションID: K-7
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.326.0
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本報告は2005年12月から2007年3月にかけてカンボジア東部、Prey Veng州
Peam Chor郡の村にておこなったフィールドワークで得たデータをもとに、
生業におけるベトナム人とクメール人の補完関係について報告するもので
ある。これまで対立するものとしてとらえられがちであったベトナム人と
クメール人の関係について、現場での事例に基づいて検討してみたい。
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(84K)
異なる規範とパワーの狭間で:ベトナムの土地法実施と人々のプラクティス
-北部山岳地帯ホアビンダム湖周辺地域を例として-
菅原 鈴香
セッションID: K-8
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.327.0
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本報告は、ベトナム北部山岳地帯ホアビンダム湖周辺に位置する村落を事例として、1993年土地法実施プロセスとその結果をその「実際(de facto)」において明らかにするものである。特に、調査地のマイクロポリティックスと人々のプラクティスに照射し、異なるアクターが自己の権利の獲得・伸張・保護のため、様々な社会・文化構築物を操作・活用する様を明らかにすることにより、土地使用権獲得の勝敗要因を探る。
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(92K)
【分科会】 社会変容に関する映像人類学
社会変容に関する映像人類学
分藤 大翼
セッションID: K-9
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.328.0
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本分科会の目的は、各発表者が自ら製作した人類学的映像作品(民族誌映画)を上映することを通じて、映像による人類学研究の可能性と課題を議論することである。本分科会では、人類学者や地域研究者が対象社会に継続的に関わることによって、また、映像による記録を継続的におこなうことによって、対象社会の変容をどのように描くことができるのかについて検討する。
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ブロジ-ザンベジ川氾濫原のロジ生活誌-(仮)
岡本 雅博
セッションID: K-10
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.329.0
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ザンベジ川上流域に広がる氾濫原のロジは、季節的に起こる洪水とともに生きる人びとである。彼らの暮らしや儀礼などをとおして、ロジと氾濫原との深いつながりを描く。
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(43K)
東北タイの漁具トゥム・ヤイ
失われた遺産と人々
木口 由香
セッションID: K-11
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.330.0
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トゥム・ヤイは全長6-7mになる回遊性の魚を捕らえる竹製の漁具で、東北タイを流れるムーン川河口付近に漁場がある。撮影地のK村で50年以上使用されてきたが、1994年、ムン川河口にパクムンダムが建設された影響で漁獲が激減し、漁は中断していた。2002年以降、ダム水門開放により使用が再開したが、政治的な要因で不安定な水門開放時期にその利用は左右されている。
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南東部オーストラリア先住民ヨルタ・ヨルタの今
友永 雄吾
セッションID: K-12
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.331.0
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本作品は、マレー川中流のバルマ州立公園周辺地方町に居住する先住民ヨルタ・ヨルタの土地と河川に関する管理の現状を明らかにする。先ず、ヨルタ・ヨルタとヴィクトリア州との間で2004年に締結された土地の共同管理合意に基づき、2007年より実施された州立公園内モニタリングに注目する。次いで、日常生活の一部として欠かせない漁労による河川利用に注目する。
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(50K)
森の民の30年 -狩猟採集社会の研究史-
分藤 大翼
セッションID: K-13
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.332.0
会議録・要旨集
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アフリカ地域における調査研究の歴史を紹介する作品を上映し、製作を通じて明らかになった視聴覚資料の活用の可能性や課題について報告する。
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【分科会】 伝統/技術を捉えた映像
伝統/技術を捉えた映像
パン ジュィン
セッションID: K-14
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.333.0
会議録・要旨集
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本分科会は、学会員によって制作された最新の人類学に関する映像作品(民族誌映画)を上映することを通して、現在の映像による人類学研究の動向と将来への展望を、参加者と共に考えていくことを目的としている。本分科会では特に「伝統/伝承」や「技術」をテーマにした作品を上映し、これらのテーマを映像で捉えることの意義を考えたい。
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ベトナム中部高原のゴング文化
柳沢 英輔
セッションID: K-15
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.334.0
会議録・要旨集
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ベトナム中部高原の山岳少数民族は、ゴングを重要な儀礼や祭礼において演奏してきた。ゴングは音程が外れたり壊れたりした時に調律(修理)する必要があるが、その音階は地域ごとに異なるため、調律者は優れた技術を持ち音階の違いに習熟している必要がある。本作品では、現在活動している数少ないゴング調律者であるRơ Châm Wét氏とゴング演奏が重要な役割を担う儀礼としてジャライ族の墓地放棄祭などを取り上げる。
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(59K)
翻訳
酒造における蔵人たちの日常的実践
岩谷 洋史
セッションID: K-16
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.335.0
会議録・要旨集
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本映像作品は、酒造りを行う酒蔵でどのようにして酒が作られていくものであるのかということに焦点をあてている。酒造りは、作り手である蔵人たちが対象である素材の状況を知るために、絶えず対象との「交渉」をおこなっていかなくてはならない。このとき、自らの触覚、味覚などの感覚が求められるが、それらよりも重要なことは、「道具」を利用して、素材の状況を作り手たちに理解できるものに「翻訳」していくことである。この作品は、兵庫県明石市のある小規模の酒蔵での調査をもとにしたものである。
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(56K)
「棟梁」
逄 軍, 中村 圭
セッションID: K-17
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.336.0
会議録・要旨集
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日本の伝統的木造家屋である京町家の改築を通じて伝統構法を真摯に学び、自らの創意と工夫を加えて、京町家の継承・再生を支える次代の棟梁を目指す若者達の姿を描く
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(12K)
トンパかラマか…
~タカリーの「伝統」継承者
森田 剛光
セッションID: K-18
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.337.0
会議録・要旨集
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本発表は、映像人類学の分科会の一つ、
「
伝統/技術を捉えた映像
Tradition and Skill in Anthropological Films
」において
映像人類学研究の実践として、撮影、制作された映像作品を上映する。
本作品は、ネパールの商業民族として知られるタカリーの年中行事、
ファーローの「伝統」文化の継承についてとらえた映像作品である。
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(104K)
映像作品『東北タイの土器生産地にみられる成形技法』
中村 真里絵
セッションID: K-19
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.338.0
会議録・要旨集
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本作品は、タイ東北部の土器生産地ダーン・クウィアンの土器作りを対象とする。これまで、土器作りをめぐっては、生産地と成形技法との関係がセットとして捉えられてきた。ところが、ダーン・クウィアンには複数の成形技法が併存している。それは、ダーン・クウィアンのおかれた現況が、いかに複雑であるかを物語っている。本作品では。土器作りの複数の成形技法を、職人の語りを交えながら、体系立てて説明することを試みたい。
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【分科会】 「暮らし」をとらえた映像
「暮らし」をとらえた映像
映像人類学上映会
村尾 静二
セッションID: K-23
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.339.0
会議録・要旨集
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この分科会は、学会員により制作された最新の人類学に関する映像作品(民族誌映画)の上映を通して、現在の映像による人類学研究の動向と将来への展望を、参加者と共に考えていくことを目的とする。上映作品は次の通り。村尾静二『老いの時空』、清水郁郎『しずかな生活』、南出和代『暮らしの中の老い』、風戸真理『モンゴル国の銀鍛冶師による指輪づくり』(制作年はいずれも2008年)。
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(15K)
モンゴル国の銀鍛冶師による指輪づくり
風戸 真理
セッションID: K-24
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.340.0
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現在モンゴル国では金鉱床の大開発が進むが、モンゴル人は昔から銀製品を重用してきた。今、多くの鍛冶師は鋳型に頼るが、伝統的な「糸でつくる」技法でレースのような装飾をほどこした銀の指輪をつくる鍛冶師の技を記録した。
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映像上映『老いの時空』
村尾 静二
セッションID: K-25
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.341.0
会議録・要旨集
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インドネシア共和国バリ州の農村部に住まう、影絵人形を操る老人とその家族の日常をとらえている。宗教、慣習、そして芸術が生活世界の規範といわれる当該社会において、老人の織りなす日々の営みは、「老い」にまつわる様々な問題-身体(からだ)、社会的地位、知識、技術、伝承、超越など-と関係をもつ。
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暮らしの中の老い
南出 和余
セッションID: K-26
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.342.0
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本発表では、映像人類学の手法に基づいて作成した映像作品「暮らしの中の老い」を上映する。本作品は、バングラデシュ農村社会で暮らす老人の日常を追い、老人のしぐさやリズム、家族をはじめ他者とのなにげない相互行為から、老いの幸せとは何かを問うものである。
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(83K)
しずかな生活
清水 郁郎
セッションID: K-27
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.343.0
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映画『しずかな生活』を上映する。北タイの山地に暮らすアカの老夫婦は、30年ほど前に隣国ミャンマー(旧ビルマ)からタイにたどり着いた。それ以降、山地に定住化した現在にいたるまで、はた目には、生活自体は必ずしも容易ではなかったように映る。しかし、当の老夫婦は、タイでのこれまでと現在の生活がこのうえなくしあわせであるという。本作品では、この老夫婦にとっての「しあわせ」とはなにかを映像をとおして探求する。
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【分科会】 儀礼に関する映像人類学上映会
儀礼に関する映像人類学
鈴木 岳海
セッションID: K-29
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.344.0
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本分科会は、本学会員によって制作された最新の人類学映像作品(民族誌映画)を上映することを通して、現在の映像による人類学研究の動向と、将来への展望を、参加者と共有することを目的とする。そのなかでも本分科会はとくに、「儀礼」に焦点を当てた作品を集め、儀礼を映像によって捉える(調査研究する)ことの有効性について考えてみたい。
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御嶽講(教)に見る巫術の伝承
長島 節五
セッションID: K-30
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.345.0
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科学技術の現在、民俗民間信仰の場に於いて古い信仰形態を色濃く残した儀礼や習俗が見られる。御嶽講の成立はさほど古くは無いものの、その巫術を行う宗教活動において、弾圧の対象となったこともある。明治に入ると神仏分離政策による弾圧の可能性あった。普寛、覚明、一心等によって確立した御嶽講の神仏混淆習合形態は、他の習合形態を取る修験道やその影響を受けた信仰形態と同じように、弾圧の対象になっていたが、御嶽講は国家神道の流れに乗り教派神道を表に据えて神社になり御嶽教になった。
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人と精霊をとりなす
エチオピア・聖地ファラカサでの治療儀礼
松波 康男
セッションID: K-31
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.346.0
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本発表はエチオピア、アルシ地方の聖地ファラカサで行われる治療儀礼に焦点を絞り、聖者の末裔である当地の代表者と参詣者との対話、および代表者と精霊との対話といった、儀礼の空間で繰り広げられる人間と精霊との交差を、映像で直接的に表し、当地で行われる治療儀礼の過程とその詳細を報告することで、科学的な記述とは違った視座から人間と精霊との関係に注目する。
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変わりゆく「伝統」
トルコ・アレヴィーの儀礼ジェム
米山 知子
セッションID: K-32
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.347.0
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本発表で上映する映像作品は、トルコ共和国のアレヴィーAleviと呼ばれる人々が実践する儀礼を対象に、アレヴィーのトルコにおける立場の変化とそれに伴う伝統(文化)の変容の姿を追うものである。アレヴィーは長い歴史の間、ジェムと呼ばれる儀礼を秘密裡に行ってきた。本作品では、映像によって捉えられた身体行為を通して見えてくる、伝統文化としての儀礼ジェムの変容を、行為者であるアレヴィーの視点から追う。
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不漁時のハラン(供物奉納儀礼)
牛島 巖
セッションID: K-33
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.348.0
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1993年、家庭用Hi8カメラで撮影。メレコ(呪術師=呪医)による漁船の不漁なおしの儀礼。ブナカン村の3隻のごち網漁船(シッパー)は不漁にみまわれた。メレコの「海の精霊たちがハランを求めている」という診断にもとづいて、儀礼が執行された。ハランは煙による浄化(トゥォブ)から始められ、メレコによる祈願、参加者による供物の共食(カオン)といった一定の手順を踏む。しかし儀礼中、祈願の部分が大半を占め、しかもメレコひとりによる即興的な饒舌な語りによって構成されている。
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