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日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
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日本文化人類学会研究大会発表要旨集
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The 56th Annual Meeting of the Japanese Society of Cultural Anthropology 日本文化人類学会第56回研究大会
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日本文化人類学会第57・・・
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日本文化人類学会第42回研究大会
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【分科会】 アクションというフィールド
カメルーンにおける森と人の共存にむけて
研究成果を分かちあう
服部 志帆
セッションID: H-26
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.254.0
会議録・要旨集
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カメルーンの熱帯雨林において1990年代後半から開始された森林保護プロジェクトによって、この地域に暮らす狩猟採集民バカ・ピグミーは森林内での活動の多くを禁止されるようになった。私はこれまでバカ・ピグミーの森林利用や動植物に関する知識、およびこれらと森林保護の関係について研究を行ってきたが、バカ・ピグミーの生活や文化と両立した森林保護を達成するためにこれまでの研究をどのように生かせるのかを問いたい。
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(9K)
アフリカ諸語による教育と言語権
母語教育のゆくえをのぞむ
米田 信子
セッションID: H-27
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.255.0
会議録・要旨集
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ナミビアはアフリカ諸語による母語教育を推進しているが,アフリカ諸語の話者たちは英語による教育を望んでいる。英語なくしては現金収入も十分な情報も得ることができない現実の中での選択である。「母語で教育を受ける権利」だけではなく「自分の言語に誇りを持つ権利」が見直される必要があると思われる。本発表ではアフリカ諸語推進の可能性とそこにフィールドワーカーがどのように関わることができるのかについて検討する。
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(77K)
アクションを待つフィールド
暴力問題にまきこまれて
飯嶋 秀治
セッションID: H-28
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.256.0
会議録・要旨集
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2000年から2004年の時期、オーストラリア中央沙漠地帯の殆ど唯一の都市アリス・スプリングスで、悪名高かった「リヴァー・キャンパー」と呼ばれる先住民の調査したところ、28件の喧嘩に立ち会うことになり、結果として2度殴られた。フィールドで上述のような問題にまきこまれてしまった場合にどうするのか。本発表では、調査を遂行するためにも、この種の問題にどう取り組むのかという問題意識を共有する場にしたいと思う。
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(15K)
個人発表
倫理の起源
サラワク・プナン社会における人間、雷神、動物
奥野 克巳
セッションID: H-29
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.257.0
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サラワクの狩猟民プナンにとって、雷鳴は雷神の怒りである。どこかで誰かが動物をさいなんだことに憤激した雷神は、人を石に変え、大水で人を押し流す。人は、そのような動物に対する「間違ったふるまい」の報いを受ける。逆に、動物に対する「正しいふるまい」とは、動物を無言で、解体・料理して食べることである。それは、動物を殺生してしか生きられない、ちっぽけな人間にできる、せめてもの動物への倫理的態度である。本発表では、プナン社会で、人間、雷神、動物の関わりのなかで組み立てられる倫理とその起源について考察する。
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(16K)
狩猟活動の衰退と野生動物に関する知識の関係
事例:セントラル・カラハリ・サンの少年たち
秋山 裕之
セッションID: H-30
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.258.0
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本発表では、再定住以前の子どもたちと再定住後10年近くが経過した時点での子どもたちの野生動物に関する知識と経験を比較し、野生動物との関わりがどのように変化しつつあるのかについて報告する。
主な検討項目は、動物名に関する知識、生きている動物を実際に見た経験、グイ・ガナにおいて広く言われている動物どうしの類縁関係に関する知識である。子どもたちに動物を示すのには動物図鑑を使用した。
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(14K)
アンデス発の牧畜論再考
ヒマラヤ、モンゴルとの比較から
稲村 哲也
セッションID: H-31
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.259.0
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中央アンデスでは標高4000m以上の高原で牧畜が営まれている。交易や輸送を目的とするリャマの移動はあるが、ヒマラヤのヤク牧畜のような上下の季節移動すなわち「移牧」は行われない。家畜のリャマは運搬、アルパカは毛の生産に特化されており、搾乳は行われない。本発表では、ヒマラヤやモンゴルと比較しながら、アンデスの牧畜の特徴である「定住的」「乳利用がない」の要因を論じると共に、アンデス牧畜を考慮に入れた場合に再考を促される牧畜類型論(KazanovやIngold)など、これまで定説とされてきた牧畜理論を検証する。
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ムースハイドスキンが語るもの
カナダ、ユーコン準州の先住民カスカのヘラジカ狩猟活動系と資源利用
山口 未花子
セッションID: H-32
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.260.0
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カナダの狩猟採集民であるカスカの人々にとって、ヘラジカは最も重要な狩猟対象動物である。本発表ではヘラジカ皮の利用方法について明らかにすると共に、その実用性や経済的側面、文化的な価値について検討する。そしてヘラジカ狩猟活動系においてヘラジカと人間との関係を維持する精神的な戦略としてヘラジカ皮利用を位置づけると共に、他の動物の皮利用との比較を行いカスカ社会におけるヘラジカの重要性を明らかにしてゆく。
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(15K)
Ethnobotanical knowledge of the Eastern Penan of Sarawak, Malaysia
小泉 都
セッションID: H-33
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.261.0
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Ethnobotanical knowledge of the Eastern Penan, former hunter-gatheres, of Sarawak is reported. The knowledge is different from that of the Western Penan.
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(80K)
I会場
個人発表
土器生産地にみる工場の運営と地域の論理
東北タイ・ダーンクウィアンの事例から
中村 真里絵
セッションID: I-1
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.262.0
会議録・要旨集
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本発表では、東北タイの土器生産地ダーン・クウィアンの工場の運営に注目し、従来の土器づくりがどのように発展してきたのかを、東北タイの地域性との関連から検討する。土器づくりは、これまで生業ではないがゆえに、東北タイの地域性を論じる上で重視されてこなかった。本発表では、彼らの工場の運営にも地域の慣習や社会関係がうまく適用されていることを示すことで、土器生産地にみられる地域の特徴を明らかにしたい。
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(14K)
イッポンコの研究
-奈良県吉野地方の特徴的除草具-
角南 聡一郎
セッションID: I-2
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.263.0
会議録・要旨集
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本研究では、奈良県吉野地方で特徴的に用いられる、除草具・豆植え用具である「イッポンコ」の形態などを通じて、山間部という環境、畑作主体の生業を考えることを目的とする。
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(30K)
モンゴル牧畜社会における銀製品
家族所有の牧畜財産と個人所有の銀製品
風戸 真理
セッションID: I-3
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.264.0
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モンゴル国では移行の過程で、家畜と土地が世帯を単位に分配された。これら牧畜の基盤をなす財産は男性家長のものとみなされる。一方、銀・銀製品が個人的に所有されている。これは経済的な価値のほか、父母両系の先祖伝来の財として継承され、健康や運勢と関係をもつと考えられている。銀製品は家畜と同様に分割、統合されて相続される。本発表はモンゴル牧畜社会の所有権について、女性の所有する銀製品に焦点をあてて検討する。
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(99K)
東北タイ・北タイの米蒸し調理
モチ米を常食とする背景と調理特性
小林 正史
セッションID: I-4
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.265.0
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蒸したモチ米を常食とする背景とその調理特性を明らかにする目的で、北タイ、東北タイ、西双版納タイ族自治区において調理観察、聞き取り調査、鍋調査(湯沸かし鍋の水量測定とススコゲ観察)を行った。東北タイを中心とした地域(ラオス、北タイ、雲南タイ族)においてモチ米が主食となる理由については「粘り食物嗜好」が指摘されている。筆者は、これに加えて、自然環境や「米とオカズとの相性」などの要因が複合した結果と解釈するほうが望ましいとは考える。
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(105K)
病人食、流動食の国際比較
丸山 道生
セッションID: I-5
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.266.0
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流動食は最も重症な病人が食する食事で、それぞれの民族や地域での健康を祈願し、生命の再生を願う儀礼的な食事である。世界20カ国の50病院を訪問し、流動食を中心とした病院食を検討した。東洋(アジア)の流動食は穀物の煮汁が主体で、西洋(ヨーロッパ、オセアニア、南北アメリカ)ではブイヨン、ブロスに代表される肉の煮汁である。東洋ではさらに、北方は雑穀(粟)、日本を含む中間では米、南では大麦の煮汁が流動食の代表であることがわかった。
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(70K)
現代中国社会における「漢化」
小嶋 祐輔
セッションID: I-6
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.267.0
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現代中国社会における「漢化」という現象については様々な解釈がされているが、それらはいずれもアイデンティティや文化の越境現象を同定しようとする傾向がある。現代中国の社会理論においても、このような「漢化」を「適切に」説明可能な民族間関係の理論が求められ、構築されてきた。しかしそのために、「漢化」の前提として本質的「民族」を設定してしまう。報告は「漢化」の言説が構築される契機に注目し、「漢化」を再評価したい。
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(14K)
広東珠江デルタにおける漢族エスニシティの一側面
水上人と陸上人の集団的境界をめぐって
長沼 さやか
セッションID: I-7
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.268.0
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広東珠江デルタにおいて、沖積地を開墾した「沙田」と呼ばれる耕地で流動的な生活を営んでいた「水上人」は、人民共和国成立以降、政策の影響を受けながら定住を遂げ今日に至っている。しかし、現在も彼らの生活には「陸上人」と呼ばれる他の漢族とは異なる風俗習慣が保持されている。本発表はこうした文化的差異に注目しながら、珠江デルタの漢族内部にときとして現れる水上人と陸上人の集団的境界について考察する。
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(15K)
中国文化大革命期におけるモンゴル人ジェノサイドの実証研究
楊 海英
セッションID: I-8
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.269.0
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本報告は、文化大革命中の1967年秋から1970年初頭にかけて、内モンゴル自治区で発生した「モンゴル人大量虐殺事件」をジェノサイド研究の視点からアプローチしたものである。
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(99K)
伝統を維持する産業のメカニズム
バングラデシュの手織物ジャムダニを事例に
岡田 菜穂子
セッションID: I-9
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.270.0
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現在、バングラデシュでは数多くのNGOが様々な活動を展開している。本発表では、その中でも手織物を対象とする活動を取り上げ、NGOの経営する手工芸品販売店において、特に、手織物ジャムダニがバングラデシュの伝統工芸として販売される産業の仕組みを、NGOとジャムダニ生産に関わる人々の社会的格差から説明する。
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(75K)
モノの育む芸能
バリ島舞踊劇トペンの仮面に注目して
吉田 ゆか子
セッションID: I-10
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.271.0
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本発表では、インドネシア・バリ島の舞踊劇トペン(topeng)に使用される仮面を、単なる小道具ではなく、演者、観客、上演先の儀礼の主催者や仮面職人に対して動的に働きかける行為体として位置づける。そしてその上で仮面のモノとしての性質に着目し、身体的な技能として受け継がれる無形の舞踊劇に、仮面という「有形な物質」が有力な行為体として加わることで、トペンの上演や伝承にいかなる効果が生じるのかを考察する。
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(16K)
開発をめぐる接触の場としての染織品
インド西部地震後の更紗産地の移転過程
金谷 美和
セッションID: I-11
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
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https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.272.0
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本研究は、インド・グジャラート州カッチ地方で生産されている染織品を対象に、ローカル社会とグローバルな開発の接触について明らかにすることを目的とする。更紗産地であるD村は、2001年のインド西部地震後、復興開発援助をうけて新しい村を建設している。従来の染色技術と水利用が新村に移築されていく過程において、復興開発がどのように介入しているか、住民たちがどのようにそれと折り合いをつけていくかについて論じる。
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(15K)
絨毯に織りなされる社会生活
トルコ南西部ミラスの村落部の事例から
田村 うらら
セッションID: I-12
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.273.0
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本発表では、トルコ南西部ミラス地方の絨毯伝統的生産村での生産活動の変遷に対する通時的分析および村落間の共時的比較を通じて、ものづくりと社会関係の相関について考察する。
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(81K)
【分科会】 映像実践にもとづくフィールドワーク論の構築に向けて
映像実践にもとづくフィールドワーク論の構築に向けて
川瀬 慈
セッションID: I-13
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.274.0
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本分科会では、フィールドワークに基づく映像活用の実践の可能性と諸問題について領域横断的に検討する。動物行動学からヒトのコミュニケーション研究までを含む映像を用いた実践の具体例から、映像を介した調査研究が人類学の存在基盤であるフィールドワークを根本から再考させ、発展的に再構築する可能性を有した営みであることを明らかにする。
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(14K)
フィールドの映像記録に見る研究者 =《私》の「生態」
カメルーン共和国ドンゴ村における6年間の映像資料の分析から
大石 高典
セッションID: I-14
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.275.0
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カメルーン東南部の熱帯林で生態人類学的研究を行ってきた発表者がフィールドで撮りためた映像記録を材料に、1.)フィールドで被写体となったインフォーマントによる、2.)異分野の研究をしているインフォーマントによる、3.)そして《私》自身による分析の結果を報告し、その差異から《私》自身のフィールドワークについて、検討する。そして、人類学のフィールドにおいて非意図的に撮影された映像資料とその活用の有効性を論じる。
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(79K)
映像記録は誰のものか!?
映像人類学・民俗学における「還元」という欺瞞
須藤 義人
セッションID: I-15
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.276.0
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「映像民俗学」や「映像人類学」が学問領域として誕生して35年あまりの月日が過ぎた。1973年にマーガレット・ミードが提唱した「映像人類学」が勃興し、それを受けるかたちで、翌74年、日本では「映像民俗学」の確立を掲げた「映像民俗学を考える会」が発足した。それ以降、映像と民俗学、映像と人類学を結びつけるフィールドワークの方法と理論を模索してきたといえる。筆者は、沖縄人(ウチナーンチュ)やアイヌに関わりながら映像制作してきた実例から、映像実践について論じてみたい。
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(113K)
一エソロジストの映像実践
生き生きとしたものたちを理解する試み
島田 将喜
セッションID: I-16
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.277.0
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映像の利用は、Ethologyにとって基本的古典的な方法の一つである。発表者は、映像分析の手法を用いて野生霊長類の遊び行動、特に社会的遊びを研究している。ビデオカメラをフィールドに持ち込む研究者は、映像実践が要請する制限要因に大きく影響を受ける。「生き生きとした」ニホンザルのコドモの遊び行動を理解しようとするプロセスを例として、映像実践のフィールドワークに対する積極的な意味について検討する。
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(13K)
<私がここにあること>の人類学映画-観察・記録からコミュニケーションの証拠へ-
川瀬 慈
セッションID: I-17
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.278.0
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発表者はアフリカにおいて長期フィールドワークを行い、研究成果を映像作品としてまとめ、人類学映画祭等の場において発表することを研究活動の基軸に据えてきた。本発表では、撮影の現場における撮影者と撮影対象の人々との会話等によるコミュニケーションを前提とした映像制作の方法論に関して、自らの立場をふまえて論じたい。
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(100K)
人類学的営みとしての映像実践
映像作品"rhythm"とその批評から
古川 優貴
セッションID: I-18
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.279.0
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本発表では「(できるだけ)ありのままの現実」を提示するというより、「既知」のものとして見ている世界がいかに「未知」であるかを"realise"(自覚/実現)するために映像作品を制作・上映することの意義を提示したい。具体的にはまず、2007年に発表者が制作した作品"rhythm"(抄)を上映する。そして、この作品に対する批評を考察し、人類学的営みとしての映像実践がどのように可能になるかを考えたい。
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(86K)
撮影・編集・上映のコミュニケーション
-エジプトのスーフィー教団研究と『同居とカメラ』の事例から-
新井 一寛
セッションID: I-19
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.280.0
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近年の映像機器・技術の発展は、自覚的にも無自覚的にも、誰でもが「映像人類学者」になれる、あるいは「映像人類学」を意識しなければならない状況を人類学界にもたらしているといえよう。今どき映像機器を携帯しないフィールドワーカーを見つけるほうが難しい。こうした状況認識を前提として、発表者は、自らの2つの映像実践経験から、映像実践について考えたい。その映像実践とは、ひとつはエジプトのスーフィー教団との関係に基づくものであり、ひとつは日本での「友人」との関係に基づくものである。
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個人発表
現代中国における気功実践の動態
ウチ ラルト
セッションID: I-20
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.281.0
会議録・要旨集
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本報告では現代中国における気功実践の動態について、気功実践と「民間信仰」との関係について論じてから、「気功」の国家と社会領域における制度化・組織化について分析する。それから、現代中国における「邪教、有害気功」の弾圧と「正しい気功」の普及といった社会現象の根底にある「信仰」の位相について考察する。本報告は報告者の2005年5月から2007年2月までの中国におけるフィールドワークに基づくものである。
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政治空間における葛藤-国家・権力関係・教会
-中国陝西省関中平原カトリック村におけるポリティックス-
李 雯文
セッションID: I-21
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.282.0
会議録・要旨集
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今日の中国の農村基層において、実際の農村の権力構造および人事はいかなるものなのか。本発表では村の権力構造と社会関係、幹部と村人の関係を一連の具体的な事件を通じて具体的に検討する。最後に、共産党と教会の関係を村人の語りから考察する。 キーワード:中国、農村、村民自治、権力、教会
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上海プロテスタントの宗教空間
宗教政策と経済発展のはざまでの変化
村上 志保
セッションID: I-22
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.283.0
会議録・要旨集
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本発表では、上海のプロテスタント教会を対象として、限定され固定化された宗教空間を前提とする中国の宗教政策の中で、90年代以降の経済発展に伴う社会変化が教会堂や集会所などの宗教空間を媒介として、宗教活動や宗教の位置づけに変化をもたらしている状況について報告する。特に焦点を当てるのは、宗教政策が規定する宗教空間と経済的、社会的な文脈の中で位置づけられてゆく宗教空間との間のずれの拡大の状況である。
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【分科会】 人種の表象
人種の表象
趣旨説明
竹沢 泰子
セッションID: I-23
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.284.0
会議録・要旨集
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人種は社会的構築物であるという了解が少なくとも学問界において浸透してきた。しかし社会的構築物であるからといって、現実に社会的に人種が存在しないわけではない。概念と表裏一体である実在性。その人種の実在性について表象をとおして人種をリアルにさせている仕組みを考えたい。またマイノリティ当事者らによる抵抗運動によっても人種という概念が再生産されて実在性を持ち続けている仕組みも考える。われわれは過去数年間人種の表象と表現について共同研究を行ってきたが、本企画はその成果発表の一部である。
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混血研究の政治学
エリザベス・サンダース・ホームと人類学者たち
坂野 徹
セッションID: I-24
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.285.0
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日本がGHQ統治下に置かれた1945年から1952年までの時期、米軍関係者と日本人女性の間に生まれた混血児の多くが孤児院で育てられた。GHQ統治終了後、こうした混血孤児の存在は社会問題として騒がれることになるが、1940年代末、東大人類学教室の人類学者たちは、エリザベスサンダースホームをはじめとする孤児院に収容された混血児を対象に大規模な調査研究を開始する。本発表では、戦後日本社会における混血児の表象と混血をめぐる人類学研究の関係について考えてみたい。
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帝国期日本における人種の「表象」と「表象化」
琉球弧住民の事例を中心に
與那覇 潤
セッションID: I-25
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.286.0
会議録・要旨集
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人種や民族を「実体」あるものと見なさない場合、人種や民族という概念、「○○人」といった呼称や名乗り方自体が既に「表象」である。それでは、ある人々が「人種」として表象化され、別の人々は特に表象化されないという区別は、いかなる力学の下に生じるのか。帝国期の日本、特に報告者の研究地域である琉球弧の事例をもとに検討し、今日における人種の表象(化)をどう捉えるかについて、歴史的な視角から問題提起を行いたい。
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西洋における人種ならびに人種主義の言説と日本における人種概念の具像化
ジョン ラッセル
セッションID: I-26
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.287.0
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近年「人種」と「人種主義」の概念が西洋の学者によって再評価されている。多くの学者によって人種の科学的根拠が否定される一方、人種主義を「白人」対「有色人」の制度的な不平等と従属に基づく関係と定義する傾向に疑問の声があり、人種主義の概念が不正確で、西洋中心主義的であると非難されている。 本論は、日本の人種言説が西洋の人種概念と人種主義の言説からどのような影響を受けたか、日本における人種概念の具象化を検討する。
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(14K)
アジア系アメリカ人芸術家たちの自己表象と抵抗
ポスト多文化主義の現在
竹沢 泰子
セッションID: I-27
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.288.0
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アメリカ合衆国の現代アートの世界において、今「ポスト・アイデンティティ」や「フリースタイル」と呼ばれる新しい芸術スタイルが注目を浴びている。本報告では、アジア系アメリカ人芸術家に対して行ったインタビューをもとに、アイデンティティや出身背景をサブテキストとして作品に埋め込もうとする戦略、人種などのアイデンティティを超越して普遍性を志向しようとする戦略など、多様なアジア系アメリカ人芸術家の模索を明らかにしたい。
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「人種平等社会」における人種主義
ベネズエラのマスメディアにみる黒人排除とステレオタイプ
石橋 純
セッションID: I-28
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.289.0
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ベネズエラは中南米有数の混血社会といわれる。この国には民族的少数派として社会的境界をもって自己/他者認識する「黒人」集団は存在せず、「白人」対「黒人」の人種間対立は、この国には無縁のことと考えられてきた。当発表では、「人種平等社会」を標榜するベネズエラにおける、「黒人」表象の排除とステレオタイプについて、マスメディアを事例にとりあげ、差別する側の民族誌資料にもとづいて報告する。
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個人発表
シボ族の文化変化
丸山 孝一
セッションID: I-29
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.290.0
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シボ族4000名は1764年、清朝の命により遼寧省瀋陽から新疆ウイグル自治区チャプチャルへ移住(西遷)した。イスラム系住民に囲まれた彼らは今日まで240余年民族文化を維持してきたが、原郷の東シボ(仮称)では漢文化等に同化された。本報告では、東シボの民族文化復興運動の兆しと西シボにおける漢文化への同化の傾向を紹介し、文化変化の過程を分析する。
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エスニックカテゴリーと民俗文化
陸に住む水上居民、漁業をしない漁民
稲澤 努
セッションID: I-31
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.292.0
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文献上で「蜑」とされてきた中国南部の水上生活者は、少数民族ではなく、漢族であるとされた。本発表では国家や学術界が彼らやその後裔、および彼らが有しているとされる独特な民俗をどのように認識し、扱っているのかを整理する。また広東省汕尾市の事例から、その民俗を持つとされる側の諸活動の分析を行う。こうしたエスニックカテゴリーとそれを支える文化的差異および政策、学術成果の関係の分析によって、エスニシティに関する当事者の主体性とそうでない側面の両面を提示する。
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空間化されゆく客家文化
広東省梅州市の民間信仰を事例として
河合 洋尚
セッションID: I-32
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.293.0
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近年、中華圏において客家の「文化」をめぐる研究がとみに盛んになっている。しかし、その記述の多くは「中原」の文化要素を客家<空間>に普遍化したものであり、客家地域の各<場所>における実践はこれらの表象とは乖離していた。ところが近年、客家民自らが自文化の本質を求め、表象された客家「文化」を獲得しようとしている。本発表は、こうして客家文化が一枚岩的に収斂されゆく様相を、梅州市の民間信仰を事例に論じる。
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J会場
個人発表
パリのカフェの社会的役割
田村 南欧子
セッションID: J-1
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.294.0
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2001年に、パリのカフェは、人々の日常生活において、ど のような役割を担っているかを探求した。様々なカフェの分類 も行った。利用者の行動様式を観察調査し、そのデータを基に 、分析した。 2005年に、パリに戻り、短期滞在した際に、新しく進出 した、スターバックスの著しい流行に圧倒された。人々の利用 様式は、伝統的なカフェと比較すると、際だった類似・相違点 があり、分析が興味深い。
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プロテスタント系キリスト教化に伴う飲酒空間の様相
エチオピア西南部コンタ特別郡の事例から
山野 香織
セッションID: J-2
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.295.0
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本研究は、ある社会において外来のプロテスタント系キリスト教がどのように受容され、再生されるのかということを、その信仰にしたがって禁止されたアルコール飲料および飲酒空間という視点から把握しようという試みである。
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楽しみとしてのコミュニケーション
ケニアの聾学校の生徒と周囲の人々の交流から
古川 優貴
セッションID: J-3
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.296.0
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本発表では、コミュニケーションそれ自体を楽しむことがいかなることかを検討する。そして、コミュニケーションを楽しむことにおいて「わからないこと」あるいは「わからないという前提」の重要性を提示したい。具体的には、ケニアの聾学校の生徒と周囲の人々の交流の様子を検討する。とりわけ両者が初対面であったとき、彼らの間でコミュニケーションがどのように営まれているのかに照明を当てる。
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非日常生活の中の日常生活
リタイア組のハワイでのロングステイから見えるもの
千崎 香澄
セッションID: J-4
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.297.0
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本発表では、海外でのロングステイを取り上げる。ハワイでのロングステイを「ハワイ病院」と表現し、病気になって入院することを考えれば、健康を維持するためにハワイで過ごすことは決してお金のかかるものではないという。このように、リタイア後に日本とハワイという二地点居住をすることは、高齢者の生活にどのような影響を与えるのだろうか。これからの高齢者の生活の一つの例としてロングステイを考えていきたい。
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現代日本社会における老人の社会的地位に関する一考察
菅沼 文乃
セッションID: J-5
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.298.0
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資本主義経済の発展により、労働への有用性と生産効率を基準軸とする価値観(業績原理)が定着した近年、老人は「社会的役割のない地位」にあるとされてきた。しかし近年の社会高齢化によって、資本主義社会からの脱落を余儀なくされた老人は再び社会に埋め込まれ、新たな社会的地位を獲得しつつある。 本発表では、現代日本社会における老人の社会的地位を、社会活動レベルと社会的役割の視点から考察する。
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シマで生きる/老いる
沖縄離島における高齢女性の物語から
後藤 晴子
セッションID: J-6
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
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https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.299.0
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老いるという現象は、言うまでもなく「年をとる=aging」という、生きるという一連の過程の一部である。本発表の目的は、「老いる」という現象を、沖縄離島の高齢女性たちの生の物語を中心に、シマと人との関わりの中で、老いるという現象をいささかなりとも明らかにすることにある。
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スリランカの老人ホームにおける食事の布施(ダーナ)をめぐる一考察
中村 沙絵
セッションID: J-7
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
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https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.300.0
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スリランカの老人ホームでは、近隣住民による老人ホームへの食事の布施(ダーナ)の習慣が広く普及している。在家―僧侶間のダーナの研究で静態的に捉えられてきた与え手―受け手の関係性は、老人ホームのダーナにおいては動的に変化しているように見受けられる。発表では、近隣住民とホームのお年寄りの関係性の変化が、どのような媒介物(開放的な建築、食べ物、仏像など)を通して、どのようにして立ち上ってくるのかを考える。
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歳を取る「宿命」
ヴァヌアツ・アネイチュム島の老人と社会構築主義再考
福井 栄二郎
セッションID: J-8
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.301.0
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本発表では、老年人類学の新たな可能性を提示するが、その足がかりとして、社会構築主義―つまり「老人」というカテゴリーやそこに付随する社会的な規範は社会的、言説的、歴史的に構築されているという考え方―の再考を行いたい。発表者が調査を行なってきたヴァヌアツ・アネイチュム島の「伝統を知らない」とされる老人の事例をもとに、「老人」を構築する行為とは、一体何なのかを探求する。
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「制度」と「身体化」の人類学
イタリアにおける精神医療改革とフランコ・バザーリア
松嶋 健
セッションID: J-9
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
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https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.302.0
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イタリアでは1978年のバザーリア法によって公立精神病院をすべて閉鎖し、精神保健センターを中心とする地域精神保健サービスに移行したが、その原動力となった精神科医フランコ・バザーリアの理論と実践を、「制度」と「身体化」の人類学として読み解くことで、研究と実践、批判と臨床の不分離な結びつきについて考察する。
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「治る」とはどういうことか
アトピー性皮膚炎をめぐる「説明モデル」のぶつかり合い
牛山 美穂
セッションID: J-10
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.303.0
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アトピー性皮膚炎には、今のところ根本的な治療法はない。治療の決定打がないゆえに、アトピー性皮膚炎の治療法にはさまざまな種類がある。本発表では、医師や患者やアトピービジネスなどそれぞれの治療の「説明モデル」について比較検討する。また、それぞれの考え方においてアトピー性皮膚炎が「治る」とはどういうことだと捉えられているのか、患者の聞き取り調査をもとに報告を行う。
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慣習化する診断、供給される薬剤
ガーナ南部におけるヘルスセンターの薬剤化をめぐって
浜田 明範
セッションID: J-11
発行日: 2008年
公開日: 2008/05/27
DOI
https://doi.org/10.14890/jasca.2008.0.304.0
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ガーナ南部、プランカシのヘルスセンターでは、「技芸としての診断」の重要性が低く、「治療手段としての薬剤」に依存する医療実践が行われている。本発表では、先行研究との比較を通して、発表者が「薬剤化された診療行為」と呼ぶ医療実践の特徴を明らかにする。同時に、それを可能にする背景として、周辺の医療施設の中でのプランカシ・ヘルスセンターの位置づけや、薬剤というモノの持つ性質を明らかにする。
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