関東東山病害虫研究会報
Online ISSN : 1884-2879
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2008 巻 , 55 号
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  • 藤田 佳克, 石川 浩司, 安田 伸子
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 1-3
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    新潟県で2005年と2006年に採集されたいもち病菌レース001.0, 003.0, 007.0, 037.1の病斑長を比較した結果, レース間で大きな差は認められなかった。侵すことのできる抵抗性遺伝子数が多いレース037.1の病斑長が他のレースと同じであることは, 037.1の分布率増加の1要因になっている可能性があると考えられた。
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  • 和田 美佐, 武田 和男, 鈴木 剛伸, 山下 亨, 新井 利直
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 5-6
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    葉いもちの地域予測を行うため長野県農事試験場で開発した圃場設置型の発生予察支援装置を利用して葉いもちの感染予測を行い, 設置圃場の葉いもちの発生状況と比較した。発生予察支援装置を使用すると, 圃場の気象観測結果からBLASTAMに準じた葉いもちの感染予測結果が得られる。発生予察支援装置による感染予測により葉いもちの拡大傾向が予想され, 圃場では予想される時期に葉いもちの拡大が確認された。発生予察支援装置を利用すると, 地域における葉いもちの発生のおおよその傾向が把握できるものと思われた。
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  • 桑原 克也, 酒井 宏
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 7-10
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    群馬県平坦地を中心に施設キュウリにおいて, キュウリ黄化えそ病の発生が確認されている。現地では, 迅速な診断による防除対策が求められているため, RT-LAMP法を用いたキュウリ黄化えそ病の病原ウイルスMYSVの検出を試みた。MYSVのヌクレオキャプシドタンパク質 (N) 遺伝子の塩基配列からLAMPプライマーを設計し, MYSV感染キュウリの葉から抽出したRNAを鋳型として, RT-LAMP反応を行った結果, 電気泳動および蛍光・目視検出試薬 (栄研化学) の添加による発光反応により増幅産物を確認することができた。さらに, RT-PCR法と比較したところ検出感度が高く, RNA抽出作業を行うことなくMYSV感染葉磨砕液から直接MYSVの検出が可能であった。このことから, RT-LAMP法を用いることで, 現場の指導機関等での高感度かつ迅速なMYSV診断に活用できる。
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  • 舟久保 太一, 瀧川 雄一
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 11-13
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    2004年7月, 山梨県のサトイモ産地においてサトイモが立ち枯れる症状が発生した。発症株の塊茎は軟化腐敗しており悪臭を放っていた。また, 維管束と思われる組織が赤味を帯びていた。罹病部から分離した細菌を接種及び同定した結果, 症状が再現され, 分離細菌は Erwinia chrysanthemi と同定された。これらの結果より本病は1986年に洲鎌・土屋らにより報告されたサトイモ立枯細菌病であると診断した。また, 山梨分離株を Dickeya 属の観点より分子系統解析を行った結果, Dickeya dadanthii 最も近いことが判明した。このことは, 本菌が Erwinia chrysanthemi グループに属することを裏付ける。
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  • 三木 静恵, 漆原 寿彦, 池田 健太郎, 酒井 宏
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 15-18
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    土壌還元消毒法の効果不安定要因について, ホウレンソウ萎凋病を対象に検討した結果, 処理中に被覆フィルムの周縁部を固定しないと, 土壌中の還元状態を維持できず, 被覆周縁部の発病が中央部に比べ多かった。その改善策として, 折幅20cmのポリダクトに水を封入した水封ダクト (重量約12kg/m) および, 単管パイプ (重量2.7kg/m, 直径48.6mm) をそれぞれ被覆周縁部に設置したところ, 防除効果が安定した。よって被覆周縁部へ設置する固定資材は2.7kg/m以上の重量で安定した効果が得られると考えられた。
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  • 三木 静恵, 漆原 寿彦, 酒井 宏
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 19-20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    キュウリホモプシス根腐病に対する土壌還元消毒法の効果について, 現地発病圃場で検討した結果, 消毒前の発病株率が38.1%であったのに対し, 消毒後1作目 (抑制栽培) では2.4%であった。さらに, 消毒前後の発病圃場の土壌を採取しポット試験により発病を比較した結果, 現地試験と同様に消毒後の土壌は発病が少なく, 本病に対し土壌還元消毒法が有効な防除手段であることが明らかとなった。
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  • 竹内 妙子, 金子 洋平, 鈴木 健
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 21-24
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    2005~2006年の冬~春に千葉県の養液栽培トマトでかいよう病が発生した。培養液による蔓延が疑われたため, 接種試験を行った。恒温水槽を用い, 培養液の温度を16℃, 20℃, 24℃に設定し, かいよう病菌を1.5×106cfu/mlと1.5×103cfu/mlとなるよう接種した。1.5×106cfu/mlとなるよう菌を接種した場合は培養液が24℃で最も発病が激しかったが, 現地の状況に近いとみられる1.5×103cfu/mlとなるよう菌を接種した場合は, 培養液の温度が低い方が発病しやすかった。また, 培養液温が低い方が病原菌は培養液中に安定して生存していた。これらの結果から, 養液栽培のトマトでは, かいよう病は低温期に培養液によって発病, 蔓延しやすいことが明らかになった。
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  • 鈴木 健, 金子 洋平, 牛尾 進吾, 竹内 妙子
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 25-29
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    トマトかいよう病 (Clavibacter michiganensis subsp. michiganensis) 防除には迅速な診断技術が重要であり, 高感度で特異性の高いPCR法が有効である。しかし, 既報のCMM 5とCMM 6プライマーを用いたトマトかいよう病菌の検出法 (Dreier et al., 1995) では, 一部のトマトかいよう病菌を検出できなかった。そこで, より正確な診断技術を確立するために, 16S-rRNA遺伝子の配列を基に, トマトかいよう病菌を特異的に検出するプライマーCMMS 3とCMMS21を新たに設計した。このプライマーを用いてPCRを行った結果, 調査したトマトかいよう病菌のいずれからも特異的PCR産物の増幅が認められた。
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  • 小河原 孝司, 冨田 恭範, 宮本 拓也
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 31-33
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    2005年6月下旬に, 茨城県のメロン栽培ハウスにおいて, メロン果実汚斑細菌病の発生を確認した。本病に対するメロン品種等の抵抗性を明らかにし, 耕種的防除や育種素材としての利用の可能性について検討するため, メロン, マクワウリおよびシロウリ品種55種を用いて, 感受性の差異を調査した。その結果, 接種5日後における子葉および本葉の発病度は品種によりやや異なり, 感受性に差が認められたが, 今回供試した品種の中には, 抵抗性を有する品種は認められなかった。
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  • 折原 紀子, 竹内 純, 鍵和田 聡, 難波 成任, 堀江 博道, 植草 秀敏
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 35-38
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    2007年6月, 神奈川県内において, トウガンの茎葉と果実に未記録の病害が発生した。茎葉には水浸状の斑点が生じ, のちにやや白みを帯びた褐斑になった。果実表面には初め, 水浸状で, すぐに褐色, 楕円形~不整円形の病斑を生じた。病斑上には微小黒点を多数形成した。罹病部からは Colletotrichum 属菌が高率に分離され, 分離菌の接種試験および同定を行った結果, 本病は Colletotrichum orbiculare (Berkeley & Montagne) Arx による新病害であった。病名としてトウガン炭疽病 (Anthracnose) (新称) を提案する。
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  • 竹内 純, 竹内 浩二, 鍵和田 聡, 西村 修一, 渡辺 建司, 堀江 博道
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 39-44
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    東京都のワサビ栽培で発生する病害について2002~2007年まで調査した結果, 10種の病害の発生が確認された。その内3種は新病害であった。2007年に新たに発生した斑点症状について接種試験, 形態観察およびrDNA・ITS領域の配列から病原菌を Colletotrichum higginsianum Saccard と同定し, 病名を炭疽病 (新称) と提案した。また2003年に報告した Rhizoctonia solani Kühn AG1-IBによる葉腐れ症状を地際部に発生する茎腐病と区別し, 葉腐病 (新称) とすることを提案する。
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  • 佐古 勇, 杉本 光二, 林 博之
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 45-48
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    ブロッコリー産地においてこれまでは地際部から茎が軟化腐敗し, 白色菌糸を生じる株がみられていた。近年, 周年栽培が増加するとともに上記症状の発生圃場では茎葉から花梗, 花蕾へと発病し, 花蕾の表面には白色, 綿毛状の菌叢が生じる病害が多発するようになった。病徴および標徴, 分離菌の形態観察, 接種試験などから, 病原菌は Sclerotinia sclerotiorum (Libert) de Bary と同定した。本病を菌核病 (Sclerotinia rot, Sclerotinia White Mold) とすることを提案する。
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  • 國友 義博, 横内 京子, 天野 絵美, 五味 亜矢子, 上田 重文, 本多 健一郎
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 49-54
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    山梨県では, トマト黄化葉巻病の発生を定植直後の半促成トマト1圃場 (峡中地域) で2006年1月に初めて確認した。さらに, 同年2月に長期穫りトマト (2005年8月定植・越冬型, 峡中地域) 1圃場でも確認した。長期穫りトマト圃場では, 次作 (2006年7月定植・越冬型) において, 9月から翌年の1月まで本病の発生が続いた。発病株はハウス入り口および側面で多く見られ, TYLCV保毒虫がハウス入り口や側面などの開口部から侵入したことが示唆された。トマト黄化葉巻病の発生を確認した半促成, 長期穫りトマト両圃場で, バイオタイプQの分布を確認した。なお, 県内各地10圃場からタバココナジラミを採取した結果, バイオタイプQの割合が高いこと (バイオタイプが判定できた個体の97.9%) を確認した。
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  • 牛尾 進吾, 金子 洋平, 大谷 徹, 菅原 幸二, 田中 慶, 梅本 清作, 竹内 妙子
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 55-60
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    農薬散布の要否や散布時期を判断するために必要な情報を示す, ナシ黒星病防除支援情報システムを Microsoft 社の Excel を利用して開発した。本システムでは, ナシ開花始期, 農薬散布日と散布農薬名, 気象観測データ等に基づくナシ黒星病感染危険度を入力すると, 本病の伝染源である胞子の飛散状況, 果実高感受性期間, 散布農薬の治療・残効期間の目安, 本病感染危険度および予測発病度等の農薬散布の要否や散布時期を判断するために必要な情報をグラフ化して示す。このため, 本病防除の減農薬化のために重要な農薬散布の適期を把握する上で有効な情報を提供する。また, 各ナシ園における病害発生の危険性や, 防除状況が視覚的に把握でき, 本病の発生要因や防除成否の解析等にも活用できる。
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  • 松浦 貴之, 畔上 耕児
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 61-65
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    火傷病罹病植物から特異的プライマーを用いた直接的PCRによる火傷病菌検出法の開発を試みた。発光遺伝子標識火傷病菌を盆栽ヒメリンゴの新梢に付傷接種し, 14日後に発光及び病徴が確認された新梢から小片を切り出し, 温州萎縮ウイルス (SDV) 検定用簡易磨砕容器で磨砕後, ガラス繊維ろ紙を用いてDNAを抽出しPCRを行った。同時に選択培地を用いて病原細菌の検出を試みた。その結果, 発病部と健全部の境界部位では, 新梢5mmあたり105~7cfuの火傷病菌が分離され, 常にPCRで検出が可能であった。さらに, 火傷病菌を新梢12本に接種し, 同様に境界部位で検出を試みたところ, 顕著な病徴が確認された新梢11本からは, 新梢5mmあたり105~6cfuの火傷病菌が分離され, PCRで検出された。これらのことから, SDV検定用簡易磨砕容器とガラス繊維ろ紙を用いたDNA抽出により, 罹病植物からの直接的PCRによる火傷病菌の検出は可能であり, そのときの検出限界はおよそ105cfu/切り出し部位であることが示された。
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  • 近藤 賢一, 岩波 靖彦, 前島 勤, 飯島 章彦
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 67-74
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    2004年10月に襲来した台風23号および2006年7月の豪雨により, 県北部の千曲川河川敷内の樹園地では河川の氾濫による冠水被害を被った。冠水したリンゴ果実では疫病が発生し, 2004年には冠水13日後, 2006年には冠水5日後に初発し, 冠水から発病までの期間は両年で大きく異なった。樹上での発病推移をみると, 両年ともに初発直後に多く, 以降, 新たな発病は次第に減少したが収穫期まで長期間にわたり続いた。冠水後から収穫期までに樹上で発生した最終的な発病果率は両年ともに概ね2~3割程度であった。さらに, 収穫果では貯蔵中にも発病が確認された。発病に関与した疫病菌は3種認められ, 2004年は Phytophthora syringae, 2006年はP. cambivora およびP. cactorum が主体で, 発生年により優占種は異なった。2004年には発病抑制効果をねらって, 冠水4日後にクレソキシムメチル水和剤, キャプタン水和剤を散布したが, 疫病の発生を低減させる効果は認められなかった。一方, 疫病による果実腐敗とは別に果心部付近の果肉が褐変, 腐敗する障害が発生したが, 特定の病原菌は分離されず, 水没処理試験の結果から, 本障害はリンゴ果実が一定時間水没することによって発生する生理的障害であると考えられた。
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  • 桑原 克也, 佐藤 恭永, 酒井 宏
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 75-77
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    2007年7月に群馬県吾妻地域の1圃場でスプレーギクの複数の品種に, 茎に明瞭なえそ, 葉にえそやえそ輪紋症状といったウイルス症状を呈する病害が発生した。キク茎えそ病の病原ウイルスである Chrysanthemum stem necrosis virus (CSNV) の特異的検出プライマーを用いてRTPCRを行ったところ, 想定される約940bpのcDNA増幅断片が得られた。そのcDNA増幅断片の塩基配列を決定し, 既知のCSNV (accession number, AF067068) ヌクレオキャプシドタンパク質 (N) 遺伝子領域の塩基配列と比較したところ, 97%の相同性を示した。以上より, 本病をキク茎えそ病と診断し, 本県における初発を確認した。
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  • 池田 健太郎, 漆原 寿彦, 酒井 宏
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 79-84
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    Verticillium sp. isolates from wilted chrysanthemum in Gunma Prefecture were identified and tested for their pathogenicity to chrysanthemum. In this study, all 20 isolates demonstrated pathogenicity towards chrysanthemum and were identified as V. dahliae. Pathotype analysis of the isolates indicated severe pathogenicity towards eggplants, and thus the isolates were classified as eggplant pathotype.
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  • 鈴木 幹彦, 景山 幸二, 外側 正之, 内山 徹
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 85-87
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    2006年2月に静岡県磐田市においてムラサキオモト (英名: Oyster rhoeo, 学名: Tradescantia spathacea Sw.) の下葉が水浸状に腐敗, 株が腐る症状が確認された。病原菌を Pythium myriotylum Drechsler と同定した。病名をムラサキオモト株腐病 (Pythium rot) と提案する。
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  • 鈴木 幹彦, 景山 幸二, 外側 正之, 内山 徹
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 89-92
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    2007年9月に静岡県浜松市において小型着生ランのディネマ (英名: Deinema, 学名: Deinema polybulbon) の葉に黒変腐敗, 株枯れが確認された。病原菌は接種試験, 形態的特徴, rDNA-ITS領域塩基配列から Phytophthora palmivora (Butler) Butler と同定した。本病をディネマ疫病 (Phytophthora rot) と提案する。
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  • 竹内 純, 鍵和田 聡, 難波 成任, 堀江 博道
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 93-96
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    Anthracnose of Reineckea, Reineckea carnea (Andr.) Kunth, and blue flax lily, Dianella caerulea Sims, occurred in Tokyo Metropolis in 2007. The causal fungus isolated from the diseased reineckea was identified as Colletotrichum dematium (Persoon: Fries) Grove. The causal fungus isolated from the diseased blue flax lily was identified as C. gloeosporioides (Penzig) Penzig & Saccardo. Inoculation tests showed that these fungi were the causal agents of the diseases. This is the first report on the diseases in Japan.
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  • 武田 藍, 清水 喜一, 椎名 伸二, 萩原 邦彦, 片瀬 雅彦
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 97-102
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    利根川堤防法面の雑草地とそれに隣接した水田内において, 斑点米カメムシの発生消長と斑点米発生との関連性を検討した結果, 主要種はアカスジカスミカメであった。登熟期前半は水田内分布に偏りはあるものの, 成虫は出穂直後から水田内全域で捕獲されたことから, 短時間のうちに広範囲に移動すると考えられた。幼虫の捕獲は成虫より1週間遅れて始まり, 登熟期前半は畦畔際に集中していたが, 収穫直前には成虫同様水田内全域で捕獲された。割れ籾および斑点米調査の結果, 側部斑点米が水田内全域で多発していた。このことは, 対象圃場で割れ籾率が31%と高く, 割れ籾が生じる登熟期後半に成幼虫とも水田内全域で捕獲されたことを反映していると考えられた。以上から, 割れ籾が多発した圃場では, 出穂直後だけでなく登熟期後半の加害を防ぐことが重要と考えられた。
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  • 沼尾 小百合, 小山田 浩一, 五月女 恭子, 星 一好, 渡辺 喜夫, 関和 孝博
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 103-106
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    2005年に栃木県南部の水稲普通期栽培地帯で, 約60kg/10aの減収があった。ほ場では下葉の枯れ上がりとともにイナズマヨコバイの発生が目立ったことから, 本虫の関与が考えられた。そこで, 本虫のイネ収量・品質に及ぼす影響を明らかにするため, 放虫試験による被害解析を行った。1/2000aワグネルポットに品種あさひの夢を移植し, 出穂直前にイナズマヨコバイ成虫をポットあたり20頭, 40頭および80頭を放虫した。その結果, 精玄米重および良質粒率は, 無放虫区と比較し, 20頭放虫区では18.1%および21.0%, 40頭放虫区では34.3%および46.7%, 80頭放虫区では55.7%および71.9%の低下が認められ, イナズマヨコバイが水稲の収量および品質の低下を招くことが明らかとなった。
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  • 下田 武志, 務川 重之, 後藤 千枝
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 107-111
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    The big-eyed bug, Piocoris varius, is a generalist predator that attacks pest insects and mites on vegetables in Japan. When the target pests are scarce, plant foods appear to be important for survival and/or development of the predator nymphs, as demonstrated in this study. Newly hatched P. varius nymphs survived 26.3 and 34.9 days and developed through several instars when offered flowers of sweet pepper and watermelon, respectively. However, they survived only a few days when offered other plant parts as foods from each plant tested. These results support our consideration, although P varius nymphs feeding exclusively on the plant foods tested did not lead to successful adult emergence.
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  • 鹿島 哲郎, 野原 努, 加藤 史歩, 冨田 恭範
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 113-118
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    茨城県内で天敵主体の防除体系を実践しているピーマン生産部会において, タバココナジラミに対するサバクツヤコバチの防除効果が得られない原因について検討した。2006年の抑制ピーマンについてアンケート調査, 生産履歴調査を実施し, 原因を推測した。次に, 2007年の抑制ピーマン栽培において, 推測された原因を改善する対策を生産者に周知し, 栽培終了時に前年と同様の調査を行い原因の検証を行った。その結果, タバココナジラミに対するサバクツヤコバチの防除効果が得られない主な原因は, サバクツヤコバチの放飼時期が適切でなかったこと, サバクツヤコバチに対して影響のある農薬が使用されたこと, 農薬の影響によって無効となったと考えられる放飼を差し引いたサバクツヤコバチの有効放飼回数が少なかったことであると考えられた。
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  • 松田 健太郎, 天野 加恵, 鈴木 藍, 田上 陽介, 西東 力
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 119-121
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    土着寄生蜂4種 (カンムリヒメコバチ, ハモグリミドリヒメコバチ, イサエアヒメコバチおよびハモグリヒメコバチ) を20℃または25℃条件下でナモグリバエ (土着種) およびトマトハモグリバエ (外来種) に寄生させ, 羽化した成虫の後脚脛節長を測定した。その結果, カンムリヒメコバチ雌 (20℃飼育) を除き, 脛節長はナモグリバエ寄生個体の方がトマトハモグリバエ寄生個体より長いか同等であった。ナモグリバエの蛹重はトマトハモグリバエのそれより重かったことから, 寄生蜂の体サイズの違いは, 餌となる寄主の大きさの違いによるものと考えられる。
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  • 松野 和夫, 土井 誠, 杉山 恵大郎, 田上 陽介, 多々良 明夫
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 123-128
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    夏期におけるトマト栽培終了時のコナジラミ類防除対策として有効な手段を確立するため, ハウスの閉め切りのみと, ハウス閉め切りとトマトの茎の切断を組み合わせた方法の効果を検討した。その結果, 両区ともハウスを閉め切った翌日はコナジラミ類がハウス内の黄色粘着トラップに多数誘殺されたが, 3日後には大幅に減少し, それ以降はほとんど誘殺されなかった。夏期の閉め切ったハウス内の最高温度は, 晴天時には60℃以上あり, ハウスを閉め切ることで, コナジラミ類防除に効果があった。しかし, ハウス閉め切りのみでは, 茎切断との組み合わせに比べ, ハウス外への逃亡が多くなる可能性もある。以上より, 夏期におけるトマト栽培終了時のコナジラミ類対策として, 晴天時の少なくとも3日間のハウス閉め切りと茎の切断を組み合わせた方法が, より有効な手段であると考えられる。
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  • 天野 加恵, 松田 健太郎, 鈴木 藍, 田上 陽介, 西東 力
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 129-132
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    ハモグリミドリヒメコバチ成虫の寄主選択において, 幼虫が育った寄主および産卵経験の影響の有無を明らかにするため, 3種ハモグリバエ (ナモグリバエ, トマトハモグリバエおよびマメハモグリバエ) で育てた産卵未経験のメス成虫を用いて寄主選択 (針刺行動) の実験を行った。次に, 異なる寄主に産卵経験をさせたメス成虫を用いて寄主選択試験を行った。その結果, マメハモグリバエで育てた産卵未経験のメス蜂およびマメハモグリバエで育てた後にトマトハモグリバエに産卵経験させたメス蜂の場合, マメハモグリバエよりもトマトハモグリバエを有意に選択したが, ナモグリバエおよびトマトハモグリバエで育てたメス蜂では寄主選択において育った寄主および産卵経験の影響は認められなかった。
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  • 神田 健一
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 133-135
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    オオタコゾウムシを恒温・12時間照明で卵から羽化まで飼育し, 温度が発育に及ぼす影響について調査した。各発育段階の発育期間は温度が高くなるにつれて短縮した。5℃では卵は孵化せず, また, 蛹化することもできなかった。8℃では卵は孵化し, 繭も作ったが成虫は羽化しなかった。11℃以上では正常に発育した。卵から羽化までの発育零点と有効積算温度は8.4℃, 909.1日度と推定された。
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  • 屋良 佳緒利, 笹脇 彰徳
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 137-139
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    Specimens of Torymus beneficus (Yasumatsu et Kamijo), the indigenous and principal parasitoid of the chestnut gall wasp Doryocosmus kuriphilus (Yasumatsu), were collected from two sites in Nagano Prefecture, and were identified as to emergence strain (early- or late-season strain) using molecular markers: malic enzyme (ME), internal transcribed spacer 2 of nuclear ribosomal RNA gene (ITS2), and/or mitochondrial cytochrome oxidase subunit I (COI). The results indicated that the emergence periods of the two emergence strains of T. beneficus, early- and late-season strain, which were identified by genetic indices, can overlap, although the two strains were so far considered to have significantly different emergence periods.
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  • 齊藤 俊一, 内野 憲, 長谷川 純一, 山口 敦, 上遠野 冨士夫
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 141-144
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    近年, ナシマルカイガラムシが千葉県内の現地のナシ園で多発生し大きな問題になっている。そこで2006年から2007年にかけてナシ園におけるナシマルカイガラムシの発生消長と冬期マシン油乳剤散布による防除効果を調査した。その結果, 千葉県における歩行幼虫は, 5月中旬から6月下旬, 7月中旬から8月下旬, 9月上旬から10月下旬にかけて発生ピークを形成し, 年3回発生した。雄成虫は, 6月中旬から6月下旬, 8月上旬から9月上旬, 9月中旬から10月上旬にかけて年3回発生した。なお, 越冬世代雄成虫は捕獲されなかった。3月上旬の発芽前のマシン油乳剤の50倍希釈散布および30倍希釈散布は, ナシマルカイガラムシに高い防除効果があることが確認された。
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  • 小俣 良介
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 145-150
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    Adults and larvae of Asian lady beetle, Harmonia axyridis (Pallas), were discovered preying on the spider mite, Tetranychus kanzawai Kishida infesting leaves of tea shoots in an unsprayed tea field in 1992. When H. axyridis was given tea leaves infested with T. kanzawai in the laboratory, predation of spider mites by H. axyridis was observed. Furthermore, consumption of the adult female T. kanzawai prey by H. axyridis was investigated. Adult H. axyridis preyed on 41.5 spider mites per day when given 71 spider mites per leaf disk (diameter approx. 33mm), and larva preyed on 38.7 spider mites per day when given 40.7 spider mites per leaf disk. The three species of lady beetles, H. axyridis, seven-spotted lady beetle Coccinella septempunctata Linne, and Propylea japonica (Thunberg), were observed on the plucking surface of the tea bushes before the harvest of the first crop of tea. Adult H. axyridis were mainly observed. However, only a few larvae were on the plucking surface of the tea bushes in the tea season of the first crop, which is from the beginning of May until the middle of May. The number of adults increased after the middle of May. However, adults almost disappeared in June, whereas the number of larvae increased rapidly after plucking tea shoots in June.
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  • 杉山 恵太郎, 多々良 明夫, 天野 善規, 時田 哲男
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 151-154
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    シキミに寄生するサビダニ類の密度を簡易に調査する方法としてアルコール濾過法を用いた。本法は, 50~80%程度に希釈したアルコールを入れた容器内で, シキミの葉を洗浄することによりサビダニ類を洗い落とし, その洗浄液をティッシュペーパーで濾過し透過光を用いた実体顕微鏡下でティッシュペーパー上のサビダニ類の数を数える。本法を用いてテブフェンピラド剤とマシン油のサビダニ類に対する防除効果を検討した結果, いずれも高い防除効果が認められた。
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  • 大井田 寛, 津金 胤昭
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 155-158
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    千葉県におけるコナジラミ類に対する化学合成殺虫剤の活性を把握し防除に活用するため, 県内4市町4作物からタバココナジラミバイオタイプQの5個体群の成虫を採集し, 県内のバイオタイプBの1個体群およびオンシツコナジラミの1個体群とともに感受性検定を実施した。バイオタイプQでは, ジノテフラン顆粒水溶剤, ニテンピラム水溶剤およびピリダベンフロアブルの3剤の常用濃度で, いずれも高い殺虫活性を示した。しかし, 常用濃度を4倍希釈 (ピリダベンは8倍希釈) して処理した場合, ジノテフランおよびニテンピラムでは個体群間で死虫率に差が認められ, 特にジノテフランでその傾向が顕著であった。また, バイオタイプQにおけるイミダクロプリド水和剤およびピメトロジン水和剤による殺虫活性はやや不十分ながら認められたのに対し, エトフェンプロックス乳剤はいずれのバイオタイプQ個体群に対しても全く活性がなかった。バイオタイプQにおけるジノテフラン, ニテンピラムおよびピリダベンのLC50値はバイオタイプBにおける値よりも顕著に高く, オンシツコナジラミと同程度であった。
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  • 江口 直樹, 川合 康充, 山岸 菜穂
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 159-163
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    白紋羽病の防除薬剤として普及しているフルアジナム水和剤 (フロンサイドSC) の防除効果を長期間にわたり評価した。苗木改植時の「植付時処理」では, 植穴の下部5cmの位置に白紋羽病菌の培養枝を埋設し, 試験を実施した。500倍液処理では処理2年後から, 1,000倍液処理では処理翌年から発病が確認され, いずれの濃度も6年後に全樹で発病した。発病樹に対する治療的処理として, 罹病根を除去する「堀り上げ潅注処理」と専用潅注器による「土壌注入処理」を行った。「堀り上げ潅注処理」では, 再発が処理56か月以降で, 効果が高かった。簡便な「土壌注入処理」は処理翌年から再発が確認され, 効果がやや不安定であることから, 追加処理あるいは罹病樹周辺樹への予防的処理に適すると考えられた。処理土壌において白紋羽病菌の菌糸伸長を完全に阻害する期間は16か月程度と考えられた。予防的な処理であっても2年後に発病が確認される事例があることから, 隔年の体系処理が望ましいと考えられたが, 発病・再発に至る期間は多様であった。
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  • 横須賀 知之, 大橋 真理子
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 165-167
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    サツマイモ葉を加害するナカジロシタバに対して, 食餌浸漬法および虫体浸漬法により, DEP乳剤, プロチオホス乳剤, プロフェノホス乳剤, アラニカルブ水和剤, チオジカルブ水和剤, エトフェンプロックス乳剤, シペルメトリン水和剤, テブフェノジド水和剤, テフルベンズロン乳剤, ルフェヌロン乳剤, インドキサカルブMP水和剤の殺虫効果を検討した。この結果, 虫体浸漬法では補正死虫率がやや低い薬剤が認められたものの, 食餌浸漬法ではいずれの薬剤も補正死虫率が100%となり, 高い殺虫効果が認められた。
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  • 池田 悠里, 橋本 良子
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 169-174
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    東京都の主要農作物であるコマツナに対するイミダクロプリド粒剤, ダイアジノン粒剤, イミダクロプリド水和剤 (フロアブル), クロマフェノジド水和剤 (フロアブル), スピノサド顆粒水和剤の残留特性を明らかにした。粒剤では, 夏期, 冬期ともに残留農薬基準値を超えて残留することはなかった。水和剤では, 夏期, 冬期ともに処理14日後に残留農薬基準値を超えて残留することはなかったが, 夏期は初期濃度が高いが減衰速度は速く, 冬期は初期濃度が低いが減衰速度は遅い傾向が認められた。夏期と冬期の初期濃度の差異は水和剤散布時のコマツナの大きさが, 減衰速度の差異は散布後のコマツナの生育が影響していると考えられた。
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  • 小木曽 秀紀, 藤永 真史
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 175-178
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    長野県の一部レタス産地では, 灰色かび病および菌核病の発生が問題となっているが病原菌の薬剤耐性の有無は明らかでない。そこで本病の効率的防除のため, 両病害の基幹的防除薬剤であるベンズイミダゾール系薬剤, ジカルボキシイミド系薬剤, ジエトフェンカルブ剤に対する薬剤耐性を調査した。長野県内4地区 (御代田町, 軽井沢町, 上田市, 長野市) のレタス罹病株から両病原菌を分離し, 木曽・山田 (1998) に従い薬剤耐性菌検定を行った。その結果, 灰色かび病菌の御代田町分離株はベンズイミダゾール系薬剤感受性 (S) 菌, ジカルボキシイミド系薬剤高度耐性 (HR) 菌, ジエトフェンカルブ剤高度耐性 (HR) 菌が優占した。軽井沢町分離株はベンズイミダゾール系薬剤高度耐性, ジカルボキシイミド系薬剤高度耐性, ジエトフェンカルブ剤弱耐性 (HR HR WR) 菌が優占した。上田市分離株はすべての系統の薬剤に対し高度耐性を示すHR HR HR菌が優占し, 長野市分離株はすべてHR HR WR菌であった。一方, 菌核病菌は御代田町, 軽井沢町, 上田市分離株のいずれもベンズイミダゾール系薬剤には感受性であったが, ジカルボキシイミド系薬剤には感受性が低下していると考えられた。以上によりレタス灰色かび病菌および菌核病菌は, 単独もしくは複数の系統の薬剤に対し感受性低下を生じていることが明らかとなった。特にジカルボキシイミド系薬剤にはすべての灰色かび病菌および菌核病菌が感受性低下を示したことから, 調査した地区では同系統薬剤の防除効果が得られない可能性がある。
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  • 舟木 勇樹, 柑本 俊樹, 長岡 広行, 及川 雅彦, 八丁 昭龍, 荻山 和裕, 高木 豊, 高橋 義行, 和田 豊, 小林 政信
    2008 巻 (2008) 55 号 p. 179-184
    公開日: 2010/03/12
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    ポット栽培および露地圃場栽培のキュウリの定植時に殺虫剤粒剤を土壌処理し, その採取葉にコレマンアブラバチ, ミヤコカブリダニおよびタイリクヒメハナカメムシを接触暴露させ, その急性毒性 (48時間後死亡率) を指標として天敵への影響を検討した。また, 散布剤を用いて各農薬成分の同天敵に対する接触毒性を調査した。その結果, 天敵に対して高い毒性を示す殺虫剤でも粒剤の土壌処理では毒性をほとんど示さず, 散布処理より粒剤土壌処理の方が天敵への影響が少ないことが明らかになった。
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  • 2008 巻 (2008) 55 号 p. 185-191
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 2008 巻 (2008) 55 号 p. 192-199
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 2008 巻 (2008) 55 号 p. 200-205
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 2008 巻 (2008) 55 号 p. e1a
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
  • 2008 巻 (2008) 55 号 p. e1b
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
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