電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン
Online ISSN : 2186-0661
ISSN-L : 1881-9567
16 巻, 4 号
選択された号の論文の19件中1~19を表示しています
小特集の発行にあたって
解説論文
  • 宮下 令央, 末石 智大, 田畑 智志, 早川 智彦, 石川 正俊
    2023 年 16 巻 4 号 p. 275-284
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/03/01
    ジャーナル フリー
    運動や変形を伴う対象に対してプロジェクションマッピングを施すダイナミックプロジェクションマッピング(DPM) に関する研究が盛んに行われ,多彩な発展を見せている.本稿ではプロジェクションマッピングとDPM では要求されるシステムの高速性が決定的に異なることを指摘し,その高速性を実現する高速ビジョンチップや高速プロジェクタ,高速画像処理といった高速ビジョン技術群を紹介する.更に,これら高速ビジョン技術を用いて無拘束かつ多次元の表現に向けて進化を続けているDPM の応用研究について解説する.
  • 白井 暁彦
    2023 年 16 巻 4 号 p. 285-294
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/03/01
    ジャーナル フリー
    近年再注目されている「メタバース分野」への期待と不安,不明瞭さを専門家として整理する.前半はメタバースの歴史,定義,特にコンテンツとその受容,研究分野への影響,更に VR やエンターテインメント分野におけるUGC(User Generated Contents)と技術革新の歴史をまとめ,後半はスマートフォン向けメタバース「REALITY」を中心とした「令和のメタバース」研究開発の現場における,最先端の活動や考え方を整理する.エンターテインメント分野では常識となっている部分も多いが,進化の速い分野でもあり,工学の視点で隣接する他の研究開発分野に向けて,歴史を記録する目的も考慮しながらまとめた.
解説
解説論文
解説
解説論文
  • 山下 宙人
    2023 年 16 巻 4 号 p. 326-337
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/03/01
    ジャーナル フリー
    脳の複雑で柔軟な情報処理の仕組みを理解するためには,処理を担う脳部位を特定するだけでなく,脳部位間のダイナミックな情報のやり取りを解明することが必要不可欠です.しかし,ヒトを対象にした脳研究では,現在の脳計測法の限界から,このようなダイナミックな脳情報の可視化は困難です.我々の研究室では,複数のデータをソフトウェア的に統合して,一つの計測では達成できない脳情報の可視化を目指した研究開発を15 年以上進めてきました.本稿では,空間解像度に優れたfMRI データと時間解像度に優れた脳波・脳磁図を組み合わせて,高い時間・空間解像度での脳情報の可視化を目指す電流源推定法とその応用技術である電流信号伝達マッピング法について紹介します.
子どもに教えたい通信のしくみ
開発物語
こんなツール,使っています
街plus探訪
若者よ!世界にでよう!
私の研究者歴
科学館・博物館めぐり
巻末言
編集後記
通信がみえる一枚の写真
feedback
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