RFIDの技術には,人や物に付けて利用する非接触ICカードや無線ICタグと呼ばれる媒体と,それと電気的に無線通信を行い情報のやり取りを行うリーダユニットがある.また,周波数帯に関しては,RFIDを運用するアプリケーションによってLF(Low Frequency)帯,HF(High Frequency)帯,UHF(Ultra High Frequency)帯が用いられている.ここでは,Suica
®,PASMO
®などで利用されているHF帯13.56MHzと,今後普及が期待されるUHF帯950MHzについて,特にリーダ側の技術と課題について解説する.
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