電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン
Online ISSN : 2186-0661
ISSN-L : 1881-9567
2007 巻 , 1 号
選択された号の論文の16件中1~16を表示しています
巻頭言
私の研究者歴
私の技術者歴
この本をお勧めします 若手の技術者と研究者へ
国際会議報告
標準化解説
最近の研究開発成果の紹介
解説論文
  • 羽鳥 好律
    2007 年 2007 巻 1 号 p. 1_39-1_49
    発行日: 2007/06/01
    公開日: 2011/06/03
    ジャーナル フリー
    2006年よりサービスが開始された「ワンセグ放送」について,同サービスで用いられている技術の解説を行い,その動向を探る.ワンセグ放送は,日本における地上デジタルテレビ放送の各チャネルのうちの1セグメントを用いて,携帯電話等の端末で放送を受信することを可能とする日本オリジナルの標準規格である.同方式の特長を理解するために,まずディジタル変調とは何か,その中でもOFDM変調とはどのような優位な点をもっているかを述べる.次に,セグメント(Segment)構造について解説し,このような構成のもとに送られるワンセグ放送信号の送信側での信号処理の流れを概説してその伝送基本パラメータを紹介する.併せて理解を深めるために,移動体向けテレビ放送をめぐる世界の標準化競争の現況,及びワンセグ放送で用いられている高能率映像符号化の標準方式;H.264/AVCについてサービスに関連する事項を中心に簡単に説明する.最後に,ワンセグ放送が今後社会に受け入れられ活用されていくための要件や発展のためのシナリオについて少し検討し,今後への期待を述べる.
  • 阪田 史郎
    2007 年 2007 巻 1 号 p. 1_50-1_66
    発行日: 2007/06/01
    公開日: 2011/06/03
    ジャーナル フリー
    2005年よりWeb 2.0なる用語が急速かつ盛んに使われるようになっている.Web 2.0は,2005年に米国のTimO'Reillyが名づけ定義付けした新しい概念あるいはパラダイムであるが,インターネットのサービスやビジネスに大きなインパクトを与えつつある.本論文では,まずWeb 2.0の特徴や従来のWeb 1.0との相違などWeb 2.0の最新動向について,Web 2.0を支える技術を含めて,Web 2.0をベースとする新しいサービスやビジネスの詳細を述べる.次に,Web 2.0を基点とする将来のネットワークの研究課題の抽出やWeb 2.0の展望を行うことを目的として,Web 2.0と密接に関係する複雑ネットワークとユビキタスネットワークの動向について述べる.Webの成長モデルやコミュニティネットワークと一致する性質をもつ複雑ネットワークの構造を解析することは,Web 2.0の新しいビジネスモデル創出にも示唆を与え得る.ユビキタスネットワークは,プラットフォーム非依存やP2Pネットワーキング,コンテクスト・アウェアネスなどの面でWeb 2.0と共通性をもち,Web 2.0の将来の適用の場としても重要となる.
  • 唐沢 好男
    2007 年 2007 巻 1 号 p. 1_67-1_75
    発行日: 2007/06/01
    公開日: 2011/06/03
    ジャーナル フリー
    本論文では,多様な電波伝搬研究のうち,筆者の研究領域であるシステムオリエンテッドな部分,すなわち無線システム設計に資する伝搬モデリングに焦点を絞り,一つのモデルができ上がっていく様子を示す.その題材として,OFDMのガードインターバルを超えるマルチパス遅延がある苛酷な伝搬環境において発生する伝送誤りを,精度良く推定するための伝搬モデルを取り上げる.専門性を維持するために,必要な数式も提示しているが,モデリングを題材とした私の研究論でもある.
論評・サーベイ論文
  • 佐藤 健一
    2007 年 2007 巻 1 号 p. 1_76-1_88
    発行日: 2007/06/01
    公開日: 2011/06/03
    ジャーナル フリー
    1980年代初頭の光ファイバ通信の導入に始まり,近年の波長ルーチング技術の導入に至るまで光ネットワーク技術は大きな進化を遂げ,現在のIPネットワークの急速な発展を支えてきた.ネットワークを構築する上で光技術と電気技術は相補的な関係にある.そのため光ネットワーク技術の次の発展を考える上で,ネットワーク転送機能の進化の概要を理解していることは重要である.本論文ではここ10~15年間のネットワーク技術の進展を概観し,光ネットワーク技術の役割と今後の発展の方向に関して述べる.
所感・書簡
巻末言
編集後記
feedback
Top