日本作物学会中国支部研究集録

表紙

原稿種別: 表紙
1994 年 35 巻 p. Cover1-
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_Cover1

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日本作物学会中国支部研究集録(中扉)

原稿種別: 付録等
1994 年 35 巻 p. App1-
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_App1

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目次

原稿種別: 目次
1994 年 35 巻 p. Toc1-
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_Toc1

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岡山県における直播栽培の視点から(わが国における稲直播栽培の展開と技術的課題)

冨久保男

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 1-2
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_1

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苗立ち性の視点から : 特に湛水直播 (土壌表面播種) における苗立ち率の品種間差異について(わが国における稲直播栽培の展開と技術的課題)

天野高久

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 3-4
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_3

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耐倒伏性の視点から(わが国における稲直播栽培の展開と技術的課題)

寺島一男

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 5-6
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_5

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水稲の直播栽培ではころび型倒伏が生じやすく, 登熟期初期に倒伏した場合は著しい減収や品質低下を招く。このため、耐ころび型倒伏性の向上は直播栽培の安定化において重要な課題の一つと考えられている。しかし, ころび型倒伏に対する抵抗性が品種間や栽培手法間でどの程度異なり, いかなる生理・生態的要因がこれに関与するかについて定量的に評価, 解析を行った例は数少ない。本報告では, 耐ころび型倒伏性に関わる生理・生態的要因についてこれまで得られた知見を述べるとともに, それらの関与の機構について考察する。さらに耐ころび型倒伏性の育種的, 栽培的改良方向について論議を行う。

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水稲における無代掻き作溝直播栽培法に関する研究 : カルパー・倒伏軽減剤の処理が生育収量に及ぼす影響

齊藤邦行, 石村亮, 藤林哲哉, 黒田俊郎

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 7-8
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_7

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今日の水稲栽培は, 一層の低コスト化が要求されており, さらなる労働時間の短縮を期待できる新しい直播栽培技術体系の確立が最重要課題となっている.これまで, 乾田状態で作溝した播種面に種籾を散播して入水することにより, 代掻き作業の省略と播種作業の簡易化が可能で, 溝の崩壊による覆土効果も期待できる無代掻き作溝直播栽培法(乾・湛折衷直播, いわゆるカリフォルニア方式)の検討を行ってきた.その結果, 播種後入水により充分な覆土効果が確認されたものの, 出芽・苗立ちの不安定性や倒伏抵抗性に課題が残された.そこで, 本試験では種籾へのカルパー粉衣が出芽・苗立ちに及ぼす影響, ならびに倒伏軽減剤の処理が生育収量に及ぼす影響を検討した.

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水稲湛水直播栽培の省力施肥法について

藤岡正美, 沓野芳彦, 梛良實, 村重悦男, 泉秀夫, 来島喜代槌, 阿字雄稔

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 9-10
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_9

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水稲の直播栽培についてはこれまで多くの研究が行われているが、多くは移植を直播に変えただけの作業体系で施肥技術も組み立てられている。このため、農家にとってメリットのある栽培技術となっておらず、省力化、生産安定化技術が必要とされている

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水稲新品種候補系統 "中国 81 号" の育成について

坂井真, 中川宣興, 石井卓朗

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 11-12
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_11

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水稲 'ときめき 35' の早期出荷の可能性

山本朗

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 13-14
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_13

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'ときめき35'は1990年に島根県の奨励品種に採用され'91年より本格的に栽培が開始されて以来、順調に面積が拡大している。本年度の栽培面積は1, 300〜1, 400haと、'チドリ'を抜いて本県第3位の品種になる見込である。本品種は収量性、食味、いもち病耐病性などで有利な面が多く, 将来性は高いが, 'チドリ'に比べ収穫期が数日遅れることが最大の難点である。そこで, これを解決するために収穫期前進の可能性について検討した。

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水稲の低農薬栽培に関する生産生態学的基礎研究全国 25 大学別収量調査結果について

木下収

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 15-16
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_15

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近年、農業生産の為に費やされる諸資材が生産環境や生活環境に放出され、環境汚染につながるとの指摘がなされている。全国の大学附属農場でもそのようなことのない環境調和型の栽培技術の確立を目標とすると共に作物自体の健全な生育相と収量成立過程を把握しようと平成4年度より3年計画で協議会傘下25大学の共同研究を実施している。参加大学は北は北海道から南は鹿児島までの各地域にわたり、水稲を対象に少ない資材供与により環境に対してインパクトのより少ない栽培法について検討している。今回はそれぞれの栽培法の結果が収量に反映されているものと考え栽植密度と施肥量の差異が収量成立に及ぼす影響について報告する。

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導管溶液の溶存気体量がイネの蒸散速度に及ぼす影響

土屋幹夫, 山本和広, ボニラピルバート, 熊野誠一

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 17-18
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_17

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水稲の最高分げつ期前後における生育と籾数

井上浩一郎, 斉藤康正, 村山英樹, 坂倉孝司, 小田俊光, 中津智裕

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 19-20
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_19

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コシヒカリの作付けは薄播き, 細植え, 施肥改善等によって生産が安定化してきたこともあって拡大されてきた。さらに, 安定してより生産性を上げるためには適切な生育診断技術が求められる。生育診断技術については幼穂形成期を中心に検討されてきたが, より早い時期での診断ができれば適切な管理を行うことができる。本報告では, 最高分げつ期前後の生育とm^2当たり籾数との関係について検討した。

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主稈の同一生育型内における葉身長・節間長パターンの変異とその発現機構

松葉捷也

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 21-22
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_21

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水稲品種の1株1本植試験区では, 通常主稈総葉数に1葉の変異があり, それに対応して葉身長・葉鞘長・節間長の葉位別変化の型(葉身長・葉鞘長・節間長パターン), つまり生育型が明瞭に異なる.本報では, 各品種ごとの理想生育型を個々の茎単位で明確にしていくために, 主稈の葉身長・節間長パターンの変異性を分析し, その発現機構について考察した.

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イネの穂の着粒構造, 特に穂型の形成機構の発育形態的分析

松葉捷也, 松岡誠, 森田敏

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 23-24
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_23

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穂には分枝による一定の着粒パターンがあり, このパターンの差異が実りにかなりの差をもたらしている.しかし, このパターンや着粒構造の良否の適切な判定方法は明確ではない.そこで本報では, 穂の着粒構造の形成を1次から3次の分枝形成の変動の面から発育形態的に分析した.

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水稲難脱粒性の穂内分布および Etyleneimine 処理による難脱粒性の作出

伊藤順之輔, 橋本俊司

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 25-26
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_25

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環境条件がイネの脱粒性程度に及ぼす影響

猪谷富雄, 今田隆司, 宇高広美

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 27-28
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_27

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イネの脱粒性程度は籾の損失および脱穀効率に関係し, 稲作において重要な特性の1つである。本報告では, 出穂後の抗張強度の変化と幼穂形成期ならびに登熟前・後期の環境がイネの脱粒性程度に与える影響について行った実験の概要を報告する。

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冬期の気温及び播種期からみた麦の穂揃期の予測

冨久保男, 岡武三郎, 杉本真一, 河原祐志

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 29-30
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_29

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穂肥の施用時期, 赤かび病等の防除時期, 共同乾燥調整施設の稼働時期, 麦収穫時期及び水稲の移植可能時期を前もって予測することは麦の生産向上や農作業面で役立つ.そのためには, とりあえず穂揃期が予測出来ればよい.しかも, 生育期の早いうちに正確に穂揃期が予測できるほどよい.しかし, 気象の時期的変化は年次によって異なるので, 穂揃期の予測可能な時期には限界がある.ここでは, 実用上問題が少ないと判断された11月から3月までの平均気温と穂揃期との関係を調査した.また穂揃期は播種期にも影響されるので, 小麦について播種期との関係についても調査した.ここに, 結果の概要を示す.

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窒素形態の異なる培地におけるコムギ幼植物の生育と CO_2 収支および養分吸収との関係

平井儀彦, 土屋幹夫

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 31-32
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_31

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イネ幼植物では光合成および構成呼吸, 維持呼吸の測定によって, 茎葉部と根部への乾物の分配比が解析できることを報告した。しかし, 根部の呼吸は養分吸収にも密接に係わっていることから, 窒素の形態によっては構成呼吸と乾物増加および乾物分配の関係が異なることが予想される。本研究では, NO_3およびNH_4を窒素源とした場合のコムギ幼植物の生育とCO_2収支および養分吸収との関係を解析し, この点を検討した。

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イグサの太根と細根の差異について

土屋幹夫, 小原勝, 熊野誠一, 小合龍夫

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 33-34
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_33

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イグサ栽培では地上茎が収穫利用の対象であるため, 今日までの研究では地上茎が主な研究対象とされ, 根についての研究報告は極めて少ない。イグサの根には太根と細根の区別が認められること, 先刈り期以降の根の発生が少ないこと等が知られている。本研究では, 施肥効率の改善を図る上での基礎的知見を得るために, 太根と細根の区別の再確認をも含めて, 両根の機能的差異についての検討を行った。

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大豆における条間距離と生育・収量および倒伏の関係

中野尚夫, 河本恭一, 石田喜久男

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 35-36
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_35

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一般の大豆栽培では中耕培土作業の関係から60〜70cm程度以上の条間を確保するが, 中耕培土を割愛する栽培ではこの条間にこだわる必要がない。一方無培土栽培では, 耐倒伏性が一層重要になる。耐倒伏性は密植化によって低下する場合が多いが, 密植の大豆では互いがもたれあって倒伏が軽いという指摘もある。そこで条間の距離と収量性と耐倒伏性について検討を加えた。

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小豆に対する被覆尿素の基肥施用効果

森義雄, 柆生直義, 佐野敏広

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 37-38
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_37

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小豆の増収技術の1つとして基肥窒素の多量施用あるいは生育初期〜開花期の窒素追肥という方法がある。しかし, 基肥窒素を多量に施用すると出芽不良をまねくおそれがあり, 窒素追肥は効果が不安定である。また, どちらの方法もかなり多量の窒素を施用する必要がある。そこで, 緩効性窒素肥料である被覆尿素の基肥施用による小豆の増収効果を検討し, 一応の成果を得たので報告する。

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有機質資材によるインゲンマメの栄養価の向上

小林和広, 北方美紀, 今木正

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 39-40
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_39

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イタリアンライグラス超極短期利用系統「山系 26 号」の栽培特性

藤原健, 横畠吉彦, 芦沢宏之

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 41-42
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_41

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近年西南団地における飼料生産輪作体系での夏作物は, 飼料専用畑ではトウモロコシの栽培が前進化しており, 水田では水稲の早期栽培が広まりつつある.このことから, これらの前作となるイタリアンライグラスに対し, 従来の極短期利用型品種より早期に収穫が可能な品種の育成が求められている。山口県農業試験場では年内出穂系統の「山育78号」を母材に, 系統集団選抜法により超極短期利用系統「山系26号」を育成し, その特性について調査したのでここに報告する。

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ソルガム系統の耐湿性と飼料品質

中川仁, 前田光裕

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 43-44
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_43

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ソルガムはアフリカを原産地とする劣悪環境に強い主要穀物の一つであり, コウリャンとして知られる中国の栽培品種群をはじめとしてその変異幅は非常に大きい。わが国では飼料作物として茎葉の青刈あるいはホールクロップサイレージ利用が主であり, 高い乾物生産能力を有することから, 低コスト自給粗飼料の安定的確保に貢献する夏作物となっている。近年, 転換畑での栽培面積が増大し, 耐湿性を備えた高品質品種の必要性が高まってきた。そこで, 種子親となるグレインソルガム細胞質雄性不稔系統, 花粉親となる自殖系統や近縁野生種の耐湿性を検定し, 今後の耐湿性品種の育成のための情報を得るのが目的である。

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ソルガムの糯粳性

前田光裕, 中川仁, 土居嘉明

原稿種別: 本文
1994 年 35 巻 p. 45-46
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_45

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ソルガムは原産地アフリカ東部から, 主に食用としてインド, 中国を経て日本に渡来した。現在, 日本で栽培されているソルガムは大部分が飼料用の市販F1品種で, かつて一般に栽培されていたと言われる在来種はほとんど姿を消してしまった。その在来種はホウキモロコシを除いて糯性であり, アジアにおける糯種の地理的分布は地域, 民族の食生活文化と深くかかわっているとの報告がある(阪本, 1982, 1989)。当センターでは細胞質雄性不稔系統を利用した一代雑種育種法による青刈・サイレージ用ソルガムの品種育成を行っており, 育種素材として世界各地から導入した系統と国内収集した在来種の特性調査を行っている。その過程で胚乳の糯粳性に関するいくつかの知見が得られたので報告する。

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日本作物学会中国支部会則

原稿種別: 付録等
1994 年 35 巻 p. 47-
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_47

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日本作物学会中国支部編集委員会内規

原稿種別: 付録等
1994 年 35 巻 p. 48-
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_48_1

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日本作物学会中国支部研究集録投稿規定

原稿種別: 付録等
1994 年 35 巻 p. 48-
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_48_2

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日本作物学会中国支部研究論文・講演要旨原稿作成要領

原稿種別: 付録等
1994 年 35 巻 p. 49-50
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_49

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奥付

原稿種別: 付録等
1994 年 35 巻 p. App2-
発行日: 1994/08/01
公開日: 2018/01/30

DOIhttps://doi.org/10.24536/cssjchugoku.35.0_App2

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