歴史及び概念。化學的本態。作用、(一) 機作 (二) 特異性 (三) 環境より受ける影響、(イ) 水素イオン (ロ) 賦活及び抑制 (ハ) 物理學的條件 (四) 他の現象に對する影響 (五) 合成作用。生物學的及び病理學的意義、(一) 分布及び生體内に於ける態度 (二) 病態生理學方面。研究方法。

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「オレイン」酸「ナトリウム」ノ正常家兎肝臟色素排泄機能ニ及ボス影響ヲ檢シタルニ、ソノ適常量ノ靜脈内注射ハ該機能ヲ亢進セシムルヲ認メタリ。

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四塩化炭素ニヨリ家兎肝臟ヲ障碍シタル後該家兎ニ「オレイン」酸「ナトリウム」ヲソノ耳殻諸脈内ニ注射シテ肝臟ノ色素排泄機能ニ及ボス影響ヲ檢シタルニ「オレイン」酸「ナトリウム」ノ適量ハ該機能ヲ亢進セシムルヲ認メタリ。

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一定ノ肝臟部分機能ヲ亢進セシムル諸種ノ要約ガ肝臟ノ尿素合成並オ「アミノ」某離脱作用ニ對シテ如何ナル影響ヲ及ボスヤヲ吟味スル目的ニテ、其ノ適用時肝臟糖原質ノ減少ヲ招來セシムル牛甲状腺乾燥粉末及ビ甲状腺ノ有效物質ノ一タル「チロキシン」ノ投與ヲ選ビ、正常家兎ニ就キテ血中安門、尿素及ビ殘餘窒素量ノ三者ノ消長ヲ檢シ、更ニ尿素合成ノ資源ヲ供給スル目的ニテ一定量ノ安門鹽ヲ負荷シテ觀察セシ結果、尿素合成並ニ脱「アミノ」基作用ハ正常家兎ニ於テ認メタル變化ニ比シ著明ニ亢進セルコトヲ知得セリ。

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十七時間絶食セシメタル家兎ニ「し-アスパラギン」酸、「インシユリン」ノ夫々一定量ヲ耳靜脈内並ニ皮下ニ注射シ、夫等家兎肝臟ノ組織學的檢索ヲ行ヒタルニ、何レノ場合ニ於テモ實質細胞「ミ」ハ球状「ミ」即チ活動型「ミ」ノ増加セルヲ認メタリ。而シテ前者ニ於テハ球状「ミ」ノ増加殊ニ著明ナルヲ知リ得タリ。

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十七時間絶食セシメタル家兎ニ「レチチン」、「チロキシン」、「ヂヨードチロヂン」ノ夫々一定量ヲ耳静脈内ニ注射シ、夫等家兎肝臟ノ組織學的檢索ヲ行ヒタルニ、何レノ場合ニ於テモ實質細胞ニハ球状「ミ」、即チ活動型「ミ」ノ増加シ得ルコトヲ認メタリ。

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家兎ニ經口的ニ「アミノビリン」ヲ連續投與シ其變血液像並ニ内臟諸臟器ニ於ケル變化ヲ檢セルニ、輕度ノ貧血以外ニSchultzノ所謂Agranulozytoseヲ惹起セシモノ無ク尚諸臟器ニ於テハ隨所ニ著明ナル出血或ハ退行性變化ヲ認メタルモAgranulozytoseニ一致スベキ變化ヲ認メザリキ.仍ツテ「アミノビリン」大量連續投與ハ赤血球並ニ血管内被細胞或ハ臟器實質細胞毒トシテ作用スル以外ニ、之ノミニヨリAgranulozytoseヲ惹起シ得ザルヲ知レリ。

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急性膵臟壞死患者血清ハ培養鶏胎組織發育ニ對シ抑制的ニ作用ス。而シテ、カヽル中毒性物質ハ主トシテ「アルコール」ニヨリ抽出サル、モノナリ。

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大正十四年一月ヨリ昭和十一年十二月ニ至ル十二年間ニ、松尾内科教室ニ收容セラレタル、肝臟機能不全症三九例ニ就キテ、臨床的觀察ヲ試ミタル結果、ソノ頻度・前駆症候・初發症候並ニ眼症候ニ就キテノ所見ヲ報告セントス。

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