實驗消化器病學

肝臟の果糖代謝機能

松尾巖

1934 年 9 巻 6 号 p. 851-852
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.851

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膽石形成ニ就キテノ病態生理學的考察(十)

井上硬

1934 年 9 巻 6 号 p. 853-858
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.853

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「レボグルコザン」ノ代謝ニ關スル研究(三)

第三篇「レボグルコザン」ヲ動物ニ與ヘタル際ノ血糖量並ニ血中「レボグルコザン」量ノ消長、及ビ其ノ尿中排出量ニ就テ

木村美彦

1934 年 9 巻 6 号 p. 859-869
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.859

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「レボグルコザン」ヲ正常家兎ニ經口投與スルモソノ血糖値ニ影響ヲ及ボサザルコトヲ確メ、次イデカ、ル場合、血液内ニ於ケル該物質自體ノ消長ニ關シテハ未ダ之ヲ檢索シタルモノアルヲ知ラザルヲ以テ是ヲ遂行シ、又其ノ尿中排出量ヲ檢シ、兩様ノ測定法ヲ用ヒテ之ヲ確定セリ。依ツテ茲ニ是ヲ報告ス。

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「レボグルコザン」ノ代謝ニ關スル研究(四)

第四篇「レボグルコザン」ヲ生體ニ經口投與セル際ノBilanzニ就イテ

木村美彦

1934 年 9 巻 6 号 p. 870-876
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.870

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先ヅ「レボグルコザン」五・〇瓦ヲ家兎ニ經口投與シタル際、其ノ尿中排出ハ略々第一日ヲ以テ終了スルコトヲ確メ、次ニ正常並ニ絶食家兎ニ於テ、同量ヲ經口投與シ、二十四時間後胃腸管内ノ本物質殘存量及ビ尿中排出量ヲ檢シテ其ノBilanzヲ求メ、本物質ガ生體内ニ於テ利用セラル、可能性アルコトヲ確メ、同時ニ正常並ニ絶食家兎ニ於ケル實驗成績ヲ比較考察シ一定ノ成績ヲ得タルヲ以テ、茲ニ之ヲ報告ス。

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「レボグルコザン」ノ代謝ニ關スル研究(五)

第五篇「レボグルコザン」經口投與ニ依ル肝糖原質生成ニ就テ

木村美彦

1934 年 9 巻 6 号 p. 877-886
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.877

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正常並ニ飢餓家兎ニ就キ、葡萄糖ヲ對照トシテ、「レボグルコザン」經口投與ニヨル肝糖原質生成、或ハ増加ヲ比較檢索シ、本物質ガ肝糖原質生成能ヲ有スルコ卜、即チ肝糖原質ノ段階ヲ經テ中間新陳代謝ニ關與スルモノナルコトヲ確メタリ。

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脂肪酸ノ種類ニヨル生體内「ケトン」體生成量ノ差異ニ就キテ

第二篇脂肪酸「ナトリウム」類投與ノ場合

村上春彦

1934 年 9 巻 6 号 p. 887-900
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.887

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四日間飢餓家兎ニ、「ステアリン」酸、「オレイン」酸、「リノール」酸ノ各「ナトリウム」塩ヲ經口投與シ、其際表ハル、血液並ニ尿中「ケトン」體ノ變化ニ、脂肪酸塩ノ種類ニヨリ一定ノ差異アル事ヲ認メタリ。

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副甲状腺劑ノ幼若家兎血液脂肪並ニ類脂肪體量ニ及ボス影響

麻生田好雄

1934 年 9 巻 6 号 p. 901-909
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.901

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副甲状腺「ホルモン」「パヲチレニン」粉末ヲ幼若家兎ニ經口的ニ投興シ血液内總「コレステリン」「レチ、ン」及ビ總脂肪酸量ノ消長ヲ檢査セリ。

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肺ノ果糖ニ對スル態度ニ就イテ

大橋員惠, 木村美彦

1934 年 9 巻 6 号 p. 910-915
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.910

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先ヅ家兎肺ノ灌流方法ヲ述ベ、依之正常家兎肺ノ果糖灌流實驗ヲ行ヒ、家兎肺ハ果糖ヲ葡萄糖ニ轉化シ得ザルノミナラズ、亦之ヲ消費シ得ザルコトヲ確メタリ。

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肝臟障碍時ニ於ケル諸臟器ノ解糖作用ニ就テ

第一篇總輸膽管結紮時

沼正三

1934 年 9 巻 6 号 p. 916-925
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.916

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家兎ニ就テ總輸膽管結紮時ニ於ケル肝臟、腎臟、脾臟、腦髓、肺臟、心臟、筋肉、胃及び腸ノ嫌氣性解糖能ヲ經過ヲ逐ヒテ測定シタルニ、肝臟、胃、腸、腦髓及ビ腎臟ニ於テ上昇シ、肺臟、脾臟、心臟ニテハ正常範圍内ノ動搖ヲ示シ、筋肉ニ於テノミ多少ノ低下ヲ示セリ。

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肝臟障碍時ニ於ケル諸臟器ノ解糖作用ニ就テ

第二篇毒物ニ因ル肝臟障碍時

沼正三

1934 年 9 巻 6 号 p. 926-940
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.926

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家兎ニ就テ、「クロ、ホルム」四塩化炭素、燐等ノ所謂肝臟毒投與時ニ於ケル肝臟、腎臟、脾臟、腦髓、肺臟、心臟、筋肉、胃腸等ノ嫌氣性解糖能ヲ經過ヲ逐ヒテ測定セルニ、肺臟ニ於テ毒物投與後二日ニ於ケル解糖能ハ「クロ、ホルム」ニテハ上昇スルモノ低下スルモノアリテ一定セズ、四塩化炭素ニテハ著明ニ亢進シ、燐ニテハ低下ヲ示セリ。投與後四日ニテハ何レモ著明ニ亢進セリ。即チ毒物ノ種類ヲ異ニスルニ從ヒ肝臟ニ於テモ異ナル態度ヲ示スト同時ニ、其他ノ諸臟器ノ解糖能ニ於テモ自ラ異ナル一定ノ態度ヲ示セリ。

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膵臟並ニ肝臟機能ノ相互的關係ニ就キテノ實驗的研究

第一篇膵管結紮時ノ肝臟色素排泄機能

湯淺高義

1934 年 9 巻 6 号 p. 941-951
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.941

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膵管ヲ結紮シタル家兎ニ就キテ時間的經過ヲ逐ヒ「アゾルビン」S、「コンゴー」赤及ビ「トリパン」赤ノ肝臟ヨリノ排出状况ヲ檢索シタル結果、一定時期ニ於テ色素排泄機能ノ亢進サレ得ルコトヲ認メタリ。

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膵臟並ニ肝臟機能ノ相互的關係ニ就キテノ實驗的研究

第二篇膵管結紮時ニ於ケル肝臟糖原體ニ就キテ

湯淺高義

1934 年 9 巻 6 号 p. 952-956
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.952

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膵管結紮家兎ニ就キ肝臟糖原體ヲ測定シタル結果、比較的初期ニ於テハ減退セルモ、一定時日ヲ經過シタルトキハ著明ナル増加ヲ認メタリ。

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膵臟並ニ肝臟機能ノ相互的關係ニ就キテノ實驗的研究

第三篇膵管結紮時ニ於ケル肝臟組織呼吸ニ就キテ

湯淺高義

1934 年 9 巻 6 号 p. 957-962
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.957

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家兎ニ於テ膵管ヲ結紮シタル後經過ヲ逐ヒテ其ノ肝臟ノ組織呼吸ヲ測定シ、結紮後一定時期ニ於テハ正常時ニ比較シテ一定ノ亢進ヲ來シ得ルコトヲ認メタリ。

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肝臟機能ト果糖代謝ニ關スル研究

(第一回報告)從来ノ肝臟機能果糖試驗法ニ關スル吟味、殊ニ果糖ノ腸内吸收ニ就キテ

飯田米夫

1934 年 9 巻 6 号 p. 963-980
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.963

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從來ノ果糖經口的負荷時ノ果糖血曲線ガ必ズシモ肝臟機能障碍程度ニ一致セザルコトヲ認メ、ソノ原因ヲ果糖ノ腸内吸收ノ點ニ探索セリ。

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肝臟機能ト果糖代謝ニ關スル研究

(第二回報告)肝臟機能障害碍前後ノ家兎ニ於ケル非經口的果糖投與時ノ果糖血曲線ニ就キテ

飯田米夫

1934 年 9 巻 6 号 p. 981-1000
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.981

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非經口的果糖投與時ノ果糖血曲線ハ經口的投與時ニ於ケル缺點ヲ缺キ、一定不變性ヲ有シ、肝臟機能障碍ノ程度ニ應ジテ變化シ、シカモ輕微ノ肝臟障碍ニモ反應スルヲ以テ、鋭敏ナル肝臟機能檢査法トシテ用フル價値アルベシト信ズ。

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肝臓機能ト果糖代謝ニ關スル研究(第三回報告)

果糖ノ門脈系内負荷時ニ於ケル門脈血及ビ肝靜脈血ノ果糖價ニ就キテ

飯田米夫

1934 年 9 巻 6 号 p. 1001-1019
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.1001

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果糖ヲ門脈系内ニ注射シ、同一時刻ニ於ケル肝靜脈血ト門脈血ノ果糖價ヲ比スルニ正常家兎ニアリテハ前者ハ常ニ後者ヨリ著明ニ低キヲ認メ、此果糖價ノ差ハ肝臓障碍加ハルニ従ヒ減少スルヲ見タリ。更ニ此原因ニ就キ實驗及ビ考察ヲ行ヒ併セテ諸種動靜脈血ノ果糖價ヲモ比較シ、果糖處理作用ニ對シテハ肝臓ガ最モ重大ナル意義ヲ有スベシトノ結論ヲ得タリ

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肝臓機能ト果糖代謝ニ關スル研究

(第四回報告)諸種臓器組織粥ノ果糖ニ對スル態度

飯田米夫

1934 年 9 巻 6 号 p. 1020-1037
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.1020

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肝臓、脾臓、腎臓、肺臓、筋肉、腸壁及ビ血液等諸臓器組織粥ノ果糖濃度減少作用ハ肝臓最モ越シ、筋肉之ニ次ゲドモ遙ニ劣リ、他ノモノニ於テハ影響ナシ。此作用ハ生體液ノ水素「イオン」濃度附近ノ「メデイウム」ニ於テ最大ニシテ、肝臓障碍ニヨリ顯著ニ障碍ヲ蒙ル。更ニ肝臓粥ニヨル該作用ハ肝臓含有酵素ニヨルモノニ非ズシテ、肝細胞活力自身ト密接ナルモノナルコトヲ認メタリ。

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肝臟機能ト果糖代謝ニ關スル研究

(第五回報告)膽汁中ノ果糖ノ意義並ニソノ排出閾ニ就キテ

飯田米夫

1934 年 9 巻 6 号 p. 1038-1062
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.1038

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果糖當瓩一瓦ヲ家兎靜脈内ニ注射スルニ、正常時ニ於テハ膽汁中ニ果糖出現シ、肝臟機能障碍ニ於テハ膽汁量減少スルニ拘ラズ膽汁中ニ排出スル果糖量増加スルヲ認メ、且此際ニ於ケル膽汁中ノ果糖ノ意義及ビ果糖排出閾ニ就キ考察ヲ下セリ。

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肝臟機能ト果糖代謝ニ關スル研究

(第6回報告)生體ニ於ケル果糖排出機能ヲ變化セシメタル場合ノ果糖代謝並ニ「フロリヂン」及ビ「インシュリン」ノ果糖ニ對スル態度

飯田米夫

1934 年 9 巻 6 号 p. 1063-1088
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.1063

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正常家兎ニ兩側腎血管及ビ輸尿管結紮ヲ行へバ、負荷果糖ニヨル果糖血曲線ハ著シク上昇シソノ下降ハ遅延シ、膽汁中果糖排出量ハ著シク増加ス。但シ膽汁中果糖排出状況ハ特異ナリ。又正常家兎ニ總輸膽管結紮ヲ行へバ果糖血曲線ハ上昇シ、ソノ下降遅延スレドモソノ程度ハ劣ル。此際尿中果糖排出量ハ増加スルガ、之ハ主トシテ最初ノ一時間ニ認メラレ、排出曲線ノ下降遅延ヲ認メズ。兩結紮ヲ同時ニ行バソノ變化ハ一層著シ。又此等ヲ「クロロホルム」投興家兎ニッキ行へバソノ變化更ニ顯著ナリ。
尚「フロリヂン」及ビ「インシユリン」ハ果糖ニ封シテモ亦、葡萄糖ニ對スルト岡様ニ作用シ得ルコトヲ認メタリ。

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肝臟機能ト果糖代謝ニ關スル研究

(附)本研究全篇(第一-第六回報告)ニ互ル總括

飯田米夫

1934 年 9 巻 6 号 p. 1089-1096
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.1089

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膽石ノ成因ニ關スル實驗的並ニ臨床的研究

(第五報告)膽石症患者ニ就キテノ觀察

山澤準三郎

1934 年 9 巻 6 号 p. 1097-1105
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.1097

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診斷ノ實ナル膽石症患者一六名ニ就キ一定量ノCaヲ注射負荷シソノ後ニ於ケル血中Ca及ビK量ノ變遷ヲ時間的經過ヲ逐ヒテ觀察セル結果、膽石症患者ニ於テハ對照健常人ニ比較シテ例外ナクCa負荷後長ク血中Caノ高價持續ノ保タル、コトヲ確認シ、既報ノ結石生成ニ成功セル「ラノリン」飼育家兎ニ於テ同ジクCa負荷後ニ確メタル事實ト軌ヲ一ニスルコトヲ知得セリ。(自抄)

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腎石ノ成因ニ關スル知見補遺(第一報告)

第一篇腎石症患者ノ植物性神經系機能ニ就キテノ觀察

山澤準三郎

1934 年 9 巻 6 号 p. 1106-1109
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.1106

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腎臟結石症又ハコレニ由來スル輸尿管結石症ヲ確實ニ診斷シ得タル二〇例症ニ就キテ植物性神經系ノ藥効學的檢索ヲ遂行シ過半數(五五%)ハ所謂「ジンパテコ、ワゴトニー」ニ屬シ、爾餘(四五%)ハ所謂「ワゴトニー」ナルコトヲ確カメ、以テ腎石形成ニ對シテコノ植物性神經系機能失調ガ原因的因子ノ一タリ得可シトノ推定ニ一定ノ根據ヲ與ヘタルト同時ニ、又腎石症ニ觀ル諸症状ノ發生病理ノ解説ニ對シテ一定ノ基據ヲ得タリ。(自抄)

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腎石ノ成因〓關スル知見補遺(第二報告)

第二篇腎石症患者ニ於ケル塩化「カルチウム」負荷後ノ血清Ca及ビK量ノ變遷ニ就キテ

山澤凖三郎

1934 年 9 巻 6 号 p. 1110-1113
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.1110

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診斷ノ確實ナル腎臟結石症又ハコレニ由來サレタル輸尿管結石症患者ニ就キテ、塩化「カルチウム」ノ一定量ヲ注射負荷セル後ノ血清Ca濃度ノ變遷ヲK量ノ夫レト共ニ時間的經過ヲ逐ヒテ檢査セル結果、曩ニ膽石症患者ニ於テ看取セルト同様ニ、對照健常人ニ對比シテ血中Ca量ノ長時間高濃度ノ持續サル、コトヲ確認シ、併セテコノ現象ヲ由來セシメル機作ノ一端ヲ解説セリ。(自抄)

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左側腎のヒペルネフローム

松尾巖

1934 年 9 巻 6 号 p. 1114-1121
発行日: 1934/06/10
公開日: 2010/03/19

DOIhttps://doi.org/10.11405/nisshoshi1926.9.1114

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