巻号一覧
3 巻, 9 号
選択された号の論文の10件中1～10を表示しています
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舟岡 省五1928 年 3 巻 9 号 p. 1043-1046
発行日: 1928/12/10
公開日: 2010/03/19
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(第一回報告)正常時ニ於ケル血中「ビリルビン」濃度ノ變化並ニ「ビリルビン」ノ膽汁、尿及ビ腦脊髓液中ヘノ排泄閾ニ就テ佐伯 仁壽1928 年 3 巻 9 号 p. 1047-1064
発行日: 1928/12/10
公開日: 2010/03/19
ジャーナル フリー掲題研究ノ第一歩トシテ正常時ニ於ケル「ビリルビン」注入後ノ血中「ビ」濃度ノ變化、及ビ「ビ」ノ膽汁、尿並ニ腦脊髓液中ヘノ移行状況ヲ家兎及ビ犬ニ就キテ觀察セル結果、(一)「ビ」ガ血中ニ停滞スル期間ハ甚ダ短時間ニシテ膽汁並ニ尿中へ排泄サルモノニシテ、(二)其ノ排泄閾並ニ量ハ同一動物ト雖モ排泄門戸タル肝、腎ニヨリテ夫レヲ異ニシ又動物種屬ヲ異ニスルコトニヨリテ同一ノ臟器ト雖モ其排泄閾ハ相同ジカラザルコトヲ知レリ。即チ(イ)膽汁中へノ排泄閾ハ家兔及犬ニ於テ共ニ尿中へノ夫レニ比シテ低シ、而シテ膽汁中へノ排泄量ハ犬ニ於テハ家兎ニ於ケルヨリモ少最ナリ(ロ)尿中ヘノ排泄閾ハ犬ニ於テハ家兎ニ比シテ遙カニ低シ、(三)腦脊髓液中ヘノ移行ハ少クトモ余ノ注入ニヨリテ惹起セシメタル過「ビ」血ノ状態ニ於テハ認ムルコト能ハザリキ、但シ輸膽管ヲ結紮シテ犬ニ惹起セシメタル高度ノ過「ビ」血ニ於テハ輕度ナガラモコレヲ認ムルコトヲ得タリ。(四)而シテ以上ノ諸事實ハ黄疸ノ發生病理ノ研究ニ資スル事尠カラズト信〓。(自抄)抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (953K) -
(第二報告)酵素作用ニ及ボス色素ノ影響ノ機序ニ關スル吟味丸野 義雅1928 年 3 巻 9 号 p. 1065-1073
発行日: 1928/12/10
公開日: 2010/03/19
ジャーナル フリー著者ハ本篇第一報告ニ於テ、多數ノ色素ヲ使用シ、之ガ諸種ノ澱粉及蛋白消化酵素作用ニ及ボス影響ヲ研究シ、尚酵素作用ニ及ボス色素ノ影響ト、其性状及基體ノ粘稠度ノ變化トノ關係ニ就テ吟味セリ。本篇ニ於テハ、此等多數ノ色素中代表的ナリト思ハル、數種ノ色素ヲ選ビ、之ガ「トリプシン」及「タカヂヤスターゼ」作用ニ及ボス影響ノ機序ニ關スル吟味ヲ行ヒタリ。其結果、色素ヲ酵素及基體液ニ注加シタル場合ニ於ケル酵素分解作用ノ抑壓サル、機序ハ、甚ダ複雜ニシテ、歸一セル法則ハ容易ニ發見シ難キモ、余ノ用ヒタル範圍内ノ色素ニテハ、此場合ニオケル酵素分解作用ノ反應恒數ノ數値ハ、一次化學反應ノ方於式ニヨリテ求ムレバ、其動搖可ナリ著シキ事ヲ知リタリ。茲於、余ハ更ニ進ンデコノ「K」ヨリ、一定ノ假定ノ下ニ種々ノ方式ヲ誘導シ、コレ等ニ從ヒテ吟味セル結果、コノ「K」ノ數値ノ動搖ニ對シテハ、基體ノ吸着現象、乃至酵素作用自身ノ減弱ガ、一定ノ原因的關係ヲ有スルモノナリトノ推斷ヲ下シ得ラル、ガ如キ成續ヲ收メタリ。但シ此場合ニ於ケル吸着現象ノ吸着〓ハ、各色素ニヨリテ必ズシモ相同ジカラザルナリ。(自抄)抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (436K) -
(第三報告)消化管内ニ輸致セラレタル色素ノ影響丸野 義雅1928 年 3 巻 9 号 p. 1074-1092
発行日: 1928/12/10
公開日: 2010/03/19
ジャーナル フリー著者ハ本篇第一及第二報告ニ於テ、試驗管ニテ色素ノ酵素作用ニ及ボス影響、並ニ其機序ニ就テノ吟味ヲ發表シ、更ニ本篇ニ於テ、消化管内ニ輸入セラレタル色素ガ、酵素分解作用ニ及ボス影響ニ關スル實驗成績ヲ報告セント欲ス。先ヅ、十二指腸液中ノ酵素ニ及ボス色素ノ影響ヲ檢シタルニ、其澱粉消化酵素ニ對スル影響ハ、之ヲ撲滅、抑壓乃至促進スルカ或ハ認ムベキ影響ナク、蛋白消化酵素ニ對シテハ、多クハ其作用ヲ抑壓スル事、而モ、同一色素ノ此十二指腸液中ノ澱粉及蛋白消化酵素ニ及ボス影響ハ、澱粉及蛋白消化酵素製劑ニ及ボス夫トハ相同ジカラザルヲ知リ得タリ。次ニ靜脈内ニ注射シテ肝臟ヲ通過シテ膽汁中ニ排泄セラレタル色素が、澱粉及蛋白消化酵素ニ及ボス影響ヲ觀察シタル結果、之ト同一濃度ノ色素水溶液ノ及ボス影響トノ間ニ一定ノ差異ヲ認メタリ。而シテ、此差異ノ所以ニ就テ吟味シタル結果、共存スル膽汁ガ一程度ノ釋明的意義ヲ有スルヲ知リ得タルト共ニ、靜脈内ニ注射サレ膽汁中ニ排泄サレタル色素ノ酵素作用ニ及ボス抑壓度ガ、同一濃度ノ色素水溶液乃至膽汁溶液ノ夫ヨリモ小ナルカ、或ハ水溶液乃至膽汁溶液ニテ抑壓作用ヲ呈シタル色素ガ、膽汁中ニ排泄サレタル後ハ、却テ促進作用ヲ呈スル現象ニ對シテ、含色素膽汁ノ、基體及酵素混和液ノ環境ノPHニ及ボス變化、及基體ノ粘稠度ノ變化、引イテハ其Zustand veränderungガ、亦一定ノ原因的意義ヲ有スルモノナリトノ推斷ヲ下スニ足ル根據ヲ得タリ。(自抄)抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1032K) -
(第一回報告)實驗的肝臟機能障碍時ニ於ケル血液「アミラーゼ」ノ消長ニ就テ富岡 徳三郎1928 年 3 巻 9 号 p. 1093-1106
発行日: 1928/12/10
公開日: 2010/03/19
ジャーナル フリー肝臟機能障害ト血漿「アミラーゼ」消長トノ關係ヲ見ント欲シ、家兎ニ於テ實驗的ニ種々ノ方法ヲ以テ肝臟ヲ侵シ、經過的ニ血漿「アミラーゼ」ヲ測定シ一定ノ變化ヲウクルコトヲ觀察セリ。(自抄)抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (677K) -
第一篇正常時ニ於ケル排泄並ニ腎肝兩臟器ノ相互關係坂井 道夫1928 年 3 巻 9 号 p. 1107-1118
発行日: 1928/12/10
公開日: 2010/03/19
ジャーナル フリー家兎肝臟ハ平時絶エズ一定量ノ尿素ヲ排泄シ、血液内尿素過剩ニ應ジテ賢臟ト共ニ之レガ排泄ヲ司リ、且ツ後者ニ障碍存スル時ハ之レニ代償ス。斯ノ如ク尿素排泄ニ關シ、肝臟ハ腎臟ト恊力シ、或ハ之レニ代償スル機能ヲ有スルト雖モ、コハ制限的ニシテ、腎臟ノ夫レニ遠ク及バザルモノトス。(自抄)抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (662K) -
第一篇、臨床的研究佐伯 仁壽1928 年 3 巻 9 号 p. 1119-1130
発行日: 1928/12/10
公開日: 2010/03/19
ジャーナル フリー一一人ノ「マラリア」療法チ試ミラレタル患者ノ血中「ビリルビン」濃度並ニコノ場合ニ於ケル肝臟ノ機能ヲ檢査セシ結果、(一)多クノ場合ニ於テ過「ビ」血ヲ證明シ、(二)而シテコノ血中「ビ」量ハ一般ニ發熱回數卜共ニ増加スル傾向ヲ示シ、而モ熱發作時ニハ熱間歇時ニ比シテ更ニ高度ノ過「ビ」血ヲ認メ、(三)尚コノ際、肝臟ノ色素排泄作用ハ一定ノ障碍的變化ヲ蒙ルコトヲ知レリ。(四)而シテコレ等ノ諸事實ハ「マラリア」黄疸ノ發生ニ對シテハ溶血ニ因ル「ビリルビン」生成過多ノミニアラズシテ同時ニ惹起セシメラル、肝臟ノ「ビ」排泄機能ノ障害ガ又一定ノ原因的因子ナルコトヲ物語ルモノナリト信ズ。(自抄)抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (628K) -
第二篇「ヘモグロビン」及ビ蒸溜水ノ血中輸入ニヨル血液並ニ膽汁内「ビリルビン」濃度ノ變化ニ就キテ佐伯 仁壽1928 年 3 巻 9 号 p. 1131-1144
発行日: 1928/12/10
公開日: 2010/03/19
ジャーナル フリー前篇漏ニ於テ其ノ成績ヲ報ジタル實驗ニヨリテ「マラリア」患者ノ經過中ニ認ムル渦「ビリルビン」血ハ單ナル溶血ニ由ル「ビ」生成過剰ノミニ起因セズシテ、コノ場合ニ於ケル肝臟ノ排泄機能ノ障碍ガ之ニ關與スルモナルベシトノ推斷ヲ下シ得ル根據ヲ得タルニ其ノ源チ發シテ、本篇ニ於テハ肝臟ノ排泄機能ヲ障害セシメズシテ而モ「ビ」生成ノ過剰ヲ惹起セシメタル場合ニ於ケル血中及膽汁中ノ「ビ」價ノ變化ヲ肝臟ノ實質並ニ星芒細胞ノ機能ヲ障害シテ而モ前ト同様ナル所置ヲナシタル時ノ夫レ等ト共ニ檢索シ、更ニ進ンデ血管内溶血ヲ招來セシメタル場合ニ於ケル「ビ」生成ニ封シテ如何ナル臟器乃至臟器部位ガ關與スルヤヲ觀察セル結果、蒸溜水ノ注射ニ因ル溶血及ビ「ヘモグロビン」ノ注射ヲテ以テ「ビ」ノ過剰生成ノ惹起セシメラル、コト並ニノ過剰ニ生成セラレタル「ビ」が直ニ膽汁内ニ移行シ少クトモ之等ノ注射後一時間以後ニ於テハ血申ニ「ビ」ヲ證明シ得ザルコトヲ知リ、尚コノ「ビ」過剰生成乃至膽汁中排泄ニ對シテハ星芒細胞ヨリハ更ニ肝實細胞ノ機能が重要ナル役目ヲ演ズルモノナリト信ズルニ足ル根據ヲ得タリ。(自抄)抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (742K) -
寺内 雪男, 佐伯 仁壽1928 年 3 巻 9 号 p. 1145-1150_1
発行日: 1928/12/10
公開日: 2010/03/19
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松尾 巖1928 年 3 巻 9 号 p. 1151-1154
発行日: 1928/12/10
公開日: 2010/03/19
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