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蘇 シン, 井上 孝司
セッションID: G02
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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人工股関節などの生体材料としてTi系やCo-Cr系材料がある。これからの用途は身体の一部を代用するものでその製品には高い形状精度が必要不可欠となっている。そこでCo-Cr-Mo材に対する旋削加工を行い工具材種、切削速度などの切削条件と工具寿命の関係を調べた。その結果、PCD工具の場合は工具寿命が長く、さらに切削加工温度は切削抵抗力とともに低いことが分かった。
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新谷 一博, 西 洋平, 角谷 均
セッションID: G03
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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医療用のCo-Cr-Mo合金は耐食性，耐摩耗性に優れ，主に人工関節の摺動部の材料として利用されている．しかし，極めて高い難削性から能率性が悪いことが問題となっている．そこで能率性の高い切削加工の適用を目的とし，高速加工条件下においてバインダレスcBN工具を用いて加工を行ったところ，高精度・高能率加工が可能であることが明らかとなった．本報では，工具摩耗原因について切削温度などの観点から検討を行う．
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2次元切削試験による評価
北森 一範, 関口 徹, 岩本 謙治, 辻渕 順仁, 四十物 禎晴
セッションID: G04
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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炭素繊維強化プラスチック（CFRP）は、軽量かつ高強度であり、航空機の主要材料として用いられている。その加工には、益々高精度かつ高能率化が求められているが、被削性に関する研究例は少ない。今回、CFRPの繊維方向の違いによる切削抵抗の変化に着目し、２次元切削試験によって、加工条件の違いが加工面性状に及ぼす影響を調査した。その結果、CFRP素材の繊維方向と層間剥離度合いとの関係が明らかになった。
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野間 正男, 今田 琢巳, 浜口 和也
セッションID: G06
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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我々のグループでは、800℃以上の耐酸化温度、硬さ4000HK以上の耐摩耗性を持ち、かつ、高密着性を持つc-BN膜の応用研究を行っている。c-BNコート工具は、工具びびりを伴うために応用に問題があった。本報では、エンドミルによる切削異常特性の調査と旋削による切削動力の調査を行い、c-BNコート工具は、Ti系薄膜よりも、c-BN焼結体に近い特性を持つことを見出した。
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横田 知宏, 吉田 健太郎, 横内 正洋
セッションID: G07
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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DLC膜には成膜法や成膜条件の違いから性質の異なるものが存在するが、その性質の違いを考慮して切削性を検討した研究は少ない。そこで、DLC膜種の違いによるアルミニウム合金の切削性能の違いを明らかにすることを目的として、構造の異なるDLC膜を用いた切削実験を行った。2種類のDLCをコーティングしたエンドミルによる加工実験の結果、ドライ下、アルコールミスト潤滑下での切削性に違いが生じることがわかった。
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テクスチャ最適化とドライ加工への適用
杉原 達哉, 榎本 俊之
セッションID: G08
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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工具表面に微細な三次元周期構造を形成することで，高耐摩耗性や高耐凝着性といった様々な機能を発現する切削工具の開発を行っている．本研究ではアルミニウム合金の切削加工において凝着成長の抑制に対し効果的なテクスチャ形状について検討を行い，テクスチャの寸法と耐凝着性の関係についての評価を行った．さらに開発工具がドライ加工においても優れた耐凝着性および加工特性を示すことを明らかにした．
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釣本 聖司, 森脇 俊道, 長田 昌文
セッションID: G09
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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近年、プレス金型の分野で高硬度化による長寿命の金型が要求されている。一般的に金型は鉄鋼材料を切削加工し、焼入れ後に仕上げ加工がおこなわれるが、耐摩耗性の観点から金型材を超硬合金で代替する要求が高まっている。超硬合金製の金型を能率よく加工するためには切削加工が望まれるが、これまで超硬合金の切削法は確立されておらず、コストパフォーマンスに優れた工具寿命を得ることは困難である。ここでは多結晶ダイヤとＣＢＮ工具を用いて超硬合金の旋削を行った結果について報告する。
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杉田 直彦, 渡部 亨尚, 佐野 裕, 寺島 誠人, 光石 衛
セッションID: G13
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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骨の切削を行ったこれまでの筆者らの研究によると，切り込み厚さが大きくなると切りくずは亀裂を伴った破壊により生成され，単位除去量あたりの切削抵抗はかえって小さくなる傾向にあることが分かっている．そこで本研究は上記の現象に着目し，亀裂を発生させて加工エネルギーを低減しながらも小さい切り込みで残領域を高精度に仕上げる工具を提案するものである．牛大腿骨を用いた加工実験により提案工具の有効性を評価した．
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坂本 重彦, 村上 大介, 沖田 淳也
セッションID: G14
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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軽量かつ高強度な性質を持つCFRPコンポジット材は，新型民間旅客機および量産自動車における主要な構造体として急速に利用されつつある．CFRPコンポジット材の活用において，高精度かつ高能率な穴あけ加工技術が要求されている．超硬およびダイヤモンド工具の性能を維持する上で，工具摩耗の進行が問題である．本研究では，これまでの研究で有用性を示してきたボールエンドミルに，圧縮空気供給穴を付加した工具を設計し，その有効性を実験的に検討した．
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加藤 秀治, 敷村 達也, 森本 喜隆, 新谷 一博, 井上 稔朗, 中垣 勝敬
セッションID: G15
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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近年，焼入れ鋼の仕上げ加工においては研削加工から切削加工への代替が進められてきた．しかし，推奨されている切削条件をアップすることにより加工の高能率化を図るには耐摩耗性が大きな問題となる．本研究では高能率加工の一つの試みとして駆動型ロータリー加工に着目し，焼入れ鋼の高能率加工について検討した．その結果，通常の切削加工に比べ工具逃げ面摩耗量が抑制されることと高能率加工が可能となることを明らかとした．
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帯川 利之, 大野 龍巳, 山口 雅史, 前谷 敏夫, 宇波 繁, 尾崎 由紀子
セッションID: G16
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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焼結鋼は，炭素鋼に比べ被削性が悪い．そこで，超硬工具を使用する場合に限定し，焼結鋼の被削性に及ぼす工具材種と加工環境の影響を明らかにした．加工環境として，乾式，湿式，MQL, エアーの４種類の条件で切削を行ったところ，工具と加工環境の組合せにより，工具寿命に大幅な違いが現れた．
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インコネル718のMQL旋削加工
上原 祐也, 細川 晃, 上田 隆司, 田中 隆太郎, 古本 達明, 秀田 守弘
セッションID: G18
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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円形工具を回転させながら旋削を行うスピニングツール(ADRT)では，切れ刃が加熱(切削時)と冷却(空転時)を繰り返すため熱負荷が軽減され，難削材旋削において工具寿命の増大が期待される．前報ではSUS304を対象に，主として工具の回転速度が工具の加熱-冷却特性に及ぼす影響について検討した．本報では，代表的な高硬度耐熱合金であるインコネル718を旋削し，工具温度および工具損耗形態からスピニングツールの有効性について検討している．
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すくい面・逃げ面異種油剤噴霧法
杉本 誠也, 細川 晃, 小澤 匡人, 田中 隆太郎, 上田 隆司, 古本 達明
セッションID: G19
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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本研究ではすくい面・逃げ面に異なる種類の油剤を噴霧可能な異種油剤噴霧法を提案し，ステンレス鋼の旋削加工に適用している．ミストオイルに潤滑性を重視した油性と冷却性を重視した水溶性の２種類を用い，それぞれ工具すくい面と逃げ面に供給した．切削特性は切削抵抗，工具温度，工具損耗により評価し，逃げ面に水溶性，すくい面に油性のオイルミストを供給した場合に比較的良好な結果が得られた．
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川上 達也, 臼杵 年, 中島 省吾, 久保田 和幸, 若林 利明
セッションID: G20
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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チタン合金はその材料特性から，航空宇宙・生医学的・自動車産業で広く使われてきた．チタン合金の加工には水溶性切削油剤を使用することが多いが，ＭＱＬ加工による優位性も確認されている．本研究では，チタン合金断続切削時のMQL加工の有効性の機構を解明することを目的とする．本報では，２種類のコーテッド超硬工具(ＴｉＳｉＮ，ＴｉＡｌＮｂ)で切削し，その切削性能について検討した結果を報告する．
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セラミック工具によるBN 添加鋼の高能率切削
中西 充, 田中 隆太郎, 細川 晃, 上田 隆司, 古本 達明, 中村 哲也
セッションID: G21
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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機械構造用炭素鋼の旋削に多用される汎用性が高いコーテッド超硬工具はレアメタルを多く含むためその代替としてセラミック工具に注目した．セラミック工具は炭素鋼の切削に適さないことから高速での被削性に優れるBN添加鋼の適用性を調査した．セラミック工具でS45Cを200m/minで旋削すると10分程度の工具寿命となる．BN添加鋼を切削するとTiC添加アルミナセラミック工具でコーテッド超硬工具の工具寿命の2倍以上の10時間の工具寿命となる．
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矢野 雅大, 大橋 忠一, 宮下 庸介
セッションID: G23
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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cBN焼結体工具による高硬度鋼の加工において、切削速度を展開し刃先の温度上昇と工具損傷形態との関係について検討した。刃先温度への影響を検討するため湿式と乾式条件においても試験を行った。切削は外周旋削、光学顕微鏡を用いて逃げ面の摩耗形態を観察した。切削速度の違いにより工具損傷形態に違いが見られ、機械的損傷と熱的損傷の観点から考察を行った。
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鈴木 大輔, 糸魚川 文広, 河田 圭一, 菅沼 哲郎, 中村 隆
セッションID: G24
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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PcBN工具により焼入れ鋼精密切削を行う際，切込みや送りはcBN粒径と同スケールとなり，粒径オーダーの異方性が仕上げ面品位に影響を及ぼす．既報にてPcBNに対しナノ秒パルスレーザ加工を行うと良好な仕上げ面が得られた．そこで，粒径・含有率の異なるPcBNについて研削加工仕上げとレーザ加工仕上げの工具を作成し，焼入れ鋼精密切削試験を行い比較し，レーザによる熱影響層による異方性低減効果の検討を行った．
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武田 哲男, 關谷 克彦, 山田 啓司, 山根 八洲男
セッションID: G25
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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凝着は仕上げ面形状の劣化に大きく影響を与えるとみなす傾向がある．そこで，本研究では凝着の安定性を検討するため，チタン合金の断続旋削及び機械構造用炭素鋼の連続旋削加工を行い，切削方向における工具幾何形状の変化を調査し，仕上げ面の断面形状を比較した．その結果，チタン合金の断続旋削において工具と被削材の切り込み開始及び離脱点近傍の仕上げ面形状は概ね一致し，安定的に凝着しているものと考えられる．
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佐藤 昌彦, 田中 久隆, 竹田 諭司, 水本 洋
セッションID: G26
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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チタンは微小な切込みで高速で切削をすると切りくずが燃焼することが知られているが，これまで詳細に検討された例は少ない．本研究では，チタン合金の切削において，切込み，送り，切削速度を変え，どの程度の切削条件下で切りくずの燃焼が生じるのかについて検討を行っている．切削における切りくず燃焼の観察，切りくず温度の測定を行っている．切りくずの燃焼に関しては切込みや送りと比べ，切削速度が最も強く影響する．
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遠藤 千昭, 平出 正彦, 尾島 康市, 小川 毅, 柳沢 真澄
セッションID: G31
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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DTF研究会では小型卓上装置を用いて装置間ワイヤレスインターフェイスと給材位置認識システムを搭載した次世代モデルライン“フレンドシップライン”を開発した。小型装置の可搬性と設置の容易性に依り、様々な装置や既存の設備を容易にラインに組み込むことが出来、更に装置の入れ替えも容易となるので設備投資コストと投資リスクを低減し、更に変種変量生産に対応し、メンテナンスも容易に成りライン稼働率も向上する。
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熱変形制御の適用
鈴木 直彦, 森本 喜隆, 金子 義幸, 磯部 稔, 廣崎 憲一, 岡崎 祐一
セッションID: G33
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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加工部品の小型化・高精度化が急速に進んでおり，部品の大きさに応じた工作機械の開発，さらなる小型化への要求が高くなっている．そこで限られたベッドの空間で剛性を確保しつつ切粉の排出空間を満たすパイプフレーム構造ベッド小型旋盤を開発した．この構造により熱伝導がパイプと接合部品においてのみ生じるため熱変形が単純になり，制御点以降への熱伝導を遮る熱変形制御を適用できる．本報告ではこの制御効果について検証・評価を行う．
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伊藤 夏樹, 笹木 亮, 池本 有助, 小原 治樹
セッションID: G34
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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光微小部品である光ファイバーモジュールの自動組立において生じるファイバーのばらつきと位置決め時の振動の問題について，画像処理を用いた位置検出技術と制振理論を用いた駆動制御によって解決を図った．
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野口 昭治
セッションID: G36
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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スピンドルは最低でも転がり軸受2個を使用する。組立においては、軸受の取付位相を変化させるとすぴんどるの回転精度が変化することが知られており、調整によって回転精度を向上させて、出荷している。本研究では、単体の回転精度を事前に測定した小径玉軸受を用いて、取付位相を変化させた場合のスピンドル回転精度の変化を実験的に明らかにした。
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丹羽 正樹, 青山 栄一, 廣垣 俊樹, 奥村 慎平, 小川 幸子
セッションID: G37
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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５節閉リンクコンパクトロボットによる光学部品の磨き動作について検討した．動作における問題点およびコンパクトロボットの導入による環境負荷の低減などについて検討した．
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木村 広幸, 三井 公之, 北原 時雄
セッションID: G38
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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マイクロ旋削加工における切削力の特性を明らかにするために試作したマイクロ旋盤および微小切削力の検出器を用いて，種々の被削材と加工条件下での微小切削力を測定した．その実験結果から，マイクロ旋削における切削力を推定する実験式を導いた．同一形状の工具を使用しているので，実験式を構成する因子は，切削断面積，切削速度，被削材の材質とした．材質については，せん断弾性係数および引張り強さの両面から考察した。
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郷田 純, 三井 公之
セッションID: G39
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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本研究では4軸小型3D-CMM用の新たな回転機構の開発を行った．機構は2組のVブロックと板バネで把持し，特定の振動をVブロックを介して印加することにより軸に回転力を発生させる機構である．微小な振動で板バネとVブロック表面を軸が転動し運動することで，褶動箇所を減らし，同時に接触力を小さくすることで摩耗を抑えながらも，数十ナノメートルの非同期回転誤差運動を実現した．本報では装置及び特性評価結果について報告する．
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石澤 剛士, 諏訪部 仁, 石川 憲一, 岳 義弘
セッションID: G43
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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本報告では，展延性の高いアルミニウム合金に対して，40kHzの超音波振動を研削砥石の半径方向に発振させた超音波平面研削加工を行うことで，超音波振動が研削加工の加工特性に及ぼす影響について検討した．その結果，研削抵抗の減少に伴ない，表面粗さ，表面うねりの低減効果が得られ，良好な研削面を得ることができた．また，研削砥石外周面のアルミニウム合金の付着面積が減少することがわかった．
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サファイアの研削特性
金井 秀生, 高橋 一彰, 神 雅彦
セッションID: G44
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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高速超音波スピンドルによる高硬度脆性材料の微小研削特性に関して調べた。本報では、被削材にサファイアを用い、超音波振動が研削面性状に与える影響，加工精度に与える影響あるいは工具に与える影響などを調べた。
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インコネルの穴あけにおける超音波振動の効果
植原 佑介, 磯部 浩已
セッションID: G45
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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近年，機械部品の小型化，高精度化などの要求により，小径穴加工の必要性が高まっているが，ドリル自体の剛性の低さ，切り屑排出の困難さなどの問題を抱えている．そこで，加工抵抗の低減，切屑の微細化，工具寿命の延長などの効果がある超音波振動援用加工が注目されている．本研究では，工具の摩耗および加工穴の性状を観察し，慣用加工に対する超音波振動援用加工の特徴について検討する．
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堤 博貴, 菊間 悠介, 磯部 浩已, 福田 勝己
セッションID: G46
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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きさげ作業は高い平面度を有する面を仕上げることができる手仕上げ作業である．本研究では，従来のきさげ工具を超音波振動援用することで，きさげ仕上げ面の加工特性の改善を試みた．3DCADソフトを用いた振動解析により振動刃が弾性的に変形するように形状設計をした．きさげ加工後の加工痕の表面性状の観察，ハイスピードカメラによる加工現象の観察により総合的に工具の性能を評価した．
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薄板の突合せ接合
神 雅彦, 金井 秀生, 小玉 満
セッションID: G47
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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微小金属部品の精密超音波接合に関する可能性を検討した。まず、最適接合条件等を検討できる基礎実験装置を構築した。板厚0.2mm程度の金属薄板の突合せ接合実験を実施し、接合特性を明らかにした。
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横山 瞳, 青山 英樹, 大家 哲朗
セッションID: G61
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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近年，効率的な顧客嗜好・ニーズの把握とそれに基づくデザイン創出を可能とする手法が求められている．本研究では，数量化？泓ﾞを用いて製品形状に対する印象を予測し，デザイナが目標とする印象を呈示するデザインを創出する手法を提案する．さらに，タグチメソッドを感性に基づく製品形状設計に適用し，感性の多様性に対してロバストなデザインを創出するシステムの開発を目指す．
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対応付け制御と適応的骨格生成
大坪 克俊, 小林 一也
セッションID: G62
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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前報では，本手法における設計コスト削減を目的として，僅かなユーザ入力に基づいて骨格を自動生成するアルゴリズムの導入を提案し，実行例によって有効性を示した．本研究では，より直観的な変形の実現を目的として，骨格とメッシュの対応関係を制御するための領域分割アルゴリズムの改良，および適応的な骨格生成アルゴリズムの導入を新たに行った．本報では，この結果と有効性について実行例に基づいて報告する．
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三浦 憲二郎, 上利 真一, 臼杵 深
セッションID: G63
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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対数型美的曲線を実務に使用した場合、高品質な曲面が生成できるのか、またデザイン業務をどの程度効率化できるかについての基礎データはまったく存在しない。そこで、プロのデザイナやデザインを専攻する大学生に、実際に対数型美的曲線を用いて自動車、マウスやボトル等をデザインしてもらい、出来栄えやデザイン効率に関する官能評価試験を実施した。官能評価試験の結果をまとめると、対数型美的曲線を用いると、通常の曲線よりも素早く容易に美しい曲線を生成することが可能である。また、手書きのラインに近似させやすく、2次元の曲線から3D化する際に面の歪みが少なく、より意図した形に近い曲面が生成できる、との評価を得るとともに、デザイン業務全体の効率は約1.25～1.5倍に向上することが分かった。
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大家 哲朗, 横山 祐子, 青山 英樹
セッションID: G64
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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自動車などの工業製品の外形デザインには，高度な意匠性と曲線曲面形状の品質の高さが求められる．現在様々な手法はあるものの，依然としてデザイナの感性や手作業の部分が大きいと考えられる．本研究では，簡単な操作によって高品質かつ意匠性の高い形状を提示できるようなスタイルデザインシステムの検討を行う．曲率変化単調曲線の条件としてClass A条件を用い，対話的GAによるデザインシステムの構築を行った．
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謝 雨来, 金井 理, 伊達 宏昭
セッションID: G66
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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The virtual ergonomic assessment based on Digital Hand which estimates grasp posture and evaluates the quality of grasp is valuable for hand-held product design, because it can save the cost of test subjects, time, fabricating physical mockups, and it also enables objective evaluation. In this paper, we propose the method to implement deformable property caused by a contact between Digital Hand and the product surface by modeling the fingers as ″quasi-rigid″ objects, by constructing a physical model based on Boussinesq formula which approximates skin contact deformation mechanism, by detecting collision between Digital Hand and a product surface and enlarging the collision area, and then by finally solving Linear Complementarity Problem to resolve the contact and to produce the visible skin surface deformation. The plausible skin deformation could be obtained, because the method preserved the volume of Digital Hand before and after the skin deformation. In addition, utilizing the locality property of the deformation, the method can be easily used by the existing Digital Hand model and do not affect its original scheme of skin deformation caused by bending the finger.
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永渕 達也, 金井 理, 伊達 宏昭
セッションID: G67
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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近年，情報機器開発に際しユーザビリティを考慮したUI設計が求められている．本研究では，これまでユーザーの注視点位置を推定するEye-Trackingシステムの開発と精度の向上を行なってきた．これを用いてUI可動型ディジタルプロトタイプ操作時にユーザーが注視しているUI上の注視オブジェクトの特定を行うことで，誤操作時のUI上の箇所や誤操作原因が推定可能となる．そこで本報告では，Eye-Trackingを用いたディジタルプロトタイプ上注視オブジェクトの特定について報告する．
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對馬 清元, 青山 英樹, 柴田 岳
セッションID: G68
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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本研究では，リバースエンジニアリング技術に関し，(1)2次曲面を利用した測定誤差の大域的および局所的な平滑化処理，(2)測定データの3次元格子化によるデータ密度の均一化処理，(3)最大曲率および法線方向によるセグメンテーション処理，(4)最小二乗法を用いた曲面式の定義処理について提案している．提案手法を用いてシステムを構築し，複雑機械加工部品と意匠形状に適用して有用性を確認している．
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高品質曲面生成
松崎 幸一, 鈴木 宏正, 大竹 豊
セッションID: G69
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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リバースエンジニアリングとは実体を非接触スキャナーやＣＴ装置などで測定して得たメッシュデータを基にして曲面に復元することである。この時に可能な限りメッシュデータとの間の誤差を少なくすることが望まれるが、一方で測定ノイズがメッシュデータに含まれるために品質の低い曲面を生成してしまう問題点がある。本報告では測定ノイズの影響を受けにくい曲面生成手法を紹介する。
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東 正毅
セッションID: G72
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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本報告では，筆者の研究内容を中心に形状モデリングの発展経過をレビューし，今後の方向を展望する．形状モデリングの技術を，データ構造・位相処理および幾何処理の二つに分けて記述する．データ構造では，黎明期の取り組みを振り返り，その後の非多様体を含むエッジベース構造，さらに，面ベース表現を述べる．幾何処理では主として干渉計算を述べる．
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村上 明稔, 鈴木 宏正, 大竹 豊, 道川 隆士
セッションID: G74
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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自動車内装や家電製品などの概観を左右する表面凹凸模様である『シボ』は全工程をデジタル化する試みがなされている。先行研究では、テクスチャ合成によって小領域の画像サンプルからデザインを合成・展開する手法が確立された。本研究では次段階として、X線CTスキャナーを用いた短時間・適用範囲の広い実物サンプルの測定法の確立を目的とした。本研究により、実物サンプルから容易に画像サンプルを作成することが可能となった。
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第2報 計測実験による課題抽出とその対策の検討
石垣 彰一, 鈴木 宏正, 大竹 豊, 道川 隆士, 谷村 直樹, 藤原 信代, 浅海 和雄
セッションID: G75
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
会議録・要旨集
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本報では、MEMSの製造効率向上のために、リバースエンジニアリングの適用を目指す。そこで、MEMSの分野においてリバースエンジニアリングを適用する上での課題を抽出し、その対策を検討する。今回はX線CT装置によりMEMSを計測して、その計測データから3次元形状を抽出し、シミュレーション解析を行った。その中で、適切な解析モデルを生成するために計測データのコントラストやノイズに着目し、課題対策を行った。
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柴田 周作, 大竹 豊, 鈴木 宏正
セッションID: G77
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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現在非接触式の３次元測定機によって得られたデータがリバースエンジニアリング等の用途に広く用いられている。しかし測定によって得られたデータの品質を評価する手法がまだ確立されていない。本研究では非接触式のレーザスキャナによって得られた点群データを対象とし、点群品質の指標を得る手法の開発を目指す。本発表では多項式による局所形状推定によって点群品質の代表であるクラウド厚と点群密度分布の評価を行う。
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今村 幸太郎, 大竹 豊, 鈴木 宏正
セッションID: G78
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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単眼写真を用いた低解像度スキャンメッシュの精細化方法を提案する．本研究では単眼の写真から物体表面の反射特性を見積もる．その後Lambertの拡散反射光のモデルを基本とした光の反射の式から，見積もった反射特性，低解像度スキャンメッシュの法線，写真の輝度値を手掛かりとして，局所的な光源ベクトルと法線ベクトルを推定する．推定された法線ベクトルを用いて形状変更をする．これにより物体表面の細かな凹凸が復元できる．
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岩田 維里, 道川 隆士, 鈴木 宏正, 大竹 豊, 菱田 寛之, 大田 栄二, 橋間 正芳, 佐藤 裕一
セッションID: G79
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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携帯電話などの設計ではFDTD法による電磁場解析が用いられるが，計算に一様な格子を用いた場合，格子数が膨大になり問題となっていた．本研究では，部品形状を表すポリゴンから不等間隔格子を生成する手法を提案する．本手法は，ポリゴンから生成された等間隔ボクセルに対して，位相が壊れない範囲で格子を統合して不等間隔格子を生成する．また計算に影響のない範囲で部品形状を変更して格子数を減少させる方法についても提案する．
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山内 雄太, 道川 隆士, 鈴木 宏正, 大田 栄二, 橋間 正芳, 佐藤 裕一
セッションID: G80
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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本論文では，CAD モデルを代表とする，3 次元モデルの局所的な特徴に注目した類似形状検索の手法を提案する．提案手法では，ユーザは，形状キーを入力することで，形状キーを含む3 次元モデルを検索することが可能になる．検索の実現のために，新たな特徴量とその比較方法を定義する．提案手法を用い，ある検索キーを入力しデータベース内から，その形状を含む部品を検索する実験を行い，局所類似形状検索が可能となることを示す．
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新坂 拓真, 大竹 豊, 鈴木 宏正
セッションID: G82
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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本報では，物体を計測して得られた投影像から，非構造格子上に断層画像を再構成し，材質境界に沿った格子を生成する手法を提案する．本手法は，ML-EM法によって非構造格子上にCT画像を再構成する．次に，CT値に基づいて材質境界を推定し，格子の頂点を境界に移動する．以上の過程を繰り返し，材質境界に沿った格子を生成する．従来の手法に比べて，同一の格子密度における誤差を低減させることができる．
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Kumar Vaibhav, Michikawa Takashi, Suzuki Hiromasa
セッションID: G83
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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In reverse engineering, CAD data from ″real industrial objects″ is often computed for comparison with other CAD data or used for its CAE analysis. This greatly helps in analyzing and improving the manufactured object and thus expedites the manufacturing procedure. Thin-plate mechanical objects are often represented as a ″mid-surface with thickness″ in CAD models. Medial surfaces are often used to generate the mid-surfaces, but medial surfaces are branchy due to their definition. They can be trimmed easily which results in a shrunk medial surface. This involves a severe issue in terms of the precision of sizes in reverse engineering. This research presents a method for computing extended medial surfaces from thin-plate voxel objects. Our contribution is to extend medial surfaces so that they are extended to the boundary of the object. Our algorithm finds boundary points of the extended medial voxels by region growing on the boundary voxels of the objects. These extended medial surfaces are useful for reverse engineering applications.
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三原 彰尚, 大竹 豊, 鈴木 宏正
セッションID: G84
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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ＣＴ画像において、物体を認識するためにはその物体が写っている領域を抽出することが非常に重要な役割を担っている。しかし一度領域を抽出してしまうと、ノイズ除去や局所特徴量を検出をする際に、どのように領域を抽出したかが強く影響してきてしまう。そこで本研究においては、ＣＴ画像に直接適用できるオフセット操作を利用することで、ＣＴ画像上でノイズ除去と局所特徴量を検出することに成功した。
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艾 靖宇, 野村 光由, 柴田 隆行, 村上 良彦, 堀内 宰, 桝田 正美
セッションID: H01
発行日: 2011年
公開日: 2012/03/05
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微小径エンドミルを用いた微細加工では，工具剛性が著しく低いため，加工精度の劣化や加工能率の制限、工具の寿命低下など、課題が山積している．本研究では，直径100μmの微小径エンドミルを用いて溝切削したときの、工具の弾性変形の加工精度、とくに溝形状精度および位置精度への影響について、実験及び解析により解明を試みている。
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