行動分析学研究
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13 巻, 2 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1999 年 13 巻 2 号 p. Cover1-
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    1999 年 13 巻 2 号 p. Toc1-
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    1999 年 13 巻 2 号 p. Toc2-
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
  • 真辺 一近, 河嶋 孝, Mior James E., Dooling Robcrt J.
    原稿種別: 本文
    1999 年 13 巻 2 号 p. 100-114
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
    外国語習得者および聴覚障害児の音声の聞き取りの測定を行うために、音声の差異の検出を課題としたゲーム形式の聴覚測定コンピュータプログラムを作成した。この聴覚測定コンピュータプログラムの有効性を検討するため、日本語を母国語とする日本人(NJ)と英語を母国語とするアメリカ人(NE)の/ra/-/la/音声の知覚の差異を、コンピュータプログラムと同定課題の両測定法で測定した。また、聴覚障害児(補聴器あるいは人工内耳装用児)の英語の母音の知覚の測定を行った。実験1では、コンピュータプログラムおよび同定課題の両測定法で従来と同様に、/ra/一/la/音声のカテゴリカルな知覚がNEでは見られたのに対し、NJでは見られなかった。コンピュータプログラムによって得られた反応潜時に基づくINDSCALによる個人間の知覚の類似度と、同定課題の結果は良く一致していた。実験2では、/ra/一/la/音の連続体上の特定の音声の物理的音量を5dB上昇させると、コンピュータプログラム(検出課題)の測定結果が同定課題に比べてより影響を受けることが確かめられた。これは特にNJで顕著であった。実験3では、音量をランダムに変化させることにより、ラウドネスの違いによる検出課題における測定への影響を相殺できる事を確かめた。聴覚障害児への応用を行う上で検出課題を用いる場合は、測定の対象となっている特定次元以外の次元が、付加的な手がかりにならないように統制する事が必要であることが指摘された。また、コンピュータプログラムで得られたデータをもとにした多次元尺度構成法による英語の母音の知覚マップは、従来の結果と良く一致した。
  • 青塚 徹
    原稿種別: 本文
    1999 年 13 巻 2 号 p. 115-129
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
    本研究では、3つの刺激クラス形成法の効率性について比較検討を行った。線形形成法では、刺激間関係を見本合わせを用いて系列的に訓練した(すなわち、A・B・C・Dの刺激クラスのため、A [見本刺激]・B [比較刺激], B→C, C→Dの訓練を行った)。これは、刺激等価性パラダイムにおいて使用されてきた形成法である。一方、円形形成法では、円を描く形で刺激間関係を訓練した(すなわち、A→B, B→C, C→D, D→Aの訓練を行った)。対称律強化形成法では、見本刺激と比較刺激の役割を交代させる訓練を行った(すなわち、A→B, B→C, 0→D, B→A, C→B, D→Cの訓練を行った)。実験1では、線形形成法と円形形成法の比較を行った。その結果、2つの刺激クラスを形成した被験者の割合は、円形形成法群(8名中3名)より線形形成法群(8名中5名)で大きかった。また、線形形成法群の平均反応時間は、円形形成法群よりも有意に短かった。実験2では、8名の被験者を用い、実験1の2つの形成法を被験者内デザインにより再び比較した。しかし、2つの形成法間に有意な差は見られなかった。実験3では8名の被験者を用い、対称律強化形成法と線形形成法を被験者内デザインにより比較した。形成された刺激クラスの数の比較では、形成法間で大きな差はなかった。しかし、対称律強化形成法の平均反応時間は、線形形成法よりも有意に短かかった。刺激等価性で用いられる手続き(すなわち、線形形成法)は、効率的な刺激クラス形成法であることが考えられる。しかし、その効率性には限界がある可能性もまた考えられる。
  • 青塚 徹
    原稿種別: 本文
    1999 年 13 巻 2 号 p. 130-138
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
    本研究では、レスポンデント条件づけによる皮膚コンダクタンス反応(skin conductancc rcsponse, SCR)に、ノード距離(すなわち、等価クラスの2つのメンバーに介在するノードの数)による効果が現れるかを検討した。条件1では、7名の被験者を用い、まず4つのメンバーから成る2つの等価クラス(すなわち、A1・Bl・C1・DlとA2・B2・C2・D2)を形成した。次に、被験者に対し、D1の提示には電気ショックを通電し、D2の提示には通電しない条件づけの手続きを行った。そして、2つのクラスのメンバー全てを提示し、それらに対するSCRを測定することにより、DJ-が獲得した条件づけの機能が同じクラスの他のメンバーに転移するかを調べた。SCRの平均反応量のデータによれば、条件づけの機能の転移がある程度示された。更に、Dlと2つのノード(すなわち、BlとCl)によって隔てられたA1に対する平均SCRは、ノードに隔てられていないClに対する平均SCRよりも小さかった。この結果は、SCRに対するノード距離の効果がある程度現れたことを示していた。条件2では、他の7名の被験者を用い、刺激等価性の成立を調べるテストを転移を調べるテス1・の終了後に行った。それ以外は、条件1と同じ手続きで実1験を行った。しかし、平均SCRのデータに転移とノード距離の効果は現れなかった。本実験の手続きを改善し、条件づけによるレスポンデン1・反応に対し、ノード距離がどのような効果を与えるか更に詳しく調べる必要がある。
  • 島宗 理
    原稿種別: 本文
    1999 年 13 巻 2 号 p. 139-142
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1999 年 13 巻 2 号 p. 143-144
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1999 年 13 巻 2 号 p. 145-
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1999 年 13 巻 2 号 p. 146-
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1999 年 13 巻 2 号 p. App1-
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1999 年 13 巻 2 号 p. Cover2-
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
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