行動分析学研究

表紙

原稿種別: 表紙
2008 年 22 巻 2 号 p. Cover1-
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_Cover1

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CONTENTS

原稿種別: 目次
2008 年 22 巻 2 号 p. Toc1-
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_Toc1

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目次

原稿種別: 目次
2008 年 22 巻 2 号 p. Toc2-
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_Toc2

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河合伊六先生追悼文

小林重雄

原稿種別: 本文
2008 年 22 巻 2 号 p. 112-113
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_112

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○から×へ : 冨安芳和先生を偲んで

望月昭

原稿種別: 本文
2008 年 22 巻 2 号 p. 114-115
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_114

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行動変動性研究の動向 : 特集号発行にあたって(編集者から,<特集>行動変動性の実験研究とその応用可能性)

山岸直基

原稿種別: 本文
2008 年 22 巻 2 号 p. 116-119
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_116

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行動変動性の強化可能性に関する概念的検討(<特集>行動変動性の実験研究とその応用可能性)

八賀洋介

原稿種別: 本文
2008 年 22 巻 2 号 p. 120-140
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_120

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近年では変動的行動のスケジュール研究が盛んに行われている。興味深い現象として、変動性の高い行動は強化頻度減少や消去に対して変動性の変化を起こしにくいことが指摘されている。しかし、スケジュール効果を検討する以前に"変動性がオペラントである、条件づけられる、強化可能である"などといわれる場合、その抽象性のために何を言わんとしているのかが曖昧である。本稿では行動変動性を強化する際に実際に何が行われているのかを明らかにすることと、併せて最近の本領域の研究動向を展望することを目的とする。分析の軸を与えるために2つの予備的検討を行う。始めに行動分析学におけるオペラントと変動性の概念の用法を確認し、次に変動性強化で使用される手続きを検討する。それらの検討から本領域で使用される分化強化の対象を明確にする。そのもとで、オペラントとしての変動性をめぐる先行研究を概説し、行動変動性と分化強化の関係を論じる。変動的行動のスケジュール研究の下では、変動性次元が分化強化対象として存在するのではなく、むしろ、変動的行動の内部パラメータとして存在していることを指摘する。

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人間行動における変異と淘汰の再検討 : 行動変動性の制御技術がもたらしたもの(<特集>行動変動性の実験研究とその応用可能性)

山岸直基

原稿種別: 本文
2008 年 22 巻 2 号 p. 141-153
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_141

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行動変動性研究の最近の発展により、強化スケジュールを利用して、行動変動性を安定的に制御する技術が開発され、さらにその技術がシェイビングに応用されている。そしてこれらの技術を利用することにより、ヒトの強化スケジュール感受性が反応間間隔(interresponse time: IRT)の変動性と密接に関わっていることが明らかになった。そして、行動変動性と強化スケジュール感受性という行動間の因果関係を検討する際の問題点について議論するとともに、ヒトのオペラント行動が教示や強化履歴によって影響を受けて変化するとき、それらの変数により行動変動性が変化したことが直接の原因になっている可能性について考察した。行動変動性と強化スケジュール感受性の関係は、ヒトの行動に対して変異と淘汰という枠組みを適用することの意義を改めて示している。変異と淘汰によってその変遷を説明する淘汰理論は、最近の検討により、生物進化やオペラント条件づけだけでなく、免疫システムや神経細胞の発達にも適用することができると考えられている。ヒトを対象とした行動変動性研究は、このような普遍的淘汰理論を視野の中に入れることによってさらに発展してゆくと考えられる。

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「オペラント変動性」は「応用」に何をもたらすのか? : ブリッジ研究の新たな可能性(<特集>行動変動性の実験研究とその応用可能性)

武藤崇

原稿種別: 本文
2008 年 22 巻 2 号 p. 154-163
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_154

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本稿の目的は、オペラント変動性に関するブリッジ研究を題材として、応用行動分析における新たなブリッジ研究の意義と可能性を検討・提示することである。まず、本稿におけるオペラント変動性の定義を明示した。次に、オペラント変動性研究に関するブリッジ研究を同定し、その概観を行った。概観した領域は、発達障害・精神病理、そして創造性に関するものであった。最後に、その概観を題材にして、応用行動分析における新たなブリッジ研究の意義と可能性を提示した。具体的には、1)標的行動の次元に対する多様性が喚起される、2)「反応の構造」に対する分析や援助技法が進展・洗練される、3)研究者・実践家自身のもつ価値観がより自覚化されるという3点が示唆された。

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乱数生成行動と行動変動性 : 50年を超える研究の流れと今後の展望(<特集>行動変動性の実験研究とその応用可能性)

長谷川芳典

原稿種別: 本文
2008 年 22 巻 2 号 p. 164-173
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_164

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過去50年以上に及ぶ「乱数生成行動」研究を概観し、行動変動性研究に関する3論文をコメントし、今後の展望を述べた。乱数生成行動研究は概ね1950年代から始まっているが、「なるべくランダムに」という言語的教示の曖昧さ、被験者が投げやりに振る舞っても対処できないこと、学習要因を考慮に入れていないこと、といった問題点があった。いっぽう行動変動性の研究は、それらの問題点を解消し、「人間が生成した乱数列はどこに問題があるのか」という特性論的な見方から、「オペラント条件づけ手続によってどこまでランダムな乱数列を生成させることが可能か」という、行動変容の視点で新たな可能性を開いた。しかし、一口に行動変動性と言っても、反応のトポグラフィーやIRTに関する微視的な変動性から、ランダムな選択行動や新しい形を作るといった巨視的な変動性までいろいろある。微視的な変動性は分化強化として扱えるが、巨視的な選択行動の変動性は弁別行動として論じるべきである。今後の展望としては、微視的、巨視的という区別に留意しつつ、発達障害児の一部で見られる常同的・反復的な選択行動を改善するための効果的な支援方法の確立といった現実的な課題にさらに取り組む必要がある。さらに長期的なライフスタイルにおける一貫性と変動性をめぐる問題も、行動分析学の課題になりうる。

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人間の選択行動における先行経験と異種選好 : VRスケジュールがもたらす変動性(<特集>行動変動性の実験研究とその応用可能性)

小野浩一

原稿種別: 本文
2008 年 22 巻 2 号 p. 174-183
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_174

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(1)研究の目的ヒトにおけるFRスケジュールとVRスケジュール間の選好が特定のスケジュール履歴によって変化するかを検討した。(2)研究計画実験操作の前後に従属変数としての選好を観察する事前事後実験デザインを用いた。選好は並立連鎖スケジュールによって測定した。(3)場面大学施設内の小実験室において個別に実施した。(4)実験参加者募集に応じた大学生27名(男性13名、女性14名)。(5)独立変数の操作前後のテストフェイズの間に履歴フェイズとして、14名の参加者には左右のターミナルリンクにFRスケジュールを配置したFR履歴を、13名の参加者には左右のターミナルリンクにVRスケジュールを配置したVR履歴を加えた。(6)行動の指標両テストフェイズにおけるFRスケジュールとVRスケジュール間の選択において、FR側イニシャルリンクの相対反応率とFRターミナルリンクの選択数を選好の指標とした。(7)結果 FR履歴とVR履歴は異なる結果をもたらした。FR履歴の参加者は総じてVRスケジュールへの選好を増加させ、異種選好を示した。一方、VR履歴の参加者の選好の変化は多方向的でその変化値も大きかった。(8)結論先行履歴はヒトの選択行動に対して、(1)異種選好のような一般的変化、そして、(2)履歴内容によって異なる特異的変化、をもたらす可能性がある。

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ハトの変動的色刺激選択行動の分化強化(<特集>行動変動性の実験研究とその応用可能性)

山崎雅文, 望月要

原稿種別: 本文
2008 年 22 巻 2 号 p. 184-187
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_184

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研究の目的本研究では18個の円形のキーを用い、ハトの色選択の行動変動性がN-back強化手続きにより増大するか否かを実験により確認した。被験体デンショバト4羽を使用した。方法実験箱前面に赤、緑、水色の3色の円を無作為に3行6列、計18個呈示した。第1フェイズでは、直前1反応とは異なる色への選択を行った場合に強化子を呈示した。第2フェイズでは直前2反応とは異なる色選択をした場合に強化子を呈示した。第3フェイズでは黄色の円を加えて直前3回とは異なる色選択に対して強化子を呈示した。行動の指標行動の等確率性を表す相対情報量(Hr)、すなわち、最大値を1として相対化したU値を使用した。結果全てのハトでNの値を1から2、または3に変化させた場合に、Hrの増大が確認された。結論 3つ以上の選択肢のある選択行動においても、N-back強化手続きを用いてNの値を増大させることで、行動変動性の指標のひとつである選択行動の等確率性が増大する可能性が示唆された。

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日本行動分析学会会則

原稿種別: 付録等
2008 年 22 巻 2 号 p. 188-189
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_188

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日本行動分析学会会則細則

原稿種別: 付録等
2008 年 22 巻 2 号 p. 190-
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_190

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日本行動分析学会倫理綱領

原稿種別: 付録等
2008 年 22 巻 2 号 p. 191-196
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_191

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日本行動分析学会倫理委員会規定

原稿種別: 付録等
2008 年 22 巻 2 号 p. 196-197
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_196

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日本行動分析学会論文賞規定

原稿種別: 付録等
2008 年 22 巻 2 号 p. 198-199
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_198

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日本行動分析学会実践賞規定

原稿種別: 付録等
2008 年 22 巻 2 号 p. 199-200
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_199

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「行動分析学研究」投稿規定

原稿種別: 付録等
2008 年 22 巻 2 号 p. 201-
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_201

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「行動分析学研究」執筆の手びき

原稿種別: 付録等
2008 年 22 巻 2 号 p. 202-204
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_202

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Editorial Board

原稿種別: 付録等
2008 年 22 巻 2 号 p. App1-
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_App1

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編集委員等

原稿種別: 付録等
2008 年 22 巻 2 号 p. App2-
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_App2

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複写される方へ

原稿種別: 付録等
2008 年 22 巻 2 号 p. App3-
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_App3

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奥付

原稿種別: 付録等
2008 年 22 巻 2 号 p. App4-
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_App4

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裏表紙

原稿種別: 表紙
2008 年 22 巻 2 号 p. Cover2-
発行日: 2008/03/31
公開日: 2017/06/28

DOIhttps://doi.org/10.24456/jjba.22.2_Cover2

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