本研究は、学校教育における防災教育の充実に向け開発を行った教材、鹿児島市:防災ノートに関する報告を行うことを目的とする。研究方法は、文部科学省の学校教育における防災教育のねらいを踏まえ、各都道府県や市町村で作成されている防災に関する資料、教材の収集を行い、教材の内容、教育現場での活用の視点から分析し開発教材の検討を行った。
1.開発した教材は、鹿児島市:防災ノートである。
2.開発教材である鹿児島市:防災ノートの特徴は、①発達段階に応じた体系的な教材、②児童・生徒自身で調べ、考え、まとめ、書き込むノート型教材、③緊急時にも活用できる教材、④地域性を取り入れた教材、⑤学校で学習したことが家庭で活用される教材、である。
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