地すべり
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24 巻, 1 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 谷口 敏雄
    1987 年24 巻1 号 p. 1-4
    発行日: 1987/06/20
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 末峯 章, 島 通保, 小西 利史
    1987 年24 巻1 号 p. 5-9
    発行日: 1987/06/20
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    四国における結晶片岩地域の小さな地すべりが起こる時間と地球潮汐との時間関係について述べられている。その小さな地すべりは1984年4月から1984年11月まで20台の伸縮計で観測された。そして同期間には集中豪雨などによる異常な降雨はなかった。小さな地すべりは地表面の膨張時に多く起こっている事が判明した。このことは地球潮汐が地すべりのトリガーとなっている事を示唆している。この地すべりは統計的には二項分布をしていないことが判明した。そして, この地すべりが点過程の周期性を有しているかどうかの検定を行っている。その結果, フィッシャーの検定において99%の有意性を持って半日周潮の周期性を有している事が判明した。
  • 伊豆半島, 中伊豆地域における斜面の崩壊予知分析
    井東 澄雄, 石川 重雄, 西木 敏夫
    1987 年24 巻1 号 p. 10-19
    発行日: 1987/06/20
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    本学会誌の第I報 (Vol. 16, No. 2, 1979年) において斜面崩壊予知の手法の理論面について報告した。第II報 (Vol. 17, No. 2, 1980年) では, 前報の予知手法を伊豆半島の天城山系の一部に選定した模式地 (現在崩壊・既崩壊地点および未崩壊各地点) に適用して調査・分析を行い, その手法が正当であることについて報告した。本報文では, さらに中伊豆地域の広範囲にわたっての表層地質斜面 (調査地点総数122地点) の調査を実施し, 前報手法の客観性について検討し, かつまた数量化理論II類による解析を行い, 本手法についての検討を行った。
    その結果
    1) 前報で斜面崩壊予知のために統計上のモデル式として用いた, 下記の重回帰モデル (線形回帰モデル) logRα=logR0+r1logX1+r2logX2+………………+rnlogXn
    を, 本調査地域に適用した場合においても, 重相関係数 (第I地帯; 0.925, 第II地帯; 0.915) は高い値を示し, かつF値も, 第I地帯 (F=26.7418), 第II地帯 (F=28.1106) とも大で, いずれも有意水準1%で有意であり, 前報の斜面崩壊予知の手法の妥当性が確認された。
    2) 数量化理論II類では, 表-1中に示した要因のうち, X1, X2, X3, X4, X5, X6, X8, X9, X10の9要因について既崩壊・現在崩壊各地点 (Group-1), 未崩壊各地点 (Group-2) の判別を行った。その結果, 判別精度が約78%であり, 分析の結果としては良好で, 斜面崩壊予知分析としての本手法の普遍性・客観性が, 立証されたと考えられる。
  • Haruo SHUZUI, Yasuaki KAWAHARA
    1987 年24 巻1 号 p. 20-29
    発行日: 1987/06/20
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    国見地すべり地において, 夏期 (1984年8月) および秋期 (1985年11月) に水質分析を実施した。その結果, 組成的にも濃度的にも時期的な問題は認められなかった。
    それら地下水における, 各種鉱物間の熱力学的安定について考察した。その結果, 地すべりブロック内から採取した地下水については, Ca-モンモリロナイトと, 地すべりブロック外から採取した地下水については, カオリナイトと平衡状態にあることが判明した。
    また, 排水トンネルの坑口から206m付近の断層に由来する地下水の熱力学的安定について考察した。その結果, 基盤岩上面のすべり面付近を流下する地下水の他に, 当断層破砕帯を一つの水道として流下している地下水の存在が考えられた。
    筆者らは, 地すべり粘土中に含有するスメクタイト (=モンモリロナイト) の生成について研究しているが, それによると, それらスメクタイトは, 地下水の影響により凝灰岩中の沸石類から生成されているものと考えられている。そこで今回, 地下水の水質分析を実施した結果, 地下水中のHCO3-の影響により地すべリブロック内の地下水は, スメクタイトと平衡状態にあることが判明した。そして, HCO3-が約40mg/l以上存在すると, 地下水の熱力学的安定領域がカオリナイトの安定領域から, Caモンモリロナイトの安定領域に変化しており, 地すべり粘土の生成が活発になるものと考えられた。
  • 崩壊予測の批判に答えて
    斉藤 迪孝
    1987 年24 巻1 号 p. 30-38
    発行日: 1987/06/20
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    Main points of arguments lie in misunderstanding such that the divisions of the creep ranges are confused, that the belt-like assembly of point expressions is mistaken as a creep-rupture curve, and that the proposed method of forecasting is to make by using such a number which is not obtained unless after failure.
    This paper indicates those misunderstandings and mistakes with reasonable proofs.
  • 東京営林局由比治山事業所
    1987 年24 巻1 号 p. 39-45
    発行日: 1987/06/20
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
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