誘電体バリア放電を利用したDBDプラズマアクチュエータ(DBD-PA)を用い、MEL001翼型からの剥離流れの能動制御を試みた。試作したDBD-PAに ±2.0, ±2.25, ±2.5, ±2.75, ±3.0 kVのバイポーラ電圧を50kHzで印加した場合、1m/s以上のtangential jetを誘起できる。剥離制御実験は、風洞内に設置した200mm×200mm×500mmの試験部で行われ、主流速度Um = 3.2 m/sで実施した。剥離制御を効果的に行うためのジェット速度及び消費電力が有職分布及び計測される電流・電圧信号から評価した。
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