造園雑誌
Online ISSN : 2185-3053
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29 巻, 1 号
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  • 都市公園の利用に関する研究 (4)
    近藤 公夫
    1965 年 29 巻 1 号 p. 8-13
    発行日: 1965/08/30
    公開日: 2011/07/19
    ジャーナル フリー
    この発表は都市緑地の利川調査によつて求められる周辺地域に対する誘致率を通じて、その誘致範囲を構造的に解明し、この人間行為の生態的側面から新しい都市時代にも一貫し得る緑地岡題の解決を試みるもので、その結果から次ぎの問題分析が可能となる。半径0.1km圏、幼児の緑地利川行動圏、社会的には近隣的結合の成立する範囲。半径0.3km圏、未成年層の緑地利用行動圏、社会相としては日常購買圏に相当する。半径0.7km圏、成年層が都市緑地を利川する一般的な行動圏、社会活動としては撰択性購買圏として考えられる。各圏域の緑地施設として、幼児公園 (利用児占用面積20m2乃至50m2基準) 、児童公園 (同50m2乃至100m2基準) 近隣公園 (同50m2乃至200m2基準) と云う性格のものが各々に対応して考慮きれる。
  • 飯島 亮, 安蒜 俊比古
    1965 年 29 巻 1 号 p. 14-17
    発行日: 1965/08/30
    公開日: 2011/07/19
    ジャーナル フリー
    The author investigated the planting distribution of gardentrees and shrubs in Japan, and already showed 108 maps of distribution in the preceding number.
    In this paper they have show 24 maps of distribution and have given an exp'anaton about them from the ge: yr r aphical point of view.
  • 井手 久登
    1965 年 29 巻 1 号 p. 18-24
    発行日: 1965/08/30
    公開日: 2011/07/19
    ジャーナル フリー
    (1) 初年度においては樹種別にみて生育状況のよかつたものは、改良ポプラ、クロマツ、スズカケノキであつたが、2年目に入りスズカケノキの成績が悪くなり生長のよかつたものは改良ポプラ、クロマツのみであつた。3年日になると各樹種とも樹勢を盛り返し、ハルニレを除いて生長率は急界しはじめた。
    (2) 改良ボブラ、ハルニレを除いて客土効果が認められるが、客土量による差は3年日の段階ではまだ明らかでない。
    (3) 施肥効果は各樹種、各区ともにおいて認められない
    (4) ヘドロ区では最も枯損率が高い。
    (5) ヘドロ区で生育のよいものは改良ポプラ、クロマツニセアカシアの順である。
    (6) 総台的にみて、干拓上壌で生育状況のよかつたのは改良ボブラ、クロマツであるが、ウロマツはまだ試験樹が小きいので今後検討の余地がある。ケヤキ、スズカケノキ、ニセアカシア、スギも30cm以上の客土を行えば生育は良好である。
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