造園雑誌
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7 巻, 3 号
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  • 石神 甲子郎
    1940 年 7 巻 3 号 p. 109-118
    発行日: 1940/12/28
    公開日: 2011/04/13
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    明治神宮内苑の御造營は、神社奉祀調査會官制公布以來前後八箇年の長年月と、約522萬圓の國費を要せる曠古の大事業にして、祭儀神寳等に關する件を初め、社殿、参道、林苑等各般の事項に亘り、周密なる調査研究の結果完成を見たるものであつて、之を造園史上より顧る時は、此の明治神宮御造營てふ盛事に依り、明治維新以來兎角衰退の途を辿り來りし我造園界に、俄然劃期的飛躍を誘致せる記念すべき一大傑作である。御造營の経過に就ては明治神宮造營誌其他二三の書籍に依り概略を知るを得べく、茲には御鎭座後の境域の状況に就て昭和二年より同十年の八年間維持管理に依り感得せる事項に就て述べて見度いと思ふ。
  • 金子 九郎
    1940 年 7 巻 3 号 p. 119-122
    発行日: 1940/12/28
    公開日: 2011/04/13
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  • 小寺 駿吉
    1940 年 7 巻 3 号 p. 123-127
    発行日: 1940/12/28
    公開日: 2011/04/13
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  • 丹羽 鼎三
    1940 年 7 巻 3 号 p. 128-136
    発行日: 1940/12/28
    公開日: 2011/04/13
    ジャーナル フリー
    上來縷述するところを、要約すれば、次の如し。
    (一) 作庭形式上より、日本庭園を分つて、整形・寫景・寫意の三類に大別する。但、茲に云ふ整形庭園は、西洋在來のものとは、大いに趣を異にし、僅かに庭園の地割に於て、中軸の左右に、地區的對象を成すに過ぎない。
    (二) 寫景庭園は、日本に於ける庭園の、主流を成すものにして、筆者の所謂、林泉・縮景・借景・路地の諸庭園、之に屬す。庭上の自然の再現に關しては、東・西其の理念を異にすと難も、西洋在來の風景庭園、略之に當る。
    (三) 寫意庭園は、日本に於てのみ見らるるものにして、庭上に使用せられたる、作庭資料の示現する景觀により、引き起されたる聯想が、觀者を、形而上の或る境地に到達せしむる様、意匠工夫せられたる庭園である。所謂、枯山水庭園・吉鮮庭園は、是が適例として擧げらるる。
    (四) 寫意庭園は、其の意匠・手法の非寫實的・非羅列的・非読明的なるを、特徴とす。從而、此の種庭園を觀賞するには、觀者が、よぐ作者の意圖するところを理解し、其の庭園の持つ風格と、形而上の意義と、而して因て來るところの面白さとを、味得し得る丈の藝術的素養を、備へて居らなければならない。
  • 村本 外雄
    1940 年 7 巻 3 号 p. 137-151
    発行日: 1940/12/28
    公開日: 2011/04/13
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  • 松元 泰允
    1940 年 7 巻 3 号 p. 152-156
    発行日: 1940/12/28
    公開日: 2011/04/13
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