造園雑誌
Online ISSN : 2185-3053
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10 巻, 1 号
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  • 加藤 一男
    1943 年10 巻1 号 p. 3-4
    発行日: 1943/06/30
    公開日: 2011/04/13
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  • 山口 實
    1943 年10 巻1 号 p. 5-6
    発行日: 1943/06/30
    公開日: 2011/04/13
    ジャーナル フリー
  • 長松 太郎
    1943 年10 巻1 号 p. 7-11
    発行日: 1943/06/30
    公開日: 2011/04/13
    ジャーナル フリー
  • 小寺 駿吉
    1943 年10 巻1 号 p. 13-18
    発行日: 1943/06/30
    公開日: 2011/04/13
    ジャーナル フリー
  • 丹羽 鼎三
    1943 年10 巻1 号 p. 19-26
    発行日: 1943/06/30
    公開日: 2011/04/13
    ジャーナル フリー
    一, 作庭は綜合藝術である。
    二, 日本の庭園は日本文化の中でも, 往古, 最も早く大陸丈化の影響から離脱して, 日本的性格を備へたものの一つである。
    三, 鎌倉時代に盛になつた禪宗の影響が, 室町時代に入つて庭園に現はれて來て, 途に「枯山水」又は是と同主旨なる一種獨特の庭園を生むに至った。
    四, 檜畫・音樂・陶工・其の他我が國土に於て日本的發展を遂げた藝術には, 何れにも共通なる理念が存する。此の理念はまた, 日本作庭の理念にも通するものである。而して, 此の理念が具盤化されたものが所謂「枯淡」となるのである。
    五, 日本の武道の精神も亦, 前記理念と相通するものがある。
    六, 日本獨特と言はるる茶道の精神も亦, 同様なる理念に立脚するものと考へられる。「枯淡」と「佗」とは同じ源から發した流である。
  • 丹羽 鼎三, 高梨 信之
    1943 年10 巻1 号 p. 27-32
    発行日: 1943/06/30
    公開日: 2011/04/13
    ジャーナル フリー
    一、 高麗芝・野芝 (栽培品・野生種)の種子の大さは、平均、長さ (粍) 2.7:2.8:3.1, 幅 (粍) 0.8:1,2:1.2, 厚さ (粍) 0.6:0.7:0.7であり、容積 (立方粍)は平均0.49:0.77:0.76であった。
    二、 同上三種に於ける重量 (瓱) は、各、平均0.56:0.86:0.89、比重は、夫々、平均1.08:1.15:1.13を示した。
    三、 全種子に對する不稔種子の歩合 (%) は、平均、高麗芝41・野芝栽培品38・野芝野生種39と成つた。
    四、 アルコホール65~80%溶液に依る選種の結果、高麗芝は完全に稔實種子を選取し得たるも、野芝栽培品に於ては、浮上種子中に、稔實種子が猶ほ14~23%含まれて居つた。
    五、 保存約1箇月の種子の甲堺適温は、定温器使用の結果、高麗芝・野芝 (栽培品・野生種) とも、35℃ なることが判明した。但、其の甲堺歩合 (%) は夫1.1:0.2:0.3に過ぎす、何れも甲堺甚だ不良且微弱である。
    六、 露地に於ける保存約1箇月の種子の甲堺歩合は、高麗芝4.9%・野芝栽培品4.4%・野芝野生種4.8%であつた。
    七、 高麗芝種子の貯藏約1箇月のものと1箇年のものとの甲堺を、定温器内に於て檢したるに、夫々、1.1:0.4%の甲堺歩合と8:13日の初甲堺日數とを示し、貯藏1箇年を經たる種子は其の甲堺が大いに低下することを知つた。
    八、 高麗芝種子の貯藏約1箇月・1箇年・2箇年・3箇年のものの露地に於ける甲堺歩合は、夫々10.53:4.95:0.05:0%であり、其の初甲堺日數は各、10:10:12:0日となり、貯藏1年以上に及べば甲堺は著しく低下し、貯藏3年を經たる種子は全く甲堺せざることが明かとなつた。
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