日本舶用機関学会誌
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10 巻, 2 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 今井 一郎
    1975 年 10 巻 2 号 p. 130-135
    発行日: 1975/02/01
    公開日: 2010/05/31
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  • 犬伏 才延, 豊田 能章
    1975 年 10 巻 2 号 p. 136-143
    発行日: 1975/02/01
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    舶用主機として航空転用形ガスタービンをとう載するには吸, 排気系装置を小形化することによって一層その特徴を生かすことができる.大量, 高温の排気ガスをディフューズする排気系を小形化すると局部的に過大流速領域が生じたり, 圧力変動を引き起こしたりする.これらの問題点は排気ダクト系の振動, 騒音, 強度に対して悪影響をおよぼす.そこで, 排気ダクト系の小形化という観点からこれらの問題点を明らかにすると共に, その対策の効果を実験により確認した.
  • 酒井 逸朗, 岩下 優
    1975 年 10 巻 2 号 p. 144-148
    発行日: 1975/02/01
    公開日: 2010/05/31
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  • 和栗 雄太郎, 小野 信輔
    1975 年 10 巻 2 号 p. 149-159
    発行日: 1975/02/01
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    大形船用ディーゼル機関のシリンダライナ, ピストンリングの異常摩耗は, 機関の高出力化, 低質燃料の使用とそれに付随する高アルカリ価シリンダ油の使用などと密接な関連があり, ここ10年来の解決すべき重要課題の一つになっている.筆者らの一人は, さきにシリンダ径110ミリの小形往復動摩擦試験機と小形四サイクル機関による基礎的な研究を行ない, 異常摩耗の発生機構とその防止策について発表した.しかしながら, これらの装置は, 構造や作動条件などいろいろの点で対象の大形ディーゼル機関と異なるため, 実用機関に近い性能, 構造を有する実験機関による研究が重要と考えられる.そのような観点からこの報告は, 大形クロスヘッド機関とほぼ同じ性能を有するシリンダ径190ミリの二サイクル実験機関と, 往復揺動形ピストソリング試験機を使用して行なった異常摩耗の実験的研究をまとめたものである.研究は, 1) 異常摩耗の現象的特徴をは握し, その発生機構を明らかにするための実験と, 2) 異常摩耗の発生を支配するいくつかの要因の影響を調べる実験について行なった.その結果, i) ピストンリング, シリンダライナの異常摩耗は, 初期なじみ期間のか酷なリングの片あたりにより発生するスカッフィングが端緒になり, その結果, 金属母材から堀り出される寸法が大きい硬質摩耗粉による異物摩耗の形態で促進される.ii) 異常摩耗が発生すると, ピストンリングのしゅう動面は平たん化し, 摩耗粉の寸法, しゅう動面の粗さが大きくなるので, これらによって発生の有無を判別できる.iii) 正常摩耗の場合は, 工場試運転の時間範囲でほぼなじみが完了する.iv) 高アルカリ価のシリンダ油は, 低アルカリ価のものより異常摩耗を発生しやすいが, その一つの原因は, 高温での油膜広がり性の欠乏にあると考えられる.V) シリンダライナ面の仕上は, 旋削の方が研削よりもスカッフィングを発生しにくいが, その原因は粗面の保油作用によるものと思われる.Vi) テーパリング, 両テーパリングの使用は, なじみ過程におけるピストンリングの片あたりを緩和する作用があり, スカッフィングの発生防止に有効である.vii) 高出力機関に対する回転ピストン機構の採用は, スカッフィング防止上かなりの効果が期待できる.などの事柄を明らかにすることができた.
  • 武田 幸男, 坂本 研也, 根岸 道明
    1975 年 10 巻 2 号 p. 160-169
    発行日: 1975/02/01
    公開日: 2010/05/31
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    大容量化する船舶電源装置では, 発電機を常時並列運転することが一般化してきた.並列運転時に発生する無効横流を抑制するために横流補償装置が用いられるが, 負荷時には母線電圧を低下するように作動するから, 従来は横流補償率を大きくすることが出来なかった.それゆえ, 低い横流補償率の場合は並列運転系統の安定度が低下し, 負荷の増加によって乱調を発生する場合がある.
    本文は, 大きな横流補償抵抗と, 差動変流器 (DCT) を組合せた差動横流補償装置 (DCC) を用いて.極めて安定で, かつ, 電圧変動率の小さい電源構成が得られることを示したものである.すなわち, 差動変流器を横流補償回路に導入した場合の動態安定度と定態安定度の解析を行なって.動態安定度は差動変流器の有無に関係しないこと, 及び, 横流補償度 (横流補償率とAVRの制御ゲインの積) の最低制限値が定態安定度から求められることなどを明らかにした.又, その結果に基づいて, 差動横流補償装置の設計方針を示し, 単独・並列運転のいずれにおいても母線の電圧変動率を±1%以内とする安定な電源設計例を示した.本装置はすでに多数の船舶に装備され, その効果は確認されている.
  • 山根 一夫, 大原 紘一
    1975 年 10 巻 2 号 p. 170-174
    発行日: 1975/02/01
    公開日: 2010/05/31
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  • 小山 陽一, 今橋 武, 中村 正和
    1975 年 10 巻 2 号 p. 175-182
    発行日: 1975/02/01
    公開日: 2010/05/31
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  • 小山 陽一, 高須 績
    1975 年 10 巻 2 号 p. 183-191
    発行日: 1975/02/01
    公開日: 2010/05/31
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  • 糸井 宇生
    1975 年 10 巻 2 号 p. 192-201
    発行日: 1975/02/01
    公開日: 2010/05/31
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