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庄司 博人, 高嶋 康人, 大畑 充, 南 二三吉
セッションID: 249
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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レーザ溶接部に切欠きを設けた標準シャルピー試験片とサイドグルーブ試験片を対象として、溶接部の強度や硬化部幅および強度比が吸収エネルギーと横収縮量の関係に及ぼす影響をFEMにより解析した。これに基づき、サイドグルーブ試験から標準試験片の吸収エネルギーを推定する手法を提案した。
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-マスターカーブ法の活用-
大畑 充, 笠田 竜太, 木村 晃彦, 芝 清之, 谷川 博康
セッションID: 250
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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微小試験片にて標準破壊靭性試験片で得られる破壊限界値を再現することのできる評価手法について、破壊靭性に及ぼす力学的要因と確率論的要因を考慮しながら提案した。1/4スケールの試験片においても本手法を用いることで適切な破壊靭性を評価できる可能性を示した。
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山下 洋一
セッションID: 251
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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高温予荷重は見かけの破壊靱性を上昇させることは良く知られている。この高温予荷重は圧力容器の冷却時の熱過渡問題や水圧試験の副次効果の問題として重要になることがある。本研究では、予荷重付与・除荷・冷却・低温再負荷(LUCF)の負荷過程を受ける圧力容器の脆性破壊発生評価をASTM E1921マスターカーブ法に基づいて実施する方法を検討した。780MPa級高張力鋼を用いて、同負荷過程を受ける3点曲げ試験片のみかけの破壊靱性を、提案した手法により精度良く評価することでできることを示した。
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崎本 隆洋, 伊木 聡, 大畑 充, 南 二三吉
セッションID: 252
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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本研究では、高内圧下でのパイプの延性き裂進展挙動を実管引張試験により明らかにした。また、パイプから切り出したSENT試験を用いて、鋼管の延性き裂進展抵抗曲線(R-curve)を評価すると共に、内圧パイプが軸方向引張を受けた際の引張限界歪の予測を試みた。
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邱 海, 左 宏, 平岡 和雄
セッションID: 253
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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Ni-Cr系溶接金属における残留γのTRIP効果によって破壊形態の変化を検討した。
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大久保 貴史, 大畑 充, 南 二三吉, 松野 崇, 桜田 栄作, 瀬戸 厚司, 末廣 正芳
セッションID: 254
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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延性の歪履歴依存性と鋼材二相組織形態の関係を解明するため、第二相の体積分率を変化させた2種類のフェライト―パーライト鋼を対象に、歪履歴を変化させて延性破断させる実験を行った。両鋼材で延性の歪履歴依存性が異なることを示し、その要因を損傷観察およびシミュレーションにより解明を試みた。
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前野 祐太, 中村 満, 梅村 崇
セッションID: 301
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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cBNセラミックスと超硬合金の拡散接合を行い,今回はトルク強度と界面組織特に,界面生成物との関係を検討した結果,接合強度と界面生成物巾には密接な関係があった.
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白井 康宏, 権田 英修, 安井 利明, 大橋 修, 福本 昌宏
セッションID: 302
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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超硬合金同士の拡散接合において、接合温度・圧力・時間といった接合条件を変化させ、接合強さ、接合部組織・元素分布への影響を調査し、ろう付け強さと比較することで、本材料の拡散接合の可能性を示した。
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権田 英修, 白井 康宏, 安井 利明, 大橋 修, 福本 昌宏
セッションID: 303
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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超硬合金同士の拡散接合適用の可能性は見出された。本報では、接合温度・圧力・時間といった接合条件による接合部空隙表面でのコバルト挙動を調査し、自由表面での挙動と比較することで空隙消失機構について検討した。
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依田 誠子, 池庄司 敏孝, 鈴村 暁男, 山崎 敬久
セッションID: 304
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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薄膜の拡散接合では,接合中の薄膜の破断や薄膜の組成の変化による薄膜の機能の阻害が予想される.本研究では,ステンレス鋼へのパラジウムの見かけの拡散係数を求めた後,拡散接合条件の変化に伴うパラジウムの性質の変化を調べ,パラジウム薄膜とステンレス鋼の最適な接合条件についての考察を行う.
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伊藤 寛之, 中込 忠男, 崎野 良比呂, 川端 洋介, 藤牧 勇太, 護 雅典
セッションID: 305
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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本研究では溶融亜鉛めっき施工用の溶接接合部を実大サイズで再現し,めっき対策用溶接接合部の構造物と一般的な工場溶接の構造物について変形能力および耐力の比較を目的とし載荷実験をおこなった.
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その1 実験概要
川端 洋介, 中込 忠男, 崎野 良比呂, 藤牧 勇太
セッションID: 306
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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近年、構造計画の多様化に伴い開発された新材料の一つにS A 4 4 0 鋼(6 0 キロ鋼)があり、従来の6 0 キロ鋼( S M 5 7 0 ) と比べると低降伏比であるが、4 0 キロ、5 0キロ鋼と比べると降伏比は高めである。しかし降伏比が高い鋼材を梁材に用いた場合、その変形能力は低下する傾向にあることが確認されている。そこで本研究ではS A 4 4 0 鋼のように降伏比が相対的に高い場合に、孔空きフランジ工法が現場溶接接合形式の変形能力に及ぼす影響を実大破壊試験により検討する。
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その2 実験結果及び考察
川端 洋介, 中込 忠男, 崎野 良比呂, 藤牧 勇太
セッションID: 307
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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近年、構造計画の多様化に伴い開発された新材料の一つにS A 4 4 0 鋼(6 0 キロ鋼)があり、従来の6 0 キロ鋼( S M 5 7 0 ) と比べると低降伏比であるが、4 0 キロ、5 0キロ鋼と比べると降伏比は高めである。しかし降伏比が高い鋼材を梁材に用いた場合、その変形能力は低下する傾向にあることが確認されている。そこで本研究ではS A 4 4 0 鋼のように降伏比が相対的に高い場合に、孔空きフランジ工法が現場溶接接合形式の変形能力に及ぼす影響を実大破壊試験により検討する。
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池庄司 敏孝, 鈴村 暁男, 山? 敬久
セッションID: 308
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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ろう付圧接は,接合面に挟んだクリーニングメタル(ろう材)が清浄化作用を持つため,圧接時の接合圧力を低く抑えることができる.そのため,通常の圧接では困難な配管の接合が可能である.ステンレス鋼管を接合する際に,継手近傍の鋭敏化が危惧されるが,ろう付圧接では高周波誘導加熱を用いて温度制御を行うことで,鋭敏化が抑制できることが確認された.
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佐東 信司, 佐藤 大樹, 遠藤 貴弘, 佐藤 裕
セッションID: 309
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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本研究では、Mg合金(AZ31)の摩擦攪拌接合実験を試みた。そのときのツール回転数やショルダ径について検討した。特に接合部の組織、引張強度、硬さについて評価し、FSWの最適条件を見つけることを目的とします。
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阿部 奈津美, 馬場 宙, U.F.H.R. Suhuddin, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 310
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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自動車用に開発されたベークハード性アルミニウム合金摩擦攪拌接合部の析出現象に及ぼす導入ひずみ量の影響について調べた。
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高橋 弘枝, ミロノフ セルゲイ, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 311
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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AZ31マグネシウム合金に摩擦攪拌接合を行った場合における集合組織形成に及ぼす接合条件の影響について調べた。
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尾和 智信, 酒井 俊介, 小泉 司, 滝澤 秀一
セッションID: 312
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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摩擦撹拌プロセスを用いてカーボンナノチューブ(CNT)添加した2017アルミニウム合金表面改質層の作製を検討した。CNT添加方法の検討,作製した複合層のミクロ組織観察結果,強度試験の結果を報告する。
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劉 多, 西尾 浩之, 中田 一博, 浪? 貴則, 米崎 久徳
セッションID: 313
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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本研究では、AZ31マグネシウム合金と異種材料としてAZ80マグネシウム合金との接合に、摩擦攪拌接合を適応し、その機械的特性とミクロ組織について評価を行った。また、両合金をAサイドとRサイドにおいて入れ替えた場合、継手の諸特性に大きな違いが生じ、その原因について検討を行った。
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坂村 勝, 大石 郁, 竹保 義博, 藤井 英俊, 中田 一博
セッションID: 314
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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アルミ/鋼の摩擦攪拌点接合では,ツールの耐久性の問題から,上側に配置されたアルミのみを摩擦攪拌する方法がとられていることが多い。本研究では,ツールの耐久性に優れる,先端が球面のツールを用い,アルミと鋼の両方を摩擦攪拌することで接合強度の向上を図ることを目指した。
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下田 陽一朗, 椿 正己, 安井 利明, 福本 昌弘
セッションID: 315
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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近年、輸送機器の軽量化と高強度維持の両立という観点からアルミニウム合金と鉄鋼材料によるハイブリッド構造体の作成が注目されている。本研究では、摩擦攪拌作用を用いて透明塩化ビニルとS45Cの突合せ接合を行い高速度カメラ、PIV(粒子画像流速測定法)を用いて接合中の材料流動の定量評価を行った。
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鈴木 啓晃, 椿 正己, 安井 利明, 福本 昌宏, 篠田 剛, 川本 直樹, 古澤 秀雄, 桂木 陽平
セッションID: 316
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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マグネシウム合金は比強度が高く軽量なため注目されている.しかし,マグネシウム合金は耐食性に劣るため,アルミニウム合金と併用することで用途の拡大が期待される.本研究では摩擦攪拌作用を用いてマグネシウム合金とA1070の重ね点接合を行い,強度試験及び接合部のミクロ組織調査を行った.
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孫 玉峰, 藤井 英俊, 高木 直樹, 義高 興津
セッションID: 317
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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In this study, a novel two-step rotation bonding method was applied for the joining of 1mm-thick Al alloys. In the first step, the work-piece was rotation bonded on a specially designed black plate and the keyhole was removed in the second step by using a pinless rotation tool. After bonding, the microstructure observation and mechanical properties were characterized to evaluate this joining methods used for different kinds of Al alloys.
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畠山 敬大, 長谷川 利之, 大久保 通則
セッションID: 318
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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本研究では摩擦攪拌点接合における被接合材の塑性流動に及ぼすツール先端形状の効果を調査するため,流体解析ソフトを使用したシミュレーション解析とアルミニウム合金を使用した接合実験を実施した.
供試材に対しては組織観察と,硬さ試験,引張せん断試験を行い,シミュレーション解析結果の妥当性を検証した.
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堀江 祥平, 篠崎 賢二, 山本 元道, 門井 浩太, 中新 紘貴, T.H. North
セッションID: 319
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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良好な継手を得るためには、塑性流動を積極的に制御し最適な接合部形状を得る必要がある。
本研究では、ショルダやプローブなどの形状因子が塑性流動現象に与える影響を詳細に調査検討を行った。
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谷 和樹, 篠田 剛, 桂木 陽平
セッションID: 320
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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スポットFSWの接合現象を解明する上で、接合温度は重要な項目のひとつとなる。本研究では、自社開発した測定機器を用いスポットFSW施工時のプローブ先端およびショルダーの温度を複数点同時に測定し、供試材の温度と比較した。スポットFSWの接合条件と温度の関係について報告する。
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中村 圭, 松津 航平, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 321
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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高窒素鋼に対して、種々の接合条件にて摩擦攪拌接合を行い、接合部の力学特性および耐食性を調べ、諸特性に及ぼす接合条件の影響を明らかにした。
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中村 圭, 三宅 将弘, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 322
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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304オーステナイト系ステンレス鋼に対して、接合条件を変化させた摩擦攪拌接合をPCBNツールを用いて実施した。得られた継手の力学特性と耐食性を評価し、これら特性に及ぼす接合条件の影響について検討した。
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森貞 好昭, 藤井 英俊, 水野 雅, 阿部 源隆, 北村 優介, 長岡 亨, 福角 真男
セッションID: 323
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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工具鋼は種々の炭化物によって鉄母材を強化した材料であるが、当該炭化物及び母材結晶粒を共に微細化することは極めて困難である。本研究では、レーザクラッディング技術と摩擦攪拌プロセスを組み合わせることにより、ナノメートルオーダーの微細組織を有する工具鋼被膜を得ることに成功した。
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華 鵬, 聶 存珠, 佐藤 裕, 粉川 博之, 朴 勝煥, 平野 聡
セッションID: 324
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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12%Cr鋼の摩擦攪拌接合部における硬さ分布とミクロ組織の関係を調べ、これらの関連性を議論した。
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根本 真弓, 中村 満, 澤田 祐貴
セッションID: 325
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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FCD450とSUS304の重ねFSWにおけるインサート材の影響について,インサート材を3種類変えて実験した.その結果,インサート材の効果は強度には表れなかったが,チル防止効果が明瞭に表れた
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土屋 由美子, 高橋 雅士, 斎藤 宣久, 藤井 英俊
セッションID: 326
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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材料に加圧力による加工歪と摩擦による熱を同時に与える摩擦攪拌(FSP)の特性を利用して、接液面であるステンレス材料表面の組織を微細化することは、材料の耐食性および耐SCC性を向上させる可能性がある。本研究では、FSPを利用した表面改質技術の検討を行い、その特性を評価した。
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谷口 公一, 松下 宗生, 池田 倫正, 遠藤 茂
セッションID: 327
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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板厚1.2mmの270MPa級鋼板と980MPa級鋼板の摩擦撹拌点溶接に関して検討を行い、Si3N4ツールを用いた接合における継手強度(引張せん断、十字引張)に及ぼす塑性流動状態および圧接部状態の影響を明確化した.
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北村 優介, 森貞 好昭, 藤井 英俊, 水野 雅, 阿部 源隆, 長岡 亨, 福角 真男
セッションID: 328
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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機械的特性の向上を目的として、溶射超硬合金層に摩擦攪拌プロセスを施した。種々の条件で摩擦攪拌プロセスを施した溶射超硬合金層を評価し、摩擦攪拌プロセス条件と得られる溶射超硬合金層の機械的特性との関係を明らかにした。
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鄭 永東, 藤井 英俊, 孫 玉峰
セッションID: 329
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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供試材として種々炭素鋼を用い、炭素鋼摩擦攪拌接合継手の組織制御による継手品質向上を目的として、接合中に液体CO2を用いて継手の局部冷却を試みた。接合部のミクロ組織および機械的特性に及ぼす液体CO2による冷却の影響について検討した。 その結果、良好なビード外観および機械的特性を得られた。
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洪 尚ジン, 藤井 英俊, 田崎 潤, 杉田 薫
セッションID: 330
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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供試材として炭素鋼を使用し、高周波加熱方式を用いることで接合速度の高速化を目的として、高周波コイル電流および接合条件を変化させることでプロセスの最適化を図った。その結果、接合後に継手の引張試験および硬さ試験による良好な機械的特性を得られた。
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松下 宗生, 木谷 靖, 池田 倫正, 遠藤 茂, 藤井 英俊
セッションID: 331
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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板厚12mmの引張強さ390N/mm2級鋼板の摩擦攪拌接合に関して、PCBNツールを用いた片側1パス接合における攪拌部の温度、組織、硬さ、靭性、塑性流動状態を解析し、攪拌部内での特性変化を明確化した。
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宮澤 智明, 岩本 祐一, 丸子 智弘, 藤井 英俊
セッションID: 332
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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Irの強度を向上させる添加元素を調査し、高強度のIr合金を作製した。この合金について、高温における機械的特性、耐酸化性を調査し、FSW用の接合ツールを作製した。このツールを用いてSUS304ステンレス鋼の接合を行い、ツールの形状変化を調査した。
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佐藤 裕, 三宅 将弘, 粉川 博之, 大森 俊洋, 石田 清仁, 今野 晋也, 朴 勝煥, 平野 聡
セッションID: 333
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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γ/γ’構造を有する新規Co系耐熱合金を用いた摩擦攪拌接合ツールを開発した。鉄鋼およびTi合金の摩擦攪拌接合において素晴らしい性能を示した。本講演では、新規Co基合金ツールの適用性について述べる。
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両面同時摩擦攪拌接合法の開発(第1報)
朴 勝煥, 平野 聡, 加賀 慎一, 小野瀬 満, 富永 憲明, 芳村 泰嗣
セッションID: 334
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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上下接合ツールの先端部が凸と凹形状からなるツールを用い、ビード裏面に未接合部が生じない両面摩擦攪拌接合法を開発した。両面から投入された摩擦熱を有効に利用することで、消費電力を大幅に低減でき、4m/min以上の高速接合が可能となった。板厚1~6mmのアルミ合金に対して、突合せ面のギャップ許容度を調査した結果、ギャップ1mmにおいても180度曲げが可能であることが判った。両面摩擦攪拌接合した板厚3mmのアルミ合金を0.3mmまで圧延し、両面摩擦攪拌接合部を圧延加工に適用可能であることを確認した。
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両面同時摩擦攪拌接合法の開発(第2報)
朴 勝煥, 平野 聡, 加賀 慎一, 小野瀬 満, 富永 憲明, 芳村 泰嗣
セッションID: 335
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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両面摩擦攪拌接合法を用いて、板厚0.5tアルミ合金の突合せ及び重ね合せ継ぎ手形状における接合性を調査した。
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平 博仁, 杉山 良平, 柴柳 敏哉
セッションID: 336
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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ポリエチレンを対象にして得た標準的な摩擦攪拌接合条件を基準として、数種類の熱可塑樹脂に適用し、その挙動に及ぼす材質の違いの影響を調べた。その結果ガラス転移点の高い熱可塑樹脂への適用へは工夫を要すること、またアクリル樹脂は流動不安定が生じやはり適用が難しいことがわかった。
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中村 賢治, 新原 潤一郎, 岩本 知広, 里中 忍
セッションID: 337
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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本研究では,通電加熱した回転工具による高分子材料の軟化と攪拌を利用した突合せ溶接を行い,加工中の材料の流動特性から加工条件と高分子材料の流動状態の関係を調べた.また各条件における流動挙動と物質の移動から接合メカニズムを明らかにした.
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禹 仁秀
セッションID: 338
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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本研究で開発した14%Crフェライトステンレスレーザ溶接鋼管はPWHT無しの条件でも、優れた加工特性および生産性を示した。レーザ溶接鋼管は既存のTIG溶接および高周波溶接鋼管に比べ、入熱の低減により溶接幅の狭く、溶接部の硬さも低下されることによって加工性が向上されるものと推察された。
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御幸 正則, 平田 茂, 池上 雄二
セッションID: 339
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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スーパーオーステナイト系ステンレス鋼UNSS31254、UNSN08904、UNSN08926の厚板に、ER NiCrMo-4系溶接棒を用いたTIG多層溶接を行い、溶接金属部の低温靱性を評価した。その結果、溶接金属部にMoを含有する析出物が多いほど、低温靱性が低下する傾向が明らかとなった。
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栗原 耕平, 粉川 博之, 佐藤 裕, 藤井 啓道
セッションID: 340
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
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安定化オーステナイト系ステンレス鋼に粒界工学を適用することにより、材料の耐粒界腐食性が向上し、ナイフラインアタックが抑制された。これは対応粒界密度が増加することによって、クロム炭化物の粒界への析出を抑制し、更に腐食の進行経路となるランダム粒界が不連続化されたためと考えられる。
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山田 剛毅, 安田 悠, 粉川 博之, 佐藤 裕, 藤井 啓道
セッションID: 341
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
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粒界工学制御後の304オーステナイト系ステンレス鋼にひずみを加えた後熱処理を行い、それらの加工熱処理が耐腐食性に及ぼす影響を調べた。その結果、粒界工学制御材と非制御材はどちらもひずみ量の増加と共に耐腐食性は低下したが、粒界工学制御材では非制御材に比べて高い耐腐食性を維持した。
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長谷川 利之, 三富 均, 大久保 通則
セッションID: 342
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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低炭素鋼とアルミニウム合金の異材接合性に関する研究を実施した。今回は,抵抗スポット溶接と摩擦撹拌点接合による異材接合部における金属間化合物の挙動に注目し,外観観察,組織観察およびEPMA観察と硬さ試験,引張せん断試験を実施した。
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本田 嗣男, 黒木 博憲, 山口 富子, 西尾 一政
セッションID: 343
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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鋳鉄の溶接肉盛で、熱影響部のボンド付近に生じた部分溶融域が急冷されて白銑組織となり、少し離れた焼鈍域では熱処理作用によって、セメンタイトが消失したパーライト基地に、フェライトで周囲を囲まれた黒鉛が析出したブルスアイ状組織が現れる。
いずれも、溶接熱サイクルの繰り返しで溶接部温度が上昇すると次第にその幅を拡大した。 鋳鉄の溶接肉盛における溶着金属組織の形成過程について検討した。
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于 麗娜, 仲林 佑馬, 亀山 雅司, 平野 伸朗, 千種 直樹, 才田 一幸, 望月 正人, 西本 和俊
セッションID: 344
発行日: 2010年
公開日: 2010/11/09
会議録・要旨集
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低合金鋼の溶接熱影響部における硬さの焼戻し効果を評価するためにラーソン・ミラーパラメータを熱サイクル過程に拡張したパラメータを提案する。再現熱サイクル材を用いた硬さ試験結果より、本パラメータを用いて算出した予測値と測定値が良い対応を示すことが明らかとなった。
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