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木村 真晃, 安 圭栢, 日下 正広, 瀬尾 健二, 冨士 明良
セッションID: 101
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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角棒の摩擦圧接について、母材から破断する健全な継手を得るために様々な検討を行った。その結果、角棒と丸棒の組み合わせにおいて、圧接面同士の相対速度を瞬時に零とし、さらにアプセット圧力を付加する接合方法によって、母材と同等の強度を有し、かつ母材から破断する継手が得られることを明らかにした。
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長治 雅倫, 木村 真晃, 安 圭栢, 日下 正広, 瀬尾 健二
セッションID: 102
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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A7075摩擦圧接継手の継手強度に及ぼす時効処理の影響を明らかにするため、自然および人工時効処理を施した継手強度の検討を行った。その結果、溶接直後では母材の約63%であった継手強度が、180日の自然時効で約88%まで、120℃―48時間の人工時効で約95%まで継手強度が増加した。
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大家 陽右, 木村 真晃, 安 圭栢, 日下 正広, 瀬尾 健二
セッションID: 103
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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炭素含有量が異なる各種鋼材の接合に入熱量半分以下で接合が可能である低入熱摩擦圧接法を適用し、継手強度に及ぼす摩擦圧力の影響を検討した。その結果、母材と同等の強度を有する継手を得るためには、炭素含有量の多い材料ほど摩擦圧力を増加させる必要があることが明かとなった。
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中村 祥平, 木村 真晃, 安 圭栢, 日下 正広, 瀬尾 健二
セッションID: 104
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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Ti-6Al-4VとA5052の摩擦圧接において、摩擦時間とアプセット圧力を種々変化させ接合を行った。その結果、初期トルク到達直後に圧接面の相対速度を瞬時に零とし、同様にアプセット圧力を付加することで寄り代が非常に少なく、A5052母材とほぼ同等の強度を持つ継手が得られることがわかった。
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有年 雅敏, 池尾 良一, 菊地 幸宗
セッションID: 105
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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Siを10%含んだAl合金のパイプと中実丸棒を摩擦圧接した。ブレーキ式の圧接サイクルでは、外周部に割れが発生し、継手の引張強さは母材よりも低くなった。そこで、摩擦圧力をスロープ状に増加させる圧接サイクルで接合した結果、割れの発生はなくなり、圧接後T6処理すると母材と同等の引張強さが得られた。
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山本 尚嗣, 高橋 誠, 有年 雅敏, 池内 建二
セッションID: 106
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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アルミニウム合金中のMgが、摩擦圧接の継手性能にどのような影響を与えるか金属学的視点から明確にするために、Mg含有量の異なるAl-Mg系合金5052および5083を用いて摩擦圧接を行い、接合界面の微細構造を金属間化合物に注目し解析した。さらに、その解析結果を機械的性質と比較検討した。
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篠田 剛, 藤川 卓治
セッションID: 107
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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摩擦圧接における新しい加工法の一つに、Friction Hydro Pillar Processing (摩擦充填接合)がある。本研究では、FHPPを実際に試みて、その機構を理解することを第一の目的とし、その充填プロセスと充填組織の検討を行った。また、より欠陥の少ない充填金属部を形成する条件を検討した。
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長谷川 正義, 小倉 和憲
セッションID: 108
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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赤松 弘基, 都築 圭紀, 雨田 勇一, 中井 知章
セッションID: 109
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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本講演では、レーザ溶接における内部欠陥の発生を抑制することを目的として開発したシールドガスを整流化・広範囲化するためのシールドガス供給ノズルについて発表する。
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半導体レーザのアルミニウム合金溶接への適用性検討(第4報)
阿部 信行, 塚本 雅裕, 森川 篤人, 井村 淳史, 前田 興一, 難波 圭三, 森本 純司
セッションID: 110
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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前報において、半導体レーザによる突合せ、重ね溶接現象の高速度観察の検討を行った。本報では、アルミニウム合金レーザ溶接におけるパワー密度の溶接特性に与える影響について検討する。
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本田 博史, 塚本 進, 川口 勲, 荒金 吾郎
セッションID: 111
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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大出力レーザーによる深溶込み溶接において、ポロシティ等の溶接欠陥発生には、キーホールの変動の仕方が大きく関与するため、その変動について知ることは欠陥抑制のために重要である。そこで、大出力CO2レーザー溶接に関し、透過X線像より得られたキーホール変動とプラズマ発光との関係を調べた。
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井上 哲志, 漆崎 守, 白井 秀彰
セッションID: 112
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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-レーザ・アークハイブリッド溶接現象の解明(第3報)-
内藤 恭章, 水谷 正海, 片山 聖二
セッションID: 113
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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本報告では、3kW級 YAGレーザとTIGアークを使用したハイブリッド溶接、およびYAGレーザ単独溶接に関して、両者の溶込み特性およびポロシティ生成状況の比較を行うとともに、ハイブリッド溶接における溶融性の増加に関して各種溶接条件の検討を行い、明らかになった結果について報告する。
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椎原 克典, 牧野 吉延, 浅井 知, 南 秀幸
セッションID: 114
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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4kwYAGレーザとTIGアークとのハイブリッド溶接法において、溶込み深さや溶接品質に及ぼす影響について調査した。溶接品質については溶込み深さ5mmにてRTI級を実現したので報告する。
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鷹尾 則克, 陳 亮, 輿石 房樹, 中野 利彦, 矢澤 一蔵, 上山 智之, 田中 学, 中田 一博, 牛尾 誠夫
セッションID: 115
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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-YAGレーザを用いたレーザろう付技術の開発(第2報)-
篠崎 賢二, 澤田 有志, 吉田 誠, 竹下 徳之, 金田 明欣, 白井 誠
セッションID: 116
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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前報において、YAGレーザーを熱源とし、A286をAg-10%Pd系ろう材で接合する場合の適正範囲を示した。また、溶接部可視化装置を用いた観察および解析を行い、視覚的な面からのろう付現象も示した。本報では、レーザーろう付中のフラックスの影響について調査した結果を報告する。
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-ロケットエンジンのLDレーザブレイジング(第3報)-
西本 和俊, 才田 一幸, 宋 宇鉉, 菊野 智教, 白井 誠
セッションID: 117
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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ツインビームを用いて耐熱合金の貴金属レーザろう付を実施した。予熱ビームの効果について検討した結果ろう材のぬれ・り性を向上させることができた。板厚1mmの平板突合せろう付では、シングルビームによるレーザろう付に比べクリアランスが狭い条件範囲において良好なろう付性を確保できた。
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金子 貴保, 佐藤 裕, 浦田 光徳, 粉川 博之
セッションID: 118
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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析出強化形AC4C鋳造Al合金に対してFSWを行い、接合部のミクロ組織と機械的特性の関係を調べた。撹拌部では接合中の入熱により析出物が溶解し、硬度は低下したものの、ミクロ組織の均一化から衝撃値、引張強度や伸びなどの機械的特性は向上した。
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高内 英亮, 佐藤 裕, 山下 史江, 杉浦 裕介, 朴 勝煥, 粉川 博之
セッションID: 119
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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Al合金FSW部ルート部組織をTEMを用いて直接観察することにより、FSW中の初期酸化被膜の挙動を調べた。腐食試験により見られたルート部のラインは初期酸化被膜であるアモルファス状Al2O3が高密度に分布したものであった。その酸化物の分布は曲げ試験に影響しないことがわかった。
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劉 会傑, 藤井 英俊, 前田 将克, 野城 清
セッションID: 120
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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金 永伸, 中田 一博, 村上 太一, 前田 将克, 牛尾 誠夫, 駒崎 徹
セッションID: 121
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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佐藤 広明, 平塚 信介
セッションID: 122
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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ロケット用燃料タンクの接合部の品質向上と生産性の改善を目的に、ロケットタンクに適用する自己保持型の接合工具を用いた摩擦撹拌接合法を開発した。開発した接合方法の概要とそれを用いて得られた接合部の特性およびモデル部品の試作例について発表する。
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長坂 勇太, 西原 公
セッションID: 123
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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試作したマイクロFSW装置により、板厚0.4mmから0.6mmのAZ31マグネシウム合金薄板のFSWの可能性について検討した。その結果FSWによる薄板の突き合わせ接合および重ね合わせ接合の可能性を確認した。
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朴 勝煥, 佐藤 裕, 粉川 博之, 岡本 和孝, 平野 聡, 稲垣 正寿
セッションID: 124
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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各種組織観察法により、SUS304オーステナイト系ステンレス鋼FSW部のミクロ組織形成機構を検討した。攪拌部のアドバンシング側に形成されるシグマ相は、接合中の温度上昇に伴うフェライトの出現およびそのフェライトの高ひずみ・再結晶下での分解により促進されたものと考えられる。
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藤井 英俊, 高田 豊, 劉 会杰, 前田 将克 , 辻 伸泰 ...
セッションID: 125
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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繰り返し重ね接合圧延(ARB)を5回行うことにより得られた超微細粒鋼を摩擦攪拌接合した.ARB母材の結晶粒径は600nmとされてたが,HAZでの粗大化が認められた.しかしながら,R値(溶接速度/回転速度)を最適化することにより,強度の低下を最小限に抑えることが可能であった.
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藤江 正嗣, 中田 一博, 山口 宏樹, 附田 之欣, 牛尾 誠夫
セッションID: 126
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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近年、マグネシウム合金の欠点とされてきた耐熱性を向上させた耐熱マグネシウム合金が注目されている。しかし、耐熱マグネシウム合金に対する接合について調査した結果はほとんどない。本研究ではFSWを用いて様々な条件で接合し、得られた接合継手の組織や機械的性質について調査した結果を報告する。
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前田 将克, 柴柳 敏哉, 熊谷 正樹
セッションID: 127
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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摩擦撹拌接合したアルミナ分散強化銅のマクロ組織およびミクロ組織を解析するとともに,継手各部の硬さ分布を求めた.継手各部における強化粒子の分散状態や結晶粒サイズと硬さ分布の相関について議論する.
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金属ガラスの摩擦攪拌接合技術の研究(第1報)
平野 聡, 岡本 和孝, 稲垣 正壽, 井上 明久, 嶋貫 雅一, 草道 龍彦
セッションID: 128
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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摩擦攪拌接合により,Zr基金属ガラスをビードオン接合し,接合部近傍の硬さ分布測定および光学顕微鏡,TEMによるミクロ組織観察をし,摩擦攪拌接合による組織変化を調査した。
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篠田 剛, 鈴木 潤基
セッションID: 129
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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FSWにおいて、塑性流動現象はPinの形状に大きな影響を受ける。そこで本研究では、2種類のアルミニウム合金を重ねてFSWを施し、そしてPinの形状により重ね継手の組成組織、硬さ分布、温度分布、継手形成、塑性流動への影響を調査した。
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加藤 数良, 時末 光
セッションID: 130
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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各種アルミニウム合金を組合せて摩擦撹拌接合を行い,得られた継手の組織と機械的性質について検討した結果を報告する。
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下田 陽一朗, 椿 正己, 福本 昌宏, 安井 利明
セッションID: 131
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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摩擦攪拌作用を用いて、アルミニウム合金と異種材料の突合せ接合をし、その接合部引張り強度を評価した。
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Ahmed Elrefaey, Makoto Takahashi, Kenji Ikeuchi
セッションID: 132
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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The lap joint of a commercially pure aluminum plate to a low carbon steel plate was produced by friction stir welding at various rotation and traveling speeds of the tool to investigate the effects of the welding parameters on the joint strength. The joint strength, estimated from peel strength, was increased with rotation speed and was slightly decreased with the increase in the traveling speed. The effects of the parameters were discussed metallographically based on observations with optical and scanning electron microscopes.
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柴柳 敏哉, 前田 将克
セッションID: 133
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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5083/6061Al合金異材FSW継手組織について、粒成長・析出・集合組織変化などの観点から組織の熱的安定性を実験・検討した結果を報告する.
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-回転ピンによる異種金属の界面活性化凝着接合(第2報)-
渡辺 健彦, 柳沢 敦, 高山 博史
セッションID: 134
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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鉄鋼とアルミニウム合金を溶接すると、溶接部にFe-Alの金属間化合物ができてしまい、非常に脆くなってしまう。そこで、本研究では界面活性化ぎ着接合法を用いて、鉄鋼とアルミニウム合金の接合を行い、その第2報として発表する。
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-回転ピンによる異種金属の界面活性化凝着接合(第3報)-
渡辺 健彦, 鍵谷 和彦
セッションID: 135
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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鉄鋼とマグネシウム合金の接合はマグネシウム合金の酸化皮膜や活性であるといった問題のため接合性が悪い。また、その物理的性質の差から溶融接合では結晶粒の粗大化などの問題がある。そこで、本研究では固相接合である界面活性化ぎ着接合法を用いた鉄鋼とマグネシウム合金の接合を行った。
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青田 欣也
セッションID: 136
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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重ね継手において上板のみを摩擦攪拌攪拌することで、アルミニウムどうしおよびアルミニウムと異種金属をスポット接合した結果を報告する。
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三浦 紘一郎, 加藤 数良, 時末 光
セッションID: 137
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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摩擦熱を利用した摩擦シーム接合によりAZ31マグネシウム合金のシーム接合を行い,得られた継手の組織と機械的性質について検討した結果を報告する。
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村上 俊夫, 武田 裕之, 難波 茂信
セッションID: 201
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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490Mpa級鋼の溶接金属中に形成されるアシキュラフェライトの変態挙動を詳細に観察した。その結果アシキュラフェライトの核生成はサイト、成長は長手方向には核生成と同時に最終長まで成長し、幅方向にはパラボリックに成長することを確認したので報告する。
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村上 俊夫, 武田 裕之, 難波 茂信
セッションID: 202
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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前報で報告したアシキュラフェライトの変動挙動を元に、古典論に基づいてアシキュラフェライトの変態モデルを構築した。このモデル式を用いることでアシキュラフェライトの変態分率を精度良く予測することができた。
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村上 俊夫, 高岡 裕之, 高木 敏晃, 武田 裕之, 難波 茂信
セッションID: 203
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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溶接金属中に形成される粒界フェライト変態と粒径を予測するモデルを古典論に基づいて構築した。このモデルは広い範囲の冷却速度でもフェライト変態率と粒径を精度良く予測できた。
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村上 俊夫, 高岡 裕之, 高木 敏晃, 武田 裕之, 難波 茂信
セッションID: 204
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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前報のフェライト変態モデルについて、核生成速度と成長速度のC,Si,Mn依存性を実験的に確かめ、定式化した。成分範囲が広がっても、連続冷却変態時の変態率及び粒径が精度良く予測できるようになった。
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荒井 勇次, 濱田 昌彦, 小溝 裕一
セッションID: 205
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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高強度低合金鋼の多層溶接部やSR処理などの再熱処理を受ける溶接金属は,再熱時の脆化割れが懸念される。再熱脆化に及ぼす凝固形態の影響について検討した。その結果,包晶凝固する溶接金属で粒界割れが生じた原因は,凝固偏析と再熱により粒界偏析が助長して粒界を脆弱化させた為と判明した。
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ジン 偉忠, 粉川 博之, 王 占杰, 佐藤 裕, 市川 和利
セッションID: 206
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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大溶接入熱のエレクトロスラグ溶接を施す場合では、市販溶接材料よりMoを多く含む溶接ワイヤを利用することによって、0℃で70J程度以上のシャルピー吸収エネルギーを有する高靭性溶接金属が得られた。そこで、溶接金属組織に対しEBSP解析を行った。低温靭性に及ぼす粒界フェライトの影響を検討した。
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中・高炭素鋼材のレーザ溶接における割れの研究(第3報)
沓名 宗春, 町本 洋一, 松山 秀信, 西野 真司
セッションID: 207
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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オーステナイト系溶接金属における凝固組織の検討(1)
小薄 孝裕, 小川 和博, 平田 弘征
セッションID: 208
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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凝固割れ感受性を低減させる為には、凝固過程においてマトリックスと異なる相を晶出させることが有効であるが、その定量的解は得られていない。よって凝固中にNbCを晶出するFe-36%Ni合金を取り上げ、割れ感受性の支配要因の一つである液相率の時系列変化の観点から検討した。
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ステンレス鋼レーザ溶融凝固部の高温割れに関する研究(第2部)
西本 和俊, 森 裕章
セッションID: 209
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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坂本 克, 片山 聖二
セッションID: 210
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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Ni基超耐熱合金CM247LCおよびCMSX4に対して、種々の条件でYAGレーザまたはTIGアークによる溶接を行い、単結晶または多結晶化ミクロ組織の形成に及ぼす材料組成および鋳造時に生成した母材熱影響部における介在物の影響について検討した結果を紹介する。
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黒田 敏雄, 池内 建二, 北川 良彦
セッションID: 211
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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本研究では,熱サイクル再現装置を用いてスーパー二相ステンレス鋼の溶接ボンド部の再現試験片を作製し,シャルピー衝撃試験を行った.最高加熱温度1673Kから冷却する際に1473Kから1073Kまでの冷却時間を変化させ、ボンド部のオーステナイト量が衝撃値に及ぼす影響を調査した.
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道内 真人, 粉川 博之, 佐藤 裕
セッションID: 212
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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粒界工学に基き開発したSUS316オーステナイト系ステンレス鋼粒界制御材に対して腐食試験を行い、耐粒界腐食性の向上を評価した。適切な加工熱処理を施すことにより材料中の対応粒界率が大幅に増加し、SUS316鋼粒界制御材の腐食速度は母材と比較して著しく減少した。
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液体ロケットエンジンノズルスカート組立へのレーザ溶接適用研究
都築 圭紀, 坪田 秀峰, 坂下 英司, 白井 誠, 清藤 晋一郎
セッションID: 213
発行日: 2003年
公開日: 2004/03/10
会議録・要旨集
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液体ロケットエンジンノズルスカート組立へのレーザ溶接適用を狙い、ビームプロファイルによるチューブと補強板の適正溶接条件範囲について定性的なデータを取得し、薄肉鉄基耐熱合金の点付け溶接施工に最適なビーム照射条件を設定して、ノズルスカートのレーザ溶接組立のためのプロセス設定を行った。
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