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芹澤 久, 森 大樹, 荻原 寛之, 森 裕章
セッションID: 101
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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低放射化フェライト鋼F82Hは国際核融合実験炉ITERのブランケット用構造材料の候補材であり、ITERへの取り付けに際しては、SUS316Lとの異材接合法の確立が必要不可欠である。本研究では、ファイバー・レーザを用いて作製したF82H/SUS316L継手について基礎的検討を行った結果を報告する。
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吉澤 正皓, 河田 直樹, 石川 武
セッションID: 102
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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板厚の異なるレーザ突合せ溶接継手は,被接合材の熱容量が異なるため,レーザビームの焦点位置と狙い位置が重要となる.本論文では半導体レーザを用い,厚さ3.0mm,4.5mmのSUS304の突合せ溶接を行い,大きなアンダーフィルが無く,母材と同等の引張強さが得られた結果を報告する.
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徳永 仁寿, 泰山 正則, 宮崎 康信
セッションID: 104
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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レーザ溶接時のスパッタ発生に及ぼす集光形状の影響を調査した。同程度の溶込みが得られる条件では、矩形集光では円形集光よりスパッタが抑制された。矩形集光ではビームホールサイズが安定し溶融金属流れが抑制されずビームホール上に溶融金属が溢れないため、スパッタが抑制されたと考えられた。
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小橋 泰三, 菅 哲男, 村井 康生, 上野 邦香, 進藤 稔, 菅野 克紀, 中田 一博
セッションID: 105
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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ステンレス鋼と銅の重ねすみ肉レーザブレージングの施工条件と溶加材について検討した。レーザのスポット径とトーチ角度が大きい場合にせん断強度が増大すること、溶加材としてCu系、Cu-Si系、Cu-Ni系、Ni-Cu系、Ni系の中ではNi-Cu系ワイヤが比較的に高いせん断強度が得られることを把握した。
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リモートレーザ溶接の基礎検討-6
宮崎 康信, 片山 聖二
セッションID: 106
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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固体レーザ溶接時に加工点から吹き上がるプルームによるパワーの減衰と焦点位置シフトが指摘されている.今回,プルーム中でのレーザ光の焦点シフト量について,溶込み深さの焦点外し距離依存性より決定することを試みた.
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袁 倚旻, 山崎 圭, 鈴木 励一
セッションID: 107
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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先行極にソリッドワイヤ・CO2溶接、後行極にFCW・混合ガス溶接を組合せたハイブリッドタンデムアーク溶接法について、造船・橋梁分野等で多用される水平すみ肉溶接へも適用範囲を拡大すべく、深溶込みと正常ビード形成、低スパッタを実現する適正パラメータについて検討した結果を報告する。
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門田 圭二, 波多 暁, 上園 敏郎, 恵良 哲生
セッションID: 108
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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アルミニウム合金のパルス溶接では、良好な溶接結果を得るためにはアークの安定化が重要である。そこで、溶接用LSIを用いてパルス溶接中のアーク長を安定的に制御する方法を考案した。本報告では、その効果を解析・検証している。
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小原 昌弘, 藤田 駿輔, 山崎 智裕, 立花 伸也, 瀬之口 寛明
セッションID: 109
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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鋼のGAM溶接において、シールドガス中の炭酸ガス濃度を変化させ、陰極点の挙動・溶滴移行などの溶接現象への影響と溶接金属の酸素含有量、継手特性などへの影響を調べた結果を報告する、
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橋場 裕治, 熊谷 達也, 野瀬 哲郎, 笹木 聖人, 鳥谷部 正明
セッションID: 110
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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板厚が100mmを超える厚手鋼板の立向高能率溶接を可能とする,多電極エレクトロガスアーク溶接方法を開発した.鋼板の表裏面ともに1台づつ,現行の2電極エレクトロガスアーク溶接機器を配置して4電極構成とし,鋼板板厚200mmまでの立向ワンパス溶接を実施した.継手の機械的性質についても報告する.
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沓名 宗春, 村上 隆昭
セッションID: 111
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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ロボット溶接などでは 給電チップの寿命が短かいと、問題になっている。ここでは 分割型給電チップを開発し、その特性を報告する。スパッタの発生も少なく、寿命が大きくなることを確認した。また、日本国内で市販されている各種溶接トーチに対応した給電チップユニットも開発した。
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角 博幸, 片岡 時彦, 木谷 靖, 大井 健次, 安田 功一
セッションID: 112
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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Si-Mn-Ti-REM系ワイヤを用いた正極性CO2アーク溶接においては、250A以上の高電流域でスプレー溶滴移行と極低スパッタ化が達成されることや、安定した円錐状アークの形成により深い溶込みが得られることをこれまでに報告している。本報告では、このような特長を活用した厚鋼板の狭開先(I開先)溶接技術に関する検討結果について報告する。
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笠野 和輝, 平田 弘征, 小川 和博, 田中 学, 宮坂 史和
セッションID: 113
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
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サブマージアーク溶接の計算モデル構築に向け,熱効率について考察した.
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孔 繁龍, 沼澤 広樹, 神戸 貴博, 山根 敏, 細谷 和道, 中嶋 徹, 山本 光
セッションID: 114
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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厚板に対するプラズマ電源とMIG電源を用いた溶接法の検討を行う。
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川越 禎, 鈴木 和義, 高羽 直樹, 伊藤 和彦
セッションID: 115
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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左右から突き合わせた部品の上部をTIG溶接で接合する場合、部品同士が溶け合わない“溶け分かれ不良”が発生していた。今回、溶接電流を制御することにより、溶け分かれ不良を1/10以下に低減可能な技術を開発した。
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土谷 祥子, 石田 欽也, 児玉 真二, 宮崎 康信
セッションID: 116
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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亜鉛めっき鋼板用ワイヤを780MPa級高張力鋼板に適用し、ブローホール発生状況、溶接部の疲労強度を調査した。溶接ワイヤ成分のSi、Mn量低減によって溶融池からの亜鉛蒸気排出が促進され、ブローホールが低減した。また、溶接金属の高強度化に伴う溶接止端部の硬化により疲労強度向上が可能であった。
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池庄司 敏孝, 徳永 竜哉, 鈴村 暁男, 山崎 敬久
セッションID: 201
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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C/C複合材料と耐熱合金インコネル600をNi-Cr-Fe基ろう材を用いてろう付した.熱膨張係数差による残留熱応力を緩和するためにNb箔を中間財として用いた.ろう付中にNb箔が溶解することにより特異な界面の金属組織の様子を明らかにした.また,Nb箔の厚さとせん断強度の関係を示した.
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河原 宗寿, 江口 広輝, 塚本 康博, 宮澤 靖幸
セッションID: 202
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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本研究では、圧力負荷治具によるCP-TiとSUS316ステンレス鋼のろう付けを試みた。さらにろう付後接合部界面組織し、考察を加えることを目的とした。
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伊藤 和博, 中川 渉, 大西 隆, 白井 泰治, 村上 正紀
セッションID: 203
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
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液晶デバイスにおいて、Cu配線とガラス基板との乏しい密着性改善のため、Cu合金膜を用いた手法が試行されている。合金化によりITO膜との接触抵抗増加が懸念され、Cu(M)/ITO界面接触抵抗を低減する検討について報告する。
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高原 渉
セッションID: 204
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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スズ中に種々の異種元素が入ることに伴うスズの結合状態の変化をDV-Xα分子軌道法により調べた。異種原子Mの周囲では、Sn-M間結合変化に伴い、Sn-Sn間の金属結合も変化する。元素置換による化学結合性の変化については、Y、Zr、Nb、Moによる置換で、置換原子とSnとの共有結合性が著しく強まる。Sn-Ag-Cu系はんだ材料の開発・設計では、このような共有結合性に及ぼす影響に着目して元素を分類して、元素選択の指針とすることが考えられる。
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小澤 崇将, 伊藤 豪太, 加藤 数良
セッションID: 205
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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3003アルミニウム合金を用いて摩擦攪拌接合を行い,継手の機械的性質および撹拌部の組織に及ぼす接合条件の影響について検討した.
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ミロノフ セルゲイ, 真崎 邦崇, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 206
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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1050Al合金摩擦攪拌接合部に生じた異常粒成長で形成される集合組織について調べた。異常粒成長後の集合組織はブラス方位、R方位、S方位が支配的であった。これら方位の形成について議論した。
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橋本 健司, 藤井 英俊, 河田 直樹, 石川 武
セッションID: 207
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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輸送機器構造体には、中強度で押出性が良いA6N01合金が主に使用され、強度が必要な部位には高強度で、かつ溶接部の強度も母材近くまで回復するA7N01合金が使用される。A6N01合金とA7N01合金の異材FSWを実施し、組織と機械的特性を調査した結果を報告する。
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陳 娟, 森貞 好昭, 孫 玉峰, 藤井 英俊
セッションID: 208
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
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In the present study, the rapid cooling with liquid CO
2 was applied on the friction stir welding of AZ31B Mg alloy to obtain random textured joints with fine grain structure.
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孫 玉峰, 藤井 英俊, 辻 伸泰
セッションID: 209
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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In this study, spotFSW was carried out for the dissimilar welding of 2-mm thick UFGed Al to 6061-T6 Al alloy plate. The microstructural evolution and mechanical properties of the welds 6061Al/1050Al were investigated. The maximum shear tensile load can reach about 4150 N through plug fracture mode.
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佐藤 裕, 高橋 康平, 粉川 博之, 中村 満, 鈴木 祐一, 西田 英司
セッションID: 210
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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送電線の引留クランプ間とジャンパソケット間の電気的通電を確保するため、摩擦攪拌点接合を実施した。摩擦攪拌点接合を行うことにより、電機抵抗値を1/4に下げることに成功した。
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玉城 光輝, 藤井 英俊, 森貞 好昭, 釜井 正善
セッションID: 211
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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摩擦攪拌接合(FSW)では,剛性の高い装置と拘束治具が求められる.これに対し,材料の両面からショルダで挟みこむ,いわゆるボビンツールでは,ツール荷重をツールの内部応力で打ち消せることや,両面からのショルダの入熱によってツール荷重を低減できることなどの利点がある.本研究では,これらの利点を生かしFSW装置の小型化を目指した.
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松岡 修史, 大岩 直貴, 根崎 孝二, 榊原 祐治
セッションID: 212
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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アルミ構造物の製造技術として、現在厚板・長尺向けFSWの開発を進めており、ツールは構造的にkissing bondが発生せず板厚方向荷重が必要ないボビンタイプを検討している。本発表では、接合条件とツール負荷(トルク・反力)との相関、および断面評価・引張試験結果について報告する。
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許 楠, 森貞 好昭, 孫 玉峰, 藤井 英俊
セッションID: 213
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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亜鉛の溶融温度は低く、酸化しやすいため、Cu-30Zn合金の摩擦攪拌接合中に欠陥が容易に形成し、継手強度が低下するという報告がある。そこで本研究では、接合部の欠陥削減を目的として液体CO
2冷却を利用し、亜鉛融点以下で接合を行うことで継手の高強度化を試みた。
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上路 林太郎, 孫 玉峰, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 214
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
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FSWを施した、長手方向および板面がそれぞれ[110](001)である単結晶純鉄の局所領域の結晶方位変動を詳細に調査した。領域により結晶方位変動の様式が大きく異なることが明らかとなった。
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森貞 好昭, 藤井 英俊, 晴山 巧, 阿部 安奈
セッションID: 215
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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鋳鉄は自動車等の一体型部品で多様なニーズがあり、他の金属材料との接合技術が切望されているが、溶融溶接を用いた場合は共晶炭化物の生成により継手強度が低下する。本研究では、固相接合法である摩擦攪拌接合に加え、予備処理として鋳鉄に脱炭処理を行い、継手の機械的特性の向上を目指した。
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三浦 拓也, 上路 林太郎, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 216
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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前報では、FSWにより得たCr-Mo鋼の攪拌部は、残留オーステナイトを有し、TRIP効果による優れた強度延性バランスを示すことを報告した。本研究では、転位の蓄積を促進するNbを母材に添加し、攪拌部に形成される残留オーステナイト量の増大を試みた。
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今泉 拓也, 森貞 好昭, 藤井 英俊, 松下 宗生, 池田 倫生
セッションID: 218
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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前報において、2組の高輝度X線透過装置とWトレーサーを用いることで、低融点材料であるアルミニウムにおいて摩擦攪拌接合時の塑性流動を三次元可視化し、その挙動、欠陥形成過程を報告した。本研究では、高融点材料である、低炭素鋼における塑性流動挙動を三次元可視化し、その観察を行った。
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保持時間の組織に及ぼす影響について
若林 千智, 岡田 徹, 古迫 誠司, 渡辺 史徳, 宮崎 康信
セッションID: 219
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
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スポット溶接部では、溶融、凝固、焼入れが瞬時に起こり、最終組織が決定されている。既報にて、溶接部の組織と圧延等を経て熱処理によって得られる組織の差異を明らかにしたが、今回通電後の保持時間による組織変化と特性の変化を報告する。
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古迫 誠司, 児玉 真二, 宮崎 康信
セッションID: 220
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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これまで母材強度が1470MPa級および980MPa級の鋼板2枚を重ね合わせてアークスポット溶接し、投入熱量やアーク照射側の板の穴径などが溶接性および十字引張強さ(CTS)に及ぼす影響を評価してきた。今回、溶接姿勢が溶け込みやCTSに及ぼす影響を明らかにし、またCTSは特に余盛高さに支配される知見を得た。
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岡田 徹, 泰山 正則, 内原 正人
セッションID: 221
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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スポット溶接の継手強度特性は,同鋼種同板厚の板組で評価されることが多いが,実際の自動車ボディに用いられる板組は,異鋼種や板厚の異なる組合せがほとんどである.しかし,板厚差が存在する場合の継手強度特性に関する報告は少ない.そこで本報では,スポット溶接継手強度に及ぼす板厚差の影響を調査した.
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富士本 博紀, 泰山 正則, 上田 秀樹
セッションID: 222
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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ホットスタンプ用鋼板を、補強が必要な部位のみに重ね合わせてスポット溶接し、ホットスタンプ処理(約900°Cに加熱→水冷金型で成形と同時に焼入れ)することにより、引張強さが1500MPa級の高強度な部品を製造するスポット溶接テーラードブランク(TB)技術を検討している。スポット溶接TBでは、自動車分野において、プレス金型数を増加させることなく、必要な部位のみ強化した高強度部材を製造できる利点がある。本報では、ホットスタンプ工程を経たスポット溶接TB部の継手強度特性について報告する。
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松下 宗生, 池田 倫正, 大井 健次
セッションID: 223
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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片側からの電極加圧によるインダイレクト抵抗スポット溶接において、第1報、第2報で報告した通電中の電極加圧および溶接電流の可変制御プロセスを、通常のインダイレクトスポット溶接では溶接困難な板組みに対して開発した。
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岡部 能知, 児玉 俊文, 堀 弘道, 豊田 俊介, 木村 秀途, 安田 功一, 中田 一博
セッションID: 224
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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低炭素低合金鋼の電縫溶接現象を高速度カメラを用いて詳細に観察した結果、V収束点出側の溶鋼の生成およびスパッタへの変化現象を明らかにした。これらの現象は、1ms以下の短時間で生じており溶鋼に働く電磁力によるものと推定する。
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福井 康佑, 砂原 宏光, 園家 啓嗣, 鈴木 資久, 中村 正信
セッションID: 225
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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自動車の軽量化の目的で、車体のアルミニウム化が進められている。しかし、アルミニウムのスポット溶接には大電流を用いる専用のシステムが必要である。そこで本研究では、低電流でのアルミニウムスポット溶接における引張強度に及ぼす溶接組織の影響を調べた。
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岩本 知広, 杷野 満, 里中 忍, 河村 能人
セッションID: 226
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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ZnとYを少量含んだMg合金をインサート材としてAZ31Bを低電流で抵抗溶接することを目指した。ZnとYの含有量が少ない場合、溶接電流と破断強度はインサート材がない場合とあまりかわらないのに対して、その量が増えると低い溶接電流で高い破断強度を持つ接合体を作製できた。
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生田 明彦, 尹 玉環, North Thomas H.
セッションID: 301
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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断面寸法を相似形状とした三角柱型プローブを有するいくつかの接合ツールを用いて,異材アルミニウム合金の摩擦攪拌点接合を行った.その際,接合ツール寸法の違いが継手におよぼす影響として,継手部の機械的性質,組織形態および発熱量等に着目して,それらとの関連性について調査した.
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清水 貴明, 安井 利明, 福本 昌宏
セッションID: 302
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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異材摩擦攪拌接合は,材料や接合条件に依存して接合強度などの接合特性が変化する.それらが何によってもたらされるのかを見極めることが,実用化には不可欠である.本研究では,数値流体解析を用いて接合中の材料の挙動を可視化し,それらが接合特性の違いにおよぼす影響を調査した.
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佐藤 裕, 松津 航平, 粉川 博之, 白神 哲夫, 冨田 邦和
セッションID: 304
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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S45Cに合金元素を添加した3鋼種を設計した。S45Cでは十分に硬化しない場合もあったが、合金元素添加鋼は十分に硬化した。1パス目の横に2パス目のFSPを実施したところ、いずれの鋼種においても、2パス目直近の1パス目攪拌部において、焼戻し軟化が見られた。
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谷口 公一, 松下 宗生, 池田 倫正, 大井 健次, 藤井 英俊
セッションID: 305
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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炭素の添加量が0.3%を超える高炭素薄鋼板を用いて,摩擦撹拌点接合プロセスの解析を行った.引張せん断試験,硬さ試験,組織観察を通じて,プロセス中の温度履歴および接合プロセスの推定を行った.
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小川 洋司
セッションID: 306
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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GTA溶接の放電過程では、タングステン電極に添加されたトリアなどの微量元素と電極表面での酸化還元反応及び電極表面からの蒸発が電極形状と影響しあい、時間変動も存在する複雑な現象が電極表面近傍の極めて狭い空間領域で生じている。放電開始時の過渡期のアークスペクトル分布の挙動を超高速度ビデオで観察した。
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小川 洋司
セッションID: 307
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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ティグアーク溶接時の電極表面の挙動を超高速度ビデオを用いて観察した。電極表面温度が低い状態では、表面の酸化物領域に選択的に極点が形成されるクリーニングアクションが生起し、一定量の表面物質が放出される。これらの過渡的な挙動と放電安定にいたるプロセスについて検討した。
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山口 義博, 片田 優介, 伊藤 毅, 上杉 喜彦, 田中 康規, 石島 達夫
セッションID: 308
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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プラズマ切断において鋼板の残留磁気により、切断不良が発生したりトーチ先端の部品がダメージを受けることがあり、これを磁気吹きと呼ぶ。磁気吹きのメカニズム究明と抑制について報告する。尚、アーク物理に関する報告のため、切断のセッションではなく、アーク溶接・アーク物理のセッションでの発表を希望。
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溶融池の流動と温度分布
松田 昇一, 棚原 靖, 松本 幸礼, 羽地 龍志, 真鍋 幸男
セッションID: 309
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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著者はこれまでに,外部磁場を使用して溶融金属を制御する「溶融池磁気制御溶接法」を上向姿勢等の難姿勢溶接に適用しその有効性を示した.本研究では,その適用拡大を目的に,外部磁場がアークや溶融金属に与える影響を溶融金属の流動と温度分布を観察および測定することにより詳細に調べた.
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藤間 次郎, 鈴木 洸, 神戸 貴博, 山根 敏, 細谷 和道, 中嶋 徹, 山本 光
セッションID: 310
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
会議録・要旨集
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CCDカメラを用いてプラズマ溶接の溶融池を撮影し、MATLABにより画像処理を行う。
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田代 真一, Murphy Anthony, 松井 翔, 田中 学
セッションID: 311
発行日: 2013年
公開日: 2013/07/11
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本研究では数値解析により,ヒューム生成メカニズムの理論的な解明を試みている.本講演は特に,ヒュームの生成過程において,粒子の帯電に起因した運動機構(駆動力)の違いが2次粒子の成長過程に及ぼす影響について検討した結果について報告する.
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