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楠元 一臣, 石川 岳史
セッションID: 101
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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プラズマアーク切断音とアーク電圧は種々の切断状態における切断品質と密接な関係がある。本研究では発生する切断音とアーク電圧に着目した切断品質モニタリングの検討を行った。
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楠元 一臣, 木暮 知弘
セッションID: 102
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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本研究は,プラズマアーク切断を用いた傾斜切断や曲面切断における,トーチ高さ制御に関するものである.アークセンサの原理を用いて切断中のアーク電圧によるPID制御を試み,その制御過程における切断品質の変化の様子について検討した.
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炭素材料の溝加工に関する研究(第2報)
深谷 保博, 生田 明彦, 炭本 秀一, 田中 健太, 宗廣 修興
セッションID: 103
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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高分子電解質形燃料電池の主要部材の一つであるセパレータに,炭素材料が用いられるが,供給ガス(水素,酸素)の流路を高精度で高速加工することが望まれる。前報でレーザ加工を報告したが,本報はウオータジェットによる溝加工試験結果を述べる。
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切断入熱の影響
浅野 浩, 鈴木 実平, 川上 博士
セッションID: 104
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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軟鋼板におけるレーザ切断は、当り前の加工方法だが、全体的な加工条件については、不明確なところが多い。そこで、板厚・加工条件を変えた時の切断可否・切断面の粗さ・切断面の流れ量等を全体的に評価した。その結果、切断に望ましい加工条件は、切断の可否限界に近い所にある事がわかった。
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有年 雅敏, 富田 友樹
セッションID: 105
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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板厚2mmのAZ系マグネシウム合金AZ31とAZ91との摩擦撹拌接合を行った。微細化したAZ31の金属組織は、撹拌部からAZ91側へ回り込むように塑性流動しているのが観察された。継手の引張強さの最高値はAZ31母材の98%の強度が得られた。継手はAZ31側の熱影響による軟化域とTMAZ付近で破断した。
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加藤 数良, 時末 光
セッションID: 106
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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AM60マグネシウム合金にCaを2%添加し,難燃性としたマグネシウム合金を用いて種々の条件下で摩擦撹拌接合を行い,継手の組織と機械的性質について検討した結果を報告する。
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篠田 剛, 桑野 智, 竹上 弘彰
セッションID: 107
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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摩擦撹拌接合(Friction Stir Welding, FSW)は塑性流動を利用した固相接合法であり、現在数多くの研究報告がされている。しかし、その多くは突合せ継手についてであり、重ね継手についての報告例は少ない。そこで、本研究では重ね継手の摩擦撹拌接合について、基礎的な検討を行った。
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木村 真晃, 日下 正広, 瀬尾 健二, 冨士 明良
セッションID: 108
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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80kg級高張力鋼の接合に摩擦圧接法を適用し,その継手強度を調べた.その結果,従来法では,アプセット圧力を付加しても母材と同等の継手強度が得られないが,圧接面の相対速度を瞬時に零とした接合,いわゆる低入熱摩擦圧接法では,母材と同等の強度で母材破断する継手が得られることを明らかにした.
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赤松 弘基, 都築 圭紀, 山田 毅
セッションID: 109
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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本講演では、チタン合金に対するプラグ式摩擦圧接技術の確立を狙い、プラグ式摩擦圧接継手形状と接合部品質との相関についての基礎的な検討を行った研究について発表する。
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栗原 優介, 佐藤 裕, 朴 勝煥, 粉川 博之
セッションID: 110
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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2024Al合金と7075Al合金をFSWにて突合せ接合し、その攪拌部における硬度分布とミクロ組織を調べた。その後、人工時効処理による硬度変化ならびに組織変化について検討した。
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大杉 正洋, 佐藤 裕, 朴 勝煥, 粉川 博之, 佐藤 広明, 赤松 弘基, 白井 誠
セッションID: 111
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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ロケット燃料タンク用高強度2219Al合金に対して、自己保持型接合ツールを用いてFSWを行い、そのミクロ組織と機械的特性の関係ならびにミクロ組織の形成機構について検討した。
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藤井 英俊, 高田 豊, 辻 伸泰, 中田 一博, 野城 清
セッションID: 112
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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繰り返し重ね接合圧延法により、ナノサイズにまで超微細粒化したIF鋼を摩擦攪拌接合し、接合部の機械的特性について評価する。
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藤井 英俊, 崔 霊, 前田 将克, 野城 清
セッションID: 113
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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FSW用ネジなしのツールを用いて、Al合金の1050,2017,5083,6061などを摩擦攪拌接合を行った。光学顕微鏡により接合部のマクロ組織を観察し、引張り試験と硬さ試験を行い、接合部の機械的特性を評価した。
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富村 寿夫, 平澤 茂樹, 羽田 光明
セッションID: 114
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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摩擦攪拌接合などの非定常接合プロセスに関し、系内における熱移動現象をビジュアルに解析できる、Excelを利用した新しい方法を提案する。2次元円筒座標系の非定常熱伝導方程式を適用した場合について、差分式を埋め込んだアイコン化セルの使用法およびシートを時系列に対応させた非定常解析法を示す。
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富村 寿夫, 平澤 茂樹, 羽田 光明, 平野 聡, 青田 欣也
セッションID: 115
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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スポット摩擦攪拌接合に関し、Excelによる伝熱解析結果を示す。AlとNiの組合せに関し、軟化を開始するまでの非定常熱移動プロセスを材料間の接触熱抵抗も考慮して解析した。温度場に及ぼすツール回転数、摩擦圧力、動摩擦係数の影響は一般化可能であること、また材料の組合せの影響を明らかにした。
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青田 欣也
セッションID: 116
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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摩擦攪拌接合は固相接合であり、接合温度が低いことから異種金属の接合が期待されている。本講演では、アルミニウムと銅のスポット摩擦攪拌接合の接合部の組織と強度に関して報告する。
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二俣 正美, 星野 泰孝, 中西 喜美雄, 伊藤 英信
セッションID: 117
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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廃乾電池焙焼粉末で作製した溶射皮膜は、液滴法では接触角の測定が不可能なほどの超親水性を有する。本研究では蒸発器への応用を目的に、加熱した皮膜表面での水滴の蒸発現象について検討した。
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二俣 正美, 水本 豊和, 蓋 暁輝, 中西 喜美雄, 倉本 登
セッションID: 118
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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従来型プラズマ溶射トーチでは個々の粒子の熱履歴と飛行軌跡が異なり、皮膜の再現性に問題があった。そこでプラズマ中心部に粉末の供給が可能なホローカソード型トーチを開発し、液相材料を用いた場合について両者の皮膜パターン、粒子の扁平状態などを調べ、液相溶射の有効性について検討した。
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園家 啓嗣, 柚木 伸彦, 宮沢 裕幸
セッションID: 119
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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ターボ圧縮機の軸シール部に適用するアブレーダブル溶射皮膜の皮膜性能(組織、密着力、被削性、曲げ延性等)を比較評価した。
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山田 基宏, 中村 元, 福本 昌宏, 安井 利明, 高橋 小弥太
セッションID: 120
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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熱プラズマの反応性を利用した反応性溶射法により、従来の技術では困難とされてきたアルミニウム窒化物(AlN)皮膜の作製を可能とした。特に石英基材を用いることにより、十分な厚さを持ち、原材料であるAlを含まないAlNのみからなる皮膜の形成を可能とした。
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小林 明, 姜 威
セッションID: 121
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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ガストンネル型プラズマ反応溶射によるTiN膜の機械的特性について、TiN膜断面の硬度特性、磨耗特性などを明らかにし、断面組織、構造との関係を明らかにする。
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LDレーザによる結晶制御クラッディング(第2報)
西本 和俊, 才田 一幸, 藤田 善宏, 布施 俊明
セッションID: 122
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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熱伝導およびデンドライト成長方向に関する理論から,レーザ溶融部の凝固形態,優先凝固成長方向および単結晶化条件を予測した.単結晶化条件はG/V値(G:温度勾配,V:凝固速度)によって整理でき,溶融池内部の中央付近で最も多結晶化しやすいことが予測され,実験結果と同様の傾向がみられた.
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沓名 宗春, 尾崎 仁志, 羽田 光明, 小出 宏夫
セッションID: 123
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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機械部品に生じた割れを補修する方法としてレーザ肉盛による方法を検討した。まず1パスのレーザ肉盛における肉盛条件と肉盛形状の関係及びその特性について調査した。さらにYAGレーザ及びCO2レーザを用いて多層肉盛による補修肉盛を行った。その結果,約0.38mm幅の割れを補修することができた。
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沓名 宗春, 徐 国建, 山田 勝重
セッションID: 124
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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TIG,YAGレーザ,CO2レーザ及び半導体レーザを用いて,ステライト6粉末を12%Cr鋼に肉盛し,その特性を比較検討した。TIG肉盛と比べ,レーザ肉盛層は低希釈率,微細な顕微鏡組織及び高硬度が得られた。
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黒川 英朗, 武市 正次, 瀬渡 賢, 青木 篤人, 西尾 護, 原田 和男, 西野 徹, 小田中 英哲
セッションID: 125
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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蒸気タービンに使用されるタービン翼の製造において、翼前縁に高硬度のステライト合金板材をろう付けする工程は熟練作業者に依存する部分が大きく自動化が困難であったが、タービン翼製造工程にプラズマ粉体肉盛溶接を適用することでロボット化した。
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Ni基耐熱超合金レーザ溶接部の高温割れ発生評価法に関する研究(第3報)
篠崎 賢二, 北村 充, 山本 元道, 高田 敦史, 上仮屋 昭太, 大鳥 善教, 白井 誠
セッションID: 126
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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液化割れ発生には高温ひずみが影響すると考えられている.液化割れ発生評価にはレーザ溶接に対応した高精度3次元熱伝導・高温ひずみ解析手法の確立が必要不可欠である.本稿ではレーザ溶接中の高温部の温度・ひずみのダイナミックかつ高精度な計測をし,解析手法を検証した結果について報告する.
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Ni基耐熱超合金レーザ溶接部の高温割れ発生評価法に関する研究(第4報)
篠崎 賢二, 北村 充, 山本 元道, 高田 敦史, 上仮屋 昭太, 大鳥 善教, 白井 誠
セッションID: 127
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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本稿では,液化割れ発生特性を定量的に把握するために実施したU型高温割れ試験結果,および当該割れ発生特性と3次元熱伝導・高温ひずみ解析から得られた局所高温ひずみ量との関係について報告する.これらの結果から,高温ひずみを用いた液化割れ発生評価法の提案を行う.
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- 割れに及ぼす諸因子の影響に関する検討 (第一報) -
柴原 正和, 伊藤 真介, 中村 照美, 平岡 和雄, 芹澤 久, 村川 英一
セッションID: 128
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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狭開先溶接の施工においては,溶接条件や開先幅の選定により,梨形ビード割れが発生する場合がある.そこで本研究では,梨形ビード割れの発生を予測することができる3次元溶接高温割れ解析法を開発すると共に、割れの発生に及ぼす諸因子の影響について検討を行う.
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WU YanMing, 柴原 正和, 中村 照美, 村川 英一
セッションID: 129
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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狭開先溶接法は、厚板の溶接に際して非常に有用な溶接法であるが、溶接条件により梨形ビード割れが発生することが知られている。本講演では、温度依存型界面要素を含んだ有限要素法を用いて、開先形状が割れ発生条件に及ぼす影響について検討し、溶接条件の最適化について検討した結果を報告する。
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中村 満, 東 正弘 , 金 夏栄
セッションID: 201
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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これまで,超硬合金と鋼を銅合金ろう材を用いて,せん断強度の評価を行ってきた.しかし,ろう接合部に熱処理をしておらず最終工具として使用出来る状態にない.そこで,ろう付後熱処理(焼入れ,焼き戻し)を行った際にろう接合部の物性がどのように変化するか検証した.
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小楠 真弘, 斎藤 慎二
セッションID: 203
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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セラミックス同士、あるいはセラミックスと金属のろう付法としては、真空中で加熱する活性金属ろう付法が広く用いられている。これに対し、Agに酸化物を添加したろう材を用いることで、大気中の接合を可能とし、継手部の耐酸化性に優れた接合方法を実現した。
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岡田 徹, 奈賀 正明
セッションID: 204
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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母材に6061Al合金,SPCC鋼,ろう材にAl-Si共晶合金を用いて超音波ろう付法を適用した.強度の向上を目的に超音波効果の影響を解析することが本研究の目的であり,強度の評価には室温せん断破壊試験を用いた.超音波なしの場合では破壊せん断応力9MPa,超音波ありの場合では132MPaの結果が得られた.
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稲垣 洋平, 鈴村 暁男, 池庄司 敏孝, 山崎 敬久
セッションID: 205
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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鋼管の高周波ろう付圧接に関してこれまで、継手の機械的性質やフィレット形成の効果についてその有効性を示してきた。本研究では母材表面を清浄化し固相接合性を向上させると考えられるインサートメタルのクリーニング作用について、主に接合母材表面の酸化皮膜の影響に関して検討した結果を報告する。
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レンガと金属の接合に関する研究(第1報)
深谷 保博, 生田 明彦, 河村 亮平, 小林 敏郎
セッションID: 206
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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SiC系レンガとFe-Ni-Co合金の接合について,直接およびインサート材を挿入した接合の2ケースを取上げ,FEM熱弾塑性解析したあと,接合試験して,レンガの割れ発生有無および継手強度を調査した結果を述べる。
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若月 健, 渡辺 健彦, 小沼 静代, 柳沢 敦
セッションID: 207
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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従来のニッケル基ろうは融点降下元素としてSi,B,Pを多量に含有するため、ろう層部に脆弱な金属間化合物を形成しやすく、特にろう付間隙が広い場合には良好な継手は得られない。本研究ではB,Pを全く含まない低Si含有量のニッケル基ろうを開発し、それを用いたステンレス鋼継手を作製・評価した。
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ロッケトエンジンのLDレーザブレイジング(第5報)
西本 和俊, 才田 一幸, 宋 宇鉉, 菊野 智教, 白井 誠
セッションID: 208
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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肉厚0.5mmのSUS304チューブに対して、タンデムビームによるLDレーザろう付の適用性を評価した。Au-Ni、Ag-PdおよびAg-Cu-Pdろう材による管束ろう付を行った結果、いずれも管束部までろう材が充填し、母材同等の優れた継手強度を有することが明らかになった。
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池庄司 敏孝, 鈴村 暁男, 山崎 敬久
セッションID: 209
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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LE-7Aロケットエンジンのノズルスカートのろう付部継手強度は管側面間の間隙広さとろうの見掛け幅で保証される.これの妥当性を管束ろう付試験片に関する3次元弾塑性有限要素解析により検証する.その結果,ろう材と母材の界面強度が継手強度に影響し,他の幾何的因子を追加する必要がある.
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高瀬 秀樹, 奈賀 正明
セッションID: 210
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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窒化ケイ素に対するCuSiTiろう合金の濡れ性をセシルドロップ法を用いて濡れ角測定から求め、さらに、合金ろうを用い接合したSi3N4接合体の機械的性質をせん断試験を用いて求めた。セシルドロップと接合体の界面構造をEPMA,XRD,SEMを用いて解析した。
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- 液相拡散接合法を用いた機械構造用鋼における高靭性接合継手の開発(第二報) -
篠崎 賢二, 山口 紘次朗, 渡部 裕二郎, 広本 悦己
セッションID: 211
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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機械構造用鋼SNCM431に対して液相拡散接合法による高強度・高靭性の接合継手の開発を目的とした。実用炉と実験炉との接合条件の違いから継手の靭性低下の問題が生じたため、加熱速度に注目し靭性低下の主原因であるフィルム状析出物の生成、ならびに液相拡散現象におよぼす影響を調査した。
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杉浦 啓之, 金井 覚, 瀬戸 佐智生
セッションID: 212
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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TiAlとnearβ型Ti合金のTi_-_17の拡散接合(第2報)として、接合条件と継手強度の関係を中心に報告する。特にTiAl/Ti_-_17においては、引張強度において母材部にて破断する良好な継手が得られており、その原因についても考察し検討した結果を報告する。
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金井 覚, 瀬戸 佐智生
セッションID: 213
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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ここではSUJ2/Ti-17の拡散接合(第2報)として継手強度に及ぼす接合因子の影響に関する実験結果、特に高継手強度が得られた原因についての検討結果を中心に報告する
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佐藤 裕二, 金井 覚, 瀬戸 佐智生, 小林 優
セッションID: 214
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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軸受鋼として一般的に使用されているSUJ2と、アルミニウム合金のA5083との直接拡散接合を行い、接合条件と継手強度の関連性について実験・検討を行った。その結果、接合条件によって大きく継手強度が変化したため、その原因について検討し報告する。
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- マルテンサイト系ステンレス鋼における液相拡散接合継手の開発 -
篠崎 賢二, 持田 淳志, 深野 直樹
セッションID: 215
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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マルテンサイト系ステンレス鋼SUS410に対して液相拡散接合法による高強度・高靭性の接合継手の開発を目的とした。汎用性を考慮して市販のNi基アモルファス箔帯の中から良好な継手を得られるインサート金属を探索し接合を行った。その後接合現象の調査及び接合継手特性についての評価を行った。
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小川 洋司, 松田 純, 森田 孝男
セッションID: 216
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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近赤外領域の3波長の光を狭帯域干渉フィルターを用いて、電極表面の温度分布を連続的に計測した。各1色計測と2色計測を行い比較検討した。ガス種と電流により温度分布がかなり異なること、小電流の方が先端温度が高くなる場合があること、などが分かった。
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小川 洋司, 松田 純, 山本 志穂
セッションID: 217
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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アーク溶接中のタングステン電極表面での酸化溶融反応とデンドライト結晶の成長の様子などの画像計測と、アーク溶接中の温度変化及び終了後の電極のSEM,EDX観察結果を元に消耗機構について考察した。
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溶融池温度場に及ぼす微量元素の影響
岡垣内 俊成, 宮坂 史和, 黄地 尚義, 山本 隆也
セッションID: 218
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
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紫外線放射測温法とは、計測波長を紫外域にとることにより、放射率変動に起因する誤差を少なくした温度計測方法である。 この計測方法を使用して得られたSUS304ステンレスTIG溶融池表面の温度分布から、母材金属に含まれる微量元素が溶融池温度場に及ぼす影響について述べる。
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里中 忍, 秋吉 茂男, 上野 浩一, 岩本 知広, 田中 学, 牛尾 誠夫
セッションID: 219
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
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本研究では薄板TIGアーク溶接における溶融池裏面形状から、溶融金属の表面張力を推定する方法を提案した。この方法を軟鋼およびステンレス鋼に適用し、さらに、裏面における温度分布の測定結果と比較して、鉄鋼材料の表面張力およびその温度依存性を推定した。
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陸 善平, 藤井 英俊, 田中 学, 野城 清
セッションID: 220
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
会議録・要旨集
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GTA溶融池形状に及ぼす溶接パラメータの影響をAr-0.1%CO2とAr-0.3%CO2シールドガス,SUS304を用いて系統的に検討した.その結果,GTA溶融池形状は溶融池表面におけるマランゴニー対流の向きと速度に大きく依存することが分かった.
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平田 好則, 深田 慎太郎, 竹中 和弘, 黄地 尚義, 国重 壮一郎
セッションID: 221
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
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本研究では溶融池の振動現象の解析を目的とした。溶融池表面の振動を表現するため、VOF-CSF法をベースとした自由表面をもつ流体の運動を扱う数値計算モデルを作成した。それを用いて、溶融池形状や圧力分布が振動モードや固有振動数に与える影響について明らかにすることができた。
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山崎 洋輔, 山本 剛史, 宮坂 史和, 黄地 尚義
セッションID: 222
発行日: 2004年
公開日: 2004/12/07
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MAG溶接において作業パラメータを決定する際に、数値モデルによるシミュレーションを行うことが有効であると考えられる。そこで本研究では、MAG溶接の中で多用される突合せ継手を対象とした三次元非定常モデルを構築し、それをベースとして溶接技術者の意思決定支援ツールの開発を目指す。
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