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佐藤 智, 柴柳 敏哉, 冨田 正吾, 柿内 茂樹, 山岸 英樹, 榎本 正敏
セッションID: 101
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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接合ツールに熱電対を埋め込み無線方式で接合中の温度変化を測定するシステムを用いてアルミ合金とマグネ合金の摩擦攪拌接合実験を行なった。接合条件ならびに接合部組織と温度の関係を議論し、FSWの異材接合への有効性を検証する。
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安井 利明, 田 無辺, 森 達也, 宮川 堅, 花井 敦浩, 福本 昌宏
セッションID: 102
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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摩擦攪拌により異材接合は、各種輸送機器の軽量化に適用可能な技術として期待されている。これまでの研究では、主に平板の突合せ接合への適用のみ報告されており、3次元形状を持つワークへの適用の可能性は明らかでなかった。そこで本研究では、円柱形状のワークについて適用した事例を報告する。
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古谷 拓希, 長濱 義人, 佐藤 裕, 粉川 博之, 井上 裕滋
セッションID: 103
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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純チタンと304ステンレス鋼の重ね摩擦攪拌接合をCo基合金接合ツールを用いて実施した後、接合界面近傍の結晶粒組織変化と界面組織を調べるとともに、せん断引張り試験を行った。純チタンの配置によって重ね面のフック形成が異なり、継手強度が変化した。
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名城 裕希, 新屋 誠栄, 津村 卓也, 中田 一博
セッションID: 104
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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本研究では,摩擦攪拌点接合を用いて難燃性マグネシウム合金と3種類の亜鉛めっき鋼板及び冷間圧延鋼板との異材接合を行い,めっき種類の違いによる継手の機械的特性への影響を強度試験と接合部断面・試験後破面の観察から検討した.
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三輪 剛士, 北川 大喜, 永塚 公彬, 山岡 弘人, 中田 一博
セッションID: 105
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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摩擦重ね接合によってSUS304/CFRTPの直接異材接合を行い、ツール回転速度および接合速度が継手強度に及ぼす影響および接合機構を検討した。最も継手強度が大きくなる接合条件は、ツール回転速度500rpm、接合速度200mm/minであり、これよりもツール回転速度および接合速度が大きい場合でも小さい場合でも強度は低下した。
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永塚 公彬, 田中 宏宜, 肖 伯律, 土谷 敦岐, 中田 一博
セッションID: 106
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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摩擦重ね接合によりアルミニウム合金A5052と炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)の直接異材接合を行い、接合強度に及ぼすアルミニウム合金へのシランカップリング処理の影響を検討した。シランカップリング処理を施すことで、継手の接合強度は著しく増加し、CFRTPの母材破断を呈する継手も認められた。
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肖 伯律, 三輪 剛士, 北川 大喜, 永塚 公彬, 山岡 弘人, 中田 一博
セッションID: 107
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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SUS304とポリアミド6(PA6)の摩擦重ね直接異材接合を行い、SPCC/PA6継手の場合との接合特性の比較を行った。SUS304およびSPCCのいずれの場合でも、接合強度が最も高くなるツール回転速度および接合速度が存在した。TEM観察によりSUS304ではCr酸化物、SPCCではFe酸化物を介してPA6と接合されていることを明らかにした。
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田 無辺, 安井 利明, 徳田 善範, 山口 修平, 渡辺 吾朗, 宮川 堅, 福本 昌宏
セッションID: 108
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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Lap friction stir welding of Aluminum alloy/polymer composites, microstructure and mechanical properties of typical welds, and welding mechanism based on XPS analysis will be studied in this report.
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武岡 正樹, 森貞 好昭, 孫 玉峰, 藤井 英俊
セッションID: 109
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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FSW用ツールはショルダとプローブを有しているが、ショルダ及びプローブの基本的な役割や入熱に及ぼす影響については、十分に理解されていない。本研究では、ショルダとプローブを独立に回転させることができる複動式ツールを用い、回転方向及び回転速度をパラメータとしてFSW条件の最適化を試みた。
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宮坂 史和, 三宅 由莉佳, 松澤 周平
セッションID: 110
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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摩擦撹拌接合における,ツール挿入過程が流動域に与える影響を粒子法を用いたモデル解析によって検証した.具体的にはツール形状や,挿入角度,スピードの影響に関して検討した.
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大石 郁, 大田 耕平, 坂村 勝, 藤井 英俊
セッションID: 111
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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著者らが開発した摩擦アンカー接合によってマグネシウム合金と鋼を点接合した。その際,接合ツールの押込み量の増加に従って変化する接合部の温度や圧力を測定することで,マグネシウム合金と鋼板の接合メカニズムを考察した。また各押込み量で作製した接合試料を用いて機械的性質を評価した。
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重ね継手の機械的特性
渡辺 吾朗, 中垣 貴紀, 尼子 龍幸, 鈴木 智博, 伊関 崇, 安井 利明, 福本 昌宏
セッションID: 112
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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Al消耗ツールを回転させながら押込む摩擦肉盛活性化点接合において、高張力鋼板(t1.0)とA6061(t1.0)を接合した場合の機械的特性を評価した結果、従来法(非消耗ツール)に比べて本方式が静的強度(約2倍)及び時間強度において優位であることがわかった。
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杉本 一等, 佐藤 章弘, 平野 聡, 佐藤 裕, 大森 俊洋, 粉川 博之, 石田 清仁
セッションID: 113
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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高温で酸素と反応しやすいチタン合金の溶接には酸化を防止するための厳格なシールド設備が必要であり,その製品適用における工程負荷を増している。そのためチタン合金の接合には大気の影響が小さい固相温度で接合できる摩擦攪拌接合(FSW)が有効である。本研究ではCo基合金ツールを用いてTi-6Al-4V合金の突合せ接合を実施し,強度特性を確認するとともに接合部のミクロ組織を評価した。微細分散された高温安定相であるベータ相はFSWにより減少するものの残存し,断面組織の硬度低下は見られない。またASの壁面を起点にベータ相が新たに形成された組織が見られ,局部的に硬化した組織を呈した。
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本間 祐太, 茅野 林造, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 114
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
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ラインパイプ用クラッド鋼接合部の継手特性の向上のため、摩擦撹拌接合に着目している。クラッド鋼では母材と合せ材の混合の抑制や変形抵抗も異なるため複数パスとなる可能性がある。本研究ではSUS316Lクラッド鋼を用いFSW上下面施行を実施し、合せ材撹拌部の材料特性を評価した。
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大沼 峻輝, ミロノフ セルゲイ, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 115
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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AZ31Mg合金の摩擦攪拌接合温度と微細組織の関係についてEBSD法を用いて解析した。接合温度の上昇に伴い、結晶粒の粗大化が確認されたが、集合組織の変化などはなかった。組織形成機構も接合温度に依存せず、双晶導入による不連続再結晶が集合組織形成の主因と考えられる。
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ミロノフ セルゲイ, 稲垣 宏典, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 116
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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摩擦攪拌接合における純銅の組織形成機構の温度依存性について調査した。接合温度が高くない条件では組織形成は小角度粒界の連続再結晶により生じるが、比較的高温では不連続再結晶に遷移し、粗大な結晶粒が生じる。この遷移現象は積層欠陥エネルギーの値に起因すると考えられる。
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戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)研究開発課題
廣瀬 明夫
セッションID: 117
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「革新的構造材料」において、平成26年度から「溶接部性能保証のためのシミュレーション技術の開発」拠点が採択されている。本拠点では、溶接熱源により溶融部が形成される過程、凝固プロセスを経て、割れなどの欠陥が発生する現象、急速な熱サイクルによるミクロ組織の形成過程、そして最終的に形成される溶接継手の性能を総合的に予測するシミュレーション技術の開発を行う。
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才田 一幸
セッションID: 118
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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SIPプロジェクト「溶接部性能保証のためのシミュレーション技術の開発」のテーマ(3)「凝固・組織変化を伴う溶接部の特性予測技術の開発」について、概要と実施計画および成果目標について説明する。
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大畑 充, 堤 成一郎, 佐野 智一
セッションID: 119
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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母材を含む溶接部の特性から,多層溶接継手の各種破壊性能を評価・予測する技術を構築するという最終目標に向けた活動内容について紹介し、まずは母材を対象として検討している静的破壊強度および疲労破壊強度のシミュレーションベース予測技術の開発の現状について紹介する。
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計測システムの概要
浅井 知, 松田 朋己, 落合 誠, 星 岳志
セッションID: 120
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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レーザビームの照射により材料内部に超音波を発生・伝搬させることで溶融池形状や欠陥をin-situに計測できるレーザ超音波溶融池形状計測システムを開発し、シミュレーションによる溶融池形状変化の予測と照合させ、統合的な品質評価システムの構築をはかる。本報告では、その場計測における基礎的検討結果と開発する計測システムの概要について述べる。
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野村 和史, 永田 純也, 平田 好則, 浅井 知
セッションID: 121
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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アークの熱源特性を明らかにするために分光計測がしばしば用いられる.干渉フィルタによる分光計測では面情報を一度に得ることができるが,連続スペクトルや別の線スペクトル強度も含んだ強度が計測されうる.本研究ではフィルタの半値幅や希望波長からのずれが計測される温度に与える影響を調査した.
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荻野 陽輔, 平田 好則, 浅井 知
セッションID: 122
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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本研究では,アーク溶接の溶込み形状予測のツールとして,様々な溶接条件や溶接姿勢,継手の変化にも対応できる汎用性の高い3次元溶融池モデルの開発を進めている.また,一般ユーザにおいても使いやすいツールとするためのユーザインターフェイスの開発状況についても報告する.
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古免 久弥, 茂田 正哉, 田中 学
セッションID: 123
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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本研究ではGMA溶接のSPHシミュレーションを行い,溶接中の溶融池対流を明らかにすることを試みた.その結果,溶滴の落下によって生じた波が溶融池の後方へ押し寄せて凝固し,余盛を形成することが明らかとなった.また,この余盛高さと溶込みの深さは実験結果とよく一致し,本計算の妥当性が示された.
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柴原 正和, 原田 貴明, 生島 一樹
セッションID: 124
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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本研究では、非線形FEMをベースに、力学的な視点から高温割れを解析可能な手法の開発を試みる。また、その手法に冶金的因子を考慮することで高精度な高温割れの発生予測モデルの構築を試みある。
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柴柳 敏哉, 山根 岳志, 大藪 久美, 松原 遼一, 川西 祥一, 廣瀬 周平
セッションID: 125
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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溶接熱影響部における粒成長過程をモンテカルロ法と熱伝導方程式の差分計算のカップリングにより数値計算し、その結果をSUS304ステンレス鋼の溶接組織と比較検討した。
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相沢 友勝
セッションID: 126
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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間隙を設けて重ねた金属薄板を絶縁された平板状複数ターン・コイル上に固定して電磁圧接する.コイルに流す放電電流の最大値を数10kAに減らして行う.原理,方法及び実験結果を報告する.
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小宮山 和希, 佐々木 朋裕, 鷹野 萌
セッションID: 127
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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アルミニウムの超音波接合を対象に、接合工具表面のローレットエッジの角度が接合部形成に及ぼす影響を調べた。本報では、工具/接合材間の振動および沈み込みの挙動による接合部の塑性変形量の違いを、摩擦界面近傍の温度上昇と関連付けて述べる。
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今井 久志, 井澤 尊, 梅田 純子, 近藤 勝義
セッションID: 128
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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超音波振動を援用したCFRPと金属の直接接合が可能であり,CFRP母相のナイロン66と金属との接合によって接合体が形成されることを確認した.本発表ではナイロン66とチタンの直接接合体を取り上げ,接合界面の化学的結合状態について調査した結果を示す.
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山岸 英樹, 住岡 淳司, 柿内 茂樹, 冨田 正吾
セッションID: 129
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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大気下短時間プロセスにおいて高強度面接合を可能とする実生産的な技術開発を目的として、種々のインサート材を用いたマグネシウム合金とアルミニウム合金の鍛接法による接合界面をFIB-TEM/EDS法等により調査した。
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楠本 安里, 日野 孝紀, 吉良 真, 水口 勝志
セッションID: 130
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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本研究では、爆着法を用いて縦90 mm×横45 mm×厚さ4 mmのクラッド材を作製し、接合界面、接合率、接合強度に及ぼす装薬比の影響を調査した。装薬比を変化することによって、波状界面の波長や振幅を制御でき、接合率が85%以上で母材AZ31Bの強度以上の接合強度を有すAZ31B / Tiクラッド材が得られた。
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千代澤 卓也, 佐々木 朋裕
セッションID: 131
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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6061アルミニウム合金の超音波接合過程を被接合材,工具の相対運動の観点から調べた.本報では接合前の熱処理条件の違いおよび接合後の時効処理が継手性状に及ぼす影響について述べる.
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梨木 悠介, 衡 中皓, 高橋 康夫, 前田 将克
セッションID: 132
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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固相接合は接合部材を溶融することなく、固相状態のまま加熱し、軟化させ、さらに圧力を加えて変形、拡散によって接着する接合方法である。本研究では、接合機構を同定する理論に基づき、超塑性材料を用いた固相接合において、マイクロボイド消失過程を支配する機構を同定することを試みた。
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服部 涼介, 南部 将一, 小関 敏彦
セッションID: 133
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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極低炭素鋼とグラファイトの固相拡散接合における界面の形成機構について検討を行った。その結果、接合は3つの段階を経て達成されることが明らかとなり、接合性の向上にはオーステナイト域での炭素拡散及び接合界面でのセメンタイト生成が重要であることが示唆された。
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三澤 浩太, 高嶋 万将, 高岡 勇介, 高橋 康夫, 前田 将克
セッションID: 134
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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超音波接合はパワーエレクトロニクス実装における配線部に用いられる接合技術であり,高い信頼性が要求される.本研究では超音波接合におけるAlリボン接合界面の進展挙動を研究した.接合の進展は界面中央部から強い接合力を持つ凝着領域が局所的に生成され,しだいに拡大していくことがわかった.
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岩田 剛治, 重本 拓巳, 米田 聖人, 山本 宗裕, 佐藤 了平
セッションID: 135
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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次世代半導体として注目されている3D-ICの最大の課題である半導体チップ間の接合はこれまで、高い圧力か高い温度による、半導体チップへの負荷が大きいか、ピッチを小さくできず後の工程で低融点相が再溶融する課題があるソルダを用いる方法が提案されてきた。本研究ではこの両方の課題を同時に解決するSn-Ag系の薄膜接合手法の提案とそのメカニズムについて報告する。
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高野 克敏, 小泉 徳潔, 宇野 毅, 鈴木 友也, 夏目 吉久
セッションID: 136
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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ITER・TFコイル・ラジアル・プレート(RP)・セグメントの製作に適用可能な製作技術開発のため、熱間等方加圧(HIP)による拡散接合法を用いた実規模サイズによるRPセグメントの試作を進めてきた。試作の結果、要求値を満足する製作精度、機械特性を達成し、有効な製作手法であることを実証することができた。
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佐々木 飛鳥, 中村 満, 園田 哲也, 桑嶋 孝幸
セッションID: 137
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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コールドスプレー法は皮膜材料に熱変質や酸化を与えない表面改質プロセスであるが.本研究ではこの特徴に注目し,前例の少ない樹脂皮膜の作製を試みた.成膜の結果,多孔質形状をとるナイロン6粉末が良好に積層し,これにSn粉末を添加したナイロン6/Sn複合粉末は粒子/粒子,粒子/基材間の密着力が向上した皮膜となった.
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道屋 悠真, 松田 朋己, 小椋 智, 佐野 智一, 廣瀬 明夫
セッションID: 138
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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現行のろう付け法においては加熱炉やヒーターなどの熱源を用いてろう材を溶融させて接合する方法が主である。本研究ではろう付け時の熱源としてTiB2生成反応を用いることで現行のろう付け法よりも簡便なCu-CuおよびCu-Al接合の確立を目標とし、接合時の各パラメータが接合性に与える影響の評価を行った。
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松田 健太, 川上 博士, 鈴木 実平, 尾崎 仁志
セッションID: 139
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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Alの接合において酸化膜が接合阻害因子となる.本研究ではCuインサートメタルを用いたAl大気中接合に,酸化膜破壊を促進する目的で変位・荷重制御による周期運動を付与した.周波数,変位および変位速度をパラメーターとして短時間で高接合面積率を得ることを目的として最適な周期運動を検討した.
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浅間 晃司, 小椋 智, 佐野 智一, 廣瀬 明夫
セッションID: 140
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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本研究では、酸化銀粒子とジエチレングリコールを混合した酸化銀ペーストを用いて金とアルミナの接合を行い、各接合パラメータが継手の接合性に及ぼす影響を評価した。また、金属とセラミックスの界面を観察することにより、その接合メカニズムを検討した。
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本山 啓太, 小椋 智, 佐野 智一, 廣瀬 明夫
セッションID: 141
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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本研究では、実用化が進むAlNセラミックス基板と金属の直接接合を目的とし、酸化銀を還元溶剤で還元してその場生成したAgナノ粒子を用いた低温焼結接合法で金属-AlN直接接合を達成した。また得られた継手のせん断強度試験、破面観察、断面観察により接合性の評価を行った。
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齋藤 広輝, 小山 真司
セッションID: 142
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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近年、様々な構造体の省エネルギー・高効率化が求められており、アルミニウムとステンレス鋼の直接接合が注目されている。そこで本研究では、アルミニウムのギ酸塩の熱分解反応を利用した金属塩生成接合法を用いて、より低温・低変形量で高い接合部を得る技術を検討したので報告する。
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松田 朋己, 佐野 智一, 廣瀬 明夫
セッションID: 143
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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自己燃焼合成反応およびテルミット反応の段階的誘起により得られる反応熱を利用したアルミニウム材の接合を試みた。接合後の試料に対して、引張試験による強度評価ならびに接合断面に対する組織解析に基づき、本接合プロセスで得られる接合性について検討を行った。
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寺田 俊一, 小濱 和之, 伊藤 和博, 桐原 聡秀
セッションID: 144
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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これまでSiCの低温接合(1400°C以下)のためSiペースト塗布による接合を検討し、ポーラスなSi焼結中間層の緻密化が接合強度向上に必須と報告してきた。本研究ではその緻密化に及ぼすSi粒子の初期密度の影響を調査した。接合強度とSi中間層組織の関係を示し、接合強度向上指針を議論する。
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神渡 弘一, 小倉 渉, 尾崎 仁志, 川上 博士, 鈴木 実平
セッションID: 145
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
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前報において,クロメル線と軟鋼板とのレーザ微細溶接を行い,継手の引張強度は線材に発生するくびれ部の幅に依存することが分かった.本研究では板材をアルミニウムに変更して同様の溶接を行い,破断様式の差異を検討した.軟鋼板の場合は線材のくびれが継手強度を決定するのに対し,アルミニウム板では溶接金属の大きさが重要である.
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安田 優, 伊内 健太郎, 清水 滋樹, 竹下 晋正
セッションID: 146
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
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Ti-Ni合金とステンレス鋼の溶接を行うと,溶接部に脆弱な金属間化合物が生成され,継手の強度が低下することが知られている.本研究では,Tiと反応性のあるパラジウムをインサート材として用い, Tiのステンレス鋼への溶け込みの低減を図る.溶接方法には抵抗溶接法を用い,高強度マイクロ接合を試みる.
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福本 信次, 川上 寛, 松嶋 道也, 田邉 亨一郎, 田中 邦弘, 坂入 弘一, 藤本 公三
セッションID: 147
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
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コスト高の白金合金は必要最小限の使用にとどめることが望ましく,そのため異種金属との接合が必要である.本研究ではマイクロ抵抗溶接を用いてインコネル合金との接合を行った.異径,異材の抵抗溶接ではヒートバランスの偏りが問題となる.そこで接触界面抵抗によるジュール発熱を積極的に利用することで接合に成功した.
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土田 啓介, アイマンビン モハマドハリル, 前田 将克, 高橋 康夫
セッションID: 148
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
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p型窒化ガリウムでは溶解している水素によりMgが不活性化されてしまい、アクセプターが少なくなっている。窒素雰囲気中でp型窒化ガリウムを通電することで電気特性が向上した。通電熱処理を行うと水素除去が促進され、コンタクト特性が向上することが明らかになった。
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李 相哲, ハン イルウク, イ ボンクン, ジョン ホンチョル
セッションID: 201
発行日: 2015年
公開日: 2015/12/25
会議録・要旨集
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本研究では、商用化されている耐候性鋼の溶接材料と新しく開発された溶接材料の特性を比較分析した。各溶接材料は、塩水噴霧試験を利用して、耐腐食性を評価した。また、低温割れ試験を通じて溶接後に発生する可能性がある溶接部水素脆化割れ感受性を評価した。また、シャルピー試験で溶接部の耐衝撃靭性を評価した。これにより、溶接材料の成分が耐腐食性に及ぼす影響を分析し、最適化された成分を導出した。
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