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門 格史, 大阿見 尚弥, 山本 雅大, 篠崎 賢二, 山本 元道, 門井 浩太, 山根 稔正, 竹下 景祐
セッションID: 101
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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自動車用燃料タンクの溶接では、抵抗シーム溶接が用いられている。しかし、燃料タンクの形状自由度をさらに向上させるためには、形状自由度の高い新たな溶接方法が必要である。そこで、本研究では、その溶接方法としてホットワイヤ・レーザ溶接に着目し、検討を行ったので報告する。
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置田 大記, 山本 元道, 篠崎 賢二, 門井 浩太
セッションID: 102
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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ホットワイヤ・レーザ溶接法を用いて,プライマー塗装鋼板へのすみ肉溶接の適用を検討した.特に,溶接中のプライマの蒸発に伴う欠陥形成に着目し,その発生現象を詳細に把握することで,発生防止法を検討した.
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山本 将之, Ritticahi Phaoniam, 篠崎 賢二, 山本 元道, 門井 浩太, 岡垣内 俊成
セッションID: 103
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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狭開先ホットワイヤ・レーザ法の更なる高品質・高能率化を目的として,熱源に半導体レーザの適用を検討した.半導体レーザを用いることで,ビーム形状の任意制御が可能となる.本報では,種々のビームスポット形状が母材およびワイヤの溶融現象や継手形成に対する影響を検討した.
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木谷 靖, 池田 倫正, 大井 健次
セッションID: 104
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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引張強さ270~590MPa、板厚1.4mmの亜鉛めっき鋼板重ね継手のレーザ・アークハイブリッド溶接において、溶接可能なシートギャップ量および継手引張せん断強さを調査した結果、ギャップ0.8mmまでの溶接が可能でありギャップ0.2~0.4mmで引張せん断強さが最大となった。
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左右木 洋希, 尾崎 仁志, 川上 博士, 鈴木 実平
セッションID: 105
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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パルスYAGレーザにより,線材先端と板材の微細溶接の高効率化が期待できる.本研究では,アルメル線及びクロメル線を低炭素鋼等の板材に溶接する際,パルスエネルギやレーザ等の溶接条件を変化させた.その後溶接部の断面観察及び継手の試験を行い,溶接条件が溶接部に与える影響について検討した.
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張 旭東, 小林 信章, 茂木 康広, 矢出 典洋
セッションID: 106
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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溶接部のポロシティの低減が純Ni材のレーザ溶接における課題の一つである。本報告では、溶接部のポロシティの発生状況に及ぼす電鋳や圧延といった板材の製法や、シールドガスの種類及びパルス波形の影響について検討した。
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山崎 洋輔, 阿部 洋平, 日置 幸男, 北側 彰一, 中田 一博
セッションID: 107
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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レーザ溶接では,レーザ光を高周波数でウィービングすることで溶込み形状を制御することができる.本研究では,ウィービングレーザによるビードオンプレート溶接を行い,その溶込み性能に関する評価を行った.特に,振幅や周波数などのウィービングパラメータが溶接結果に及ぼす影響に注目した.
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阿部 洋平, 山崎 洋輔, 日置 幸男, 北側 彰一, 中田 一博
セッションID: 108
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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レーザ多層溶接は従来のアーク溶接での開先多層溶接よりもさらに狭開先・少パス化が期待できるが,溶接欠陥防止のためのより高度な開先認識システムが要求される.本発表ではレーザ多層溶接中の同軸映像を利用したリアルタイム開先認識システムを開発し,その有用性を検証したので,それを報告する.
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土井 雄一朗, 川人 洋介, 片山 聖二
セッションID: 109
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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本研究では、高速度カメラによるX線透過映像および溶融池表面、プルームの同時観察と2台のX線透過装置を用いた溶融地内部の3次元的な流れの可視化によって、溶接性に及ぼすキーホール挙動および溶融池内部の流れの影響を明らかにすることで、レーザ溶接プロセスの現象解明を行った。
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周 キョウホウ, 小山 和晃, 宮坂 史和, 森 裕章
セッションID: 110
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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アルミニウムのレーザ溶接時のポロシティを抑制するため、原因となる気泡の挙動を数値シミュレーションにより明らかにすることを目的とした。溶融金属中の気泡の上昇挙動について数値解析を行った結果、気泡の上昇速度や停止位置に関する計算結果は、実験データとよく一致することが明らかとなった。
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彦坂 一輝, 尾崎 仁志, 川上 博士, 鈴木 実平
セッションID: 111
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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レーザ加工では、加工中の材料へのレーザ吸収率が、その加工特性に大きな影響を与える。そこで、本研究ではSUS304及びSPCCのレーザ加工中の吸収率について温度履歴及び移動熱源の理論式からそれらを推定することにより検討した。
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山下 正太郎, 篠崎 賢二, 山本 元道, 門井 浩太, 三井 健司, 臼井 寛之
セッションID: 112
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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溶接中の溶融池近傍の温度分布をその場測定するため,2センサーカメラを用いた二色放射温度計測法の適用を検討した.本手法の適用により,レーザ溶接の様な高速溶接時の急峻かつ複雑な温度分布の計測が可能であることを明らかにした.
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福田 健, 河野 渉, 荒木 翔太, 松田 寿, 内田 竜朗, 大友 文雄
セッションID: 113
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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溶接工程の効率化にレーザ溶接は有効な手段だが、さらなる溶け込み深さの増加が期待されている。減圧環境下では、大気圧下に比べて溶け込み深さを深くすることが可能だが、プルーム除去に課題がある。本報告は、この問題を解決するために減圧環境へのレーザ光投入窓に空力窓を検討したものである。
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竹崎 馨, 小椋 智, 佐野 智一, 廣瀬 明夫, 水谷 正海, 片山 聖二, 小野 昇造, 木村 陵介
セッションID: 114
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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近年、レーザ・アークハイブリッド溶接の製造ラインでの適用が進んでいる。本研究では、ディスクレーザ・炭酸ガスアークハイブリッド溶接において溶接金属中酸素含有量が継手微細特性に及ぼす影響を評価した。
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徳永 仁寿, 笠野 和輝, 平野 弘二, 泰山 正則, 宮崎 康信
セッションID: 115
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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DDLを用いた矩形集光レーザのキーホール挙動をガラス板を用いた直接観察により調査し、円径集光レーザを用いた場合のキーホール挙動と比較した結果を報告する。
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松山 法央, 佐野 智一, 小椋 智, 鳥越 功, 三瓶 和久, 廣瀬 明夫
セッションID: 116
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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シングルモードファイバーレーザは高速溶接が可能なため,アルミニウム合金の溶接において,溶接部および熱影響部での軟化を低減でき,有効なツールとなることが期待される.本研究では,溶接速度がアルミニウム合金のビード形状、硬度、および金属組織に及ぼす影響の評価を行った.
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生田 明彦, ノス トマス, 戸崎 康成, 植松 美彦, 京極 秀樹
セッションID: 117
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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プローブつきツールを用いた摩擦攪拌点接合後に,渦溝ツールを用いて再度摩擦攪拌接合することにより,接合後に残るキーホール消失技術について検討を行った.特に,渦溝ツールが有する特徴的な塑性流動状態に着目し,継手部の組織形態の変化から,その特徴について調査した.
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生田 明彦, ノス トマス, 戸崎 康成, 植松 美彦, 京極 秀樹
セッションID: 118
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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プローブつきツールを用いた摩擦攪拌点接合後に,渦溝ツールを用いて再度摩擦攪拌接合することにより,接合後に残るキーホール消失技術について接合条件の検討を行った.このとき,接合部の塑性流動および変形挙動から,効率的にキーホールを消失させるための指針を明確化するため調査を行った.
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畑 恒久, 矢羽々 隆憲, 朝見 明彦, 松本 恵介, 宮原 哲也, 佐山 満, 大浜 彰介, 小林 努
セッションID: 119
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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スチール製部材とアルミ合金ダイカスト製部材の接合を目的として,FSWを用いた連続接合技術を開発し、自動車の重要骨格部品であるフロントサブフレームに適用した。スチール製部材とアルミダイカスト製部材の接合部の部品設計と生産設備・品質保証について報告する。
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坂村 勝, 大石 郁, 大田 耕平, 水成 重順, 竹保 義博, 藤井 英俊
セッションID: 120
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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筆者らは,軟質金属と硬質金属の重ね点接合継手強度をアンカー効果によって高めることのできる摩擦アンカー接合を考案した。本研究では,従来の摩擦攪拌点接合では困難であったアルミ合金/鋼/鋼3枚重ね継手に摩擦アンカー接合を適用した際の十字引張強度及びその接合メカニズムについて報告する。
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中井川 秀敏, 野本 光輝, 加藤 数良, 背尾 直彦
セッションID: 121
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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2017アルミニウム合金薄板の突合せ摩擦シーム接合継手組織と機械的性質に及ぼす回転工具の径の影響について検討した.
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永栄 一喜, 柴柳 敏哉, 渡邊 裕一, 山根 岳志, 吉田 正道
セッションID: 122
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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非ニュートン性を示す透明作動流体を用いて摩擦攪拌スポット接合時のツール近傍での塑性流動を可視化シミュレートする実験を行なった。実際の金属材料で知られている攪拌部発達過程と類似の流動を確認した。
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今泉 拓也, 森貞 好昭, 上路 林太郎, 藤井 英俊
セッションID: 123
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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前報において、2組の高輝度X線透過装置とWトレーサーを用いることで、純アルミニウムにおけるFSW中の塑性流動挙動を三次元可視化し、欠陥形成過程について報告した。本研究では、その際の流速やひずみ速度を解析することでFSW中の塑性流動挙動についてより詳細に調査した。
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玉城 光輝, 藤井 英俊, 森貞 好昭, 釜井 正善, 上路 林太郎
セッションID: 124
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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摩擦攪拌接合では接合装置と拘束治具に高剛性が求められ、装置が大型化する問題がある。このため補修作業のような現場施工は困難である。本研究では、接合時のプロセス荷重低減のための手法について検討し、各接合条件および材質でのプロセス荷重を測定した。これにより装置の更なる小型化を目指す。
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荻野 陽輔, 高部 義浩, 平田 好則
セッションID: 125
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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多くのアークモデルは陰極表面のポテンシャル障壁を考慮せず,陰極とアークを直列につながれた抵抗とみなして構築しており,電子放出可能な領域が実現象より広くなりがちである.本研究では実験観察により電子放出領域を推測しモデル内で電流経路を制限した際の解析結果の変化について考察した.
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荻野 陽輔, 木花 翔吾, 橋本 浩平, 平田 好則
セッションID: 126
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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本研究では,ガスメタルアーク溶接の溶滴移行現象の機構を明らかにすることを目的としている.とりわけ,反発移行やローテーティング移行などに代表される非軸対称現象を対象に非定常三次元モデルを開発し,溶滴に作用する各パラメータの影響を考察する.
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高部 義浩, 荻野 陽輔, 平田 好則
セッションID: 127
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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高品質・高効率なアーク溶接プロセスを確立にむけ,溶接欠陥のメカニズムを理解するためには,溶融池内部の現象を把握することが重要である.本研究では表面形状の変化を考慮した溶融池モデルを構築し,様々な駆動力が溶融池形成に及ぼす影響を考察する.
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片岡 耕太朗, 野村 和史, 荻野 陽輔, 平田 好則
セッションID: 128
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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アークによる母材の溶込み形状は様々な解析モデルにより解析されている.その解析結果はアークの入熱分布などに大きく影響される.本研究ではアーク解析モデルの出力を入力パラメータとして熱伝導支配の簡易解析モデルに導入し,比較的広範囲の溶接条件に対して,実現象の再現性を調査した.
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坂井 大介, 中西 省太, 田中 学
セッションID: 129
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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TIG溶接においてシールドガスを変化させたときプラズマ温度が変化する.本研究では,シールドガス組成がプラズマ温度に与える影響についての基礎的な理解を目的に,非接触式温度測定法として代表的な分光分析法を用いて実験観察を行ったので報告する.
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松井 翔, 辻村 吉寛, 田中 学
セッションID: 130
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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本研究では定電圧特性出力アルゴリズムを用いた非定常モデルを構築することでワイヤ突出し長およびアーク長の変動を考慮することが可能にした.これにより定常モデルでは考慮できない小電流域での短絡移行現象を再現することに成功し,その動特性を明らかにした.
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児玉 真二, 椙浦 一輝, 辻村 吉寛, 田中 学
セッションID: 131
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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GTA溶接における溶融池の窒素吸収現象を数値解析により考察した。アークプラズマ中では、窒素分子と窒素原子が存在するが、溶融池表面の窒素濃度を各々の平衡窒素溶解度に設定することにより、溶融池内部における窒素混合現象を考察した。
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野口 曉, 福元 裕彦, 佐藤 伸志, 西村 利彦
セッションID: 132
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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MIG溶接の高能率化や最適溶接条件の迅速な決定を支援するため、プラズマアーク解析と溶融池の熱流体解析をリンクさせたMIG溶接解析のモデル化を進めてきた。本発表ではビードオン溶接について、溶融池モデルを二次元から三次元へ拡張し、解析を実施した結果について報告する。
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田代 真一, 三島 久, 金丸 周平, 田中 学
セッションID: 133
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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本研究では金属蒸気挙動を考慮したTIG-MIG複合溶接の三次元数値解析モデルを構築し、アークプラズマ中の電流経路について数値計算シミュレーションを行った。その結果、溶融池表面近傍に高濃度の金属蒸気層が形成される場合、同領域の 電気伝導度が低下し、TIG-MIG電極間の電流経路が形成されやすくなることが明らかとなった。
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佐藤 裕, 田村 康浩, 藤井 啓道, 粉川 博之, 内藤 恭章, 宮崎 康信
セッションID: 201
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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ホットスタンプ材とGA鋼板の摩擦攪拌点接合を行い、ミクロ組織と機械的特性を調べた。欠陥のない継手が得られ、攪拌部はマルテンサイトとベイナイトからなる組織を呈し、硬化した。接合時間の増加とともに重ね面のフッキングが生じたため引張せん断強度は低下した。
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木元 慶久, 長岡 亨, 渡邉 博行, 福角 真男, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 202
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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摩擦攪拌プロセス(FSP)は多様な粒子添加により材料表面の組織および特性を制御しうる技術である。本研究ではステンレス鋼に対し高温で反応する炭化ケイ素粒子および反応しないアルミナ粒子を添加したFSPを行い、粒子の種類、粒子径、プロセス条件が表面改質組織に与える影響について報告する。
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上路 林太郎, 藤井 英俊
セッションID: 203
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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FSWを施した単結晶および多結晶純鉄の局所結晶方位変動を特に攪拌部に注目し調査した。攪拌部では、母材の組織に依らず、プローブ側面に平行な方向が<111>に平行となる集合組織が形成された。
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三浦 拓也, 上路 林太郎, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 204
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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本研究では、Ni-C鋼を用い、FSWによる残留オーステナイト安定化挙動を調査した。作製した熱延材にFSWを行い、EBSDにより評価した結果、攪拌部で残留オーステナイト量が大幅に増加することが明らかとなった。オーステナイト安定化のメカニズムについて組織観察結果等を踏まえて議論する。
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呉 碩, 上路 林太郎, 森貞 好昭, 志賀 千晃, 藤井 英俊
セッションID: 205
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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これまでに、Ac1点以下でのFSWにより高炭素鋼でも良好な機械的性質を有する継手が得られることが分かっている。本研究では、炭素量の異なる各種成分を有する高張力鋼に対してAc1点以下のFSWを種々の条件で施し継手特性の向上のための最適化を試みた。
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森貞 好昭, 今川 浩一, 藤井 英俊
セッションID: 206
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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我々はこれまで、摩擦攪拌プロセスによって鋳鉄の表面硬化が可能であるということを明らかにしてきた。本研究では鋳鉄の黒鉛形状及び母材組織の差異に着目し、それらが摩擦攪拌プロセスの最適条件及び表面硬化特性に及ぼす影響について詳細に検討した。
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YOON Sungook, 上路 林太郎, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 207
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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Friction stir welding of Ti-6Al-4V alloy plates with a thickness of 2 mm was performed. In present study, the relationship between microstructure, texture and welding parameters has been investigated.
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薄田 真一, 大沼 峻輝, 佐藤 裕, 粉川 博之, 大森 俊洋, 石田 清仁, 坂入 弘一, 田中 邦弘
セッションID: 208
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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高融点材料用摩擦攪拌接合(FSW)ツールの長寿命化を図るために、Ni-Ir系合金を用いた接合ツールを組成を変えて作製した。各ツールでFSW試験をし、それぞれのツール性能・寿命の比較を行った。その結果、より長寿命の接合ツールの開発が達成された。
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笠井 秀幸, 藤井 英俊, 森貞 好昭, 上路 林太郎
セッションID: 209
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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軽量化のためにマグネシウム合金の適用が注目されているが,鉄とマグネシウムは相互に溶解せず融点に大きな差があり,溶融接合は極めて困難である.そこで本研究では,固相接合である摩擦撹拌接合をSPCCと各種マグネシウム材との異材接合に用い,接合条件の最適化及び接合機構の解明を試みた.
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今井 新, 安井 利明, 椿 正己, 福本 昌宏
セッションID: 210
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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近年,輸送機器の軽量化と高強度の両立という観点から,アルミニウム合金と鉄鋼材料各々の利点を生かしたハイブリッド構造体が注目されている.本研究では,摩擦攪拌によるA6063/S45C直線接合を行い,接合界面に及ぼすツール形状の影響を組織観察及び接合界面の温度測定により調査した.
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許 楠, 上路 林太郎, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 211
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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七三黄銅は、摩擦攪拌接合中、接合部で再結晶が発生することが知られている。再結晶粒の転位密度は、加工硬化の母材より低く、継手の降伏強度が低下してしまう。そこで本研究では、接合部の組織改善を目的として、マルチパス摩擦攪拌接合を実施し、継手の高強度化を試みた。
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橋本 健司, 藤井 英俊, 河田 直樹, 石川 武
セッションID: 212
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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鉄道車両用アルミニウム合金であるA6N01およびA7N01合金の異材摩擦攪拌接合に関して、FSW接合ツールのショルダ径および狙い位置が機械的特性に及ぼす影響について報告する。
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稲垣 宏典, ミノロフ セルゲイ, 佐藤 裕, 藤井 啓道, 粉川 博之
セッションID: 213
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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無酸素銅の摩擦攪拌接合を行い、接合部の結晶粒組織と集合組織の観察を行った。それにより、FSWプロセスにおける接合部組織に及ぼすツール回転速度の影響について考察を行った。
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ミロノフ セルゲイ, 稲垣 宏典, 佐藤 裕, 藤井 啓道, 粉川 博之
セッションID: 214
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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無酸素銅の摩擦攪拌接合を行い、ツール回転速度を変化させることによる、低および高温条件下の摩擦攪拌接合過程における無酸素銅の組織形成機構の解明を行った。
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柿内 茂樹, 冨田 正吾, 藤井 絵梨奈, 長柄 毅一
セッションID: 215
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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A6063アルミニウム合金に陽極酸化処理した板材の摩擦撹拌接合性に及ぼす加工条件、陽極酸化膜の厚さの影響について検討し、形成された継手の組織、機械的性質(硬さ、引張強度)についても報告する。
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小椋 智, 西田 太一, 西田 英人, 藤本 光生, 高橋 誠, 廣瀬 明夫
セッションID: 216
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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A3003とSUS304のFSW重ね合わせ継手における界面構造の形成プロセスに着目し,透過電顕(TEM)を用いて界面組織観察を行った.接合ツールの引抜き穴部における種々の箇所を観察することで,本接合法では5つの過程を経て接合界面が形成されると考えられた.
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