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田代 真一, 田中 学, 山本 健太郎, 伊原 大輔, 佐野 義美
p.
4-5
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
本講演では酸素プラズマ切断において,作動ガスの旋回角等がアーク特性に及ぼす影響を数値シミュレーションにより検討した結果について報告する.
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荻野 陽輔, 浅井 知, 北野 萌一, 中村 照美
p.
6-7
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
数値シミュレーションモデルは溶接結果の予測ツールとしての利用が期待されており,効率的な運用のためには計算速度の高速化が求められる.本研究では,機械学習技術を活用し計算モデル内に存在する収束計算の解を予測することによって,シミュレーションモデル高速化の可能性について検討した.
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江田 賢司, 荻野 陽輔, 浅井 知
p.
8-9
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
近年開発された溶接電流・ワイヤ送給制御する短絡移行プロセスは,従来のGMA 溶接に比べて低スパッタ化や入熱を低く制御できるなどの利点がある一方,溶込みを制御するにあたって重要なアークプラズマ現象およびアークプラズマと電極との相互作用の解明は十分でない.そこで本報では,数値シミュレーションを用いた非定常計算によって明らかにした本プロセスの動特性に関して報告する
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肖 磊, 樊 丁, 黄 健康, 田代 真一, 田中 学
p.
10-11
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
A numerical investigation of rotating mechanism is proposed with considering the gravity, electromagnetic force and surface tension to break the allowable current bottleneck inGMAW.
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芹澤 久, 佐藤 真悟, 宮坂 史和
p.
12-13
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
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呉 子昂, 呉 東昇, 田代 真一, 田中 学
p.
14-15
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
新しい溶接法プラズマーミグ複合溶接を応用して,厚いアルミ板或いは厚いステンレス板が高効率,低欠陥に接合できる.
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呉 東升, 田代 真一, 田中 学, 華 学明
p.
16-17
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
A numerical investigation of rotating mechanism is proposed with considering the gravity, electromagnetic force and surface tension to break the allowable current bottleneck in GMAW.
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木下 比奈子, 山根 敏, 阿部 陽介, 吉岡 信頼
p.
18-19
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
高張力鋼を対象として,抵抗スポット溶接のシミュレーションを行った.高速溶接を行うために,大電流を適用すると表チリが生じる.これを防ぐために2 パルス電流波形を用いた.ここでは,接触抵抗を材料の降伏応力および圧力の関数として導入した.基礎実験として,1 枚の板に対する実験と数値シミュレーションを行い,2 パルス電流波形の効果を確認した.これを高張力鋼の接合シミュレーションに適用した.
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内村 太郎, 矢野 貴大, 生島 一樹, 柴原 正和
p.
20-21
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
本研究では合金化溶融亜鉛めっき鋼板スポット溶接時における LME の抑制を目的とし,LME 発生判定法について検討する.LME 発生判定法として塑性ひずみ増分を用いてダメージを算出し,それらダメージを蓄積させ,LME 発生危険度を求める.
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-LME 割れの定量化評価に関する研究-
余 洋, 前田 恭兵, 秦野 雅夫, 鈴木 励一
p.
22-23
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
近年,めっき高張力鋼板の抵抗スポット溶接において,液体金属脆化割れ(LME 割れ)が発生することが指摘されている.前報では,X 線CT による3 次元でのLME 割れ観察手法を構築し,LME 割れが継手強度に及ぼす影響を検討した.本報では,CT スキャン観察と引張試験を同一サンプルで評価できる手法を検討し,引張せん断強度とLME 割れサイズとの関係を検討した.
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汪 小培, 森貞 好昭, 藤井 英俊
p.
24-25
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
プローブ部とショルダ部を独立駆動可能な複動式ツールを被接合材の表面及び裏面に対向配置し,これらの複動式ツールの動作を連動させて制御することで,接合部の表面が平坦な状態となるフラット摩擦攪拌点接合法を開発した.また,当該接合法によって得られるマグネシウム合金継手の組織及び機械的性質を評価した.
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高嶋 康人, 青木 祥宏, 藤井 英俊, 南 二三吉
p.
26-27
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
板厚2 mm の冷間圧延鋼板を用いて摩擦攪拌接合で重ね継手を作製し,その継手を対象として厚さの異なる試験片で求めた引張せん断強度について検討した.試験片に引張負荷を与えると重ねた母材の中心軸のずれによって接合部を中心として回転することを確認し,継手強度に影響を及ぼすことがわかった.また,厚さの異なる組み合わせの場合には接合部を中心として非対称な変形となった.
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山根 敏, 遠山 史晃
p.
28-29
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
自動車部品の接合に用いられるリングマッシュ溶接に着目した.この溶接は加圧,大電流を用いて,接合部を溶融させ,塑性変形を利用して接合を行う.この抵抗溶接の一種であるリングマッシュ溶接に関する数値モデルを作成し,有限要素法を適用し,熱,電気,構造の連成シミュレーションを行った.
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Aurel FUNAR , Matsuyama Hidenobu, Shiotani Eiji
p.
30-31
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
This paper discusses the findings and challenges for Laser beam welding of dissimilar materials with filler wire at higher welding speeds for the potential application to make a boltless differential.
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鳥越 功, 廣田 重元, 前田 利光
p.
32-33
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
レーザ溶接部の品質検査において,アンダーフィル,溶け落ちなどの溶融状態がどうであったかを,CMOS カメラとバンドパスフィルタを用いてキーホールとその周囲の発光強度分布をインプロセスモニタリングすることで判別できるかどうか検証した.その結果,キーホール形状の特性値を解析することで溶接欠陥を判別できた.
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久保 貴寛, 桑嶋 孝幸, 園田 哲也
p.
34-35
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
ニオブは高融点・活性金属であるため,接合の多くは電子ビーム溶接で行われており,他の接合法による報告は,ほとんど存在しない.そこで本研究は,レーザ溶接によりニオブを種々の条件で接合し,溶接部の組織た機械的特性について報告する.
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森本 健斗, 塚本 雅裕, 阿部 信行, 升野 振一郎, 安積 一幸, 林 良彦
p.
36-37
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
本研究では純銅への光吸収率が約10% の近赤外線レーザー及び約60% の青色半導体レーザを用いて,純銅薄板のビードオンプレート溶接を試みた.青色半導体レーザーの光吸収率が6 倍大きいことから,近赤外線レーザーの出力は青色半導体レーザーの6 倍とし,レーザーの掃引速度を変化させ投入エネルギーを調整した.青色半導体レーザーを用いた純銅の溶接では近赤外線レーザーに比べ幅広い投入エネルギーで貫通溶接が得られた.
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沓名 宗春, 井上 裕喜
p.
38-39
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
3kW シングルモードファイバーレーザ装置に高出力ガルバノスキャナー取り付けて金属(炭素鋼,アルミ合金,ステンレシなど)薄板を4000mm/s の高速で加熱することにより曲げ加工を行うときの基礎的な研究を行った.曲げ速度(曲げ角度/s を各種金属とレーザ照射条件の関係を求めた.これらの結果を紹介.
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山本 隆久, 澤田 俊之
p.
40-41
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
近年,半導体レーザーの技術進歩により,レーザークラッド法が注目されている.同法を用いて,硬さ1000Hv レベルの硬化層を形成した報告例はあるが,金型補修等の共金を想定した報告例はない.そこで本研究では共金を想定し,粉末ハイスを用いてレーザークラッド法及びPTA 法で肉盛層を作製し,調査した.結果,熱処理が硬度へ与える影響は双方で異なり,これは,γ 相量やα’ 相への合金元素の固溶量の差と考えられた.
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林 良彦, 阿部 信行, 安積 一幸, 塚本 雅裕, 辰巳 佳宏, 米山 三樹男
p.
42-43
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
前回DOE を使用したレーザクラッディングについて報告を行った.今回は両端を強化した幅広ビームによる溶け込み形状について各種パラメータの影響と要因を明らかにするため実験を行った.
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王 倩, 楢崎 邦男, 麻 寧緒
p.
44-45
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
Compared with similar materials, the residual stress of dissimilar materials in laser deposition is significantly different, which is mainly related to the material properties.
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百枝 良輔, 生島 一樹, 柴原 正和, 三木 隆生, 中本 貴之, 木村 貴広
p.
46-47
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
金属3D プリンタを用いた積層造形では,製品全体が溶接における溶着金属に相当するため残留応力が発生する.その残留応力により変形が発生し,造形中に破断するといった問題などがあり,施工前の力学的な検討は重要である.そこで本研究では,高精度シミュレータである理想化陽解法FEM を用いて変形に及ぼす影響について検討を行う.
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B. Vicharapu, H. Liu, H. Fujii, K. Narasaki, N. Ma, A. De
p.
52-53
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
The residual stress results are computed and compared between the FSW and SSFSW in aluminum alloys.
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橋詰 光, 前川 真奈海, 生島 一樹, 柴原 正和
p.
54-55
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
AI とは人間の知的活動をコンピュータによって実現する技術であり,人間よりも膨大なデータ量を高速で扱えるという特徴を持つ.本研究では,FEM 熱弾塑性解析とAI を組み合わせることにより,溶接残留応力の低減化を目指す.
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Wangnan Li, Narasaki, Hui Huang, Xianqing Yin, Hui Huang
p.
56-57
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
DIC を用いて薄板 TIG 溶接時の過渡変位場を測定し,さらに熱弾塑性 FEM のプログラムJWRIAN を用いて溶接の熱座屈変形を予測した.DIC 計測とFEM 解析の結果を用いて溶接熱座屈変形のメカニズムを解明した.
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Sendong Ren, Ninshu Ma, Dean Deng
p.
58-59
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
本研究では,P92 鋼の多層突合せ溶接時に生じる温度場,微細構造分布および残留応力場を解析するために,熱冶金力学錬成理論に基づく有限要素モデルの開発を行う.開発モデルでは,体積変化,降伏応力変化,塑性などの溶接時に生じる固相変態に起因する力学的影響を正確に考慮した.加えて,テンパリング効果も構築モデル内で考慮されている.開発手法によって求められた残留応力と実験結果は,良好に一致することがわかった.
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三上 欣希, 山岸 俊太, 望月 正人
p.
60-61
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
溶接変形・残留応力の三次元大規模数値シミュレーションが可能になりつつある現在においても,諸因子の影響評価のために,簡易解析の有用性は高い.ところが,平面ひずみなどの二次元モデルを構築するにあたって,考慮すべき点は必ずしも明確にされていない.本研究では,二次元モデル化手法を検討し,結果に及ぼす影響を検討した.
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盛岡 空矢, 廣畑 幹人, 松本 直幸, 猪瀬 幸太郎
p.
62-63
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
橋梁用高降伏点鋼板の用途拡大に向け,部材製作の高効率化の観点からレーザ・アークハイブリッド溶接の適用を検討している.本稿では,ハイブリッド溶接による溶接変形抑止効果の検証のため,熱弾塑性解析によるシミュレーションを実
施した結果を報告する.
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-第4報溶接部における接触現象がΔKおよびKに及ぼす影響-
村川 英一
p.
64-65
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
軸対称部材嵌め込み部の溶接では内側の部材を圧入あるいは焼き嵌めした状態で溶接が実施されることが多い.
特にルート部に未溶着部を残す継手の場合,ルート部における部材間の接触がΔK およびK に及ぼす影響は無視
できない.本論文では接触の影響について報告する.
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Yuxiao Luo, Seiichiro Tsutsumi
p.
66-67
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
ノッチ応力集中係数は,局部応力アプローチによる疲労寿命推定を行う際の鍵になる.本研究では, 一軸引張での溶接止端部のノッチ応力集中係数について,二次元有限要素弾性応力解析を行うことにより検討する.実際の溶接形状に基づいてモデル化され,詳細な定義が与えられている.異なる幾何パラメータがノッチ応力集中係数に与える影響を検討して,十字溶接継手のノッチ応力集中係数を推定するパラメトリック方程式が提案された.
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Yuxiao Luo, Renle Ma, Riccardo Fincato, Seiichiro Tsutsumi
p.
68-69
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
橋梁などの大型溶接構造物が疲労荷重を受ける場合は,円形中空鋼管-鋼板溶接継手は広く使用されています.本研究では,エフェクティブノッチ応力法に基づく円形中空鋼管-鋼板溶接継手の疲労寿命について3 次元有限要素解析を行なった.これらの解析では,接合部構造と溶接接合形式が溶接継手の疲労寿命に与える影響検討した.試験結果と解析結果の比較によれば,その法により中空鋼管-鋼板溶接継手の疲労寿命評価に有効である.
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古賀 将大, 山本 啓, 伊藤 和博, 三上 欣希, 藤井 英俊
p.
70-71
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
球面先端ツールを用いた摩擦攪拌プロセス(FSP)によって,高強度低合金鋼溶接継手の止端部に対し,形状の改善や結晶粒微細化,圧縮残留応力導入等の効果を得ることができ,疲労強度の改善に有効であることを前報にて示した.本研究では,ツールの回転速度や移動速度等のプロセス条件を変化させたFSP の施工によって,継手の疲労強度に影響を及ぼす支配因子の特定と,更なる改善のための適正条件の探索を試みた.
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-CTOD 試験で有効な疲労亀裂形状を得る矩形プラテン法の提案(第2 報)-
佐々木 雄史, 家澤 徹, 小関 正, 小林 順一, 萩原 行人
p.
72-73
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
前報(講演概要第102 集P144-145)では矩形プラテン法でも従来の円形プラテン法同様に溶接部CTOD 試験で有効な疲労亀裂形状が得られることを報告した.本報では有効な疲労亀裂形状を得るのに必要十分な最小プラテンひずみ量の検討に加え,プラテンによる表層部塑性変形が溶接残留応力の緩和に有効と考えられることから,表層部切削試験片を作製し実験することによりその影響を確認した.
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-実機による検証結果-
横田 大和, 幸村 正晴, 谷岡 俊介, 吉川 正幸, 木治 昇
p.
74-75
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
船体並行部の板継溶接に採用されている片面サブマージアーク溶接は,片側から一度の溶接で完了できる高能率な溶接法であるものの,継手終端部に生じる凝固割れが課題である.これまで種々の防止法が実用化されているが,高防止率と補修作業不要を両立した防止法は確立されていない.本報では,上記課題の解決を目的に実験室で割れ防止効果が認められた諸因子について,実機による大型テストピースを用いた検証結果を報告する.
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沖見 優衣, 生島 一樹, 前田 新太郎, 谷岡 俊介, 木治 昇, 吉川 正幸, 柴原 正和
p.
76-77
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
FCB 溶接は,裏当てフラックスを用いることにより大型鋼板を片側から高能率で行える施工法であるが,高温割れの一種である終端割れが発生する場合がある.本研究では,著者らが開発したBTR 塑性ひずみ増分・BTR 温度勾配ベクトルを用いた高温割れ解析法を実寸サイズの溶接解析に適用することで,終端割れの発生メカニズムを分析し,終端割れ防止策について検討を行う.
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前川 真奈海, 橋詰 光, 生島 一樹, 柴原 正和
p.
78-79
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
AI とは人間の知的活動をコンピュータによって実現する技術であり,人間よりも膨大なデータ量を高速で扱えるという特徴を持つ.本研究では,FEM 熱弾塑性解析とAI を組合せることによる,線状加熱の自動化に向けた検討を行った.
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劉恢弘 , 藤井 英俊
p.
80-81
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
大きい化学物理性質差などで,チタン合金とステンレス鋼の溶融溶接が困難である.摩擦圧接は,固相接合法の一種であり,チタン合金とステンレス鋼の接合に使われているが,低圧力と高回転速度の一般的に用いられる接合条件で,厚い金属間化合物層が生成し,継手強度が低下する.本研究では,チタン合金とステンレス鋼に対して,高圧力と極低回転速度で摩擦圧接を行い,良好な異材継手を得ることを目的とした.
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青木 祥宏, 潮田 浩作, 藤井 英俊
p.
82-83
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
中炭素鋼において,線形摩擦接合した継手の組織は母材の結晶粒と比べても非常に小さい.この微細組織形成は,接合部における温度上昇および大きな塑性変形により生じた再結晶に起因する.そこで,種々の接合条件における接合部組織を系統的に調査した.
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稲垣 拓也, 青木 祥宏, 劉恢弘 , 藤井 英俊
p.
84-85
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
我々はTi6Al4VとSUS316Lの丸棒を用い,印加圧力を制御することで達成される低温摩擦圧接を行い,接合界面での各材料の変形速度差の減少により継手の高強度化に成功した.本研究では,さらに良好な継手を得るために,変形速度差の更なる抑制が期待される低温LFW 法を用い,これらの異種板材継手の作製後,接合部の界面組織および継手の機械的性質の調査を行った.
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相沢 友勝
p.
86-87
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
電磁圧接は,主にAl薄板を電磁力を使い,同種または異種金属薄板へ高速衝突させて行われる.技術的にはコンデンサ電源から平板状コイルへ放電電流を急激に流し,電磁力を加える.ここでは,電磁圧接に必要な電流最大値を21kA に減少できる平板状8ターンコイルを使用する.Al薄板をそれぞれCuおよびFe薄板へ圧接できたので報告する.
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日置 隆介, 今村 美速, 今井 智恵子
p.
88-89
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
アルミニウム合金押出管(肉厚 2mm,A6063-T5)同士を重ね合わせた電磁拡管かしめ接合部において,接合部形状を変化させたとき,引張,曲げ,ねじりの各静的強度に与える影響を報告する.
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高田 賢人, 恵良 哲生, 岡本 真也
p.
90-91
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
AC/DC 切替TIG 溶接において,100% Ar のシールドガスを用いて交流周波数500Hz と組み合わせることで,AC TIG 溶接法において30% のHe 混合シールドガスを用いて交流周波数300Hz 程度の出力で実現していた深溶込みとほぼ同等の深溶込みを実現した.この条件においては,シールドガスをHe 混合とする必要が無く,生産コストの低減に寄与するものと考えられる.
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Van Anh Nguyen, 村田 彰久, 村田 唯介, 宮澤 勤, 田代 真一, 田中 学
p.
92-93
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
Welded super thin sheets are still a challenge for convention welding technologies. In this study, a new welding technology is being developed to overcome this problem.
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迎井 直樹, 井上 芳英, 笹倉 秀司, 木下 雄太
p.
94-95
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
ワイヤ周囲ガスを吸引しながら溶接を行うことで拡散性水素量を低減するプロセスが開発されている.しかしその低温割れ抑制効果はこれまで示されていない.780MPa 級鋼のGMAW 施工を対象に割れ抑制効果の検証を行った.板厚
85mmt,予熱温度50℃における窓形拘束溶接割れ試験において,従来施工法では発生が見られた割れが、
本プロセスでは見られず,低温割れの抑制に有効なプロセスであることが確認された.
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野村 和史, 高見 康平, 奥田 博之, 浅井 知
p.
96-97
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
プラズマ計測において線スペクトルを取得する場合,干渉フィルタを用いると面情報が一度に入手できる反面,連続光の影響が排除できない.本研究ではAr-CO2 ガスを用いた溶接アークプラズマの温度計測を対象に,イメージング分光器でスペクトルを計測し,仮想的に干渉フィルタを適用することで連続光の温度計測に対する影響を評価した.
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笠野 和算, 浅井 知, 荻野 陽輔
p.
98-99
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
溶接部から発せられる光の波長特性に応じた光学フィルタを選定することを目的に,透過波長を制御可能な可変透過波長フィルタを用い溶接現象を観察した.
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駒谷 大樹, 山根 敏
p.
100-101
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
視覚センサを用いる事は,自動溶接において有用である.その際に,溶融池を明瞭に観察するためのフィルター条件選択が重要である.これを検討するために,プラズマアーク光,及びGMA 溶接のアーク光のスペクトル分布の観測を試みた.この結果より,それぞれのアーク光の輝度,溶融池輝度および溶接電流の関係を明確にし,その影響を観察した.
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ファン・フィ・レ , 田代 真一, 田中 学
p.
102-103
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
In AC welding,cathode spots (CS) phenomenon in electrode positive (EP) polarity decides to the heat transfer, oxide cleaning. In this report, characteristic of CS is investigated by observation.
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松尾 光毅, 山根 敏, HIRANO Takaaki
p.
104-105
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
ものづくりは溶接技術が基本となっており,溶接結果の品質保証が重要な意味を持つ.しかし,品質保証を行う技術者が減少傾向にあるため,品質保証の自動化が重要でありこれが技術向上に繋がる.そこで本研究ではプラズマ溶接の画像処理を試みた.そこで,溶融部画像を画像処理に対して優れた成果を上げている機械学習の1 つである深層学習を用いて,溶融部画像をギャップのみ含むよう前処理した入力に対リアルタイム制御を行った.
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松井田 丈斗, 喜多 亮右, 大滝 悟嗣, 野村 和史, 浅井 知
p.
106-107
発行日: 2019年
公開日: 2019/06/30
会議録・要旨集
認証あり
レーザ超音波法は溶接施工中でも欠陥の検出が可能な技術であるが,要求されるレーザの仕様などにより,可搬性及び現場への適用に課題があった.本研究ではマイクロチップレーザを用いることで,溶接ロボットアームに搭載可能なレーザ超音波その場計測システムを開発し,その性能を検証した.
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