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佐藤 雄太, 藤井 英俊, 上路 林太郎, 森貞 好昭
セッションID: 101
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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従来の摩擦攪拌接合では、ツールの高速回転で生じる摩擦熱の影響により結晶粒が粗大化し、強度が低下する場合がある。そこでツール回転数20rpm、荷重8tの条件で熱影響を受けない良好な接合部を得ることを目的とした。その結果、微細結晶粒組織で構成されたHAZの存在しない接合部を得ることが可能であった。
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伊東 篤志
セッションID: 102
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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異種材料の摩擦攪拌接合では接合線形状が異なることにより,材料流動の過不足が欠陥を形成する大きな要因となっている.その材料流動を可視化するため,数値流体解析に着目した.数値流体解析により接合プロセスを解析し,接合実験と比較することで接合線形状が及ぼす影響について調査した.
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三浦 拓也, 上路 林太郎, 藤井 英俊
セッションID: 103
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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本研究では、Ni-C鋼を用い、FSWによって安定化する残留オーステナイトの機械的特性を詳細に調査した。種々の変形速度での引張試験の結果、変形速度が増加する程に加工硬化率が低下するという特徴的な引張特性を示した。さらに、こうした変形挙動に対してFSWの接合条件が与える影響を調査した。
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橋本 健司, 藤井 英俊, 上路 林太郎, 河田 直樹, 石川 武
セッションID: 104
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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Al合金とMg合金間に摩擦攪拌接合を施した継手の組織と機械的特性を調査した内容を報告する。
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孫 玉峰, 上路 林太郎, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 105
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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The blister formation can be suppressed in the FSWed SPCC plates and it shows unobvious hydrogen embrittlement compared with that of the BM. However, in the HAZ of the welds hydrogen induced internal crack occurred and resulted in the degradation of the mechanical properties of the samples.
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YOON Sungook, 上路 林太郎, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 106
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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微細組織と接合最高温度の関係を調査するためにTi-6Al-4V合金板材の摩擦攪拌接合を行った。250∼300 rpm, 50∼100 mm/minにて得た攪拌部の微細組織は、板材の厚さ方向に沿って不均一な分布を示した。攪拌部は板の下表面側から順番に、微細α等軸晶領域、α等軸晶とラメラの混合組織、ラメラ領域で構成されていた。
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溶込み形状に及ぼす溶滴の運動エネルギーの影響
野々村 将一
セッションID: 107
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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前報までで、パルス電流波形により、溶滴移行形態を制御することにより所望する溶込み形状が得られる可能性を示した。本報では、溶滴がワイヤより離脱し、溶融池に突入するまでの挙動に着目することにより、パルス波形からの溶込み形状の簡易予測指標を提案し、溶込み形状制御の高精度化を図った。
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森 大輔, 劉 忠杰, 上園 敏郎, 恵良 哲生, 上山 智之
セッションID: 108
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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高速演算が可能となるASICチップを溶接機に適用することで、緻密な電流波形制御が可能となった。本溶接機を用い、セルフシールドアーク溶接のアーク安定性,スタート性能,溶け込み深さの改善を行った。
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沓名 宗春, 村上 隆昭
セッションID: 109
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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従来の給電チップは1体型で、曲りぐせのある溶接ワイヤが送給される際、接触部で力がかかり、銅製のチップが摩耗損傷を受けやすかった。本報告では、半割れ型の給電チップにすることにより、この摩耗の問題の解決を図った。その給電チップの長時間溶接における摩耗特性を調査した結果を報告する。
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岡部 能知, 豊田 俊介, 加藤 康, 安田 功一, 中田 一博
セッションID: 110
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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低炭素低合金鋼の電縫溶接部の酸化物の形態を調査するとともに、電縫溶接現象の数値解析モデルを作成して溶接部の溶鋼と酸化物の排出挙動について計算した。溶接時に端面に生成する酸化物は数μmの膜厚であり、大部分は溶接時の加圧の初期段階で余盛部へ排出された。
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-短時間側溶接条件の検討-
中世古 圭基, 鈴木 実平, 川上 博士, 尾崎 仁志
セッションID: 111
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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スタッドの横向き溶接は、スタッド径が大きくなると、信頼性が極端に低下する。本研究では、直径19mmのスタッドをサーボ機構によって制御できる溶接ガンによって溶接時のアーク現象をとらえ、溶接性の向上の可能性を検証してきた。本報においては、より短時間側の溶接条件に付いて検討を行なった。
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谷口 公一, 松田 広志, 池田 倫正, 大井 健次
セッションID: 112
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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板隙や電流降下の影響によりナゲット形成過程が異なり,ナゲット径が狙いよりも小さくなった場合において,十字引張強さに及ぼす短時間・高電流のパルス状後通電の影響を検討した.
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渡辺 吾朗, 石井 靖弘, 尼子 龍幸, 高尾 尚史
セッションID: 113
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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高張力鋼板のスポット溶接において後通電によるテンパー処理の基本現象を調べ、テンパー有り無しでの十字引張強度を比較検討した。ナゲット端部からシートセパレーションの領域内に軟化部を形成した場合、この軟化部近傍がプラグ破断の起点となり十字引張強度は無処理に対し1.5倍増大した。
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若林 千智, 古迫 誠司, 渡辺 史徳, 宮崎 康信, 野瀬 哲郎
セッションID: 114
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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スポット溶接継手の十字引張強さはばらつきが大きいことが知られている。そのため、統計的な解釈をする必要がある。前報にて、CTSのばらつきの確率的表現の検討を行ったが、本報では鋼種による差異等について検討する。
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伊與田 宗慶, 三上 欣希, 谷口 公一, 池田 倫正, 望月 正人
セッションID: 115
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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高強度鋼板抵抗スポット溶接継手の強度特性について,残留応力の影響について明確化された検討はほとんどない.本研究では,高強度鋼板抵抗スポット溶接継手の強度特性に及ぼす残留応力の影響について,加圧波形制御および電流波形制御の溶接条件を用いて検討を行った.
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貞末 照輝, 伊木 聡, 谷口 公一, 池田 倫正, 大井 健次
セッションID: 116
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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板厚の異なる980MPa級鋼板にてナゲット径を3√t~5.5√t(t:板厚)と変化させたCT継手の強度および破壊形態を調べた。板厚:1.2mmにおいてはいずれもプラグ破断を示したのに対し、板厚:2.0mmにおいてはほとんどがはく離破断を示した。各破壊形態についてき裂発生、進展形態を詳細に調べた。
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富士本 博紀
セッションID: 117
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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ホットスタンプ用鋼板を、補強が必要な部位のみに重ね合わせてスポット溶接し、ホットスタンプ処理(加熱→金型冷却)することにより、高強度な部品を製造するスポット溶接テーラードブランク(TB)技術は、自動車分野において、プレス金型数を増加させることなく、必要な部位のみ強化した高強度部材を製造できる利点がある。本報では、非めっきホットスタンプ材のスポット溶接TB継手の疲労強度特性について報告する。
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塚野 草太, 代田 雄人, 豊田 匠, 山根 敏
セッションID: 201
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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パルスMAG溶接におけるアークセンサを開発した。
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武藤 優太, 北口 嵩, 金子 裕良, 大嶋 健司
セッションID: 202
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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厚板溶接の生産性向上のために,狭開先パルス溶接におけるトーチモーションと非線形特性電源の協調制御を提案する.開先溶接に適した非線形特性電源のあり方を検討し、ウィービングに合わせて非線形特性電源の特性を切り替える溶接制御法についてシミュレーションと溶接実験により有効性を示す。
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代田 雄人, 塚野 草太, 豊田 匠, 山根 敏
セッションID: 203
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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CCDカメラを用いてパルスMGA溶接の溶融池を観察し、画像処理によって溶接欠陥を検出します。
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小池 伴幸, 藤間 次郎, 山根 敏, 細谷 和道, 中嶋 徹, 山本 光
セッションID: 204
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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CCDカメラを用いてプラズマ溶接におけるキーホールを観察した。
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沼澤 広樹, 孔 繁龍, 山根 敏, 細谷 和道, 中嶋 徹, 山本 光
セッションID: 205
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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プラズマ電極とMIG電極間の距離が溶接結果に及ぼす影響の研究。
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野村 和史, 貴志 崇, 平田 好則, 吉井 嘉一郎
セッションID: 206
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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アーク溶接プロセスを理解するために,分光測定による観察が数多く報告されている.しかしながら,これらの多くが,測定対象を非軸対称なアーク,あるいは時間的に定常なアークに限定している.本研究では,多方向同時三次元計測手法を提案し,非軸対称,非定常なアークの計測を行なった.
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ミロノフ セルゲイ, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 207
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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摩擦攪拌接合過程でのミクロ組織と集合組織の形成機構について調べた。結晶粒組織形成は接合温度もしくは材料特性に依存し、連続もしくは不連続再結晶により形成されることを示した。集合組織は主に単純せん断変形により特徴付けられた。
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鴇田 駿, 横山 毅士, 粉川 博之, 佐藤 裕, 藤井 啓道
セッションID: 208
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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粒界工学制御と摩擦攪拌接合の組み合わせによる溶接熱影響部でのウェルドディケイ抑制効果を検証するために、粒界工学制御を適用した304オーステナイト系ステンレス鋼に摩擦攪拌接合を行い、熱影響部における粒界工学制御組織の安定性や耐粒界腐食性、粒界腐食感受性を評価した。
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佐藤 裕, 三宅 将弘, 粉川 博之, 大森 俊洋, 石田 清仁, 今野 晋也, 朴 勝煥, 平野 聡
セッションID: 209
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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Co基合金ツールを鋼のFSWに適用し、ツール摩耗を支配する因子を調べた。接合温度をγ' 固溶温度以下にすることによりツール摩耗が著しく抑制された。温度が低い場合、ツール摩耗は合金の高温強度等にはあまり依存せず、炭化物等の硬質相のサイズ、量により決まることが示された。
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柴柳 敏哉, 永栄 一喜, 渡邊 裕一, 山根 岳志, 吉田 正道
セッションID: 210
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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非線形性を示す透明作動流体を用いて摩擦攪拌スポット接合の模擬実験を行ない、PIV解析によるツール周囲の流動を定量的に解析した。塑性流動解析結果をもとに3次元プリンターにてツール模型を造形し、流動制御の有効性を検証した。
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杉本 一等, 平野 聡
セッションID: 211
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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高融点材のFSW (Friction-Stir-Welding)において,GTAW(Gas tungsten arc welding)を予熱に用いた接合法を開発した。一般構造用圧延材に対して深さ3.0 mmのFSWを実施した結果,接合速度は予熱により従来比2.5倍の500 mm/minを達成した。接合部は従来FSWと同様の微細結晶の攪拌部を有す。また接合速度300 mm/minにおけるツールの押付け荷重は13 kNであり,予熱なしの場合よりも59%低減した。
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生田 明彦, ノス トマス, 京極 秀樹
セッションID: 212
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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一般的な円柱型プローブツールとは塑性流動状態が異なることが示唆されている三角柱型プローブツールについて,接合材料が付着した状態で摩擦攪拌点接合を行い,接合継手におよぼす付着物の影響について検討を行った.このとき,接合継手の機械的性質および塑性流動状態に着目して調査を行った.
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小澤 崇将, 加藤 数良, 野本 光輝
セッションID: 213
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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3003アルミニウム合金とアクリルの重ね摩擦攪拌接合し、その継手の機械的性質を検討した。
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許 楠, 上路 林太郎, 藤井 英俊
セッションID: 214
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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摩擦攪拌接合後の残熱による焼鈍挙動を明らかにするため、急速冷却摩擦攪拌接合(RC-FSW)した純銅継手の組織と集合組織を調査した。RC-FSWにより得た継手の攪拌部は、通常のFSW継手とは異なるせん断集合組織を示した。この結果より、残熱による焼鈍により静的再結晶が生じていることが明らかとなった。
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森貞 好昭, 今泉 拓也, 上路 林太郎, 藤井 英俊, 松下 宗生, 池田 倫正
セッションID: 215
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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摩擦攪拌接合においては、撹拌部における塑性流動挙動の理解が極めて重要である。本研究では2組の高輝度X線透過装置を組み合わせ、摩擦攪拌接合によって生じる塑性流動を3次元可視化し、摩擦攪拌接合のプロセス条件及び被接合材が鋼の塑性流動挙動に及ぼす影響を検討した。
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橋倉 弘樹, 神田 一隆, 上路 林太郎, 森貞 好昭, 藤井 英俊, 久保田 和幸, 伊坂 正和
セッションID: 216
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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近年、摩擦攪拌接合はツールへの被接合材の付着やツールの摩耗等が深刻な問題となっている。硬質薄膜は、工具に被覆することで耐摩耗性を向上させることが可能である。本研究では、硬質薄膜を被覆したツールを用いて摩擦攪拌接合を実施し、濡れ性とツール性能との関係性を明らかにすることを試みた。
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坂村 勝, 大石 郁, 大田 耕平, 水成 重順, 竹保 義博, 藤井 英俊
セッションID: 217
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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筆者らは,軟質金属と硬質金属の重ね点接合継手強度をアンカー効果によって高めることのできる摩擦アンカー接合を考案した。本研究では,アルミ合金と亜鉛めっき鋼板の2枚重ね継手に摩擦アンカー接合を適用した際の機械的性質及びその接合メカニズムについて報告する。
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伊藤 和博, 奥田 達哉, 山崎 亮太, 小濱 和之, 上路 林太郎, 藤井 英俊, 志賀 千晃
セッションID: 218
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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SS400鋼材のTIG溶接ビート上に摩擦撹拌プロセス(FSP)を施し、TIG溶接組織を微細化し、曲げ強度、曲げ疲労強度を増加させた。本研究では、FSP温度をα⇔γ変態温度より低くし、微細組織の粒径を変化させた。前報の結果と合わせ、微細組織と機械的特性との関係を明らかにする。
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田村 雅貴, 河野 渉, 松蔭 武士, 谷川 尚, 丸山 孝仁, 武田 信和, 角舘 聡
セッションID: 219
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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ITERブランケットの冷却配管(肉厚2.77mm、SUS316L)の接合に適用するレーザ溶接技術を開発した。本報では、姿勢が変化する水平管の全周溶接で溶け落ちが発生しない溶接条件と、配管間のギャップ裕度の拡大について検討した結果を報告する。
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大縄 登史男, 河野 渉, 松本 康弘, 櫻井 真治, 林 孝夫
セッションID: 220
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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核融合炉内構造物と炉外部からの冷却配管のレーザ溶接法を開発した。具体的には、内径54.2mm、肉厚2.8mmの管の内径側にレーザ溶接ヘッドを挿入し、ヘッドを回転させることで管の周溶接をレーザ溶接で行った。本報では配管どうしのギャップ裕度、芯ずれ裕度に対する裕度拡大の検討を行った。
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猪瀬 幸太郎, 松本 直幸, 阿部 大輔, 神林 順子, 大畑 和夫
セッションID: 221
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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鋼構造物では,疲労などに起因するき裂の発生が問題視されており,その合理的な補修技術が求められている.本研究ではレーザ光を熱源として用い,き裂が発生した部位を溶融再凝固する事によってき裂を除去する補修技術の基礎検討を行った
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福田 健, 河野 渉, 荒木 翔太, 松田 寿, 内田 竜朗, 大友 文雄
セッションID: 222
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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厚板構造物の溶接工数削減の手段としてレーザ溶接は有効な工法でだが、パス数削減や開先形状簡素化のニーズから、さらなる溶け込み深さの増加が期待されている。減圧環境下のレーザ溶接は、溶け込み深さの増大に寄与するキーホール生成の活発化により、大気圧環境下に比べて溶け込み深さを深くできる増大できるが、溶接プールムの除去や減圧環境のシール方法に課題がある。本報告は、これらの課題を解決するために減圧環境へのレ
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ビームパラメーターが皮膜特性に及ぼす影響
谷川 大地, 阿部 信行, 塚本 雅裕, 山崎 裕之, 林 良彦, 辰巳 佳宏, 米山 三樹男
セッションID: 223
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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半導体レーザを用いて、SUS304基板に対して、Ni基自溶合金粉末のレーザクラッディングを行った。粉末静置法により、基板表面に材料粉末を供給した。本報では、ビームパラメーターが皮膜特性に与える影響について報告する。
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松本 直幸, 神林 順子, 兵間 賢吾, 猪瀬 幸太郎
セッションID: 224
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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近年,溶接構造物は大型化・厚板化の傾向にあることから,溶接パス数が増加し,作業の高効率化が重要となっている.レーザホットワイヤ溶接法は狭開先での施工が可能であり,パス数削減への期待は大きい.本研究では,狭開先角継手に対してレーザホットワイヤ溶接を適用し,施工の検討および溶接継手の性能評価を行った.
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門井 浩太, 重松 敬一郎, 篠崎 賢二, 山本 元道, 長尾 直樹
セッションID: 225
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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ロケットエンジンの燃焼室ではCu合金とFe基もしくはNi基合金とのろう付が行われている.このろう付部は,微細な構造かつ異材ろう付部であるため,補修が困難とされている.そこで,低入熱なホットワイヤ・レーザ溶接法の適用を検討し,溶接現象や周辺ろう付部への影響などを調査した.
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木谷 靖, 大井 健次, 玉井 良清, 武部 洋行, 杉原 文彦
セッションID: 226
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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自動車用薄鋼板のハット型試験片において、フランジ重ね部の溶接を抵抗スポット、レーザおよびレーザ・アークハイブリッドの3種の溶接法で行ってねじり剛性を比較した結果、連続溶接となるレーザおよびハイブリッドの方が高い剛性を示し、フランジ中央部よりもコーナー部を溶接する方が高い剛性となった。
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スパッタ発生および溶込み形状の変化
角 博幸, 木谷 靖, 片岡 時彦, 大井 健次
セッションID: 227
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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レーザ・アークハイブリッド溶接において、REM添加ワイヤを使用した正極性炭酸ガスアーク溶接をレーザと組合せることで、一般的なMAG溶接との組合せに比べてアークがより安定し、スパッタが低減されるとともにワイヤと母材の混合がより促進される溶込み形状となることが明らかになった。
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井上 智博, 和田 洋二, 山口 富子, 西尾 一政
セッションID: 228
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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軟鋼突合せ継手(板厚12mm)を対象にレーザ・マグハイブリッド溶接を用いて両側1パス溶接を行った.継手の健全性を放射線透過試験,継手引張および曲げ試験で確認したところいずれもJIS Z 3040の規定を満足した.また,マグ溶接に比べ,裏はつりが省略でき,パス数を減らすことができることを確認した.
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阿部 大輔, 神林 順子, 松本 直幸, 猪瀬 幸太郎
セッションID: 229
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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長い供用期間を経た鋼構造物のなかには用いられている鋼材の不純物元素(C,P,S等)が高く従来のアーク溶接では補修施工が難しい場合がある.そこで入熱量が低くかつひずみが少ないレーザアークハイブリッド溶接を用いた施工を検討した.経年橋梁などの調査実績に基づき化学成分や強度等を再現した供試鋼を用い,割れ感受性や継手性能を検証した
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巽 裕章, 熊田 翔, 横村 伸緒, 日野 泰成, 加柴 良裕
セッションID: 301
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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近年、パワーモジュールのダイボンド部に対して高温信頼性の向上が求められている。本研究では、銀ナノ粒子を用いて焼結接合したダイボンド部において、冷熱衝撃サイクル試験時に生じるクラック進展の挙動、ならびにそれらに及ぼす影響因子について検討した結果について報告する。
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森山 直輝, 武藤 隼人, 宮沢 靖幸
セッションID: 302
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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タフピッチ銅母材をSn-Ag-Cu-In系はんだで、銅/はんだ/銅の形になるようにはんだ付し、長時間の間、電流負荷を行うことで生じるはんだ付部の金属間化合物の形態の変化を観察した。試験片を電流負荷し、温度と電流負荷が金属間化合物の形態に及ぼす影響を、検討、考察することを目的とした。
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中山 大志, 池庄司 敏孝, 鈴村 暁男, 山崎 敬久
セッションID: 303
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
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C/C複合材/Ni基耐熱超合金異材間ろう付用高温ろう材としてNi-Cr-Nb-Si系合金をアーク溶解炉で試作した。DTA試験により融点は1098-1127°Cと測定した。EDX分析、ビッカース硬さ試験、C/C複合材と超合金に対する濡れ広がり試験を行い、異材間ろう付用ろう材としての適応性を検討した。
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池庄司 敏孝, 佐藤 貴宏, 鈴村 暁男, 山崎 敬久
セッションID: 304
発行日: 2014年
公開日: 2014/06/25
会議録・要旨集
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C/C複合材を構造材として利用するためにC/C複合材表面に純Alを蒸着によって表面に被膜し,Al-Si共晶ろうを用いて真空ろう付した。Al被膜の厚さにより継手のせん断強度が変化し5-6µm程度で最強となった。Al-Si系凝固を考慮したろう付部の数値計算によりSiの偏析が強度に影響することを示した。
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