精密工学会学術講演会講演論文集
2005年度精密工学会春季大会
選択された号の論文の683件中351~400を表示しています
工作機械の高速高精度化(2)
工作機械の高速高精度化(3)
工作機械の高速高精度化(4)
エコマシニング技術(1)
エコマシニング技術(2)
エコマシニング技術(3)
エコマシニング技術(4)
  • 鈴木 康夫, 酒井 克彦, 小宮山 哲司
    セッションID: I54
    発行日: 2005/03/10
    公開日: 2005/10/06
    会議録・要旨集 フリー
    環境に優しい切削技術として、いわゆるMQL法が注目されているが、実際の油剤の供給方法は霧状の油剤を空気流で切削点に供給するものが大半を占めるのが現状である.ところがこのようなミスト切削は、供給した油剤のうち切削点へ届く割合が極めて低く、多くが飛散して工作機械内部を汚したり、作業者が吸引するなどの問題を引き起こす可能性があるといった問題点がある.そこで、必要最小限の油剤を直接切削点へ供給する新しい手法として、界面活性剤を添加した油剤を泡状にして供給する方法を提案し、切削油剤を泡化し切削点へ供給する方法や、ドライ切削、ミスト切削などとの切削性能の比較を行った結果について報告する.
  • 基礎切削特性の評価
    神 雅彦, 杉原 芳和, 村川 正夫
    セッションID: I55
    発行日: 2005/03/10
    公開日: 2005/10/06
    会議録・要旨集 フリー
    極微小量の切削油剤を液体供給する方法によるセミドライ切削加工法に関して検討した。本報では、エンドミルによる鉄鋼材料切削の場合について検討し、切削油剤供給量と工具摩耗、切りくず除去特性、加工精度等などの基本的切削特性とに関して評価した。その結果、検討法によると切削油剤使用量低減の程度は、ほぼMQL加工に匹敵し、さらに工作機械内部をより清浄に保つことができ、工具摩耗などの基本的切削特性は従来の湿式加工とほぼ同等になることがわかった。
  • 鈴木 康夫, 酒井 克彦, 中村 佳奈美
    セッションID: I56
    発行日: 2005/03/10
    公開日: 2005/10/06
    会議録・要旨集 フリー
    切削液として、水溶性切削液や不水溶性切削液などが用いられているが、そこにゲル状切削油を使用する。ゲル状切削油は、相転移による潜熱を奪う冷却効果で冷却性優れ、工具寿命の増加が期待できる。また、潤滑性や洗浄性にも優れ、さらに構成刃先の発生を防ぎ安定した切削効果が得られる。そこで、ドライ切削、従来の切削油を使用した場合との切削性能の比較を行った結果について報告する。また、ゲルをミスト供給した結果についても報告する。
曲面・微細形状・機能性材料の超精密加工と計測(1)
曲面・微細形状・機能性材料の超精密加工と計測(2)
曲面・微細形状・機能性材料の超精密加工と計測(3)
  • 各種型材の研磨特性の検討
    鈴木 浩文, 河守 良太, 宮原 充, 沖野 正, 山本 雄士, 土方 祥雄, 森脇 俊道, 近藤 光男, 日比 倫夫, 安田 亀代司
    セッションID: I74
    発行日: 2005/03/10
    公開日: 2005/10/06
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では,微小なポリッシャに超音波振動を付加し,遊離砥粒により研削加工面を仕上げ加工する新しい方法を提案し,卓上型の3軸制御のマイクロ研磨装置を開発した.これまでポリシャに遊離砥粒を掛けながら超音波を付加することにより微小な加工痕が得られることを確認し,これを滞留時間制御することによりマイクロ非球面の形状創成が可能であることが明らかになった.本報では,無電解ニッケル,グラッシーカーボン,超硬,SiCなどの型材に適用し,その研磨特性について検討したので報告する.
  • 基本的成形特性の実験的検討
    鈴木 浩文, 沖野 正, 山本 雄士, 村松 明, 土方 祥雄, 森脇 俊道, 戸崎 康成, 浅野 良直, 星谷 清春, 山口 哲宏
    セッションID: I75
    発行日: 2005/03/10
    公開日: 2005/10/06
    会議録・要旨集 フリー
    近年,ガラスレンズの製作にはプレス成形が多く用いられている.今後更なる成形タイムの短縮化にむけ,ガラスプレス成形のシミュレーションをおこなう必要がある.しかし、ガラスのプレス成形は、一般的な金属のプレス成形と異なり,粘弾性流体としての挙動を示すために,成形時のガラスの挙動を予測することが難しい.そこで、本研究ではプレス速度,成形温度,保持時間などの各種条件での成形時のガラスの挙動を実験的に解析解析したので報告する.
  • オフセット研削法における高精度化
    山本 雄士, 鈴木 浩文, 沖野 正, 馬越 聖剛, 土方 祥雄, 森脇 俊道, 星谷 清春, 山口 哲宏, 澁谷 秀雄
    セッションID: I76
    発行日: 2005/03/10
    公開日: 2005/10/06
    会議録・要旨集 フリー
    近年,高速大容量光通信機器やプロジェクターの照明系光学デバイスなどにおいて,多数のマイクロレンズが凝集されたマイクロレンズアレイが要求されており,より高精度で,より低コストの加工法の開発が要求されている.そこで本研究では,マイクロレンズアレイのセラミックス製の成形型を高精度に研削加工するために,新しくオフセット研削法を提案し,その加工システムを開発した.その結果,0.2umP-V以下の形状精度が得られ,その提案法の有効性が示された.本報では,レジンボンド·ダイヤボンドホイールのツルーイング·ドレッシング法を改善し,その精度の向上を試みたので報告する.
  • 鈴木 浩文, 山形 豊, 樋口 俊郎, 大森 整, 澁谷 秀雄, 結城 正紘, 森脇 俊道, 中川 文, 牧野 俊清, 吉田 和史
    セッションID: I77
    発行日: 2005/03/10
    公開日: 2005/10/06
    会議録・要旨集 フリー
    DVD·CDピックアップ系や光通信用デバイスでは,LD素子からのレーザ光をマイクロ軸対称非球面レンズにより集光される.しかし,半導体レーザ光は図1に示すように厳密には楕円形状の分布を有し,従来の軸対称のレンズでは完全には1点に集光しない.そこで本研究では,これらの問題点を解決するために,従来の軸対称形状に非軸対称補正量(AS)を付加した回転非軸対称非球面を高精度に切削加工することについて検討したので報告する.本報では,プラスチックレンズの射出成形を行うことを前提にしており,単結晶ダイヤモンドバイトを用いたフライカットにより,無電解ニッケル型の精密加工の検討を行った.
  • 鈴木 浩文, 木村 剛之, 山本 雄士, 沖野 正, 土方 祥雄, 森脇 俊道, 磯野 秀一, 高橋 信行, 後藤 勇二, 小野 孝
    セッションID: I78
    発行日: 2005/03/10
    公開日: 2005/10/06
    会議録・要旨集 フリー
    導光板や非球面レンズのプラスチック金型は,通常,焼入れステンレス鋼に無電解ニッケルをめっきした型が用いられ,そのめっき面を単結晶ダイヤモンドバイトにより超精密切削されている1).しかし,成形ショット数の増大のためには,焼入れ鋼などの高硬度材を直接加工することが理想的であるが,ボールエンドミル工具では超精密加工は現状では困難で,能率の悪い研削加工2)が主流となっている.そこで本研究では焼入れ鋼に複雑形状の加工を行うために,多結晶焼結cBNマイクロフライス工具を試作し,焼入れ鋼の基本的切削特性を評価し,非球面レンズ金型の加工を行ったので報告する.
超精密加工機とその要素技術
feedback
Top