持続的に
q cal/cm
2/secなる熱をT秒間與へられる細長の温度は時刻
t,位置γ=
ax/
2hに於いて
Θ=
q/acph√π ∫ a√
t+
T/a√
t e-ζ
2-γ
2/ζ
2dζで表はせられる.此處にa,c,ρ,h等は夫々材の輻射,比熱,比重,熱傳導度等の大いさを示してゐる.
此の理論式を熔接のビードによつて熱せられる材の温度分布に適用するに計算値は銅・コンスタンタン熱電對による測定温度とよく一致する,從つて與へられる熱量qと輻射の係數aとを適當にとれば一般の熔接の問題に此の理論式を應用することが出來る.
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