大学図書館研究
Online ISSN : 2186-103X
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123 巻
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小特集:2025年に向けた研究データ管理の現在
  • 「顔貌コレクション」「edomi」の構築実践を踏まえて
    鈴木 親彦
    2023 年 123 巻 論文ID: 2153
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/07
    ジャーナル オープンアクセス
    本論では,人文情報学分野における研究活用の実践経験を踏まえて,オープンデータの活用とデータ公開に関する考察を行う。具体的には,ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センターにおいて公開されている研究プラットフォーム,「顔貌コレクション」と「edomi 江戸をみる/みせるポータルサイト」の構築実践に基づき,デジタル化された資料をいかにデータとして扱うかについて,その際に重要となる相互運用性について,データの活用・再活用に研究者がどう関わるかについて,を述べる。
  • 金子 康樹
    2023 年 123 巻 論文ID: 2151
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/06/01
    ジャーナル オープンアクセス
    研究DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として,わが国の大学,研究機関において,研究データ管理に対する取り組みが急速に進んでいる。研究データ管理がどのような背景で重要視されるようになったかを概観し,それを踏まえて,慶應義塾における研究データ管理の実施に向けて,研究データポリシーの策定,データ管理計画の項目策定,GakuninRDMの利用などのこれまでの取り組みを紹介し,今後に向けて機関を超えた協力の有効性を述べた。
  • 田中 幸恵, 大平 司, 端場 純子
    2023 年 123 巻 論文ID: 2149
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/05/18
    ジャーナル オープンアクセス
    名古屋大学では,2020年10月に国内大学では2番目となる研究データポリシーである「名古屋大学学術データポリシー」が策定された。それをきっかけに,附属図書館も含んだ組織横断的なワーキンググループが設置され,全学をあげて研究データ管理支援体制の構築に着手することとなった。本稿では,「名古屋大学学術データポリシー」策定までの経緯と,その後のワーキンググループにおける取組を紹介する。さらに,ワーキンググループにおいて附属図書館の担当課題と指定された事項に対する,附属図書館の具体的な取組や検討状況,今後の課題について述べる。
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