大学図書館研究
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91 巻
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
小特集:人材育成
  • 川瀬 正幸, 大場 高志, 片山 俊治, 石井 道悦
    2011 年 91 巻 p. 1-8
    発行日: 2011/03/31
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル オープンアクセス

    国立大学法人化時に時限的に設置された国立大学図書館協会人材委員会は,平成19年度に常置化され,その後も大学図書館職員の育成,処遇などの諸課題に対処した活動を継続している。海外派遣事業の継続に向けた提案,国立大学図書館協会シンポジウム,マネジメント・セミナーの企画・実施,研修事業と図書館組織及び人事政策に関する加盟館へのアンケート調査など,その活動を紹介し,図書館職員の確保・育成についての現状及び課題,今後の展望に触れる。

  • 松本 紳, 逸村 裕, 歳森 敦
    2011 年 91 巻 p. 9-14
    発行日: 2011/03/31
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル オープンアクセス

    2007年度より改組され新たなスタートを切った筑波大学情報学群知識情報・図書館学類について記した。知識科学,情報経営・図書館,知識情報システムの三主専攻からなる学類の使命,教育理念,輩出すべき人材,そして1年次からのカリキュラム構成とその特色,就職先/進路について述べた。また学類と附属図書館とが協同で設置したラーニングコモンズとそこから派生した「図書館情報学若手の会(ALIS:Around Library and Information Science)」の活動について記述した。学類は発足して4年目であり,今後,評価活動を通じてカリキュラムの見直し,改定すべき所を検証していくところである。

  • 高野 真理子
    2011 年 91 巻 p. 15-23
    発行日: 2011/03/31
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル オープンアクセス

    大学図書館を支える人材の多様化に対して,研修を支援する事業体が必要であると考え,NPO法人大学図書館支援機構(IAAL)を設立した。これまでIAALが関わった具体的な事例をもとに,パフォーマンス分析に基づいた,実際の問題解決につながるインストラクションが望まれることから,大学図書館職員の人材育成へのインストラクショナル・デザイン(ID)導入を提案する。IDモデルの概要を紹介し,集合研修として行なった事例やe-Learning 教材と,IAAL大学図書館業務実務能力認定試験をIDの観点から解説する。

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