農業食料工学会誌
Online ISSN : 2189-0765
Print ISSN : 2188-224X
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78 巻 , 5 号
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  • 塚本 隆行, ジャベル ニザール, 木村 義彰, 野口 伸
    2016 年 78 巻 5 号 p. 416-423
    発行日: 2016/09/01
    公開日: 2019/12/03
    ジャーナル フリー

    バイオガスプラントで生成したバイオガスのうち,発電や熱利用以外の未利用バイオガスについて,車両用燃料としての利用技術を検討した。バイオガスと軽油の二燃料で稼働するトラクタの開発を行った。出力,トルク,燃費性能試験の結果,バイオガストラクタはエンジン回転数,負荷に応じてバイオガス供給量を自動制御することで,軽油単味運転と同等の出力・トルク性能を発揮した。また,バイオガスによる軽油の代替率は,熱量換算で最大86%に達した。動力計を用いた定置条件で排ガス性能試験を行った結果,CO2,NOx,黒煙濃度が減少し,HCとCOが増加することが明らかになった。

  • 塚本 隆行, ジャベル ニザール, 木村 義彰, 野口 伸
    2016 年 78 巻 5 号 p. 424-431
    発行日: 2016/09/01
    公開日: 2019/12/03
    ジャーナル フリー

    バイオガスプラントで生じた未利用のバイオガスの有効な利用技術が求められている。そこで車両用燃料としての利用技術を検討し,バイオガス・軽油二燃料で稼働する技術(バイオガストラクタ)を開発した。バイオガスプラントを擁する酪農家をモデルとして,バイオガストラクタによるほ場作業の実証試験を行った。試験の結果,すべての作業で軽油単味運転と同等の作業性能を発揮しながら軽油消費量を低減させた。作業ごとに軽油消費量の削減効果を検討した結果,ヘイレーキの作業では7割以上の軽油消費量を削減した。現地実証試験と動力計を用いた定置試験によって,バイオガストラクタの燃費性能を明らかにした。

  • 西川 純, 清水 一史, 藤井 桃子, 紺屋 秀之, 滝元 弘樹
    2016 年 78 巻 5 号 p. 432-440
    発行日: 2016/09/01
    公開日: 2019/12/03
    ジャーナル フリー

    温度や大気圧など試験環境条件の違いによる試験結果のばらつきが小さい,より公正な機関性能試験を実施するための試験手法の研究を行った。本報では,吸入空気温度と乾燥大気圧から算出する大気条件係数や燃料温度が,排気タービン式過給ディーゼル機関の機関性能,排出ガスに及ぼす影響を確認した。

    その結果,大気条件係数の違いが,機関出力や燃料消費率,粒子状物質,窒素酸化物,一酸化炭素の排出量などの試験結果に影響を及ぼすことが明らかとなった。また,常に変化する乾燥大気圧に対し,大気条件係数が一定となるよう吸入空気温度を変化させて試験を実施することにより,試験結果のばらつきを小さくできる可能性があるため,その可能性を確認する必要がある。

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