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北村 貴典, 秋山 哲也, 立石 智仁
セッションID: 422
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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過去の研究者が提案した予測式を基にして,スポット溶接継手の十字引張強度向上には破断時の2枚の板のナゲット端部での開き角度を大きくすることが有効であることを見出した.そこで,試験片寸法に余裕を持たせて,引張試験後の開き角度を大きくすることで十字引張強度を約20%向上できた.
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長野 健一, 里中 忍, 岩本 知広, 篠原 学, 花吉 勇哉
セッションID: 423
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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本研究では、4種類の軟鋼および高張力鋼板のスポット溶接部材を準備し、その強度を引張りせん断試験、十字引張試験、機械式ピール試験を用いて調べた。これらの結果に及ぼす試験片形状、試験法、材種の影響を分析し、高張力鋼スポット溶接部材の強度の支配因子を明らかにした。
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若林 千智, 古迫 誠司, 渡辺 史徳, 宮崎 康信, 野瀬 哲朗
セッションID: 424
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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スポット溶接継手の十字引張強さはばらつきが大きいことが知られている。そのため、統計的な解釈をする必要がある。本研究では、そのばらつきの確率的表現の検討を行い、破断形態や材料の機械特性等との関係について考察する。
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伊與田 宗慶, 望月 正人
セッションID: 425
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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抵抗スポット溶接継手の性能確保においては,溶接部特性を適切に制御することが重要であることから,これまで加圧波形制御を用いた残留応力制御手法について数値解析を用いて検討を進めてきた.本研究では,この加圧波形制御を用いた抵抗スポット溶接継手の引張強度に関して実験的に検討を行った.
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(第5報)十字引張試験におけるき裂進展駆動力の板厚依存性
渡辺 史徳
セッションID: 426
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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ハイテンスポット溶接継手の十字引張試験はき裂進展問題であり、き裂進展駆動力での整理が有効になると考えられる。そこで、ハイテンスポット溶接継手の十字引張試験におけるき裂進展駆動力の板厚依存性を評価した。
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西畑 ひとみ, 中澤 嘉明, 泰山 正則, 宮崎 康信
セッションID: 427
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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近年自動車分野では使用材料の高強度化が進み,継手の性能を確保するため,溶接条件の最適化を始め様々な取組みがなされている.一方,実車の生産においては成形後の材料を溶接するため,成形時の歪み導入による材料特性や板厚の変化により,ラボ検討とは溶接状況が異なることが予想される.本検討では,590MPa級TRIP鋼板を対象とし,スポット溶接時のナゲット形成/成長挙動に及ぼす予成形の影響を調査した.
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二保 知也, 原田 祐造, 堀江 知義, 假屋 翔太, 山川 大祐, 松永 賢一
セッションID: 428
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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抵抗スポット溶接では,鋼板間に隙間がある板隙状態でも溶接が行われることがあり,これが溶接品質に影響を与える.そこで,本報では,弾塑性接触・電流・熱伝導3連成有限要素解析により,板隙状態が連成現象や溶接品質におよぼす影響を検討する.
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樫山 元希, 村川 英一
セッションID: 429
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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自動車で導入されているアルミ合金のスポット溶接や異材スポット溶接では、十分な継手強度を得るために必要なナゲット径を得ることが容易ではない。本研究では、電極とワークの間に固有抵抗の高いプロセステープを挟みナゲット形成を制御する溶接法の有効性を有限要素法により検証した。
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谷口 公一, 松下 宗生, 松田 広志, 池田 倫正, 大井 健次, 樺沢 真事
セッションID: 430
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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抵抗スポット溶接において,加圧力・溶接電流値を変化させたときの散りの飛散量,速度を評価し,散り発生現象に対する溶接条件の影響を定量的に評価した.
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松田 広志, 谷口 公一, 星野 克弥, 平 章一郎, 池田 倫正, 大井 健次
セッションID: 431
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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スポット溶接時に発生する散りの鋼板表面への付着現象を詳細に調査した。裸鋼板に対して、表面処理鋼板では散りの表面への付着が大幅に増加し、その付着量は鋼板の表面状態、鋼板表面のめっき層の融点などが影響する。
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松下 宗生, 谷口 公一, 池田 倫正, 大井 健次, 稲垣 敏幸, 石橋 和也, 若林 真人, 足立 裕
セッションID: 432
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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数値シミュレーションを用いて抵抗スポット溶接における散り発生の熱的、力学的条件について検討し、溶接条件と散り発生の関係を定量的に評価した。さらに解析より得られた傾向を実験により検証した。
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峰松 伸行, 小椋 智, 廣瀬 明夫, 澤西 央海, 谷口 公一, 池田 倫正, 大井 健次, 安田 公一
セッションID: 433
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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本通電後の冷却速度および鋼中のリン量の異なる高張力鋼板の抵抗スポット溶接継手に対して組織観察や強度試験を行い、パルス通電がナゲット組織や継手特性に及ぼす影響について検討した。パルス通電によってナゲット内の析出物等の組織変化が生じ、継手強度に影響を与えることが分かった。
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鈴木 裕一郎, 小椋 智, 廣瀬 明夫
セッションID: 434
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
会議録・要旨集
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本研究では銀ナノ粒子および酸化銀微粒子を抵抗スポット溶接に用いて、難接合材である銅の接合達成を目指した。銀ナノ粒子、酸化銀微粒子ともに接合強度の向上を確認した。また、粒径が小さいほど顕著であることが明らかとなった。接合形態については破面及び断面観察により評価した。
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古迫 誠司, 児玉 真二, 宮崎 康信
セッションID: 435
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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これまで980MPa級の鋼板を用い、アークスポット溶接部の強度特性を評価し、十字引張強さ(CTS)は特に余盛高さに支配される知見を得た。一層の高炭素材の使用が望まれることから、今回、S45C材を用い同様な評価をした結果を報告する。
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前田 将克, 蔦岡 雅人, 高橋 康夫
セッションID: 436
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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p型炭化ケイ素に対してオーミック特性が得られる電極としてTi
3SiC
2が知られている.その形成にはSiCとTi/Al系多層膜の界面反応が用いられるが,界面反応によるTi
3SiC
2層の成長挙動には強い異方性がある.しかしその成長挙動は未だ明確になっていない.本報では,このようなTi
3SiC
2層の成長に対するSiC結晶方位の影響を透過電子顕微鏡法により調べた結果を報告する.
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小濱 和之, 伊藤 和博, 浜坂 啓司, 白井 泰治, 村上 正紀
セッションID: 437
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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液晶ディスプレイなどでは、配線材料をAlからCuに替えエネルギー消費を低減することが望まれるが、Cu膜とガラス基板との低密着性が実用化を妨げている。我々は、Cu(Mg)合金膜を用いてガラス基板との接合強度を向上させ、かつその熱処理温度を300°C程度に低減できるプロセスを開発した。
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松尾 知成, 岩本 知広, 里中 忍
セッションID: 438
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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Cuワイヤを用いたボールボンディングにおいて,接合条件が金属間化合物の生成・成長に及ぼす影響や接合部の時効劣化について研究を行った.本実験では,特にAlパッドの表面処理や時効処理時の雰囲気を変化させた試料を作製し,透過型電子顕微鏡により接合部断面の微細組織観察を行った.
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藤本 智之, 小椋 智, 廣瀬 明夫
セッションID: 439
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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本研究では、有機溶剤を用いた酸化銀ペースト接合法において、酸化銀ペーストへの酸化銅添加が継手特性に及ぼす影響を明らかにした。接合強度とイオンマイグレーション耐性への影響を評価し、酸化銅を添加することで接合強度を維持しながらイオンマイグレーション耐性が向上できることがわかった。
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ナシュラ ハニ ジャマドン, 宮下 幸雄, ファラジラ ユスフ, 有賀 正, モハマド ハムディ
セッションID: 440
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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The effect of adding porous Cu interlayer in lead-free solder on mechanical properties and microstructural were investigated. The soldering process were conduct in three different time at 267 degree.
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牛田 崚, 河原 宗寿, 宮澤 靖幸
セッションID: 441
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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本研究では、ろう付時の保持時間を2回に分けろう付を試みた。一回目の保持でCP-TiとCu箔を優先的に反応させ、Cu-TiのIMC相を形成し、Tiがステンレス側へ拡散するのを防ぎ、2回目の保持でろう付を試みた。さらに接合界面の組織観察、強度評価をし、考察を加えることを目的とした。
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瀬知 啓久, 永塚 公彬, 中田 一博
セッションID: 442
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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局所的かつ短時間での加熱が可能であり,母材の材質劣化抑制に優れたレーザブレージング法を用い,超硬合金基材とバインダレスcBNの異材接合におけるろう材中のTi濃度依存性の検討を行った。Ag-Cu-Tiろう材中のTi濃度が0.28%と低い場合においても,バインダレスcBNとろう材の密着性は良好であった。
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池庄司 敏孝, 徳永 竜哉, 鈴村 暁男, 山崎 敬久
セッションID: 443
発行日: 2013年
公開日: 2013/11/21
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C/C複合材料の高比強度と高耐熱性を活かすために耐熱合金Inconel600とのろう付をFe-Ni-Cr-Si-Bろう材を用いて試みた.C/C複合材料とInconel600は線膨張係数(CTE)の差が大きく,接合部近傍のC/C複合材料内部にき裂が入り,接合できないが,Nb箔を挿入することで残留熱応力が緩和され,良好な接合体が得られた.
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