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山本 元道, 劉 一夫, 滔々 昌朋, 篠崎 賢二
セッションID: 311
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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ホットワイヤ・レーザ溶接法を用いた厚板狭開先多層盛溶接技術の開発を行っているが,9Cr1Mo鋼へ当該溶接技術を適用した際に,凝固割れ発生が大きな問題となっている。本報では,ホットワイヤ・レーザ溶接法を適用した9Cr1Mo鋼狭開先多層盛溶接時の詳細な高温ひずみ解析,および9Cr1Mo鋼の高温延性曲線を用いた凝固割れ発生予測を試みた結果について報告する。
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宮北 歩, 山下 賢, 菅 哲男
セッションID: 312
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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Gr.92鋼溶接金属について、10~5000時間程度のクリープ試験を実施し、Monkman-Grant則、修正θ法およびΩΩ法によるクリープ破断寿命予測を行った。その結果、今回の試験範囲において、Monkman-Grant則を用いることで、クリープ破断寿命を早期かつ精度よく予測できることを確認した。
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門井 浩太, 佐藤 友美, 篠崎 賢二
セッションID: 313
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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前報において,オーステナイト系金属材料の異材溶接における凝固割れ感受性をCr当量やNi当量により整理できることを見い出した.当該結果において,凝固割れ感受性はNbの影響を受けることが示唆された.本研究では,異材溶接における化学組成の変化の中で,Nbが凝固割れ感受性に及ぼす影響を検討した結果を報告する.
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レーザ溶接の高温割れ感受性に関する検討 第3報
王 丹, 門井 浩太, 篠崎 賢二
セッションID: 314
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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前報まで,オーステナイト系ステンレス鋼のレーザ溶接中の凝固割れ感受性を実験的に明らかにしてきた.本報では,凝固割れ感受性に対する影響因子を検討するため,マルチフェーズフィールド法を用いたレーザ溶接中の組織形成過程や残留液相形態予測を検討した
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小椋 智, 窪田 圭祐, 才田 一幸, 西本 和俊, 平田 弘征
セッションID: 315
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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耐熱Ni合金およびステンレス鋼溶接金属における再熱割れ(時効脆化割れ)挙動を解明することを目的として,その場観察・計測による割れ感受性の定量的評価方法を開発するとともに,割れ感受性に及ぼす材料学的因子について検討を加えた.
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氷見 太, 川人 洋介, 水谷 正海, 近藤 勝義, 片山 聖二
セッションID: 316
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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海洋資源の探索・開発を行う海洋構造物の建造や補修を支援することを目的とした,深海数百メートルの高圧・低温・水流が存在する極限環境下における水中レーザ切断技術について,厚板の水中切断を可能とする基礎的要件について報告する.
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中島 朋昭, 山口 富子, 西尾 一政, 井上 智博, 和田 洋二
セッションID: 317
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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レーザアークハイブリッド溶接によるSM490の突合せ溶接を対象として、マクロ断面・温度履歴をもとに熱弾塑性解析を行った。さらに、シミュレーションにより溶接変形に及ぼす開先形状の影響について検討した。
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ホットワイヤ・レーザ溶接法を用いた高靭性厚鋼板立向き溶接技術の開発 -第3報-
枡田 康平, Warinsiriruk Eakkachai, 橋田 光栄, 山本 元道, 篠崎 賢二, 矢島 浩, 福井 努
セッションID: 318
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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著者らは,ホットワイヤ法と矩形ビームを用いた半導体レーザとを併用した,厚鋼板立向き1パス溶接技術の開発を行っている。本報では,レーザ照射角度,レーザビーム幅,レーザウィービングなどの各種レーザ照射条件について,溶融現象等に及ぼす影響を調査した結果について報告する。
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-ホットワイヤ・レーザ溶接法を用いた高張力鋼板重ねすみ肉溶接技術の開発(第1報)-
門 格史, 内田 俊隆, 山本 元道, 篠崎 賢二
セッションID: 319
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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自動車用高張力鋼板の溶接では、従来のアーク溶接を用いると、めっき蒸発による欠陥の発生やHAZ部 軟化による継手部の機械的特性の低下という課題がある。本研究では、これらの課題を解決する溶接方法として、ホットワイヤ・レーザ溶接に着目し、 基礎的条件について検討を行ったので報告する。
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相沢 友勝
セッションID: 320
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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金属薄板の電磁圧接では,磁束発生用平板状ワンターンコイルに最大値150~200kAの放電大電流を流す必要があった.ここでは,平板状コイルのターン数を5に増加し,コイルに流れる最大電流値を約30kAに減らして実験した結果を報告する.
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阿部 壮志, 望月 舜, 園家 啓嗣, 中村 正信, 樋口 大祐
セッションID: 321
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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現在,自動車の主要な接合プロセスであるスポット溶接法に注目し,軟鋼とアルミニウム合金のスポット溶接における溶接部の強度低下の原因を調べるため,スポット溶接条件が強度に及ぼす影響について評価した.その結果,スポット溶接条件の変化によって継手強度が変化した.SEM像などの観察結果より,IMCなど,複数の組織変化が見られた.
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尹 己烈, 松田 千裕, 柳瀬 俊次, 柿内 利文, 植松 美彦, 奥宮 正洋
セッションID: 322
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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鉄とアルミの異種金属接合は様々な分野で利用されているが、鉄とアルミの熱伝導率、導電率差が大きいため抵抗スポット溶接が困難であった。我々は加圧力を高くし発熱源を鉄の内部に移動させ2mm板の溶接(6mm電極)で最大引張せん断強度が10kNを超えた。
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永塚 公彬, 肖 伯律, 中田 一博, 佐伯 修平, 北本 和, 岩本 善昭, 吉野 収
セッションID: 323
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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シリーズ抵抗スポット溶接法により、ステンレス鋼SUS304と樹脂(PA6)およびCFRP(PA6+20wt%炭素繊維)の重ね異材接合を行い、その接合特性に及ぼす接合電流および通電時間の影響を検討した。これらの材料は直接異材接合が可能であり、継手の引張せん断破断荷重は入熱量の増加とともに増加した。
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尹 己烈, 加藤 悟, 柳瀬 俊次, 柿内 利文, 植松 美彦, 奥宮 正洋
セッションID: 324
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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鉄と銅の異種金属接合は様々な分野で利用されているが、鉄と銅の熱伝導率、導電率差が大きいため抵抗スポット溶接が困難であった。我々は融点が低いインサート薄材(80μm)を用いて抵抗スポット溶接を行うことで比較的簡単で高い接合強度を得ることができた。
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山本 祐輝, 伊與田 宗慶, 望月 正人
セッションID: 325
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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前検討では,鋼板間に金属箔を挟み抵抗スポット溶接を行い,溶接部の構成元素を制御する金属箔インサート手法を提案した.そこで本検討では,鋼板と金属箔の融点が同等であり,溶接部の結晶粒微細化に期待のできるTi箔を用いて,抵抗スポット溶接継手の接合強度向上に関する検討を行った.
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小池 伴幸, 高橋 亜友美, 山根 敏, 吉岡 信頼, 小塙 明比古, 山本 英樹
セッションID: 326
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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抵抗溶接の溶融現象を数値シミュレーションを使い解析を行った
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西田 貴之, 伊與田 宗慶
セッションID: 327
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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高強度鋼板抵抗スポット溶接の継手強度向上においては,溶接部,特に溶融部の温度履歴制御が重要である.従来,数値シミュレーションによる温度履歴評価が行われているものの,実測により評価された例は非常に少ない.そこで本研究では,光ファイバー温度計による温度履歴計測について検討を行った.
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佐藤 彰, 西川 出, 伊與田 宗慶
セッションID: 328
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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高強度鋼板抵抗スポット溶接継手の疲労強度はテンパー通電法により改善されることが知られている.テンパー通電法により残留応力が変化すると考えられているが,その影響について評価された例は少ない.そこで本研究ではシミュレーションを用いてテンパー通電時における残留応力変化について調査した.
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若林 千智, 古迫 誠司, 宮崎 康信, 泰山 正則, 松井 翔
セッションID: 329
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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高強度鋼板のスポット溶接継手強度向上技術として、偏析緩和のための後通電、およびHAZ部のオートテンパーを促進する後通電について報告を行ってきた。これらの後通電によって、主にナゲット内の組織の変化について詳細観察をし、考察を行った。
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福田 雅文, 山崎 敬久, 山本 英幸
セッションID: 401
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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C/C複合材料の炭素繊維をろう接できれば、補修が可能となる。炭素繊維を破壊せずに、金属の付着を促すWO3コーティングを炭素繊維に施し、金属のぬれ制御を試みた。コーティング条件により炭素繊維とAuのぬれの変化が見られた。このことからタングステン酸化物をWCに変化させられる可能性が示された。
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降籏 恭平, 鳥飼 翔太, 木村 康輝, 宮澤 靖幸, 為田 英信
セッションID: 402
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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特殊黄銅を配管に利用する上で、はんだ付は重要な技術である。そこで、本研究では実際のはんだ付を想定した数種類の特殊黄銅母材を使用した試験片を作製し、ぬれ、ボイド形成について評価を行った。そして、ぬれ、ボイド形成について各母材間で差が確認された。また、組織とぬれの関係が示唆された。
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何 思亮, 西川 宏
セッションID: 403
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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近年、エレクトロニクス実装分野では、フラックスレスはんだ付が注目を集める。その方法の一つに、ギ酸雰囲気を利用するものがあるが、ギ酸雰囲気中では、界面付近にボイドが残留しやすい傾向にある。本研究では、ギ酸雰囲気を用いたはんだ付に形成されたボイドに及ぼす加熱プロセスの影響を明確した。
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小濱 和之, 伊藤 和博, 西端 惇, 佐野 貴之, 生田目 俊秀, 大井 暁彦
セッションID: 404
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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IGZO膜上にCu(Ti)合金電極を成膜して薄膜トランジスタを作製し、熱処理してCu(Ti)/IGZO接合界面に導電性Ti基酸化物層を反応形成させた。界面の接触抵抗値低減とトランジスタの電気特性向上に及ぼす界面微細組織の影響を調査し、両特性のバランスが良くなる熱処理条件等を探索して従来電極に対する優位性を検討した。
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後藤 拓海, 坂下 麟太朗, 宮澤 靖幸, 高頭 竜雄
セッションID: 405
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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超硬合金は安価な異種金属材料との接合が期待され、ろう付による接合が有効である。そこで、本研究では、ろう材層厚さの制御が容易な箔状ろう材を用いて炭素鋼とのろう付を行った。そして、ろう材層厚さの変化によってろう付部組織、及び界面反応に差が確認された。
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高橋 誠
セッションID: 406
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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チタンは多くの種類の酸化物ガラスとの間で良好な陽極接合性を示すが,得られる継手界面に形成される反応生成物は接合するガラスの種類によってその形態を大きく変える.そこで数種のガラスとチタンの陽極接合界面組織の形態を観察し,接合中のガラス中の物質移動との関係を考察する.
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坂林 直樹, 高山 力也, 齋藤 雅哉, 木本 勇, 土久岡 諒
セッションID: 407
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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炭酸ガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤと同等の溶込み深さを確保できるメタル系フラックス入りワイヤを開発した。高電流溶接でも大粒のスパッタ発生量が少なく、溶滴移行が安定しており、ソフトなアークで作業者の負担を軽減できるため、作業能率を向上できる。
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片山 翼, 森本 拓世, 木村 文映, 田中 学
セッションID: 408
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
フリー
狭開先マグ溶接は高能率である反面、施工管理の難易度が高く、まれに開先壁や積層間に溶接キズが発生することがある。高速度カメラと高輝度X線透過装置を用いた溶接現象の観察により、溶滴移行およびそれに伴う溶融池振動と溶接キズ発生の関わりについて考察した。
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超高速ワイヤ送給GMA溶接システムの開発(第一報)
馬塲 勇人, 塩崎 秀男, 惠良 哲生, 上山 智之, 田中 学
セッションID: 409
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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高電流埋もれアーク溶接における移行現象をX線透過型溶接観察装置ならびにハイスピードカメラを用いて観察し,外部特性制御および電圧振幅制御により,高電流埋もれアークの安定化を実現した.
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超高速ワイヤ送給GMA溶接システムの開発(第二報)
馬塲 勇人, 塩崎 秀男, 惠良 哲生, 河合 宏和, 侯 松杰, 井上 雅博, 上山 智之
セッションID: 410
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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第一報で報告した外部特性制御および電圧振幅制御を用いて安定化した高電流埋もれアーク溶接において,板厚25mmの安定片側貫通溶接を実現した.
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門田 圭二, 近藤 わかな, 波多 暁, 恵良 哲生
セッションID: 411
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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一般的な電極プラスに比べて電極マイナスとするとワイヤ溶融速度が上昇することが知られている。そこで1パルス周期内で極性が切り替わる交流パルスGMA溶接と直流パルスGMA溶接を繰り返し入熱を制御する低周波重畳交直パルス溶接法の開発に関して報告する。
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田村 光亮, 荻野 陽輔, 平田 好則, 浅井 知
セッションID: 412
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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ガスメタルアーク溶接の数値解析モデルの開発が行われているが,溶接条件と溶融池現象・溶込み形状との関係など十分な理解には至っていない.本研究では,実用的なシミュレーションモデルの構築に向けて,溶接条件と熱源モデルとの関係や必要な解析精度などを検討している.
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古免 久弥, 茂田 正哉, 田中 学
セッションID: 413
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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本研究では非圧縮性SPHシミュレーションによりGMA溶接における溶融池内の三次元的な対流現象を明らかにすることを試みた.その結果,溶融池への溶滴の落下に伴って溶滴落下位置近傍の流れ場が変化する過程が明らかとなった.また盛り上がった溶融金属が母材上に余盛を形成する様子も再現された.
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荻野 陽輔, 平田 好則, 浅井 知
セッションID: 414
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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健全な溶接部を得ることを目的として,溶接材料の研究・開発が盛んに行われており,フラックスコアードワイヤ(FCW)はその代表的な一例である.本研究では,FCW使用時における溶融池現象の数値シミュレーションモデルを構築し,その現象について考察を行った.
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田代 真一, 田中 学
セッションID: 415
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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アーク溶接プロセスにおいては,溶接ヒュームの発生メカニズム解明とその低減化が重要な課題の一つとされている.本講演では,数値解析を通じて溶接ヒューム生成機構の解明を試みた結果について報告する.
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迎井 直樹, 鈴木 励一
セッションID: 416
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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国内外のフラックス入りワイヤの拡散性水素量調査を行うことに加え、ワイヤ設計を系統的に変化させた試作試験を行うことで、溶接金属の拡散性水素の主な要因がワイヤ表面潤滑剤、製造時のフラックス初期水分量および製造後の吸着水分の3要因であることを明らかにした。
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迎井 直樹, 丸山 徳治, 鈴木 励一
セッションID: 417
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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シームタイプおよびシームレスタイプのフラックス入りワイヤに開発中の水素低減溶接プロセスを組合せ、拡散性水素量測定を行った。その結果、本プロセスによりシームタイプであればワイヤ内部水分の有害性を大きく抑制可能であったが、シームレスタイプでは効果が限定的であった。
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戸田 要, 吉井 嘉一郎, 野村 和史, 三村 晃平, 平田 好則, 浅井 知
セッションID: 418
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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非軸対称,非定常なミグアークプラズマに対しては,複数の検出器を用いた三次元発光分光法による計測が必要である.本研究では,我々が開発してきたこの計測手法を用いて溶接中のミグアークの温度計測を行った.
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溶融池の流動変化と凝固組織
松田 昇一, 棚原 靖, 寺崎 秀紀, 斧田 有平
セッションID: 419
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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著者はこれまでに,直流磁場を用いた「溶融池磁気制御アーク溶接法(ECMP)」を上向姿勢等の難姿勢溶接に適用しその有効性を示した.本研究では,ECMP法に非対称外部磁場を適用した場合の溶融金属の流動の変化の様子を詳細に観察した結果とその流動が凝固組織におよぼす影響を報告する
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飯田 将裕, 平田 好則, 野村 和史, 荻野 陽輔, 浅井 知, 泉谷 瞬, 細井 宏一
セッションID: 420
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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本研究では,アルゴンガスを雰囲気とするアーク放電の陽極に金属ワイヤ,陰極にTIG用タングステントーチを用いて,10A 程度の小電流アークによりワイヤを溶融させ,ワイヤ端に懸垂溶滴を形成し,その形状から表面張力を測定した.併せて,溶滴の熱放射輝度から二色放射測温法により溶滴温度を求めた。
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堤 成一郎, 北村 拓也, フィンカト リカルド, 森田 花清
セッションID: 421
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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これまでに著者らは溶接止端部における局所的な繰返し弾塑性挙動の予測結果を用いた疲労寿命評価手法の確立を目指して,数値解析手法の高精度化を行ってきた.本研究では溶接十字継手を解析対象として溶接ビード形状が継手部疲労寿命に与える影響に関して数値解析を用いて考察を行った.
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植田 一史, 堤 成一郎, 籾井 秀斗, フィンカト リカルド, 佐野 智一
セッションID: 422
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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鋼構造物の疲労寿命を延ばす手段の一つとして亀裂発生が懸念される箇所へのピーニング処理技術が注目を集めている.本研究では数値シミュレーションよって残留応力や表面形状および材料硬化の変化等について検討を行う.
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森田 花済, 堤 成一郎, フィンカト リカルド
セッションID: 423
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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これまでに高サイクル域における繰返し塑性挙動を再現可能な弾塑性モデルとそれを用いたFEM解析技術の開発を行ってきた.本研究では,十字溶接継手を対象として,変動応力下へ適用可能な疲労き裂発生寿命評価技術を確立する.
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籾井 秀斗, 堤 成一郎, フィンカト リカルド
セッションID: 424
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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溶接止端部に着目すると当該部の材料は多軸非比例負荷を受ける.一般に比例負荷条件下で得られる疲労寿命に比べ非比例負荷条件下のそれは著しく低下する.本論では,非比例負荷下の変形挙動の予測精度の高精度化を目的に,非比例負荷かつ繰返し負荷を受ける材料の非弾性荷挙動解析に関する検討を行う.
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フィンカト リカルド, 堤 成一郎
セッションID: 425
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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The present paper implements a return mapping formulation of the Subloading Surface model [1] within the framework of the continuum damage mechanics [2], aiming to describe the evolution of the plasti
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山田 卓, 高嶋 康人, 南 二三吉
セッションID: 426
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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溶接・接合部の靭性は衝撃負荷によって低下することが知られている.本研究は,高速引張や衝撃曲げ負荷を受けるき裂材の応力場に対する慣性効果について,負荷様式の違いがもたらす影響を把握することを目的として,き裂先端付近の応力場に与える物体の慣性力の影響を動的陽解法FEMにより検討した.
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生島 一樹, 夏目 糧平, 柴原 正和, 大畑 充
セッションID: 427
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
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本研究では溶接継手の強度評価手法の確立を目的に、連続体損傷力学モデルに基づき基礎的な検討を実施した。また、連続体損傷力学モデルを用いた3次元FE解析においては膨大な計算量が要求されることから、著者らが提案している理想化陽解法に基づく解析手法の導入についても検討した。
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高嶋 康人, 石井 匠, 木下 智裕, 大森 章夫, 南 二三吉
セッションID: 428
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
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溶接四面ボックス柱のエレクトロスラグ溶接部は,当金の未溶着スリットを起点として脆性破壊を生じることが報告されている。本研究は,当金の組立溶接位置を変化させることで未溶着スリット付近の応力集中を低減し,継手の脆性破壊強度が向上することを柱梁部分モデル試験体の破壊試験で確認した。
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伊藤 勇佑, 高嶋 康人, 南 二三吉
セッションID: 429
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
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シャルピー吸収エネルギーと破壊靭性値は強度ミスマッチの影響を受けることが報告されている。本研究は,シャルピー衝撃試験と静的3点曲げ破壊靭性試験の有限要素解析で強度不連続部に対する切欠き/き裂位置を変化させ,靭性値に対するその影響度をワイブル応力による脆性破壊判定基準で検討した。
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辻 仁志, 岡野 成威, 望月 正人
セッションID: 430
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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本研究では,溶融池内対流熱輸送現象を考慮した数値シミュレーションを構築し,溶接変形の高精度予測に向けて検討を行った.溶込み形状の変化によって角変形量に明確な差が生じ,溶接シミュレーションの高精度化に向けて溶融池内対流熱輸送現象を考慮することが有用であることを示した.
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河尻 義貴, 生島 一樹, 永木 勇人, 大前 暢, 柴原 正和
セッションID: 431
発行日: 2016年
公開日: 2016/08/19
会議録・要旨集
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大型鋼構造物の製作時には溶接変形の低減を目的に、拘束治具を設けて溶接を施工することがある。本研究では鋼板の多層溶接時に生じる変形に及ぼす拘束治具の影響についての評価を行うために、3次元熱弾塑性解析手法を用いてその影響について検討した。
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