日産化学は、「近代バイオテクノロジーの父」と呼ばれた高峰譲吉と「日本資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一によって、1887年に日本初の化学肥料会社として創業以来、受け継がれるパイオニア精神により革新的な技術と事業の挑戦を続けてきた。本稿では、近年の当社独自の創薬基盤技術の開発の実例として、「液相ペプチド合成技術SYNCSOL
®」「核酸創薬基盤技術」「DNA-encoded library技術(NC-DEL)」を紹介する。今後も、外部提携を基本ビジネスモデルとし、2050年のあるべき姿として描いた長期経営計画「Atelier2050」の達成に向かって強靭なポートフォリオを構築する。
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