人間と生活環境
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29 巻, 2 号
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
  • 2022 年 29 巻 2 号 p. Cover1-
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/25
    ジャーナル フリー
  • 2022 年 29 巻 2 号 p. Cover2-
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/25
    ジャーナル フリー
  • 2022 年 29 巻 2 号 p. App1-
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/25
    ジャーナル フリー
  • 小松 美和子, 大塚 玲奈, 庄山 茂子
    2022 年 29 巻 2 号 p. 35-43
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/25
    ジャーナル フリー

    夜間における高齢ドライバーの交通事故防止を目的に、反射材と人の視認性について、女子大学生20名を対象に、高齢者擬似眼鏡を装着して評価実験を行った。反射材は、ピンク、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルーの5色のリストバンドを用い、位置は「手首」「足首」「手首+足首」に着用した。夜間の歩道で、距離10~100mまで10m間隔で撮影した画像サンプル150枚を使用した。人と反射材の視認性を比較した結果、ブルーの反射材を除く4色は、人より反射材の評価が有意に高かった。5色の反射材を比較では、イエロー、オレンジ、グリーンの評価が高かった。3つの着用位置の比較では、「手首」より「足首」「手首+足首」、「足首」より「手首+足首」の評価が有意に高かった。反射材は色だけでなく着用位置により、反射材の視認性効果があがることが示唆された。

  • 硯 愛画, 高田 暁
    2022 年 29 巻 2 号 p. 45-52
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/25
    ジャーナル フリー

    冬期の室内湿度は低くなりがちであるが、室内環境制御・設計に際しては、人の健康の観点より湿度の最低基準を明らかにし、無用な加湿を抑えることが重要である。本研究は、人の健康をはかる指標の一つとして皮膚の外観に着目し、湿度との関係を被験者実験により明らかにし、新しい評価方法に向けた基礎的な知見を得ようとするものである。5名の被験者に対し、左手甲中央部の皮膚周辺の絶対湿度をステップ変化させる被験者実験を行った。まず、皮膚顕微鏡画像の撮影と皮膚含水率測定を連続的に行い、湿度低下時に皮膚表面に存在する皮溝の幅の拡大(キメが粗くなる)と皮膚含水率低下がほぼ同時に生じ、それらは湿度変化後5~10分以内にほぼ平衡に達することを示した。次に、皮膚レプリカ法により各湿度条件下での皮溝の形状を比較し、湿度の低下による皮溝の深さの変化は明確でないものの、皮溝の本数が減少し、皮溝の本数の異方性が増加することを示した。

  • 橋本 剛, 水畑 日南子
    2022 年 29 巻 2 号 p. 53-61
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/25
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    本研究の目的は、大分県津久見市におけるみかん小屋の分布と建築特性を明らかにすることである。 20192020、および2021年に、津久見市青江地区、津久見地区、千怒地区、および長目・浦代地区において、みかん小屋の悉皆調査を行った。調査の結果、調査対象地域において719棟のみかん小屋が確認された。三和のみかん小屋は主に千怒地区に、灰石のみかん小屋は主に長目・浦代地区に現存することが示された。各地域のみかん小屋の立地と建築特性が、みかん畑と住宅地との位置関係を主として、産業特性や歴史的背景と関連して選択されたことが明らかになった。

  • -若齢者群と擬似高齢者群の視認性評価の比較-
    小松 美和子, 大塚 玲奈, 庄山 茂子
    2022 年 29 巻 2 号 p. 63-73
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/25
    ジャーナル フリー

    夜間における交通事故防止を目的に、女子大生20名を対象に高齢者擬似眼鏡を装着しない(若齢者群)場合と、装着した(擬似高齢者群)場合の2条件で、反射材の視認性評価実験を行った。反射材はピンク、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルーの5色のリストバンドを用い、「手首」「足首」「手首+足首」に着用した。夜間の歩道で、距離10~100mまで10m間隔で撮影した画像サンプル150枚を使用した。若齢者群の視認性評価は、距離によって異なるが、反射材5色の着用位置のすべてにおいて、擬似高齢者群の視認性評価より有意に高かった(p<0.05, p<0.01, p<0.001)。ロービーム照射40m地点で視認性評価が3.5(「かろうじて見える」と「やや見える」の間)以上であった色は、若齢者群ではオレンジ、イエロー、グリーンで、擬似高齢者群ではイエローであった。着用位置は、両群ともに「手首」の視認性評価が最も低かった。

  • 高岡 美優, 門司 真由美, 庄山 茂子
    2022 年 29 巻 2 号 p. 75-84
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/25
    ジャーナル フリー

    病院食を載せた10トーンの赤色トレイの写真について、2030代女性30名を対象に味覚やトレイの印象にどのような違いがみられるか調査した。味覚については、甘味はpalesoftトーン、酸味はbrightトーン、苦味はdark grayishトーン、辛味はdeepトーンで高く感じられ、色相赤は多様な味覚を連想させた。また、食の印象には明度と彩度の両方が関係した。因子分析により抽出された「食の安全性と雰囲気」、「食の魅力」、「食の楽しみ」の3因子を満たすトレイは、palesoftlightトーンの赤であった。これらは、病院で使用するトレイ色として推奨できることが認められた。これまでトレイ色として推奨されてきた他の色相について、異なるトーンにおいてどのような違いがみられるか検証することにより、病院食のトレイとして推奨できるトーンと推奨できないトーンを新たに提案できる可能性が示唆された。

  • 2022 年 29 巻 2 号 p. 85-89
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/25
    ジャーナル フリー
  • 2022 年 29 巻 2 号 p. 90-
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/25
    ジャーナル フリー
  • 2022 年 29 巻 2 号 p. 91-92
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/25
    ジャーナル フリー
  • 2022 年 29 巻 2 号 p. 93-
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/25
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