日本地すべり学会誌
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59 巻, 6 号
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論文
  • 植村 昌一, 平松 晋也, 鈴木 博人
    2022 年 59 巻 6 号 p. 237-247
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/12/13
    ジャーナル フリー

     近年, 温室効果ガスの排出量の増加に起因した気候変動の影響とみられる大雨の増加などが顕在化しており, 今後も拡大する恐れがあるといわれている。これに伴って, 将来, 土砂崩壊が増加すると考えられる。このような環境変化への対応策を検討するためには, 土砂崩壊発生数の将来変化の定量的な評価が必要となる。そこで, 秋田新幹線区間を対象として, 気候モデルのRCP8.5シナリオに基づく数値実験による21世紀末の降水予測結果を用いて, 将来気候下での土砂崩壊発生数を評価した。その結果, 土砂崩壊発生数は, 平均で現在の約2.2倍となることがわかった。

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