土と微生物
Online ISSN : 2189-6518
Print ISSN : 0912-2184
ISSN-L : 0912-2184
8 巻
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 古坂 澄石
    原稿種別: 本文
    1966 年 8 巻 p. 1-9
    発行日: 1966/12/15
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
  • 桂 〓一
    原稿種別: 本文
    1966 年 8 巻 p. 10-15
    発行日: 1966/12/15
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
  • 滝 元男
    原稿種別: 本文
    1966 年 8 巻 p. 16-24
    発行日: 1966/12/15
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    1.水耕タバコの根および水耕液よりニコチンを栄養源としうる細菌約10種を分離した。その代表的とみられる菌株5種の菌種はいづれもPseudomonas属の菌であった。2.水耕タバコ。トマトの根圏の微生物数について,その根を滅菌水中で一定時間振盪して分画し,各区分の細菌数を測定することにより調べた。その結果,タバコ根圏では全菌数,ニコチン分解菌数ともにほぼ同傾向の分布を示しともに根に強く附着していること,トマト根圏のニコチン分解菌はタバコほど根に強く附着していないことなどがわかった。エコチン分解菌数は根圏全体として,タバコ26.0×10^4/mg根乾物,トマト5.3×10^4,タバコ根圏の全菌数はニコチン分解菌数の約6倍であった。3.水耕液中の菌数をタバコ・トマトの生育期を追って測定した結果,タバコ水耕液では全菌数,ニコチン分解菌数ともに心止期まで増加し,以後減少したが,トマト水耕液のニコチン分解菌は生育初期に幾分増加するが,以後無作付区と大差ない菌数で推移した。タバコ水耕液の更新により水耕液中のニコチン分解菌,全菌数ともに1/2〜1/8滅に減少し,更新後30分〜1時間で更新前の菌数に達するかそれを越えることがわかった。4.タバコ幼植物のフラスコ内無菌培養を行い,排出ニコチンを定量した。排出ニコチン量は,N. tabacumでフラスコ内全量に対し30〜40%であった。培養30日目に分解菌を接種した区では培地中にニコチンはほとんど検出されなかった。タバコの排出アルカロイドとして定量されたものをペーパークロストグラフィー等で定性分析した結果,その大部分がニコチンであることを確かめた。以上の結果から,タバコのニコチン排出とニコチン分解菌が根に集積することの関係がほぼ明らかになった。5.水耕液によるニコチンの分解能を調べた結果,タバコ作付水耕液ではニコチンは培養5〜10時間はほとんど分解が起らず,24〜48時間で急激に分解消失した。タバコの生育が進むと分解も速くなり,心止後にやや分解率が低下してゆくことが認められた。無作付区水耕液はタバコ水耕液に比してニコチン分解がほぼ24時間遅れた。トマト水耕液ではタバコ水耕液より分解がわずかに遅れた。6.タバコ作付跡地および対照区の土壌の生菌数をクロールピクリン消毒前後で測定した。タバコ跡地では各種処理区でカビ・全菌数・ニコチン分解菌数に大きな差はなく,対照区はタバコ跡地に比してニコチン分解菌が少なかった。クロールピクリン消毒後16日目ではカビ,ニコチン分解菌,全菌数の順に菌数が減少していた。終りに,本実験について種々御助言をいただいた農林省家畜衛試須藤恒二博士に厚く御礼申上げます。また菌種の同定に御協力いただいた当試験場多川閃氏に謝意を表します。なお本報告のうち,I〜IIIは土肥学会誌に投稿中であり重複致します点御詫び申上げます。
  • 橋田 茂和
    原稿種別: 本文
    1966 年 8 巻 p. 25-35
    発行日: 1966/12/15
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
  • 河合 章
    原稿種別: 本文
    1966 年 8 巻 p. 36-43
    発行日: 1966/12/15
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
  • 奥田 東, 小林 達治
    原稿種別: 本文
    1966 年 8 巻 p. 44-54
    発行日: 1966/12/15
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
  • 都留 信也
    原稿種別: 本文
    1966 年 8 巻 p. 55-62
    発行日: 1966/12/15
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
feedback
Top