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松原 広太, 小山 真司, 秦 紘一
セッションID: 221
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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環境保全の観点から輸送機械等の軽量化が求められ,Al合金とステンレス鋼の直接接合が注目されている.本研究ではAl合金の表面酸化皮膜を水酸化ナトリウムとギ酸で金属塩に置換し,Al合金とSUS304を直接接合した.その結果,より低温,低変形量で高い接合強さが得られた.
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秦 紘一, 小山 真司, 松原 広太
セッションID: 222
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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近年,電子機器の小型・高機能化による発熱量の増加に伴い,放熱システムとして,AlとCuの直接固相接合が求められている.そこで接合面をアルカリおよび有機酸中で煮沸し,表面酸化皮膜をギ酸塩に置換して接合した.その結果,より低温,低変形量で,高い接合強度を得られることが分かった.
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後藤 崇志, 今村 美速, 海読 一正, 水柿 剛
セッションID: 223
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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高耐久性電磁拡管用インダクタを用いてアルミニウム合金(A6063S-O)のフランジ一体成形を行い、電磁拡管成形量(フランジ径)と成形代となるワークの未拘束部(金型からの突出し量)の関係性を調査した。さらに、電磁成形直前にアルミニウム合金を誘導過熱により加熱し、直後に電磁成形する温間電磁成形については成形量とワーク温度の関係性を調査した。結果として、加熱がもたらす成形量の変化は大きく、同一投入エネルギーでは未加熱時と比較して15%以上の成形量の向上効果があることがわかった。また、同一成形量を得るのに投入エネルギーを40%削減できることもわかった。
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大島 正, 高尾 尚史, 伊藤 宏文, 安田 清和
セッションID: 224
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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次世代パワー素子の実用化には、低温プロセスと高耐熱な接合部形成を両立させる接合技術が求められる。本研究では,接合面の表面エネルギーを接合の駆動力とした新しいコンセプトによる接合を検討している。大気中・室温・低加圧条件下でアルミニウムを直接接合した結果について報告する。
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相沢 友勝, 松澤 和夫, 岡川 啓悟
セッションID: 225
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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間隙を設けて重ねた金属薄板(アルミニウム/銅)を,絶縁された電磁圧接用コイル上に固定する.コイルには電流が集中して流れる細長い部分が,2並列,接近して存在する.コンデンサ電源からコイルへ放電大電流を流す.金属薄板は,電磁力を受けて衝突し,2並列に接近してシーム溶接される.この方法および結果を報告する.
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高野 克敏, 小泉 徳潔, 夏目 吉久, 増尾 大慈
セッションID: 226
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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原子力機構では、国際熱核融合実験炉のトロイダル磁場コイルに使用されるラジアル・プレート(RP)の高精度で合理的な製作技術の開発を進めている。その一つの方法として、熱間等方加圧(HIP)による拡散接合を用いた開発を進めており、本開発の中で実施した試験結果について報告する。
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伊藤 和博, 井口 悠, 高橋 誠, 柴柳 敏哉
セッションID: 227
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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Mg合金板材の機械加工性向上のためAl板材でクラッドしたAl/Mg/Alクラッド材の接合条件をこれまで明らかにしてきた。本研究では、そのクラッド材の比強度と曲げ特性に及ぼすAl板材の影響を明らかにし、その影響をMg板材の圧延組織の差異から考察する。
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耐ミクロ割れ性能の向上
迎井 直樹, 渡邉 博久, 島本 正樹, 石田 斉, 中嶋 秀夫, 千田 豊, 井口 将秀
セッションID: 228
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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ITERの重要部材であるTFコイルには、JJ1と呼ばれる特殊材料が適用される。JJ1共金溶接部ではミクロ割れが発生し、問題となっている。割れ発生状況から高温延性の向上に着目し材料開発を行った。REM添加により有害元素であるS含有量を低下させ、耐割れ性能の良好なJJ1共金溶接材料を開発した。
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児嶋 一浩, 萱森 陽一, 渡部 義之, 田中 将樹, 奥島 基裕, 齋藤 佑介
セッションID: 229
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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エネルギー需要は今後も世界的に増加する見通しである。従来LPGタンクではγ系溶接材料が検討されているが、施工性や経済性の観点からはα系溶接材料の適用が期待される。そこで本報は、靭性を改良したα系被覆アーク溶接棒を使用し、LPGタンクのアレスト性を評価した結果を報告する。
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伊藤 正, 斉藤 貞一郎, 吉田 雅哉, 中村 照美
セッションID: 230
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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純Arを用いるMIG溶接については、幾つか提案、実用化されている1)。アーク現象、溶接金属の性能についての検討から、純Arシールド溶接用線内包メタル系フラックス入りワイヤを開発した。
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糟谷 正, 橋場 裕治, 井上 裕滋, 中村 修一, 高井 健一
セッションID: 231
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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残留ガンマを含む溶接金属からなる多層溶接継手の水素濃度分布について、数値計算を用いて検討を加えた。多層継手の場合、1パス溶接と比較すると、水素放出は極めて遅くなることがわかったが、割れが問題になるマルテンサイト中の水素濃度は、早い段階で低くなることがわかった。
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北川 良彦, 原 則行, 川崎 浩之, 韓 鵬, 漆原 亘, 高知 琢哉, 名古 秀徳
セッションID: 232
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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HT780級鋼用溶接金属の耐水素割れ性の向上を検討した。評価にはSSRT(Slow Strain Rate Technique)法を用いた。0.7%Cr系溶接金属において耐水素割れ性の向上が見られ、残留オーステナイトによる水素トラップ効果が示唆された。
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三上 欣希, 久保田 典禎, 望月 正人
セッションID: 233
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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高強度鋼溶接金属部における水素拡散挙動を評価することを目的として,ミクロ組織分布および微視的残留応力分布を考慮した水素拡散解析手法を構築した.複数のミクロ組織によって生じる微視的な応力分布と対応した拡散性水素濃度分布を数値解析により評価することができた.
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サブマージアーク溶接金属の脱酸機構の検討(第4報)
田邉 浩久, 西畑 敏伸, 平田 弘征, 小川 和博
セッションID: 234
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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ビードオンプレート溶接におけるサブマージアーク溶接金属の脱酸現象を検討した。その結果、溶接金属の脱酸現象は一次反応速度式による記述が可能であり、脱酸速度は溶融スラグ粘度に依存することを確認した。
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石神 篤史, 上月 渉平, 横田 智之, 早川 直哉
セッションID: 235
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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細径ワイヤを用いた低入熱サブマージアーク溶接を適用して厚鋼板の溶接継手を作製し、溶接部のミクロ組織および溶接部性能を評価した。本溶接法により溶接入熱を20%以上低減することができ、HAZ幅の縮小、HAZ粗粒域の旧γ粒径微細化の効果が確認され、HAZ靭性向上効果が得られた。
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坂田 幹宏, 山下 賢, 名古 秀徳, 畑野 等, 岡部 俊明, 乾 道春
セッションID: 236
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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Cr-Mo鋼溶接金属の焼戻し脆化パラメータとして,従来からX-barやJ-Factor等の評価式が提案されている。直近,SR割れ感受性の評価手法としてK-Factor(=Pb + Bi + 0.03Sb)/ppmといったシングルppmオーダの評価式も提案されている。一方,最適な分析方法が決められていといった問題がある。本研究では,これら評価式に用いられる化学成分の定量分析に関してIIWで行われたラウンドロビン試験の結果紹介し,定量分析の問題点を述べると同時に,いくつかの冶金学的考察を紹介する。
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ボロンと酸素の影響について
衛藤 順, 小溝 裕一, 寺崎 秀紀, 坂田 幹宏, 山下 賢, 久保 健二
セッションID: 237
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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本研究ではボロンを添加した2.25%Cr-1.0%Mo鋼溶接金属部のSR割れ感受性を高温引張その場観察手法を用い明らかにし、ボロンによる割れ発生メカニズムをボロンの存在状態を観察することで検証した。
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本田 嗣男, 黒木 博憲, 山口 富子, 西尾 一政
セッションID: 238
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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高クロム鋳鉄の肉盛溶接で発生する溶接割れは「Stress-relief crack」と称して溶接層の剥離防止に有効な割れとされている。しかし、割れの周囲で摩耗が多いことや衝撃に対して弱い可能性が指摘されている。本研究では高クロム鋳鉄溶着金属の耐摩耗性に及ぼす溶接割れの影響について検討した。
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第2報;溶接後熱処理過程の炭化物の詳細観察
本間 祐太, 茅野 林造, 坂田 幹宏, 山下 賢
セッションID: 239
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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火力発電プラント等ではB添加高Cr鋼と低合金鋼の異材溶接が行われる場合があり、母材からの成分希釈により、溶接金属へBが混入する可能性がある。そこで、Bが混入した溶接金属の再熱割れ感受性、炭化物の析出挙動について評価し、それらの結果から溶接後熱処理過程のBの存在状態について推定した。
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平田 弘征, 浄徳 佳奈, 小川 和博, 岡田 浩一, 吉澤 満, 伊勢田 敦朗
セッションID: 240
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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22Cr-9Mo-12Co-1Al-Ni合金溶接熱影響部の割れ感受性に及ぼす結晶粒径の影響について検討した.結果,22Cr-9Mo-12Co-1Al-Ni合金溶接熱影響部の割れ感受性は結晶粒径が大きくなるとともに増大した.この理由は,結晶粒径が大きくなることによる粒界面積の減少にともなう 不純物元素の偏析の促進よりもむしろ粒界への負荷ひずみの増大に起因すると考えられた.
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藤田 善宏, 上村 健司, 近藤 忠士, 浅井 知
セッションID: 241
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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次世代A-USCタービンでは、蒸気温度の上昇に伴いタービン材としてNi基耐熱超合金が使用される。それに伴い、溶接部も高温蒸気温度化での使用に耐えうる材料が求められる。そこで、これら環境下で使用可能な機械的特性と溶接性を有する溶接材料を開発したので報告する。
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伊藤 正, 三五 哲也, 岡本 健二, 長沼 宏
セッションID: 242
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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筆者らは、火力発電用ボイラの伝熱管への灰付着抑制を目的に、付着メカニズムの研究1)及びこの結果に基づくアーク溶射用ワイヤの開発2)を行い、実ボイラでの実証試験において良好な結果を得ている3)。本報では、溶射皮膜鋼板の溶接部の性質について報告する。
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門井 浩太, 藤永 晃, 山下 正太郎, 篠崎 賢二, 山本 元道
セッションID: 243
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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適用拡大が期待されるレーザ溶接を対象に,高速溶接条件下での凝固割れ感受性評価を検討している.本報告では,オーステナイト系ステンレス鋼SUS310Sを供試し,高速度ビデオカメラ,浸漬型光ファイバー放射温度計等を用いて凝固割れ発生を定量的に評価した,高精度な可視化,温度計測,ひずみ計測による凝固割れ感受性評価を検討した結果について報告する.
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高速増殖炉用316FRステンレス鋼の補修溶接性(2)
馬塲 勇人, Chun Eun-Joon, 寺嶋 浩司, 荻原 寛之, 才田 一幸, 西本 和俊
セッションID: 244
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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SUS316FR鋼の凝固割れ感受性(BTR)は、FAモードの316L系ステンレス鋼より若干広いが、AFモード凝固の316Lステンレスに比べると狭いことが明らかとなった。また、Na浸漬したSUS316FR鋼を用いて、凝固割れ感受性に及ぼすNaの影響を調査したところ、Na付着量が増加するに伴い、凝固割れ感受性がやや増加する傾向が認められた。
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HAZ粒成長挙動予測手法の開発(第2報)
藤山 直人, 西畑 敏伸, 関 彰, 平田 弘征, 小薄 孝裕, 小川 和博
セッションID: 245
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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低合金鋼のHAZ靭性改善手法の一つに、介在物によるピン止め効果によりオーステナイト粒粗大化を抑制し破壊単位を微細化する手法がある。しかし、微細なオーステナイト粒を得るために必要な鋼中介在物の必要条件は必ずしも明確ではない。そこで、これらの条件などを含む材料組織を予測できるコンピュータシミュレーションモデルの構築が求められている。そのような材料組織予測を比較的容易に行う汎用ソフトとして、フェーズフィールド法を活用したMICRESSが普及している。本報告では、粒界移動度にピン止め効果の影響を考慮する手法を提案し、その妥当性を検証した。
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島本 正樹, 石田 斉, 柿崎 智紀, 笹倉 秀司, 伊藤 和彦
セッションID: 246
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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軟鋼用FCWの凝固割れ感受性と溶接金属の凝固組織の関係を調査した。凝固割れ抑制に有効な凝固組織形態と凝固組織制御のための介在物制御方法を検討した結果、Ti系介在物には溶接金属の凝固組織微細化効果が有り、実継手での凝固割れ抑制効果があることが判った。
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井上 裕滋, 小関 敏彦
セッションID: 247
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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初晶フェライトで凝固するステンレス鋼および普通鋼の溶接凝固時におけるフェライトおよびオーステナイトの成長挙動を結晶学的な観点から調査を行い、二相の成長はそれぞれ独立であることを示した。
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井上 裕滋, 小関 敏彦
セッションID: 248
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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初晶フェライトで凝固するステンレス鋼および普通鋼の溶接凝固時におけるフェライトとオーステナイトの生成挙動を結晶学的な観点から調査を行い、溶融境界部では母材からのエピタキシャル成長によりオーステナイトが生成することを示した。
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鴇田 駿, 山田 剛毅, 粉川 博之, 佐藤 裕, 藤井 啓道
セッションID: 249
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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粒界制御後の304オーステナイト系ステンレス鋼にひずみを加えた後に熱処理を行い、それらが組織や機械的特性、耐食性に及ぼす影響を調査した。その結果、5%のひずみを加えて加工硬化させた粒界工学制御材はひずみ付加なしの母材に比べて機械的特性、耐食性ともに優れていることが示めされた。
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池庄司 まり子, 細川 晋平, 栗原 耕平, 粉川 博之, 佐藤 裕, 藤井 啓道
セッションID: 250
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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粒界工学制御304オーステナイト系ステンレス鋼を冷間圧延したのち溶接し,溶接熱影響部の耐腐食性および強度を調査した.同じひずみ量を与えた母材と粒界工学制御材を比較すると,すべての圧延率の粒界工学制御材において高い耐腐食性が保たれており,ビッカース硬さも同程度に保たれていた.
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大井 浩一, 西川 聡, 野田 和彦
セッションID: 251
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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原子力発電プラントの炉内機器に用いられるニッケル基600合金溶接金属は、SCCの予防をするため、応力改善工法により表面に圧縮残留応力を付与する場合がある。本研究では、ショットピーニングを施した溶接金属が運転温度に長期間曝されたときの耐粒界腐食性の変化を微細組織観察により明らかにした。
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井渓 僚, 飯塚 高志
セッションID: 252
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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本研究では,報告例の稀な突合せ形状のA5052アルミ合金とSPCC鋼の異種金属接合継手を炭酸ガスレーザを用いて作製した.得られたいくつかの接合材の接合界面についてFE-SEM観察およびEDS分析を行い,接合界面近傍に存在する金属間化合物の種類や状態を調査した.
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阪上 正信, 森 裕章, 倉敷 哲生, 李 興盛
セッションID: 253
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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冷間加工されたオーステナイト系ステンレス鋼箔の組織は加工誘起マルテンサイトとなっており,適切な条件でレーザを照射して材料を溶融させることなく熱処理を施した結果,マルテンサイトの一部がオーステナイトに逆変態することにより,繰り返し曲げ疲労特性が著しく向上することが明らかとなった.
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呉 碩, 森貞 好昭, 藤井 英俊, 志賀 千晃
セッションID: 301
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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固相接合である摩擦攪拌接合は高炭素鋼材にも適用できることが明らかとなっている。本研究では、炭素当量が一定となるように高張力鋼材のレアメタルを炭素に置き換え、当該鋼材と高張力鋼材との継手特性を評価した。
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木元 慶久, 長岡 亨, 渡辺 博行, 福角 真男, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 302
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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これまで摩擦攪拌プロセスによる表面改質は主にAl合金を対象に行われてきたが,鉄鋼材料の表面改質および複合化については研究例が少ない.我々はステンレス鋼にSiC粒子の表面複合化を行い,攪拌部の硬さの上昇を確認した.講演では,粒子の分散状態や再結晶挙動に及ぼす影響等について発表する.
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上路 林太郎, 孫 玉峰, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 303
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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高マンガンオーステナイト鋼の一種であるHadfield鋼に対して摩擦攪拌プロセスのよる表面改質を行なった。その結果、表面硬度の向上が可能であることが明らかとなった。
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三浦 拓也, 上路 林太郎, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 304
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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鉄鋼材料に対してFSWを適用すると、従来のプロセスとは異なる相変態挙動が見られる。前報では、Cr-Mo鋼において、攪拌部の組織とCCT図の比較からFSWにおける拡散変態の促進を報告した。本研究では、攪拌部において観察された残留オーステナイトに注目し、FSW中の相変態挙動と継手の機械特性への影響を調査した。
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北村 健太, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 305
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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各種チタン合金に対して種々の条件で摩擦攪拌接合を施し、得られた継手の衝撃吸収エネルギーを微小衝撃破断試験によって調査した。また、継手の微細組織を詳細に観察し、衝撃吸収エネルギーと微細組織との関係を明らかにした。
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北村 優介, 森貞 好昭, 藤井 英俊, 水野 雅, 阿部 源隆, 長岡 亨, 福角 真男
セッションID: 306
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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硬質粒子分散型の金属材料では摩擦攪拌プロセス後の母材結晶粒が効果的に微細化されていることが報告されているが、当該微細化に及ぼす硬質粒子の効果は明らかになっていない。本研究では各種ステライト(Co基合金)に摩擦攪拌プロセスを施し、母材結晶粒微細化に及ぼす炭化物の影響について検討した。
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三宅 将弘, 佐藤 裕, 粉川 博之, 高久 佳和, 大森 俊洋, 石田 清仁, 今野 晋也, 朴 勝煥, 平野 聡
セッションID: 307
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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鉄鋼の摩擦攪拌接合過程におけるCo基合金接合ツールの摩耗機構を検討するため、種々の材料物性を有するCo基合金ツールを作製した後、鉄鋼に対して摩擦攪拌接合を行い、接合後ツールの断面組織変化について調査した。
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御幸 正則, 韋 富高, 王 昆, 森 優智, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 308
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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SUS329J4Lを用いて二相ステンレス鋼のFSW接合部の組織特にγ/α相比を調査し、耐食性に及ぼす組織の影響を示した。FSW接合部は低入熱条件においては、組織の粗大化、相比の急激な変化が抑えられ、母材と同等の耐食性を示した。
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佐藤 裕, 粉川 博之, 矢野 康英, 関尾 佳弘
セッションID: 309
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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11%Crフェライト・マルテンサイト鋼とSUS316鋼の異鋼種摩擦攪拌接合を行った。SUS316鋼を前進側に配置したとき、無欠陥の継手が得られた。さらに得られた攪拌部においてミクロ組織、機械的特性、接合条件の関連性について調べた。
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クラッド鋼板を用いた材料混合に及ぼす接合条件の影響
木坂 有治, 木村 文映, 箱田 利秀, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 310
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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炭素鋼管の内面に高合金材料を貼付したクラッド鋼管の現地溶接は、管外面から溶接されるため炭素鋼部を含め高合金溶接材料が用いられる。炭素鋼材料の場合と比べ異材溶接による脆化層の出現、溶接能率等の問題がある。本紙は上記問題の解決方法として摩擦攪拌接合を用いた取り組みについて述べる。
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池田 和広, 田 鍾盡, ミロノフ セルゲイ, 佐藤 裕, 粉川 博之, 朴 勝煥, 平野 聡
セッションID: 311
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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摩擦攪拌接合過程でのミクロ組織形成機構について検討するため、オーステナイト系ステンレス鋼単結晶に対して摩擦攪拌接合を行い、母材部から攪拌部に至る組織変化について調べた。
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高橋 康平, 長濱 義人, ミロノフ セルゲイ, 佐藤 裕, 粉川 博之, 朴 勝煥, 平野 聡
セッションID: 312
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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ジルコニウム合金、ジルカロイ4に対して、Co基合金を用いて摩擦攪拌接合を行った。平滑かつ無欠陥の接合部が得られた。硬さ分布に及ぼすミクロ組織の影響を調べるとともに、ミクロ組織の形成機構について検討した。
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許 楠, 森貞 好昭, 孫 玉峰, 藤井 英俊
セッションID: 313
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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銅は再結晶温度は低く、摩擦攪拌接合部の結晶粒粗大化により継手強度が低下する傾向がある。そこで本研究では、ツール回転速度等の接合条件に加え、液体窒素および液体CO2を用い強制冷却を利用し、接合部の結晶粒径、亜結晶粒径および転位密度を制御することで継手の高強度化を試みた。
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今泉 拓也, 藤井 英俊, 森貞 好昭
セッションID: 314
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
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前報において、2組の高輝度X線透過装置とWトレーサーを用いることで、摩擦攪拌接合時の塑性流動を3次元可視化し得ることを報告した。本研究では、ツール回転速度等の接合条件に伴う塑性流動挙動の変化を3次元可視化し、攪拌部における欠陥形成のメカニズムを詳細に検討した。
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陳 娟, 藤井 英俊, 孫 玉峰, 森貞 好昭
セッションID: 315
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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In the present study, double-sided friction stir welding (FSW) was conducted on AZ31B magnesium alloy with different rotation directions of the welding stir tools.
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ミロノフ セルゲイ, 真崎 邦崇, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 316
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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接合後熱処理に伴って生じる摩擦攪拌部の異常粒成長機構を5052アルミニウム合金を用いて検討した。攪拌部内における分散粒子ならびに結晶粒径の分布状況の違いにより異常粒成長メカニズムを説明した。
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田辺 政哉, 柿内 茂樹, 冨田 正吾, 政 誠一
セッションID: 317
発行日: 2012年
公開日: 2012/12/12
会議録・要旨集
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本研究は、摩擦攪拌接合法(FSW)で使用されているツールの表面に対して、各種金型や切削工具の表面改質に用いられている硬質膜(PVD,イオン窒化)を適用し、アルミニウム合金を接合した。研究では、各種コーティングツールの接合温度や垂直荷重を測定し、接合性に及ぼす硬質膜の影響について検討した。
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