日本微生物學病理學雜誌

皮下局所免疫ヨリ見タル動物赤血球ノ分化ニ就テ

第1えむぶりおノ時代

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 579-626
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_579

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皮下局所免疫ヨリ見タル動物赤血球ノ分化ニ就テ

第2雛ノ時代

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 627-672
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_627

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皮下局所免疫ヨリ見タル動物赤血球ノ分化ニ就テ

第3家鴨雛ト鳩トノ關係

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 673-690
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_673

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皮下局所局免疫ヨリ見タル動物赤血球ノ分化ニ就テ

第4家鷄雛ト家鷄, 家鴨, 鳩トノ關係

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 691-710
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_691

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皮下局所免疫ヨリ見タル動物赤血球ノ分化ニ就テ

第5成熟家鷄ト成熟家鴨トノ間係

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 711-726
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_711

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多核白血球ニヨル種族特殊性ニ就テ (第1回報告)

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 727-740
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_727

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血球局所免疫後, 二次的ニ注入サレタル血球ハ, 其ノ局所ノ組織球性細胞ニ盛ニ貪喰セラレ.啻ニ赤血球ノミナラズ, 多核白血球モ多數貪喰セラルルモノニシテ.白血球ノ免疫原性ハ胎生期極メテ微々タルモ破殼後雛ノ成育スルニ從ヒ増進ニ, 20日目雛血球ニテ免疫セル時最高位ニ達シ.他方異種族家鴨ニ對シデモ高度ノ類屬反應ヲ呈ス.然ルニ其レ以後ハ免疫原性次第ニ減退シ.異種族間ノ關係モ親動物ノ其レニ接近ス.

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多核白血球ニヨル種族特殊性ニ就テ (第2回報告)

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 741-756
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_741

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本研究ニヨリ, 15日目家鷄雛血球ニテ, 免疫セル塲合ニハ成熟家鷄, 鳩, 家鴨トノ間ニ, 白血球貪喰數ノ上ニハ殆ンド差異ナク.近縁關係密ナルコトヲ示スモ.其レヨリ成育スルニ從ヒ, 近縁關係ニ疎密ヲ生ジ, 成熟家鷄血球ニテ免疫セル時ハ, 家鶏ト鳩トノ間ニハ近縁關係成立スルモ, 家鷄ト家鴨トノ間ニハ特殊性ヲ現ハスニ至ルコト, 恰モ赤血球ヲ用ヒタル時ノ如シ.此ハ白血球ノ機能ヲ知ル上ニ有意義ナリ.

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發育年齡ニヨル家鷄ト家鴨トノ種族特殊性ニ就テ

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 757-772
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_757

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豫メ幼若乃至成熟家鷄赤血球ニテ皮下局所免疫ヲ施シ, 更ニ成熟家鷄赤血球ノ二次的注射後, 時間的ニ3回ニ分チ檢索セル結果, 各試驗列個々ノ間ニハ其ノ順位ニ差アレドモ, 其ノ比率ニ於テハ相一致シ, 最幼若時最モ弱ク, 其レヨリ次第ニ増強シ, 20 日目雛赤血球ニテ免疫セル時最高位ニ達シ, 其レ以後ハ再ビ免疫原性低下ス.又成熟家鴨赤血球ノ二次的注射ニヨリ, 15日目雛赤血球ニテ免疫セル時類屬反應度最モ強ク, 其ノ他ハ概ネ類屬反應ノ消失ヲ示セリ.

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異種赤血球注射ニヨル皮下局所免疫ニ就テノ實驗的研究附種族特殊性ニ就テ

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 773-782
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_773

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幼若乃至成熟家鷄赤血球ニテ免疫セル後, 更ニ成熟家鷄赤血球ノ二次的注射ヲ施シ.48時間ヲ經過セル例ニアリテハ, 免疫部モ對照部モ略々同様ノ變化ヲ示シ, 有形成分ニ乏シク.崩壌セル白血球, 淋巴細胞, 組織球性細胞等結合シテ塊状物膜状物, 乃至其ノ痕跡ヲ形成シ.消化吸収ノ状ヲ示ス.之レニ反シテ成熟家鴨赤血球ヲ注射スレバ, 48時間ヲ經過スルモ有核赤血球發現シ.赤血球ノ組織球性細胞ニ貪喰セラルゝコト, 免疫部モ對照部モ略々同樣ニシテ, 長時間ヲ經過スルモ貪喰率ノ比率増進セズ.

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多核白血球ノ免疫原性ニ就テノ實驗的研究 (第1回報告) 特ニ同種族ニ於ケル年齡的關係ニ就テ

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 783-800
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_783

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多核白血球ノ皮下組織球性細胞ニ貪喰セラルル像ヲ, 仔細ニ檢索シテ多核白血球モ亦, 赤血球ト同様ニ其ノ免疫原性ハ年齡的ニ著シキ差異ヲ示シ.最幼若時ニ旺盛ヲ極ムルモ, 稍長ズルニ及ンデ著シク低下シ.猶二次的注射後ノ時間的推移ヨリ觀テ, 2時間目ニハ免疫部ニノミ白血球貪喰像ヲ認ムルニ過ギザルモ, 長時間後ニハ啻ニ免疫部ノミナラズ, 對照部迄著明ニ貪喰像ヲ認ムルニ至ル.

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多核白血球ノ免疫原性ニ就テノ實驗的研究 (第2回報告)

特ニ年齡的差異ノ異種族ニ及ボス影響

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 801-812
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_801

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豫メ幼若乃至成熟家鶏血球ニテ免疫セル後, 更ニ成熟家鴨血球ノ二次的注射ヲ施セバ, 20日目雛血球ニテ免疫セル時最高度ノ類屬反應ヲ呈シ.近緑關係願ル密ナルドモ, 15日目家鶏雛血球ニテ免疫セル時ハ, 之レヨリ微弱トナリ.爾餘ノ塲合ニハ類屬反應ヲ殆ンド示現セズシテ, 夫レ夫レ特殊性ヲ現ハスニ至ル.

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局所免疫後二次的ニ注入サルタル赤血球ノ運命

特ニ其ノ時間的關係ニ就テ

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 813-836
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_813

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血球局所免疫後, 血球ノ二次的注射ヲ施シ, 其ノ時間的推移ヲ檢索シタル結果, 2時間ニシテ組織球性細胞ノ赤血球貪喰數最高位トナリ.其レヨリ以後ハ時間ノ經過スルニ從ヒ, 貪喰數減弱シ.始メ組織球性細胞ノ發現多ケルドモ, 後ニハ多核白血球モ多數出現ス.又5日目雛赤血球ノ免疫原性最モ弱ク, 20日目雛赤血球最モ強シ, 猶15日目家鶏雛赤血球ニテ免疫セル時, 家鴨ニ對スル類屬反應最モ強ク, 其レヨリ成育スルニ從ヒ類屬反應減弱ス.

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幼若並ニ成熟家兎ト成熟家鶏トル種屬特異性ニ就テ

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 837-844
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_837

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哺乳動物幼若家兎赤血球ニテ豫メ免疫セル後, 更ニ成熟家鶏赤血球ノ二次的注射ヲ施スニ, 高度ノ類屬反應ヲ呈シ.近縁關係密ナレドモ, 成熟家兎赤血球ニテ免疫スル時ハ最早ヤ類屬反應ヲ呈セズシテ特異性ヲ現ハス.

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家鶏血色素ノ免疫原性ニ就テノ細胞學的研究

附成熟家鶏ト家鴨トノ種族特殊性ニ就テ

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 845-852
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_845

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本研究ハ別ニ報告スベキ, 有核赤血球ノ免疫原性ニ對スル検檢ノ對照トシテ, 血色素ニヨリテモ能ク免疫原性ヲ賦與シ得ルモ, 赤血球ニテ免疫セル塲合ニ比シ, 遙カニ低シ.從ツテ赤血球ヲ用フルヲ可トス.猶血色素ヲ用フルモ種族特殊性ヲ現ハシ得ルコトヲ知レリ

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灸ノ皮下組織球性細胞ニ及ボス影響ニ就テ (第1回報告)

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 853-874
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_853

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本研究ニヨリ灸點下ノ皮下組織球性細胞ハ, 少量宛4日乃至7日間ノ施灸ニヨリ, 無施灸ニ比シ, 施灸後ハ2倍乃至2倍半以上ノ赤血球貪喰數ノ増加ヲ來スヲ以テ, 其ノ部ノ組織球性細胞機能ヲ其レダケ亢進セシムル作用アルコトヲ知レリ.猶温灸モ其ノ緩和ナル治効アルベキコトヲ認ム.

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炙ノ皮下組織球性細胞ニ及ボス影響ニ就テ (第2回報告)

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 875-886
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_875

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第1回報告ニ示セル如ク, 皮下組織球性細胞ノ異種赤血球貪喰數ヨリ見ル時ハ, 6日間連續施灸セル例最高位ヲ占ムレドモ, 同様ニシテ白血球ニアリテハ, 4日間連續施灸セル例最旺盛トナリ, 兩者ノ間ニ差異アル點ハ興味深ク, 孰レヨリ見ルモ施灸ガ或程度迄局所組織球性細胞機能ヲ亢進セシムルコトヲ知レリ

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皮下組織球性細胞ノ白血球貪喰作用ニ及ボス淋菌こくちげん, ひりん, やとーれんかぜいんノ影響ニ就テ

太田峻二

1930 年 24 巻 4 号 p. 887-894
発行日: 1930/03/15
公開日: 2009/10/09

DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.24.4_887

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本研究ハ皮下局所免疫後, 血球ノ二次的注射ニ際シ, 淋菌こくちげん, ひりん, やとーれんかぜいんノ一定量ヲ添加注射シ, 對照トヲテ, 滅菌生理的食鹽水ノ同量ヲ添加注射スルモノト比較スルニ, 皮下組織球性細胞ノ白血球貪喰作用ヲ指標トスル時, 淋菌こくちげんヲ添加セル時ハ對照ノ4倍ニ達シ, ひりんヲ添加セル時之レニ亞ギ.やとーれんかぜいんヲ添加セル時ハ對照ト差異ナキヲ以テ, 淋菌こくちげんハ3者中, 組織球性細胞ノ白血球貪喰作用ヲ増進セシムルコト, 最モ頴著ナルコトヲ知レリ,

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