日本微生物學病理學雜誌
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35 巻, 2 号
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  • 脾臓及骨髄ノすぴろへーたニ對スル抗體産生ノ研究
    第3 編黄疸出血性すぴろへーたヲ用ヒタル組織培養法ニヨル研究
    稻塚 庄七郎
    1941 年 35 巻 2 号 p. 95-110
    発行日: 1941/02/01
    公開日: 2011/02/09
    DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.35.95
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    黄疸出血性すぴろへーた・わくちんヲ以ツテ免疫シタル家兎ノ脾臓及骨髄ヲCarrel氏罎法ニ依リテ體外ニ培養シ, 其ノ液状相ニ就キりーけんべるぐ氏反應及凝集反應ヲ検シタルニ, 免疫後2日ニテ培養シタルモノニテ僅カニ陽性ヲ示シ7日ニテ培養シタルモノニテ最高ニ達シ, ソノ後ハ低下シテ20日ニテ培養シタルモノニテハ陰性トナレリ.
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  • 非特異性免疫ト肺炎双球菌感染
    飯田 正彦, 伊藤 喜一郎, 井上 晋
    1941 年 35 巻 2 号 p. 111-120
    発行日: 1941/02/01
    公開日: 2011/02/09
    DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.35.111
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    ふらんすまうすヲ各種ノ細菌ヲ以テ免疫シ, 免疫終了後ヨリ10日目ニ肺炎双球菌 (生菌) ニ對スル抵抗カヲ檢シタルニ, 免疫ニ用ヒタル細菌ノ種類ニヨリテ一定ノ差異ヲ示セリ. 即チ各種細菌ヲ以テ兔疫セル生體ノ抵抗力ハ或種ニ於テ増進シ, 或種ニ於テハ反對ニ著シク減弱シ, 又或種ニ於テハ著シキ差異ヲ呈セザル事ヲ認メタリ.
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  • 豚血清ト肺炎双球菌
    飯田 正彦, 伊藤 喜一郎, 井上 晋, 林 正燮
    1941 年 35 巻 2 号 p. 121-130
    発行日: 1941/02/01
    公開日: 2011/02/09
    DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.35.121
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    豚血清ヲ以テ前處置セル健康ふらんすまうすニ肺炎双球菌I型, II型, III型ヲ腹腔内ニ注射シ以テ感染防禦ノ有無ヲ検セリ.
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  • 死體現象ニ關スル研究補遺
    第一篇 剖檢例ニ於ケル死後強直ノ統計的觀察
    佐藤 隆保
    1941 年 35 巻 2 号 p. 131-186
    発行日: 1941/02/01
    公開日: 2011/02/09
    DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.35.131
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    余ハ死體現象ヲ研究スルニアタツテ先ヅ當教室剖檢記禄ニヨツテ1917例ニツイテ死後強直ノ統計的観察ヲ行ツタ. ソノ結果ハ次ノ如クデアツタ. 即チ季節ト剖檢ノ死後経過時間トノ關係ニ於テハ冬期ニ最モ長ク, 他ハ春, 秋, 夏期ノ順デアツタ. 更ニ月別ニハ1月ガ最モ長ク8月ガ最モ短カツタ. 死後経過時間ト死剛ノ關係ニ於テハ死剛ヲ有スルモノガ之ヲ有セザルモノニ比シテ死後経過時間ガ短イ. 死後経過時間ト死剛ト温度ト濕度トノ關係ニ於テハ死後強直ハ夏期ニ於テハ冬期ヨリ一般ニ稍々速ニ發生シ, 又著シク速ニ緩解スル. 強直發生ハ主トシテ温度ニ關係シ, 緩解ハ濕度及ビ濕度ニ比例スルモノト思ハレル. 各關節ト死剛トノ關係ニ於テハ顎關節ダケハ相當ニ多ク, ソノ他ノ關節デハ末梢ニ至ルニ從ツテ増加スル. 一般ニ末梢ニ至ル程長ク残存スル. 各疾患ト死剛トノ關係ニ於テハ熱性疾患ノ死剛ハ相當氣温ニ影響サレル. 性別ト死剛ト季節トノ關係ヲ見ルニ男子ハ極メテ規則的ニ季節ノ影響ヲ受ケ, 女子ハ不規則デアツタ. 尚ホ更ニ死剛ノ數, 死後経過時間, 季節ノ相互ノ相關係數ヲ見ルト夫々ノソノ確率誤差カラシテ相當強キ相關ガ存スル.
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  • ぢふてりー毒素抗毒素間沈降反應ニ於ケル沈澱子量ニ關スル知見補遣
    渭東 薫
    1941 年 35 巻 2 号 p. 187-209
    発行日: 1941/02/01
    公開日: 2011/02/09
    DOIhttps://doi.org/10.3412/jsb1928.35.187
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    ぢふてりー (以下「ぢ」ト略ス) 毒素抗毒素間沈降反應ニ於ケル沈澱子量ト, 當該試驗管上清ニ於ケル毒素抗毒素ノ中和状態トヲ比較研究シタリ.
    余ノ得タル實驗成績ニヨレバ最大沈澱子量ヲ與フル試驗管ト沈澱反應初發試驗管トノ關係ハ實驗方法ニヨリ著シク異ル成績ヲ示スモノナルコト, 及ビ沈降反應初發々現ノ機轉ト最大沈澱子量ヲ與フル反應機轉トノ間ニハ或ル程度ノ差異アルコトヲ窺知シ得タリ.
    ナホ沈降反應ニ於ケル沈澱子量ノ誤差トKfトノ關係及ビ沈澱子量ノ倍加率同稀釋ニヨル影響等オモ研究セリ.
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