強毒及ビ弱毒ヲ有スル再歸熱すぴろへーた並ニとりぱのぞーまがんひえんぜ及ビえばんじヲ使用シ, 第5改正日本藥局方所載あるぜのべんぞーる劑治効力檢査法ニ一致スル感染度ヲ來サシム可キ菌量 (假ニ規定接種菌量ト呼ブ) ヲ以テ, 同時ニ健康雄性佛蘭西まうす腹腔接種ヲ行ヒ, 翌日ヨリ毎日尾端血液ヲ暗視野ニテ精査シ, 各感染ノ相互的影響並ニ罹患まうすノ斃死スル迄ノ經過ヲ觀察セリ.次ギニ其ノ感染及ビ經過ガ接種時期, 接種菌量並ニ供試菌株乃至毒力ニ依リ差異ヲ生ズルヤ否ヤヲ檢討セリ.
因ニ本編及ビ第2編ニ使用セル略字次ノ如シ.
再「す」=再歸熱すぴろへーた
とり=とりぱのぞーま
がんぴんぜ=とりぱのぞーま, がんぴえんぜ
えばんじ=とりぱのぞーま, えばんじ
ながな=とりぱのぞーま, ぶるせい
Nat-No.=あるぜのべんぞーるなとりうむ-何號
Neo-No.=ねおあるぜのべんぞーる-何號
R.E.S.=網状織内被細胞系統
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