鶏ぺすと病毒並ニ痘毒ヲ, 可視光線中特ニ赤光線及ビ青光線ヲ以テ照射スル時, 両光線共ニ滅殺力ヲ有スルガ青光線ハ赤光線ニ比較シソノ効果ハ大デアツタ.

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教室ノ増永氏ガ分離シタ1種ノ鶏ぺすと病毒 (教室株) ノ無處置及免疫家鶏肺, 肝組織ノ發育ニ及ボス影響ヲ檢シタガ, 培養初期ニ於テハ發育ヲ促進スルガ後抑制スル事ヲ認メタ.

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超音波 (波長約500m, 振動?數約60萬Cycles) ヲ赤痢菌簇ニ作用セシメテ製シタル内服わくちんト在來ノ方法ニテ製シタル内服わくちんトニテ試驗動物ヲ經口的ニ免疫ナシ諸種抗體ノ産生ヲ檢シ併セテ感染防禦試驗ヲ行ヒタル成績ヲ記載セントス.

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同種免疫血清ニヨル受働免疫ニ次ギテ, 異種免疫血清ヲ以テスル受働免疫時ノ凝集素, 溶血素, 沈降素ノ清長ヲ犬, 家兎, 山羊等ヲ使用觀察セリ.
異種免疫血清ヲ以テスル受働免疫賦與期間短キ理由ノ1トシテPfeiffer u. Friedbergerハ抗免疫體ノ存在ニ歸セルモ, 之ニ對シテハ否定説有力ニシテ教室先輩遠藤氏モ亦之ヲ否定セリ.
上記山羊血清對家兎及ビ家兎血清對犬ノ異種免疫血清受働免疫成績ヲ檢討スルニ、抗ちふす菌山羊凝集素家兎注入ニヨル免疫經過ハ皮下例ニ於テ免疫後24時間ニシテ160倍ノ價ヲ示シ, 2-4日間ニ犬體最高價ニ達セリ.静脈例ニ於テハ注入直後ニ最高價, 腹腔例ニテハ注入後30分ニシテ血中ニ出現5-24時間ニ最高價ヲ示シ後徐々ニ下降セル事ソノ最高價血中出現期, 出現量, 吸收速度等同種免疫血清ノ前實驗ニ對照シテ著差ヲ認ムルヲ得ザルモ, 免疫體體内存續期間ハ明ニ同種ノソレニ比シ短期間ナル事ハ認メ得ル所ニシテ, 免疫體排出下降状態ヲ仔細ニ觀察スルニ或ル一定値マデノ下降ハ大約24-48時間毎ノ等比級數的ナル事, 同種免疫血清ノ實驗例ニ相似タリ.一定値以後ノ下降ハ同種ノソレハ極メテ徐々ナルモ異種ノソレハ速ニシテ存?續期間ノ差異ハ此處ニ萌セリ.
家兎免疫血清ヲ犬ニ注入セル溶血素免疫經過ヲ見ルニ特異ナルハソノ體内存續期間ニシテ, 各注入部位共約3週間近ク迄證明セラレ, 山羊血清ヲ家兎ニ注入セル凝集素受働免疫トハ全クソノ趣ヲ異ニセリ.即チ同種免疫血清ヲ以テスル受働免疫賦與期間トハ大差ナキ状態ニテ, 異種免疫血清ニヨル受働免疫賦與期間ハ常ニ短シトハ斷定スルヲ得ザルモノニシテ, 使用免疫血清及ビ受働免疫動物ノ種類ニヨリ左右セラルルモノナル事ヲ知ル.
沈降素ニ就テ見ルニうーれんふーと氏法ノ沈降素定量法トシテ疑義ヲ有シ, 爲ニ同法ニヨル沈降素受働免疫經過ハ常ニ凝集素, 溶血素ノソレニ比シ不規則ナル免疫經過ヲ示セル事ハスデニ先ニ述ベシ所ナルモ, 本異種免疫血清ニヨル受働免疫ニ際シテモ亦同様結果ヲモタラセリ.所謂沈降素量ナルモノハ免疫ニ際シテノ抗元注射回數ニ關係ヲ有シ, 注射回數少キ沈降素血清ハ沈降素量少クシテ受働免疫ニ使用シテ血清ノ一定稀釋ヲ受ケルヤ反應スデニ陰性トナリ, 沈降素受働免疫ノ一不可解點ヲナセルモ, 所謂沈降素量ト沈降素價ノ關係唱導セラレテ以來, 分明セル所少カラズ.
各實驗例ニ就テ觀察スルニ皮下例ニ於テハ, 注入後48時間ニシテ各々320倍ノ價ヲ示シ, 大體同價ヲ持續シテ經過シ次ニ160倍ニテ下降シ, 彼急速ニ消失セリ.静脈例, 腹腔例ニ就テ見ルモ反應出現時期コソ異レソノ急速ニ出現スル事, 一定値ヲ持續經過後急速ニ消失スル點等, 同種免疫血清ヲ以テスル實驗例ニ何等異ナラズ.即チ異種免疫血清ニ於テモ亦うーれんふーと氏法ニヨル沈降素受働免疫ハ, 沈降素血清ノ一定ノ反應領域ヲ示スモノニシテ, 體内ニ輸入サレタル免疫體排出ニヨル漸減的經過ヲ示スモノニ非ザル事ヲ知レリ.

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ちふす菌山羊血球馬血清ヲ抗元トシテ自働免疫時ノ各抗體即チ凝集素, 溶血素, 沈降素等ノ消長ヲ, 抗元適用部位ヲ皮下, 静脈, 腹腔ノ3倍位ニ選ビ, 抗元適用量ノ多寡ニ應ジテ檢索セリ.

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本研究ノ終編トシテばんぐ氏菌ニ超音波ヲ作用セシメテ得タル抗元ヲ在來ノ方法ニヨリテ調製セラレタル3種抗元ト比較檢討セリ, 而シテ超音波作用時間ノ最適抗元ト對照2種抗元トヲ以テ牛ノ傳染性流産ヲ頻發セル牧場牛ノ血清ニテ補體結合試驗ヲ行ヒ是等抗元ノ優劣ヲ比較セリ, 最後ニ第1回ヨリ第4回ニ亘リタル實驗成績ノ總括的觀察ヲ論述シ以テ本研究ニ對スル總括的結論ヲ述ベントスルモノナリ.

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新消毒劑おぐそーるニツキ, ソノ殺菌効果ヲ檢シ, 更ニ毒性ヲ檢スル目的デ組織培養法ヲ行ヒ, ソノ極メテ優秀ナ消毒劑デアル事ヲ認メタ.

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